BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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カゲプロ、ハイキュー、黒バスetc色々BL書くよ!
日時: 2014/12/06 11:46
名前: 湯たんぽ (ID: evp0hpRa)

初のBL小説…!
文才ありませんが、自己満足程度に頑張ります!

リクエストバチ恋
※かけないものもあります。

後、初めてなので18禁は………すいません!

ほんわかにいきたいと思います!

Re: カゲプロ何でも書くよ! ( No.2 )
日時: 2014/12/06 16:58
名前: 湯たんぽ (ID: evp0hpRa)

誤字脱字すみませんm(;_;)m

Re: カゲプロ、ハイキュー、黒バスetc色々BL書くよ! ( No.3 )
日時: 2014/12/06 18:06
名前: 湯たんぽ (ID: evp0hpRa)

影菅 『あせるな菅さん!』

「好きです」

「へ?」

菅原は影山が言った言葉を理解するよりも早く、口から間抜けな声が出た。

その事に少し頬を赤らめ、未だ直立不動の影山に聞き返す。

「今、なんて?」

「好きです」

即答だった。


体育館裏。
部活終わり。

片付けをする音や、声が聞こえる。

普通だったらドキドキするシーン。

しかし告白されたのは男。
告白したのも男。

菅原は頭をフル活用し、影山の意図を探った。

汗が気持ち悪い。

部活直後の酸素がまだ足りていない頭では、そんなことしか考えられない。

菅原と影山の間には言葉はない。

それでもうるさく感じるのは、七日間の命の中で一生懸命鳴いているアイツのせい。


ーーー菅原さん。

ドン。


背中に鈍い痛み。

思わず閉じた目を開ければ認めたくない状況。

後ろには木。
左には影山の男らしい大きな手。
前には視界いっぱいの影山

「かっ影山!」

何の考えも無しに口にした言葉は菅原自身をも驚かせた。

続く言葉を探す菅原の姿を影山をどう映したのか。

「ありがとうございます。一生大事にします。」

影山は凄い勘違いをしたまま菅原を抱きしめた。

菅原はというと、いきなりの展開に頭が追い付かず、されるがままだった。

ぎゅう。と強く抱き締められ冷静な思考を取り戻し始めた菅原は慌てて影山を押し返した。

「菅原さんって、意外と大胆なんですね」

くすっ。

そう笑った影山に、菅原は一瞬ドキッとした。

その一瞬が命取りとなった。

「……!」

数秒間のキス。

菅原は反射的に押し返したが、逆に手をとられ、抵抗ができなくなった。

「スガぁーー!どこだーー!」
澤村の声。
 
「おい!影山出てこぉーい!片付けサボってんじゃねぇー!」
日向の声。

その声に、ばっと口を離す。

「じゃ、また……」

そう言い残し、影山は菅原に背を向け、体育館へと帰って言った。

へなへなと菅原は木を背もたれにして座りこんだ。

そろ。と、影山に触れられた唇を指でなぞる。


キスの時、部活の休憩中に食べたレモン漬けの味がした。

「『ファーストキスはレモン味』ってうそじゃないんだなー…」

うわ言のように呟いた言葉は、
蝉の大合唱にかきけされた。

end

スガさんは天使。

Re: カゲプロ、ハイキューetc色々BL書くよ! ( No.4 )
日時: 2014/12/06 19:36
名前: 湯たんぽ (ID: evp0hpRa)

すみません!事情により黒バスはかけないです!

Re: カゲプロ、ハイキューetc色々BL書くよ! ( No.5 )
日時: 2014/12/06 20:45
名前: 湯たんぽ (ID: evp0hpRa)

