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【カゲプロ】シンタロー受け【短編集】
日時: 2013/04/12 00:11
名前: 如月 桃 (ID: hH3N1CbI)  

ここでBL作品を投稿するのは初めてです、如月 桃です。

ここに投稿される作品は、私の妄想であり、自己満です。
誹謗・中傷お断り!荒らしは森へお帰り←

タイトルの通り、ここにはシンタロー受けしか書かないです。たぶん。
何故なら私がシンタローを溺愛しているからでして、今のところ、シンタロー受け以外書く気はございません。ご了承下さい。

そして、私は現在PCが使えない状態にあり、編集などができないので、目次は作れません。お手間をとらせるようで大変恐縮ですが、下部の方などで、ページ移動をして下さい。

また、カゲプロのストーリーの解釈や小説などで明らかになっていない人物の目の力についてですが、話によって変わる事があるかと思われます。じんさんが小説にて確かな情報を載せるまでは、私の解釈によってストーリーを進めさせて頂きます。


以上のことをふまえて、作品をご覧下さい。
少しでも萌えて頂けたなら幸いです。

内容について、リクエストを募集したいと思います!
(例)『〇〇攻めで、アジト内デート』


※(如月)アテンション!
・文才は仕事を放棄しました。
・気分でこのスレッドを放置するかも。
・気まぐれ更新。
・批判するとー 困っちゃうなー☆←

Re: 【カゲプロ】シンタロー受け【短編集】 ( No.4 )
日時: 2013/07/21 19:49
名前: ちゅけすけお ◆R1GkMlDNP6 (ID: RnkmdEze)

私もシンタロ受け大好物なので萌えました。
文才があってうらやましいですー`ε´

続き期待してます!

Re: 【カゲプロ】シンタロー受け【短編集】 ( No.5 )
日時: 2013/07/21 19:51
名前: MB_S ◆.LunHm/zIs (ID: B4StDirx)

うひゃぁ、シンタロー受け大好きMB_Sこと、ミドルブロッカー・セッターです。

シンタロー大好きなので、頑張って下さい^^

Re: 【カゲプロ】シンタロー受け【短編集】 ( No.6 )
日時: 2013/07/29 04:20
名前: 如月 桃 ◆Ab0N6LczLU (ID: 6xeOOcq6)  

はい、やはり放置していました。すみませんm(__)m
久し振りに来たら、なんと嬉しいコメがこんなに…!
実はですね、スレ立てた後に版権専用サイト立ち上げちゃったんですよねー…。
まぁだからと言ってコピーして来たりはしないけどねん!
こっちでもぼちぼち更新していきますねー。

Re: 【カゲプロ】シンタロー受け【短編集】 ( No.7 )
日時: 2013/07/29 05:15
名前: 如月 桃 ◆Ab0N6LczLU (ID: jSrGYrPF)  

【温もりに包まれて】セトシン

ふと意識が浮上して目を開けると、真っ先に視界に映ったのは男の胸あたりだった。少し上を向けば、そこには年相応の幼さを感じる寝顔があった。
いつもは緑のつなぎを着ている彼は、さすがに寝るときはそれを脱ぐらしい。
まだぼんやりとする頭で、どうしてこんなことになったんだっけ、と昨日のことを思い出してみる。
確か、妹に付き合ってアジトに残っていたら、外が随分暗くなってしまって、兄妹そろって宿泊させてもらったんじゃなかったか。それでこいつと一緒に寝る流れになってしまったんだった、と今更この体勢に羞恥心が沸き起こる。
決して広くはないベッドの上で、大の男二人が抱き合いながら寝ている様は、端から見ればどんなにむさ苦しいことだろうか。
いつまでもこんな体勢でいられるか!と体の上に乗っかっている腕をどけ…

「………くっ……!」

なんだ、なんだこの腕。
少々、否かなり重くないか……!?
いや、単にオレが非力なだけなんだろうが……いや、それだけが理由じゃないそのはずだ。
力が抜けた人の体の一部とは、こんなに重かったかと驚愕する。いやいや、決して自分の非力さに驚いたわけじゃないからな。違うからな。
腕をどかすのを諦め、ちらとカーテンの隙間から見える窓から遠目に空を見やると、少し明るくなってきていた。だいたい4時くらいだろうか。だとしたら起こしてしまったら悪い、と思い目の前の男、セトの顔を再度見れば、変わらず規則的な呼吸をしていて安堵する。
別に、一度起きたら眠れなくなる、というわけでもないのでもう一度眠ろうと試みようとしたところで、いやいやいやいや!とその考えを却下する。
待てよ! この体勢ぞ!? この体勢でまた寝ると!? 無理だろ正気の沙汰じゃねぇか!!
カッ、と目を見開き改めて現状を客観的に見ると、顔が熱くならざるを得なかった。

