BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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独りぼっちのお話(オリジナル小説)
日時: 2014/12/10 21:39
名前: 視力0.1 (ID: KjYpxfgY)

はじめましての皆様、「なんか見たことある気が...」って方も!
何故かこのサイトにアクセス不能になってしまう視力0.1です!w
あ、いつもじゃないですよ?
たまに、です。

カノシン諦めました!(←
続きが浮かばない&アクセス不能によるイライラです。

まあそんなことより、オリキャラ小説かいちゃいます。
短編だったり、長編になったりしますが、コメントしてください。

〜目次〜
1、眼科医と盲目 >>1 >>2 >>5

Re: 独りぼっちのお話(オリジナル小説) ( No.1 )
日時: 2014/12/09 14:58
名前: 視力0.1 (ID: KjYpxfgY)

第一話 〜眼科医と盲目〜

俺は眼科医「だった」。
何故だか分からないが、本日をもって市の病院から解雇を告げられた。
アラフォー年齢層がもうすぐの俺にとって、この解雇は死の宣告のようなものだった。
何が原因で解雇になったのか、全く見当もつかない。
が、
俺はもうあの病院では使い物にならないことだけは、よく分かった。
この性格のため、病院でも仕事仲間なんて居らず、頼まれた診療をこなすだけ。
「...そりゃクビになるわなぁ......」
ぽつんと呟いてみたが、吐いた白い息が空に消えていくだけだ。
なんとなしに吐いた言葉だったのだが、上司が俺に解雇を告げる際に言った言葉を思い出してしまった。
『お前は邪魔なんだよ、この病院にとって。』
『お前だけ腕が良くても困るんだよ。』
『失せろ、お前はクビだ。』
『明日から来なくてもいいからな。良かったなあ、楽になって。』

あんなバカみたいな上司に付き合わされて、16年間も働かされていたのかと思うと、嫌悪感しか湧かなかった。

「クソが...」
 



PM3:08


Re: 独りぼっちのお話(オリジナル小説) ( No.2 )
日時: 2014/12/09 15:09
名前: 視力0.1 (ID: KjYpxfgY)

第一話 〜眼科医と盲目〜

私は目が見えない。
生まれつきで、昔から世界はずーっと真っ黒で真っ暗。
そんな私のことを、お父さんとお母さんはいつもこう言う。

『いらない子』

そう、私はいらない子なんだ。
だからお父さんもお母さんも、いつも私を怒鳴るし、殴る。
だから怖くて怖くて、家から逃げ出してしまった。
お父さんとお母さんに、内緒で_____

きっと、帰ったら怒られちゃうのかな。
また、殴られるんだろうな。

目が見えないから、どこを殴られるのか分からなくて、
目が見えないから、何をされるのか分からなくて、

「こんな私、生まれなきゃよかったのに...」



PM3:08



Re: 独りぼっちのお話(オリジナル小説) ( No.3 )
日時: 2014/12/09 16:59
名前: 視力0.1 (ID: KjYpxfgY)

風邪引きました(笑)
けど、連載は止まらないように頑張ってなおしますね!

Re: 独りぼっちのお話(オリジナル小説) ( No.4 )
日時: 2014/12/09 21:51
名前: 視力0.1 (ID: KjYpxfgY)

熱下がりましたw
まあ微熱だったので、よかったです(^_^)

Re: 独りぼっちのお話(オリジナル小説) ( No.5 )
日時: 2014/12/10 20:50
名前: 視力0.1 (ID: KjYpxfgY)

第一話 〜眼科医と盲目〜

思い出したくもない上司の言葉を思い出し、腹が立ってきた。
と、そのとき_______
「きゃっ!」
「つっ!」
誰かと思いきりぶつかってしまった。
声からして女の子か。
だが、イライラが募った俺の感情を爆発させるには、今の出来事は十分すぎるものだった。
「どこ見て歩いてんだよ!ったく…!」
溜まったストレスを、少女にぶつけるなど大人げないと分かっていたが、つい怒鳴り散らしてしまった。
「ご、ごめん、なさい……、私、その…目が見えないんです…」
怯えたような少女の声。
「え…?」
少女を見下ろすと、右手には杖をつき、涙を目に溜めている。
まずい…これは泣く、のか?
いや、確実に泣くだろう。泣かれたら、俺は完全に変質者扱いをされてしまう。
「あ、いや…悪い、俺そんなの知らねぇで…」
慌てて謝ると、少女は寂しげに笑い、うつむいた。

「いいの、おじちゃん……私、要らない子だもん…」


PM3:12


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