BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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【オリジナル】ノースポールと月の石【NL含】
日時: 2015/04/30 00:30
名前: ライア ◆25bnzEjaSM (ID: iAJranvs)

初めまして、ライアです。
普段はHPやピクシブで二次創作に打ち込んでいるのですが、ふっとネタが沸いたので始めてオリジナルを書いてみることにしました。
ノースポールとかありますが雪全く関係ないです。残念でした!(?)
ゆっくりのんびりマイペースにやっていきます。
暇つぶしにでも読んでやってください。



☆タイトルにあるとおり、NL含みます。(もしこの掲示板NL禁止でしたらお声掛け下さい…直ぐに消します。)

☆この小説のオリキャラを描きたい!またはコラボしたい!等ございましたらお気軽にどうぞ!どんどん交流しましょう。(自分からは交流できない奴)
でも必ず一声おかけくださいね。折角描いてくださったのに見れなかったりするのは残念なので。

☆たぶん結構長くなります。生暖かく見守ってやってください…


大した物ではないですが、よろしくお願いします。






主要キャラ紹介 >>01


第一章※未完
>>04 >>05 >>06 >>09 >>10 >>11 >>12 >>14 >>17

Re: 【オリジナル】ノースポールと月の石【NL含】 ( No.6 )
日時: 2015/04/29 22:44
名前: ライア ◆25bnzEjaSM (ID: iAJranvs)

地下への入り口?
灰に埋もれた街?
…どうでもいい。
心底、どうでもいい。
それは生きることには必要ないからだ。
この場所…デポトワール【ゴミ捨て場】で生きようとするならば、余計な事を考えてはいけない。
それは死に直結する。
幼い頃から、ずっとそれを見てきた、感じてきた、聞いてきた。
ただただ、生きる事。
それだけを考えて生きていけば良い。
ここは、そういう所だ。
クソみてえな両親から産まれ孤児になった俺が生きていける場所。
その絶対ルールを破った者は一瞬で命の灯火を消す。
だから今日もただただ生きるため、そのための行動を起こす。…はずだった。
「……地下牢の化け物…か…。」
何故か、妙に心臓の奥の方に引っかかるそれに舌打ちを打つ。
屋根も壁も無く、灰色に囲まれた拠点に戻ろうとしていた足が進まない。
それでも生きるために、のろのろと足を動かしていたがついにそれは止まった。
思い通りに行かない身体に深く、深く溜息を付いて。
心の奥で、今回だけ。今回だけ、ちょっとした好奇心を満たすために。
自分にそう言い訳して、少し軽くなった足を拠点とは逆方向へ進めた。

Re: 【オリジナル】ノースポールと月の石【NL含】 ( No.7 )
日時: 2015/04/29 22:50
名前: 華乃 (ID: MHTXF2/b)

むしりとりたいほどの文才ですね。
アレルギーは大変ですよね。
自分も喘息持ちの不眠症という最悪のコンボです。
頑張れ。

Re: 【オリジナル】ノースポールと月の石【NL含】 ( No.8 )
日時: 2015/04/29 23:38
名前: ライア ◆25bnzEjaSM (ID: iAJranvs)

>>07
毟らないで下さいなけなしの文才がっ…!()
はい…。何に反応してるのかも分からず対応も出来ないのでたち悪いです。
これからも頑張ります、華乃さんもお大事に…!

Re: 【オリジナル】ノースポールと月の石【NL含】 ( No.9 )
日時: 2015/04/30 00:10
名前: ライア ◆25bnzEjaSM (ID: iAJranvs)

いつものボロ臭え拠点から、西に1300、そのまま北に890歩。
昔そこそこ絡んでいた奴らと見つけた秘密の入り口。
…そいつらがどうなったは、もう知ることは出来ないが。
誰も知らない、自分達だけの秘密の場所。
見つけた時は子供らしく大はしゃぎして、自分達の秘密基地だとか会話を交わした気がする。
…それほどまでに、このクソ汚ねえ場所で生きる自分達にとっては美しかったのだ。















たとえそれが、灰色に染まりきっていたとしても。

Re: 【オリジナル】ノースポールと月の石【NL含】 ( No.10 )
日時: 2015/04/29 23:52
名前: ライア ◆25bnzEjaSM (ID: iAJranvs)


まるで【上の世界】をそのまま灰色の絵の具の中に閉じ込めた世界は、最後に訪れたのはいつだっただろうか。
モザイクとしておいた大きくて古い樽に少し指を滑らせてそんな事を思った。
…埃を被っている。
それほどには時が経っていたらしい。
指先に付着したそれを軽く息を吹きかけ飛ばした。
汚いそれを、今から動かさなくてはいけないのを考えて、溜息を吐いた。


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