BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 【BL】コノハ×エネオス小説
- 日時: 2014/11/30 19:55
- 名前: たかすぎ (ID: kXLxxwrM)
……俺が榎本 貴だった頃は目つきが悪く、
不定期に眠気が襲いかかりそのまま倒れ…
目を覚ました後の記憶しか覚えていなかった。
異常なほどのイラつきと眠気に格闘していた俺だったが
ある日突然、遥の見舞いに行こうとして教室を飛び出した時、
急に倒れてしまい、息も出来なくなって苦しんだ。
そのあとのことは全く覚えていないが
目を覚ますと見たことがない電子世界と、
見慣れない自分の姿、そして
遥の作った、「コノハ」が俺の目の前にいたのだった…
これは、榎本 貴がエネオスに、
九ノ瀬 遥がコノハになる前、後の
『目が覚める話』と『目を醒ます話』である。
どうも!文才無い才能無いたかすぎと申します!
カゲプロ大好きですw
えーと、題名がコノハ×エネオスになっていますが、
これは最後の方で!
最初は榎本 貴くんと九ノ瀬 遥たんのストーリーになってます!
カゲロウデイズ(小説4巻)に似てるとか言わない。
- Re: 【BL】コノハ×エネオス小説 ( No.6 )
- 日時: 2014/11/30 13:05
- 名前: たかすぎ (ID: kXLxxwrM)
あいつだけでは無い。
大人の癖にダメで悪くて、クズみたいな先生が俺らの担任だとは…。
聞いて呆れてしまう。
俺は理科準備室の扉をガラガラと開ける。
「おはよー…ってお前…!?」
「あ、貴。おはよ♪」
そこには俺のクラスメイト、九ノ瀬 遥が居た。
しかしそいつの格好は明らかに
パンツ一丁である。上半身は裸。病弱そうな白い肌…ちょっと羨ましい。
…いや待て!?今のこいつの姿はマズイ!俺の顔がみるみるうちに真っ赤になる。
「遥?!何だよその格好!」
「ん?あぁ、これ?いやー可愛い猫ちゃん追いかけてたら噴水に落ちちゃって。制服を乾かしているところだy」
「そんな事より早く服着ろよ!!//////」
俺の怒鳴る声が教室に響き渡った。
- Re: 【BL】コノハ×エネオス小説 ( No.7 )
- 日時: 2014/11/30 17:28
- 名前: たかすぎ (ID: kXLxxwrM)
「そ、そんな怒鳴らないで…」
「怒鳴ってねぇし!お前の格好見ると恥ずいから…っ!//////」
ずっと赤面してる俺の方がよっぽど恥ずかしいのに。何を言っているんだ、俺は。まさか、男同士だからコイツは恥ずかしくないのだろうか…俺は顔を逸らしながら服を渡そうとすると…
「おはよーさn…」
ガラッと扉が開く音を聞いて俺は驚いてその人物を見た。
…あぁ、クズ人間か…。
そのクズ人間は暫くの沈黙の後、その場を去ろうとする。
俺は肩をギシッと掴んだ。そして睨み付ける。
「何で逃げるんですか?先生…」
「…スミマセン。お邪魔したかと」
「してねぇよ!!…それより遥に服を着させてやってくださいよ!?
俺恥ずかしすぎて無理です!!」
「そっかぁ榎本は九ノ瀬が好きなのk」
「理事長…」
「ゴメンナサイ、やります」
- Re: 【BL】コノハ×エネオス小説 ( No.8 )
- 日時: 2014/12/01 05:24
- 名前: たかすぎ (ID: GlabL33E)
全く、このダメクズ人間には呆れる。
早く担任が新しくならないだろうか。そんな事をずーっと思っていた。
ケンジロウ先生は素早く遥の服を着させるが
遥は、「うわ、びしょびしょで気持ち悪いよぉ…」と
若干黒い瞳に涙を浮かばせた。ちょっと可哀想だが我慢だ、遥。
「そのうち乾くだろ。それより、HR始めるぞ」
ケンジロウ先生は教卓に向かってドスンと座った。
俺も遥も自分の席に着く。
「えーとな。今日は文化祭があるわけだが…
まだ俺達の出し物が決まっていない。そこで、
いい提案は無いか?」
- Re: 【BL】コノハ×エネオス小説 ( No.9 )
- 日時: 2014/12/01 05:42
- 名前: たかすぎ (ID: GlabL33E)
「うーん…他のクラスはもう決まってそうだし…」
俺はブツブツと言いながらも考え始める。遥も一生懸命考えている。
ふと、遥は「あっ」と閃いた声を出した。
「そうだ、射的はどうかな?」
「射的?」
「うん。時間内に1番景品を落とした人が勝ちっていうのはどうかな!?」
「確かにいい案だとは思うんだけど…
俺ら全員景品を用意しなきゃいけないし、そもそも屋台みたいの作るのも時間かかるし…ゲームの方が…ん?ゲーム?」
俺の頭の中で、ピカッと光るものが稲妻のように走った。
ゲーム。これだ!
- Re: 【BL】コノハ×エネオス小説 ( No.10 )
- 日時: 2014/12/09 17:20
- 名前: たかすぎ (ID: G1aoRKsm)
「そうだ先生。ゲームで射的はどうですか?」
俺はニヤリと何かを企んだかのように笑う。そう。
射的のゲーム…つまり、シューティングゲームだ。
「しかし…景品は…あ」
ケンジロウ先生は俺達の後ろにあるのであろう、
滅多に見られない珍魚の入った水槽。…さては。
「お金が無いのに、なんでこんな高そうな物があるんですか?先生?」
「くっ…実はだな…」
ケンジロウ先生は長々と理由を述べていた。
…あーあ、これを全校放送で流せないのが残念。
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