社会問題小説・評論板
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- 俺の日常が崩れるまであと何秒?
- 日時: 2016/06/15 16:19
- 名前: 無気力ニート(性別・年齢共に不詳) (ID: AbL0kmNG)
手始めにご挨拶
どーも、おはこんばんちわ。
無気力ニート(性別・年齢共に不詳)でーす。
……名前長っ!!!
と、思った方ーーーー!
うん、俺も思った。
しょうがないじゃん?
ネットでいろんなサイト引っ掻き回してペンネームとか調べまくった結果だよ。
要するに俺好みのペンネームがなかったんだよッッ!!(逆ギレ)
……コホン、ちょっと取り乱しました。
今から小説を書いていきまあす。
この小説にはこんな要素が含まれるよ キラッ☆(棒読み)
・文才?ナニソレオイシイノ?
・いじめ、流血表現を含む!
・サン値ピンチ!!
……最後のなんだ………
まあいいや、とりあえず無理な方はプラウザバァックしてくれ。
大丈夫!オケオケだお(はあと)、という方はこのまま進んでくれ。
あと切実にコメントが欲しいです。ください。
前置き長くなってごめんね!じゃあ、小説の世界に行ってらっしゃーい
- Re: 俺の日常が崩れるまであと何秒? ( No.7 )
- 日時: 2016/06/16 19:38
- 名前: 無気力ニート(性別・年齢共に不詳) (ID: AbL0kmNG)
朝食をすぐに済ませて、俺は即玄関へと向かった。
食器を片付けようなんて、そんな気前のいいこと考えたことはない。
「おい兄貴!いい加減食器片付けろよ!!」
と、チビに怒鳴られるが、耳に入らない。
うるせー。てめーがやれ。
と内心毒づきながら家を出る。
大体、夜型のてめーを起こす俺の気持ちを考えたことないだろ。
早朝、羞恥を捨てて、「巨人が!!」と叫ぶ身にもなれ。
中学生にもなって兄貴に起こしてもらうとかどういう神経してんだ。
お願いだから一人で起きれるようになってくれ、頼む。
…………要は、アイツが大っ嫌いてことだ。
なんで俺で満足しなかったんだ、母さんよ。
うちの学校には一人っ子も少なくないが、
「弟か妹が欲しかったー」などと言う発言は聞いて呆れる。
俺の妹もらってくれよ。
三日後、てめーの精神すり減ってるぞ。
…………妹の悪口をつらつら吐いてたら学校に着いたな。
心底無駄な時間だった……。
- Re: 俺の日常が崩れるまであと何秒? ( No.8 )
- 日時: 2016/06/16 19:46
- 名前: 無気力ニート(性別・年齢共に不詳) (ID: AbL0kmNG)
三学年の教室は北向きの三階。
日当たりは最悪で、窓から見える景色といったら潰れたガソリンスタンドくらいだ。
階段を一つ飛ばしで駆け上がり、教室の前まで来る。
…………と同時に聞こえてくる悲鳴。
嗚咽を噛み潰したかのような声。
飛び交う罵声や、キンキンと耳障りな笑い声。
時々聞こえる、ガシャーンという椅子が床に叩きつけられた音。
…………………全てが。そう、全てが。
俺の口元に笑みを誘っているかのように…。
「ははっ………またやってんな。」
騒がしい廊下に、俺の乾いた声が溶け込む。
口元からこぼれ落ちる笑みを抑えられないまま、
俺はいつものようにドアを開けた。
- Re: 俺の日常が崩れるまであと何秒? ( No.9 )
- 日時: 2016/06/16 20:01
- 名前: 無気力ニート(性別・年齢共に不詳) (ID: AbL0kmNG)
故意に破かれて原型をなくしたノートは床にばらまかれ、
教室の端の方に追いやられた引き出しの中にはゴミが詰まっており、
その机の横にかけてある、靴の跡だらけの鞄、
折れたシャーペンに、ゴミ箱に突っ込まれた筆箱。
そして……………
教室の後方に追い詰められた一人の男子生徒がそこにいた。
その顔は手で隠されているからよくは見えないが。
顔を覆う細い腕は痣だらけで見る者を仰天させるだろう。
「あ?!テメェのせいでこの間の試合負けたんだろ!!」
「何とか言えよ!!ゴミクズ!!」
一人の男子生徒に罵声を浴びせまくる数人の男子。
それは紛れもない、俺の友達。
教室の隅っこで、この状況の中でたわいもない話をして盛り上がる女子たち。
または、惨めなアイツを遠目にクスクスと笑っている女子たち。
…………あぁ。
なんて滑稽な情景だろうか。
- Re: 俺の日常が崩れるまであと何秒? ( No.10 )
- 日時: 2016/06/16 20:12
- 名前: 無気力ニート(性別・年齢共に不詳) (ID: AbL0kmNG)
「ご、ごめんなさい……」
「はぁ?!聞こえねーよ!!!どのツラ下げて言ってんだよ!!」
ガッという鈍い音に振り返れば、奴が体格のいい男子に殴られている。
「そろそろ先生来るかもよ!!」
いつのまに廊下を見張っていた女子生徒に声をかけられると、
「チッ!!つまんねーの!」
と低く舌打ちをしながら数名の男子たちは退散した。
そして何事もなかったかのように、席に着く。
黒板の方を向こうと体を反転させると、
前の席に先程まで奴を殴っていた親友が座った。
「よォ、雅人!!元気っすかー?!」
「うるせぇよ、啓介。朝からよくそんな大声出せんな。」
半ば感心しながらアホ毛の立った親友の頭を軽くこつぐ。
そうすると、「いやぁ〜、煩いっていうのが俺の特権ですからぁ〜」と
もみ手してニヤニヤと照れていた。
- Re: 俺の日常が崩れるまであと何秒? ( No.11 )
- 日時: 2016/06/16 20:27
- 名前: 無気力ニート(性別・年齢共に不詳) (ID: AbL0kmNG)
………コイツの名は、坪口 啓介。
中学に入ってからすぐに仲良くなった、陸上部の親友だ。
ぶっちゃけ、ただの阿呆。
お前さん、高校行けるのか?と本気で心配するレベル。
うちの学校では全教科合計六割以下を取ったら居残り補習という、
妹の言葉を借りれば、今すぐにでも駆逐してやりたい制度がある。
俺はつい最近にあった中間はギリギリで補習の枠を抜けたが、
残念ながら啓介は全教科の平均が三割なので、
中1の時からこの補習をまぬがれたことはない。
本人曰く、
「俺が産まれる前、母さんが階段から落ちたんすよ!!
それで多分頭打って、脳細胞が全て死んだんだと思いますっ!」
……因みに、後で啓介の母さんに話を聞いたが、
啓介を生む前に階段から落ちたというのは本当だった。
まぁ、脳細胞が全て死んだ彼ではあるが(自称)
人を笑わせる才能があり、クラスを引っ張って行くリーダーシップもある。
体力は俺よりあるんじゃないかと思うくらいだし、足もかなり速い。
だからこそ彼は今、このクラスの頂点に立ち、
一人の男子で遊んでいるんだ…………。
いじめ?何を言ってるんだよ。
これは、
楽シム為ノ遊ビダロ???