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小説の箸休め
日時: 2015/01/16 19:21
名前: 舞 (ID: gT4Hbmrj)

 初めまして。舞と言います。
 ここには、遥が書いたネタメモを載せていこうと思っています。
 尚、ここに載せたネタはご自由に使ってくれて構いません。ですが、使った人はその作品を読んでみたいのでぜひ教えてください。

 何かあったときは気軽につぶいてくださいね。

Re: 小説の箸休め ( No.2 )
日時: 2015/01/16 21:21
名前: 遥 (ID: gT4Hbmrj)

 未熟なように明け透けで、しかし…いや、それがゆえに脆く、繊細…

 真っ白い白紙のような…いや、光…真っ白い光の中で何かを探すように手をのばして、・・ときには真っ白い紙、またあるときは真っ白い絹のシルクを掴み、これではないと放していく…

「そんな本だったよ…」
「どんな本だよ!」


 ポエミーになってしまいました。元になった本は(実際にありますよ〜)さっき読んでいた本です。
 上の奴はその本の“部分的な”感想です。

Re: 小説の箸休め ( No.3 )
日時: 2015/01/19 01:47
名前: 遥 (ID: gT4Hbmrj)

ゴメン…もう、ムリみたい…

えっ、何を言ってんだよ…

 オレは後ろにいる“アイツ”を振り返った。
 “アイツ”の服が血で紅く染まっていた。

おま…何で言わなかった!

・・・・・ごめんね…でも、だから…

“アイツ”は少し目を伏せて言った。

だからじぁねぇ、早く傷を見せろ!

うんん、もういいの。だって…これで…

グズグズしてねぇで早くしろ!

 “アイツ”服をめくり上げて血に濡れた腹部を見ると荒々しい大きな傷がザックリとついていた。

・・・・・・!

 “アイツ”はそっと目をそらした。

もう…ムリなの…

だけど…!

私はとても楽しかった。・・・・・のお陰だよ。

“アイツ”は笑って言った。

おい!………くっ……

オレは“アイツ”の肩を抱いて叫んだ。

 “アイツ”はフッっと柔らかく微笑んで言った。

ねぇ、・・・・・…私の最後のお願い、聞いてくれる…?

 オレは目を伏せたまま“アイツ”の声に頷いた。

もう…そんな顔しないでよ…ほら、こっち向いて…?

 ”アイツ”の手が顔に触れる。

お前のお願いって、何だ…

 感情を押し込んで“アイツ”に向かって顔を向けた。

うん…お願いはね、その…き、キス…してほしいの…

 “アイツ”は恥ずかしそうに顔を赤くして言った。

だって…死ぬ前に、ファーストキスくらい…好きな、人、と…したい…から…

わかった…“アカリ”

 “アカリ”は顔を赤くしながら微笑んだ。


 二人の顔が近づき、唇が重なる。

 そして、ひとしずくの涙が冷たくなり始めた顔をぬらした。



 病院は?ってなるかもしれませんがそこはスルーでお願いします。
 まあ、悲しい話ですね…

Re: 小説の箸休め ( No.4 )
日時: 2015/01/21 21:04
名前: 遥 (ID: gT4Hbmrj)

 これまで書いた物は全部イメージ的なものがあります。
 1は『自殺』と『願望(個人的な)』
 2は読んだ小説の『感想(?)』
 3は『死』と『逃走(?)』
「?」ばっかですね。でも本当です。
 これからもよろしくお願いします。

Re: 小説の箸休め ( No.5 )
日時: 2015/03/05 17:17
名前: 遥 (ID: pd99H4nz)

 キョンへ、
 貴方がどんな名前で来るのかわからないからこう呼んでおきます。
 これを読んだら「GAML部」というスレッドに来てください。私は舞という名前で待っています。

Re: 小説の箸休め ( No.6 )
日時: 2015/03/21 14:09
名前: 遥 (ID: SKF4GgT1)

 最初に書いたやつを書き直しました。


最近、自殺をする人が増えているらしい。

 何気ない日々、ひとりでにどんどん過ぎ去ってしまう時間。
こんな日々に飽きてしまったり、不満に思ったり、イラついたり、色々な理由があるのかもしれない。

 だが、僕もそんな奴らの一人だった。

 あの日、僕は学校の屋上から飛び降りるつもりだった。


だが————


「そこの君、ちょっといいかな?」

屋上の縁に足を掛けようとしたとき、急に後ろから声をかけられた。
驚いて、肩を少しだけ震えた。
 だが、ゆっくりと後ろに振り返った。

 そこには、黒いコートを着てフードを目深にかぶった奴が立っていた。

「おまえは、ここから飛び降りて死ぬつもか?」

声色からは、女のようだという事しか分からなかった。

「あ、あぁ、そうだ」

だがお前には…

「関係あるね」

「なっ・・・!」

「何故、どうして、他人だ。ま、色々と言いたい事があるかも知れないが、私にはあるのだよ」

そして、あぁ・・・と、思い出したように言った。

「おまえは死のうとしていたのだったな。ならば死ねば良い。だが、死んだらそこまでだ」

「気にしてくれる者もいるかもしれぬが、それも最初だけだ。最終的には、何も変わらない———それでも死ぬか?」

「お前にはそこまでの価値はあるのか?」

「じゃあどうすれば良いんだよ!・・・」

僕はそいつの言葉に耐えきれず叫んだ。

が、そのとき、足を踏み外し体が空中に傾いた。

落ちる・・・

「・・・!」

別に良いじゃないか。

「い、いや・・・だ・・・」

元々そのつもりだったんだし。

「死に・・た・・・く・・・・」

たいした事無いよ。

「ないっ・・・!」

ガシっ!

「うぉっ・・・!」

急に腕をつかまれたかと思うと、勢い良く屋上に引き戻され、そのまま僕は屋上に倒れ込んだ。

「ならば、私と来てくれまいか?」

顔を上げると、黒髪を後ろに束ねたあまり年が離れないような少女がかがみながらこちらに手を差し出し、微笑んでいた。

 僕は思わず、その人に向かって自分の手を伸ばしていた。

 彼女は伸ばした手を握り、ゆっくりと僕を引き起こした。

「そういえば、まだ名前を言っていなかったな。私の名はミロク。司貴深鹿(シキ ミロク)だ。よろしくな新人君」



 微妙に変わっているところがあるのと、名前をつけました。


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