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アニメでパロディ・○○攻め小説詰め。同士、募集中!
日時: 2015/07/21 14:12
名前: 雪阿 (ID: LpTTulAV)





初めましての方が大半でしょう、雪阿と申します。
知っているアニメで、パロディや○○攻めを書いていこうと思います。



【書けるアニメ】

・弱虫ペダル
・ハイキュー
・黒子のバスケ
・進撃の巨人 etc.




パロディ、○○攻め限定となりますが、それでも大丈夫と言う方は大歓迎です。
ただ、パロディ、○○攻めが書きたくなったから!という方も歓迎します。


何か質問がある方や、リクエストがある方

Re: アニメでパロディ・○○攻め小説詰め。同士、募集中! ( No.1 )
日時: 2015/07/21 15:57
名前: 雪阿 (ID: LpTTulAV)




弱虫ペダル
新開×荒北【オメガバースパロディ】




「……Ω。」


医師から無情にも告げられた『Ω』という結果に、俺は、息をすることも忘れ、ただ呆然としていた。
社会的地位が低いΩは、プロのスポーツ選手にはなれない。
ロード1本で生きていく事を決めた俺のプロという夢を簡単に折り曲げてしまった。

これから、どう生きていこう。親には何て説明しよう。新開はどう思うかな。

そんなことばかり頭に過った。
幸いにも、まだ発情期はきていない。このまま、高校を卒業するまで、いや、インターハイが終わるまででいいから、せめて発情期には至らないでほしい。
皆には、迷惑を掛けられない。ずっと片想いし続けた、新開だけには嫌われたくない。
病院から、発情期がいつ来ても良いように、Ωのフェロモンを抑える薬を渡された。

病院から寮までの距離は、さほど遠くはないはずなのに、とても遠く感じた。


発情期がきてしまったら俺は、部屋に閉じ籠るしかない。
隣同士の部屋の東堂や新開はαだ。
福ちゃんと泉田、真波だってαだ。
俺の回りはαの方が多い。
Ωのフェロモンに反応するのはα。
つまり、俺は身のために籠るしかない。
成り行きで、番を、子供を作るわけにはいかないのだ。


「……何でだヨ。」


部屋の扉を閉めると同時に脱力したように、座り込んだ。
ようやく見つけた居場所は、血により全て崩れ去った。


「何で……何で、よりによって、Ωなんだヨ、」


視界が滲み、熱いものが溢れてくる。
ポタ、ポタと床に水滴が落ち、水溜まりのように溜まっていく。
何度も床を叩き、クソッと叫ぶ。
いつもなら、煩いぞ、荒北!と叱る東堂も今日は、血液の定期検査の日だからいない。


「う、あ、ヒッ、く」


嗚咽を漏らし、泣きじゃくる。
もう、いっそいなくなった方が、
そう、思った時、不意にコン、コンと不定期に部屋のドアがなった。


「靖友ぉ、 大丈夫か?」
「……し、んか、」
「靖友?」
「バッカ…っ…入んじゃネーヨ、」


開こうとしたドアを思いっきり押さえ、弱々しく叫んだ俺に、違和感を感じたのか、新開は、扉を閉めると、扉の向こうから俺に問う。


「靖友、大丈夫?」
「……ン。」
「そっか、」


新開は、それ以上聞かなかった。
ただ、ドアの向こうにいて、俺が泣き止むのを待つように、居るからね、とずっと呟いていた。


「ナァ、新開。」
「どうした?」
「何も聞かねーンダナ。」
「まぁ、ね。大体予想つくし。」


ヘヘッと笑う新開。
どうしても、今の俺にはその好きだった笑顔さえも、不信感を抱く。


「気持ち悪くネェノ?」


本当は新開だって気持ち悪いだろう。
3ヶ月に一回、発情する奴なんて。
そう、聞いた俺に返ってきた言葉は、俺が予想するものとは真逆のものだった。


「……Ω、だって靖友は靖友、それには変わり無いじゃん。」
「でもヨ、」
「それにさ、俺、」


「靖友が、好きだから。」


そう言って笑った新開が、俺にはとても綺麗に見えた。


「え、あ、」
「こんな時にごめんな。でも、俺は靖友が好きだ。」
「し、新開、」
「これは、俺の勝手な考えだが、おめさん、俺の番にならないか? 見たとこ、発情期はまだなんだろ? 俺が、面倒見てやる。将来だって、ちゃんと養ってやる。 だからさ、俺と契らないか?」