「っ……!」

無理無理無理無理、無理。恥ずかしすぎて死ぬ! このままでは『死んだ魚のような目』ではすまなくなるぞ、文字通り死ぬぞ! 目どころの問題じゃねぇ!
とりあえず、一刻も早くこの体勢から解放されたい。しかしどうするよ。動いたらセトを起こしかねない、こんな時間に起こすなんて申し訳なさすぎる。でもこのままなんて耐えられない、色々。
そもそも何でオレがこいつの腕の中に収まる形なんだ。オレの方が年上だぞ、年上だぞ!(大事なことなので((ry) てゆかこいつ、年下のくせにオレより身長高いとか。いや、ヒキニートだったオレが何言ってんだって話かも知れないけどな? そりゃ二年間も日の光浴びなければ光合成なんかしないし、それこそもやし道一本なわけだけれども。部屋でだって運動なんか全然しないでひたすらパソコン打ってたまにお菓子食って、働きもしないで…………。
あ、なんか、あの、こんなオレが外に出て、すんません……。
て違う! なんか思考回路がどんどん脱線してる!
一人脳内で喚いて勝手に自爆していると、現実で変化が起きた。

「…んぅ…………」
「!!?」

突然、セトが呻きながら身動ぎをする。
嘘、起きた? 起きた? 起こした?
やってしまったかと内心焦りまくるものの、体は強ばり、無意識に呼吸を止めてしまう。二人の呼吸をする音だけが聞こえていた室内で、自分の心臓の音が血管を伝ってとても大きく聞こえる。目の前にいるこいつにも聞こえてしまうんじゃないかと不安になるほど、それは大きく脈打つ。

「…し、たろー…さ……」
「ッ!!?」

何、オレ!? オレ!!? え、名前呼ばれた!?
やっぱり起こしたんじゃ、と先程よりも焦る。背筋はさっきから冷えっぱなしである。
が、オレはまた別の意味で焦ることになった。

「……すき…す…」
「…………ッッ!!?」

さっきまで冷たく感じていた背の感覚はどこへやら、今では全身が沸騰するように熱を発している。
何て言った、こいつ今何て言った!?
本当ならば今すぐにでも逃げ出してしまいたい。どこかに走り去ってしまいたい。すぐに体力は尽きると思うけれど。
ずっと考え込んでいたせいで、もう色々限界だ。
ただ、セトの胸に顔を押し付け服にしがみつき、最後の気力を振り絞って一言呟いた。







「オレもだ……バカ…」

服越しに感じるセトの体温は心地よく、オレはその温かさにまた、夢の中に案内されていった。

Re: 【カゲプロ】シンタロー受け【短編集】 ( No.8 )
日時: 2013/07/29 13:57
名前: 如月 桃 ◆Ab0N6LczLU (ID: DqYpyOBj)  

コメントお返事

>>2
率直な感想ありがとうございます。
簡単な一言だからこそ、本当に面白いと思ってくれたようで嬉しいです。
久々の更新ですので見ていないかもしれませんが、これからもよろしければ読んでいって下さいな


>>3
お気に入り登録、ありがとうございます。
また、もったいないお言葉をもらい恐縮です…。
読みやすい、と言っていただけて嬉しいです。描写には気を使って書いているので、とてもホッとしています。
なんとシンタロー受けが好きですと…! そうですよね、シンタローって可愛いですよね! ちゃんとその可愛さを表現できれいれば良いのですが…。イケニートって素敵だと思います(笑)
これからも読んで頂けるとありがたいです。


>>4
おぉ、ここにも同志が!
読んで頂いて光栄です。
文才だなんてそんな…!
話を気に入って下さったなら嬉しい限りです。


>>5
お足を運んで頂き、ありがとうございます。
世のシンタロー受けを大好きな方達に気に入って頂けるような作品を、頑張って上げていきたいと思います。
これからもどうか、お付き合い下さいませ。




皆様、まだ作品が一つしかないのにコメントして下さり、ありがとうございます。
皆様に楽しんで頂けるよう、精進致します。
更新は決して頻繁ではありませんが、一つ一つの作品を大事に作り上げていきたいと思います。
今後とも、よろしくお願い致します。


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