BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

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ハイキュー!! 短編BL小説!!
日時: 2015/09/22 23:39
名前: 弓道子 (ID: xkLYJqiv)

はじめまして!弓道子です!
大好きな銀魂とハイキューのBL小説を書きます(((o(*゜▽゜*)o)))
地雷なんて全くありませんから、リクもガンガン受付けておりまーす!!

Re: 銀魂 ハイキュー 短編BL小説!! ( No.1 )
日時: 2015/07/18 23:40
名前: 弓道子 (ID: qSKICFXZ)

投稿第一回目は、歌手aikoさんの「運命」という曲を自分なりの解釈で
土銀にしました。 死ネタ&転生&バットエンドなので…苦手な人はバックで!!
苦手な人、ごめんなさい…明るいのも書けるのでまた来てください( ´ ▽ ` )ノ


Re: 銀魂 ハイキュー 短編BL小説!! ( No.2 )
日時: 2015/07/19 00:37
名前: 弓道子 (ID: qSKICFXZ)

【運命】

「たぁだいま〜」アパートのドアを開けて、誰もいない部屋に呼びかける。いつ

もよりクールな感じの銀さんだったもんね〜なんて思いながら、もう着ることも

ない黒のジャケットをハンガーにかけた。

今の俺は大学生、あの頃のように命をかけた戦いももうしなくていい世界に生き

ている。

ふと、ベランダに目を向けるとコンクリートに黒い水玉模様が出てきていた、雨

だ。今日はしんみりした気分にはなりたくねぇんだよ… 空気を入れ替えるため

に俺は窓を思いっきり開けた。


あぁ 頭が痛い
こんなのがあるから間違っちまうんだ


てめぇが好きだったんだ 好きなんだよ土方、そんなこと忘れちまいてぇけど

またこの世界でお前と会えたことだって冗談まじりで運命を信じてたんだ。そっ

ちでは元気にしてるのか?てめぇはいつだって勝手なんだよ、なんて俺が言える

ことじゃねぇけどな…


それでも聞きたかったなぁ、前の世界で死ぬとき抱きしめてくれたのは……
お前だったのか?

そんなことを考えていたら、空がカッと光った。ベランダによって空を見上げる

と稲妻が走っていて、光の道のようになっていた。今頃、その道を歩いているの

だろうか…さすがは鬼の副長何て思って笑った。俺も連れってくれねぇかな

こんな俺だからお前のこと傷つけちまうんだな

大学の帰り、横断歩道の向こうに俺を待ってるお前がいて青信号になった瞬間ウ

キウキしながら駆け出したんだ


なのに、なんで


俺の目の前に血まみれのお前が倒れてんだよ。

せっかくまた、この平和な世界で出会えたのに…お前なんでまた…

俺を助けて血ぃ流してんの?

また…お前を愛してる…お前が愛してる俺から遠くに離れていっちまうんだよ…

「ぎん…とき」

「土方…お前何また死にそうになってんだよ……死ぬんじゃねぇよ!!!…クソッ」

「フッ…泣くなよ」

土方が俺の頬に手を伸ばす

「ぎん…俺、この世界にそんな長くいられなかったけど…またおめーと生きれてよかった」





(頭…冷やすか…)そう思いベランダに出た。

いつしか熟して腐ってく いいこと悪いことを泣いて抱きしめる力が

「欲しぃんだよ…」

ベランダに突っ立っていると変な気ぃ起こしちまいそうだ。(飛び降りちまうか

もう充分生きただろ? 今日のお前の葬式だって総一郎くんとバカやってきたんだ

ぜ?) 愛してたんだ…忘れてぇ何て嘘だよ…忘れられるわけないだろーが

もう初めててめぇの動向開いた目見たときからこういう運命だったんだ。

飛び降りようとする寸前、前に広がる空を見て俺はしゃがみこんで大声を出して

泣いた。向こうの空が少し晴れ始めていた。そういえばお前…晴れ男だったっけ

か… なぁ聞かせてくれよ、俺が死ぬの止めたのは、この空くれたのは



お前だったのか?






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