真剣な瞳で、こちらを見据えて言う新開に、俺は顔が熱くなるのを感じた。
本来なら、こんな時にナニ言ってんだヨ、バァカ!って罵るのだが、もう、俺には出来ない。


「靖友。」


名前を呼ばれ、笑い掛けられ、触れられるたび、心拍数が上がり、熱くなる。
バクバクと煩いこの心臓を誰が止めてくれ。

扉を開け、俺を見上げるように座り込む新開に抱きつく。


「わ、や、靖友!?」
「大事にしろよナァ。」
「……うん。」


新開は俺の背中に手を回し、大事そうに抱き締めた。
体温が高い、こいつの腕の中はとても安心した。

うなじに、ぬるっとした感覚があった直後、刺さるような痛みを感じ、苦痛に顔を歪める。


「い"ッ、」
「……は、靖友。これから、よろしくね。」
「っりめーだ。いてぇ思いしてんだ。死んでも離れてやんネーヨ。」


そう言ってやったら、より強く抱き締められ、グエッと声をあげた。


「靖友ぉ、好き、大好き。」
「……俺モォ。」




end

Re: アニメでパロディ・○○攻め小説詰め。同士、募集中! ( No.2 )
日時: 2015/07/21 17:22
名前: 雪阿 (ID: LpTTulAV)




ハイキュー
国見×影山【女装攻め】






晴天の中、朝っぱらから始まった青城祭。
俺と金田一は、クラスを抜け、部活の方に参加することになっていた。


「あ、国見ちゃん! ほらほら、早く着替えてよ!」


声をかけてきた先輩のあられもない、えげつない姿に金田一も俺も嫌な予感しかなかった。
硬直する俺達に、及川さんは長い茶髪と、エプロンとスカートをヒラヒラさせながら、近づいてくる。
相変わらず美形な顔を、メイクで余計に綺麗にした顔が近づいてくると、いくらでかくても、ドキリとしてしまうのは仕方がないことだ。

今の及川さんを一言で表すなら、可愛いメイド。
黒いメイド服に白いエプロン。茶髪の長い髪。
いわゆる女装。
見渡せば、花巻さんらしき美人さんと、松川さんらしきお姉さまもいらっしゃった。
岩泉さんは、裏方のようで、世話しなく、家庭科室と教室を行き来する。
その、岩泉さんも、一応ウェイター服だ。


「あの、及川さん。」
「なぁに、国見ちゃん。」
「俺、絶対岩泉さんの服が良いで、」
「駄目。金田一も国見ちゃんも、メイドやってよね。」


及川さんに笑顔で言われ、俺達は拒否権を失った。


女装で働きはじめて、数時間といったところだろうか。
大分ピークに入ってき、より忙しくなってきた。


「国見、三番テーブル片付けたら休んで良いぜ。 おーい、金田一、これ五番テーブルな。」
「はーい。」


家庭科室から大量のケーキを運んできた岩泉さんにそう言われ、三番テーブルケーキを運ぶ。


「お待たせしましたー……って、影山?」
「く、国見!?」


三番テーブル座っていたのは、サングラスにパーカーといかにも怪しい影山だった。


「お前、何やってんの。」
「いや、その、」
「まぁ、良いや。今から休憩だから、及川さんにでも変わってもらえよ。」
「ちょっ、待てよ!」
「何。」


手を捕まれ、止められる。
睨んでやれば、影山は、言葉を口ごもり、言おうとしない。
段々イライラしてきた。


「何。」


強くいってやれば、びくりと肩を揺らした。
そういえば、こんな強くいったこと北一時代も無いな。
影山は恐る恐るといったように、顔を見上げてきたので、早く言ってと言ってやると、ぼそりと呟いた。


「……一緒に回ってくんねーか?」
「はぁ?」
「青城、広すぎて場所わかんねぇ。だから、案内してくんね?」


正直なところ、嫌だ。
けど、こいつの性格上、一緒に行くと言わない限り、手を離さない。
もしくは、しつこく付きまとう。
それだけは絶対避けたい。


「……分かっ、た。」
「顔と言葉が一致してねぇけど。まぁ、良いや。」


そう言って、手を離した。
去り際にサンキュ、と笑った影山に、少しドキッときたのは、間違いだ。




-----
続く

Re: アニメでパロディ・○○攻め小説詰め。同士、募集中! ( No.3 )
日時: 2015/07/21 21:12
名前: 蒼 (ID: a4Z8mItP)  

くるるさんの小説スレ見てて、貴方が『夏鈴』だと言っていたので。







夏鈴は忘れてるかもしれないけど…LiSA*だよ^^
アイス*っていったほうがわかりやすいかな?w
お久しぶりです。実は小説の書き方がどことなく誰かに似てるなと思ってました()
多分、自分のこと忘れてるかもしれないから…改めて、はじめましてってことで。
覚えてたら、はじめましては取り消しね…!
今は蒼って名前で活動してます。(別館だけだけど。よく雑談板のほうで夏輝って名前でいるよ)














自分、コイツのこと覚えてないわーてか知らん!ってなったらスルーしてもらっても構わないから。
久々に夏鈴に会えて嬉しいです。

Re: アニメでパロディ・○○攻め小説詰め。同士、募集中! ( No.4 )
日時: 2015/07/21 23:46
名前: 雪阿 (ID: 1HkQUPe4)




久しぶりだね。
久々に、ここに来たくなって帰ってきたんだ。
勿論、覚えてるよ。


ここに来る頻度は少ないし、更新も斑だけど、ゆっくりしてってね^^


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