BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- オリジナルとか、アニメのとか、色々。
- 日時: 2015/04/09 21:07
- 名前: 春介 (ID: 6k7YX5tj)
- プロフ: http:/ハイキュー&ダイヤのBL
これでスレ作んのは何度目かなので、知ってる方もいると思います!
春介です!
ここでは、タイトル通り、アニメのBL・GL、オリジナルキャラでのBL・GLを書いていきます!
書けるアニメ
・東京喰種
・ダイヤのA
・ハイキュー
・カゲプロ
・進撃の巨人
……等々です!
他にも書けるのあると思います。
尚、春介は小6なので文才等皆無です。
あまり小説書かない時もあるかも知れません。あと、たまにNL挟みます。
リクエスト受付中です!
タメOKです!
これが許せる方はどうぞ、お気軽に来てください。
長々と失礼しました。
では、スタートです!
- Re: オリジナルとか、アニメのとか、色々。 ( No.28 )
- 日時: 2015/04/13 16:09
- 名前: 春介 (ID: nnuqNgn3)
- プロフ: http:/ハイキュー&ダイヤのBL
あわわ…。何か、凄いスクロール合った…。
宿題やったら続き書く。
- Re: オリジナルとか、アニメのとか、色々。 ( No.29 )
- 日時: 2015/04/13 20:49
- 名前: 春介 (ID: XQp3U0Mo)
- プロフ: http:/ハイキュー&ダイヤのBL
続き
「梨杏…っ!」
「あ、千夏。」
外に出ると、満面の笑顔の梨杏が居た。
「どうしたのよ?こんな時間に…。」
梨杏は携帯しか持ってない。
「……家出?」
「アハハッ。違うよ。…ちょっと、ね。」
勿体振る梨杏にもどかしさを感じつつ、違和感も覚えていた。
梨杏は、こんな話し方はしない。
「梨「ちょっと…公園行こっか?」
あたしの言葉を遮る梨杏。
何か嫌な予感を覚えつつも、
「……うん…。」
あたしは頷いて、付いていくしかなかった。
この不安を拭うには、梨杏の話を聞くしかないから……。
まだ9時だけど、人は当然居なかった。
それにしても、夜の公園とは不気味だ。風で揺れる木が生きて蠢いている様だ。しん…と静まる繁みからは、今にも何かが飛び出してくる様に思える。
「はい。」
不気味な公園を眺めながら梨杏を待っていると、戻ってきた梨杏にココアを渡された。
「……話って…?」
話がある、と梨杏から聞かされた訳じゃない…。けど、きっと、梨杏は必ず何か話があると解った。…良くない話…。
それに、こんな夜にわざわざ来て、話がないほうが可笑しい。
沈黙が続く。
あたしは沈黙を埋める為に、ココアを一口、口に含んだ。
「あのね…。」
最初に沈黙を破ったのは、梨杏。
梨杏はあたしの眼を真っ直ぐに見詰めている。
思わず眼を反らした。
………真っ直ぐに…見れない…。
「千夏…ってさ、」
どくん、と心臓が跳ねた。
……知ってる…。あたしは、この後、何を聞かれるか…知ってる…。
前に聞かれた訳でもないのに…。
鼓動が早くなる。
息が苦しい。
次の言葉に、あたしは動けなくなる事も、予想していた。
………なのに…。
「桃の事、好きでしょ…?」
続く
- Re: オリジナルとか、アニメのとか、色々。 ( No.30 )
- 日時: 2015/04/17 20:27
- 名前: 春介 (ID: mvR3Twya)
- プロフ: http:/ハイキュー&ダイヤのBL
千夏side
『桃の事、好きでしょ…?』
もう一回、どくんと心臓が跳ねる。
梨杏の顔は、もう答えを知っているけど、信じたくないと言った顔だった。
そんなこと無いと嘘をつくか?
そうだよとほんとの事を言うか?
しかし、梨杏の真っ直ぐな瞳に嘘は吐けなかった。
あたしは眼を伏せ、コクりと頷いた。
「………千夏…。」
「黙ってて……ごめんなさい…。引かれるのが…怖くて…。」
梨杏は顔を伏せ、ため息を吐く。
そして語り出した。
「ウチも……黙っててごめん…。ウチ…知ってたんだ…。千夏が桃の事好きなの…。だけどさ、ウチ、桃と付き合ってたから………言いにくくて…。」
「……梨杏…。」
梨杏は辛そうに額を抑えた。
そっか…。知ってたんだ…。
だから、哀原さんの所に行ってきなとか、哀原さんと当番、変わる?とか言ってきたんだ…。
成る程。…でも…。
「……なんで…?」
あたしの問に梨杏は顔を上げた。
「なんで…あたしと桃ちゃんを……近づけようとしたの…?」
梨杏は眼を見開くと、う〜ん、と考え出した。
だって、可笑しいじゃない。
どうして恋人がとられるかもしれないのに、他人を近付けようとしたのだろう?
嫉妬はしないの?
あたしなら、絶対しちゃう。
「ウチは…別に…。」
理由はないの?
解らない…。あたしは友人が解らない。
嫉妬心は、梨杏には無いのだろう。
けど苛立つのは、とられる事はない、と言う彼女の自信だった。
そういうことでしょ?
とられる、桃ちゃんが自分以外の人を好きにならない自信があるから、他の人を近付けても平気なんでしょ?