ヒヨヒビ

「ちょっとヒビヤ早くしなさいよ!」

「ヒヨリ〜」

半泣きでヒヨリに訴えるヒビヤの手には、ヒヨリから渡された薄い本。

「ほらもっと気持ちを込めて!」

「うぅ〜〜」


なぜこんなことになったのか。遡ること数時間前。


ヒビヤは珍しく早朝に目が覚めた。

しかし、そんなに早く起きたのはいいがすることがない。

録画したアニメなどを見て、時間を潰していた。

そんなところに、ばあん!と遠慮の欠片もない音がアジトに響いた。

「ちょっとヒヨリ!
朝早いんだからもうちょっと音に気を使って…ってヒヨリ何持ってるの?」

不躾にずかずかとヒビヤのもとまで歩いてきたヒヨリの手にはいつものお気に入りブランドの鞄はなく、代わりに一冊の本が握られていた。

「ヒビヤこの前私の服にジュースこぼしたとき『何でもする!』って言ってたわよね?」

「ああ、ごめん!何でもするよ!」

ヒビヤはヒヨリから発せられる異様なオーラに横にしていた体をコンマ数秒で正座にした。

これはもう、日々の積み重ねによる反射である。

「じゃあこれ、朗読しなさい」

ずいっと差し出された本の表紙には、コノヒビの文字。

「コノハ×ヒビヤ 天然タラシ系男子とツンデレ系男子  初めてのエッ………って何だよコレ!?」

「同人誌よ。マリーが描いたやつ。2000円で買ってきた」

「高っ!?絶対ぼったくりだよね!?」

しれっと言うヒヨリにヒビヤはつっこむ。

無理矢理差し出され、受け取った薄い本。

確かに小桜茉莉の名前。



いったんカット

Re: カゲプロ、ハイキューetc色々BL書くよ! ( No.6 )
日時: 2014/12/06 22:07
名前: 湯たんぽ (ID: evp0hpRa)

「ふ、ふぇ?コ、コノ………ってやっぱり無理!」

持っていたコノヒビの本を投げ捨て、大の字になって寝ころぶ。

「ほらヒビヤ、もっとちゃんと気持ちを声にのせて!それじゃあただの『音読』じゃない」

ヒビヤが投げ捨てたBL本を拾いながらヒヨリは怒る。

「いい?『音読』って言うのはただ読むこと。『朗読』は気持ちを込めて読むことなのよ!私がいってるのは朗読の方!ほら早く持って!」

拾い上げた薄い本をヒビヤに無理矢理持たせる。

「うぅ〜〜」

ヒビヤは不服そうだ。

「なんか文句でも…?」

にっこり。
と、音が聞こえそうなほど最上級の笑顔で笑うと、ひぃ!と震え上がったヒビヤは急いで本を開いた。

「………」

相変わらず目を覆いたくなるようなシーンがならんでいる。

「さあ、はやく!」

ヒヨリに急かされ、おずおずと本に目を通す。

「ひゃ……や、やめっ……そ…ん……なトコ…………」

ヒビヤの顔はマリーの描いた本の中のヒビヤに負けず劣らず、真っ赤だ。

「違う、違う!もっとこう……恥ずかしそうに!」

「そんなこと言ったって……」

ヒヨリの耳に入らないよう、小声で呟く。

「あっそう。じゃあ、一回本物を体験すればもっとリアルに朗読出来るのかしら?」

「えっいや…その…」

どさ。

ヒヨリは言うや否や、ヒビヤをベッドの上に押し倒した。

「カノさんみたいにコノハになれたらいいのに…。まあ、しょうがないか。いい?ヒビヤ。私をコノハと思いなさい?」

「そんなこといわれても……ひゃあ!ちょっヒヨリ!?どこ触って……!」

ヒビヤの言い訳を聞かず、ヒヨリはヒビヤの鎖骨をなぞる。

「あら、結構感じるのね?」

そういいながら、ヒヨリの指はゆっくりと下におちていく。

「ヒ、ヨリ…もう………やめ……ひ、ふぅ………ふ!」

ただでさえ初めてのことで慣れていない体を、いやらしい手つきで触られ、嫌でもさっき見た漫画がチラつく。

それに、漫画と同じ動きというところがさらにタチが悪い。

「いいじゃない。その調子よ」

本当なら逆なのに!

男であるヒビヤが、女のヒヨリに押し倒されいいようにいじられるのは、彼にとっても堪えがたいものがあるようで。

ヒビヤの小生意気な目に涙が浮かぶ。

その涙は生理的なものか、屈辱からくるものなのか、はたまた両方か。

ヒビヤの叫びは夏のギラギラと凶器的な青空に吸い込まれていった。

end

「ヒビヤ朗読上手くなったわね!」
「嬉しくない!」

ヒビヤは生意気なところが萌える((


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