BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 名前のない誰かの話。
- 日時: 2015/08/01 02:06
- 名前: 淋 (ID: 50Jb6IUR)
君がいるから
僕はこんなに苦しい。
僕はこんなに悲しい。
僕はどうして?
僕は、ぼくは。
僕はー....
君のことが大嫌いだ。
誰も知らない。
知ろうとも思わない。
名もない「僕」と「君」の話。
- Re: 名前のない誰かの話。 ( No.3 )
- 日時: 2015/08/01 07:52
- 名前: ss (ID: LmekyLqy)
は…はじめまして。
皆とは違う雰囲気の小説に引き寄せられて来ました…。
あなたの小説、とっても気になります。これからも見に来ていいでしょうか?
- Re: 名前のない誰かの話。 ( No.4 )
- 日時: 2015/08/01 13:07
- 名前: 淋 (ID: 50Jb6IUR)
/ss様
はじめまして。りん、と申します。
ありがとうございます。光栄ですね。
こんなもので良ければいくらでも。
ぜひ、またいらっしゃってくださいな。
- Re: 名前のない誰かの話。 ( No.5 )
- 日時: 2015/08/01 13:47
- 名前: 淋 (ID: 50Jb6IUR)
僕は化け物なんだ。
ある日言われたその言葉に僕は何度...............。
そんなことない。それに俺のそばに居れば安全だ。違うか?宥めるように、丸め込むように言った。
....絶対に安全である保証はない。
あぁ、自分で言っておきながらなんて顔するんだい?そんな顔みたくないから一緒にいるのに。
君にならなにされたって構わないよ。
....本気かい?冗談なら面白くないー......
どうやら彼は感情が高まると彼が言う化け物になるらしい。その証拠に、彼の目はー....。
....あいつは知らないが俺はおまえと離れたくない。
こっちになると随分積極的になる。どうやらこちらが本音らしいが。
俺は君が好きだ。そう言わなかったか?
知らない。覚えてない。
軽く頬を染めていうのだから可愛いもんだ。一緒にいよう。これからもずっと。言えるわけもないこの音が心にこだまして
消えた。
二人の君と、名もない僕の話。
- Re: 名前のない誰かの話。 ( No.6 )
- 日時: 2015/08/01 23:57
- 名前: 淋 (ID: 50Jb6IUR)
明るく弾む仕草も。
ふわりと揺れる髪も。
拒否する顔も否定する叫びも。
絶望に満ちた涙も狂ったような笑顔も。
すべてが君ですべてが愛しくて。
僕は全部を手に入れたくなっんだ。誰にも見せない誰にも言わない。
綺麗な世界に閉じこめたんだ。
僕だけの君で。
幸せの絶頂で
音もなく僕を終えた。
今から君にアイにイくヨ。
絵の中の君と名もない僕の話。
- Re: 名前のない誰かの話。 ( No.7 )
- 日時: 2015/08/03 00:39
- 名前: 淋 (ID: 50Jb6IUR)
僕の名前はー.......。
あれ、なんだったか。忘れてしまった。
友人に突然告白された。ずっと隠してきた事実を明かす、と言う意味ではなくー...まぁ、それも見方によれば間違ってはいないのだが。とにかく友人のそれはいわゆる愛の告白だった。僕はその瞬間、自分の頭に銃口を当て人差し指に力を込めた。
目を覚ますとパーツが少し足りてなかった。今までの記憶が無いところを見ると脳の一部。あと視覚的に分かるのは腕いっぽんだ。すぐ探し出して再製する。いい加減慣れた。欠けた部分を取り戻して任務に戻る。俺は傭兵だし、早い方がいい。元の位置に戻ると友人がいた。俺はそいつに惹かれている。いつからだったか。そんなことを考えていると、友人がなにか言った。
僕は君のことが好きだ。君が忘れちゃっても僕は何度でも言うよ。僕は君のことがー....
僕は自分の頭に銃口を当てた。
だってそんなの、明日は空から甘いあまいキャンディーとドーナツ、あと好物のチミチャンガが同時に降ってくるよって言われてるようなものだ。
届きたくない君と名もない僕の話。