でも、違うかも知れない。
あたしは一応聞いてみた。
「…誰かにとられるって考えてなかった…?」
「え……うん。その発想は、ウチには無かったな…。」
嗚呼、やっぱり。
ムカつく。腹が立つ。自信満々な、桃ちゃんの恋人で有る事を、誇っている友人に。親友に。
殴ってやりたかったが、友情が壊れるのは嫌だった。
結局、あたしはあたしで、臆病なのだ。
その時、不意に梨杏の携帯が鳴った。
あたしはそれを素早く取り上げた。
あっ…と梨杏は声を漏らした。
イライラしている腹いせに、あたしはメールの内容を見てやったのだ。桃ちゃんからのメール。
……しかし、あたしはすぐ後悔した…。
だって……
『今日ヒマ?ホテルに居るから、今日もシてよ。解るでしょ?最近溜まってるの。』
夜のお誘いだった…。
続く
- Re: オリジナルとか、アニメのとか、色々。 ( No.31 )
- 日時: 2015/04/18 11:13
- 名前: 春介 (ID: J/brDdUE)
- プロフ: http:/ハイキュー&ダイヤのBL
千夏side
「返して…っ!」
梨杏はバシッと携帯を奪った。
ショックで呆然としていたあたしは、力が入らず、すぐに奪い取られてしまった。
そんな…嘘……。
絶対に無いと思ってた。未だ高校1年生だ。
でもまさか、二人が肉体関係にあったなんて…。
「ごめん…。もう帰る…。」
梨杏は返信をすると、携帯をポケットにしまい、歩き出した。
どこへ?桃ちゃんのとこ?ホテル?
あたしは動けなくて、しばらくそこに居た。
次の日。
いつもは梨杏と行く道を、今日は一人で歩いた。
もう春とはいえ、まだほんの少し残っている冬の冷たい風が独りのあたしの頬を刺した。
教室にはまだ誰も居らず、あたしは鞄を机に置くと、黒板の前に立った。
『梨杏のバカ』
黒板に書いた文字。
大嫌い、とも綴ってやろうかと思ったが、流石にあたしも、そこまで親友を罵れなかった。
「消そ…。」
馬鹿らしくなって黒板消しで文字を消していると、ブッと笑い声が聞こえた。
……この声…。
「黒板に悪口とか……子供かよ?ぷっ……アハハッ」
「黎淫…。」
振り返った先には、幼馴染みの黎淫がいた。
そんなに笑わなくても…。
あたしは頬を膨らましながら、急いで文字を消した。
豊崎黎淫。あたしの幼馴染み。
野球部の主将で、少し馬鹿だが、容姿は良い。
茶髪のサラサラとした髪、切れ長で鋭い瞳、筋の通った高い鼻、薄い唇…。
クールに見えてやんちゃというギャップがまたいいと評判だ。
「こんな時間に…どうした?」
「あんたこそ…。いつも遅刻ギリギリの癖に…。」
いつもチャイム10秒前きっかりに教室に滑り込んでくる黎淫が、なぜこんな時間に?
「俺?俺はね、日直。」
「そっか…。」
「千夏は?」
「え…。」
「なんでこんな時間に来てんだよ?梨杏は?」
梨杏、という単語にビクッとする。
それを黎淫は見逃すはずもなく、何かあったと気付いたようだ。
あたしが言葉に迷っていると、黎淫が話しかけてきた。
「…梨杏と…なんかあった?」
その優しい声に、あたしは耐えきれず、すべてを話した…。
「……そっか…。辛かったな…。」
黎淫は泣きじゃくるあたしにハンカチを渡して、頭を撫でてくれた。
しばらくの沈黙。だが、10秒もしない内に黎淫が口を開いた。
「俺じゃ…ダメ…?」
予想もしてなかった言葉に、あたしは顔を上げた。
黎淫の顔はいたって真面目だ。
あたしを真っ直ぐ見つめる黎淫の瞳に、あたしは息を飲む。
「哀腹より…幸せにして見せる……!」
「黎淫………。」
知らなかった…黎淫があたしを、そんな風にみてたなんて…。
あたしが黙っていると、否定とみなしたのか、
「……やっぱダメか。」と辛そうに笑った。
………笑えてない。全然笑えてないよ…黎淫…。
「ごめん、変なことい「良いよ。」
黎淫の言葉を、あたしは遮った。
自分でも驚いている。
「え…?」
「黎淫と……付き合っても…良いよ…ううん。付き合う。」
「マジ…?」
驚きを隠せない黎淫にあたしは、にっこりと微笑んで、
「うん。」
と返した。
途端に、黎淫の力強い腕の中に押さえられる。
「スゲー嬉しい…!」
「もう…苦しいってば…」
「大切にする…。」
「……当たり前…」
これで、これで忘れよう。
あたしは、普通に恋すれば良い。
黎淫を好きになれば良い。
あたしもそっ…と腕を回した。
続く
- Re: オリジナルとか、アニメのとか、色々。 ( No.32 )
- 日時: 2015/04/18 21:19
- 名前: 春介 (ID: rS2QK8cL)
- プロフ: http:/ハイキュー&ダイヤのBL
すげー今更。設定。
柳千夏[やなぎちなつ]
16歳。極普通だが、桃に負けないくらい男子に人気がある。
桃が好きだったが、今は黎淫がすき。群青。肩に掛かる程度の髪。
豊崎黎淫[とよさきれいん]
16歳。女子にモテる。学校1のイケメン。千夏の彼氏で、幼馴染み。茶髪、サラサラ。
哀原桃[あいはらもも]
16歳。学校1の美女。梨杏と肉体関係にある。が、その内千夏を好きになっていく。茶髪のツインテール
森川梨杏[もりかわりな]
16歳。桃の事は、ただのセフレとしか思ってなく、本気で梨杏を好きだった桃を後に裏切る。黒のショートカット
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