BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

国見ちゃんLove!
日時: 2015/04/08 18:58
名前: 月乃 (ID: qwv/zAi4)

こんにちは!国見ちゃんが大好き過ぎて…
文才は無いですが、よろしくお願いします!

注意
駄作者は、夜遅くまで来れません。塾等がありますので…


あ、数名の方は私のコト知ってらっしゃいますと思います。名前変えましたけど…
月と、国見ちゃん大好き!このキーワードで分かる人は多分あの人たちかな…

Re: 国見ちゃんLove! ( No.235 )
日時: 2015/05/12 17:48
名前: 月乃@国見ちゃん (ID: qwv/zAi4)

ど、どんぶらっこ…

Re: 国見ちゃんLove! ( No.236 )
日時: 2015/05/14 22:35
名前: 月乃@国見ちゃん (ID: GFkqvq5s)


月国山(設定的には春高終わったとこです。)


「う…ひっく…」
ああ、馬鹿だなぁ…
雨の日に傘もささず、俺は一人で泣いていた。
「うぅ…けい…」



数時間前…
『ゴメン。用事ができた。また今度埋め合わせするから。』
待ち合わせ場所に来たところでメールが来た。恋人の月島から。
『分かった。』
(楽しみにしてたのにな…)
ただ、放課後にスイパラへ行くというものだったが。
(次はいつになるかな?そう直ぐにはいけないだろうな…。)
そもそも月島が誘いを断るのは初めてだった。よっぽど大事な用事だったのか、
(飽きられたか…。)
そこまで考えて頭をふる。
(大丈夫、大丈夫…)
でも、男同士だから…。だんだんとマイナス思考になってきた頭。考えるのを止めようと、スイーツを口に運ぶ。
(食べ終わったら、店を回ろう。)
大型ショッピングモールだから、何かしら興味をひくものはあるだろう。



「はー…何でここで…」
目の前で背を向けている影山と、オレンジ頭のちっこいのと、ピンチサーバーでジャンプフローター打ったやつ。で、俺の手には影山が落としていった携帯。
「…よし。」
意を決して近づいて行く。
「ねぇ、」
これ落とした。と、言う前に一斉に振り向かれた。ので、驚きで一歩下がってしまう。
「…びっくりした…」
「わ、悪い…で、国見は何でこんなところに…?」
「これ、お前の携帯じゃ無いのか?」
いったい俺が何をしたと言うのか…。まぁいいやと思い、携帯を差し出す。すると影山は顔を真っ赤にして素早くその携帯を受けとる。
「…?なんなの?」
「な、なんでもねぇ!お、お前こそ何でいるんだよ!?一人で!」
…逆ギレされた。
「…別に…。悪い?俺が一人でいたら。」
恋人にデート断られてショボくれてますなんて言えるか。
「まーいーじゃん!国見くんも一緒にどよ!」
オレンジ頭のちっこいの…えーと、日向だっけ。が話しかけて来た。
「や、俺は一人で…」
「一人なんでしょ?じゃあ一緒に行こう!」
「だから俺は一人で…」
いやもう本当勘弁して…緊張するんだよ知らないやつと一緒にいるの…
「じゃ、LettsGO!」
半ば引きずられて行くことになりました…








遅れてごめんね!

Re: 国見ちゃんLove! ( No.237 )
日時: 2015/05/17 21:58
名前: 月乃@国見ちゃん (ID: qsIQOkd3)

ねぇ、皆何で俺のこと無視するの?
俺何かしましたか?
及川さんも岩泉さんも、俺よりもそのマネージャーのことを信じるんですか?
俺は…いらないこ?
そっか、じゃあもう生きてる意味なんか無いよね…。
ごめんね金田一。
最後まで信じてくれて嬉しかったよ。
矢巾さん、渡さん。
暴力をふるわれてても、陰で助けてくれてありがとう。
表で助けてくれなくても、俺は嬉しかったです。
罪悪感なんか、感じないで下さい。
天国のお父さん
お母さんを助けてあげてください。
あんな理不尽な人でも、あなたが生きていた頃は普通の母親だったんです。
俺が死んだら、きっと後悔するから…

あはは、何でだろ。
何で今になって涙が溢れてくるんだろ。
後は、飛び降りるだけなのに。
ありがとう。バレー部の皆さん。クラスメートの皆さん。
一時だったけど、俺は幸せでした。
ありがとう、ありがとう。
…さようなら。

Re: 国見ちゃんLove! ( No.238 )
日時: 2015/05/17 22:10
名前: 月乃@国見ちゃん (ID: WT.yDbwD)

あれ…ここはどこだろう。
白い天井。動かない足。
側で泣いているのはダレ?
俺に呼び掛けているのはダレ?
俺はダレ?
俺の目が覚めたことに気がついたのか、女の人が叫んだ。
英ってダレ?
俺の名前?
男の人が叫んだ。
国見ちゃんってダレ?
俺の名前?
分かんない、分かんない。
俺はダレ?お前らはダレ?
近づくな、近づくな。
本能が警戒する。
拒絶したら、その人たちは動きを止めた。
男の人は謝ってくる。
女の人も謝ってくる。
どうして謝る?
どうして泣く?
泣きたいのは、俺なのに。

Re: 国見ちゃんLove! ( No.239 )
日時: 2015/05/17 22:24
名前: 月乃@国見ちゃん (ID: 7I10YEue)

俺たちは、どうしてあんなことしてしまったのだろう。
どうして信じてあげなかったのだろう。
あの子が自殺未遂をしたと聞いて、あの子にしたことがよみがえる。
謝りたい。
謝って許してもらえるのか?
でもあの子は何も覚えていなかった。
なのにはっきりと拒絶された。
泣いていた。
どうして泣くの?
あの子に問いかけられた。
どうして泣いたんだ?
泣きたいのはあの子の方じゃないか。
その日は帰った。
思い出して欲しくなかった。
でもそれは俺のエゴであって、あの子はどうなんだろう。
今まであったことを忘れたまま生きていくのか、
苦しいことでも思い出して乗り越えるのか。
でも…
あの子を自殺まで追い込んだのは俺たちじゃないのか?
結局俺たちの自業自得じゃないのか?
いや、俺達じゃないかもしれない。
俺一人だったんじゃないのか?
岩ちゃんまっきーまっつんは置いとくとして、金田一と矢巾と渡はなにもしていない。
あはは、何でだろ。
今さら後悔したって遅いのに。
…胸が、痛い。


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64