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- のびハザID その後
- 日時: 2015/08/15 02:08
- 名前: ゲイリー (ID: YrQV5zvB)
みなさんは知る人ぞ知るあのゲーム(のびハザID)をご存知ですか?
今回はそのゲームのその後を描いてみようと思います。
国語力の無い僕ですが、よろしくお願いします。
- Re: のびハザID その後 ( No.6 )
- 日時: 2015/10/01 23:00
- 名前: ゲイリー (ID: YrQV5zvB)
丁度同じ頃、静香・スネ夫・出木杉・健治チームは感染者からの奇襲を退け、裏山の古い小屋に潜伏していた。
ドゴオオオオン!!!!!
スネ夫「、、、、、、」
静香「煙が上がってるわね、、、」
出木杉「まだ人間同士の戦争の方がマシかな?感覚が麻痺しそうだよ、、、」
健治「裏山には大した危険生物はいなさそうだし」
出木杉「ここで暫く息を潜めておこう、食糧も一週間分はあるみたいだし」
健治「使えそうな工具も一杯あるしな」
出木杉「この小屋の中はそう簡単には見つからないと思うよ」
静香「双眼鏡があるわ、、使えるかしら?」
スネ夫「どれどれ?あっ!これ高級品だよ、まだまだ使えそうだよ?」
静香「よかった!これで交代で外の監視ができるわね!」
健治「でも問題は弾薬だな、ここ一週間は化け物の奇襲が無い限り弾薬は温存しておこうぜ、いざという時に無かったら困るしな」
スネ夫「電気、ガス、水道、、、どれも問題は無いみたいだね、、」
静香「それにお風呂もあるわ!助かった!」
健治「とりあえず今日は身体を休めようぜ、一日中体に無茶させたからな」
出木杉「布団も全員分あるし、着替えならリュックの中にあるしね!」
健治「でも何か忘れてねぇか?」
静香「何をですか?」
健治「ここにいる奴らと逸れた3人だろ?けどあと1人いたような、、、?」
静香「誰かしら?」
スネ夫「何か忘れてるような?」
出木杉「僕もそうなんだけど、、、」
一同「うーーーーーーん、、、、」
スネ夫「あっ!!!」ポンッ!
静香「わかったのスネ夫さん!?」
出木杉「何なんだい!?」
健治「教えてくれよ!」
スネ夫「のび太の親父さん!!」
スネ夫除く一同「あっ、、、!!」
今頃のノビ助
ノビ助「家の地下に隠れてラジオつけてるけど、、、この生活も3ヶ月続けなければならんのか、、、地上で何が起こったんだ?」
彼は無事だった。
ミサイルが直撃する寸前地下室に避難したようだ。
武器は一応所持している。
ノビ助「仕方ない、安全だと言われるまでここにいよう、、、!」
続く
- Re: のびハザID その後 ( No.7 )
- 日時: 2015/10/02 23:08
- 名前: ゲイリー (ID: YrQV5zvB)
裏山の小屋で静香・スネ夫・出木杉・健治が潜伏している一方で、のび太・ジャイアン・聖奈チームは何やら人に見つかったようだ。
公園にて
のび太「い、一般人ですけど何か?」
ジャイアン「怪しい者じゃありません!!」
聖奈「本当です!信じてください!」
???「(んっ!?この声は昔何処かで、、、?)そこまで言うなら出てきなさい!俺はすぐ近くの警察署の者だ!」
のび太「(あれっ!?この口調どこかで、、、?)はい!」
ジャイアン「大丈夫なのかよ?」
聖奈「大丈夫かしら?」
のび太「大丈夫だと思います聖奈さん、ジャイアンも、少なくともちょっと昔にあってる人だと思うよ」
聖奈「そこまで言うなら、、、」
ジャイアン「しかたねぇなぁ、、、」
???「どうした?何かトラブルでもあったのか!?」
のび太「はいはい!今出ます!!」
外に出ると公園一帯は警察特殊機動隊と自衛隊、アメリカ軍の人たちが巡回していて、一時的な連帯基地になっていた。
そして目の前にはやはりあの人がいた。
???「っ!」
のび太・ジャイアン・聖奈「っ!」
???「君たちは確かあの時の!」
ジャイアン「マジかよ!?」
聖奈「お久しぶりですね!」
のび太「久下さん!」
久下「随分と大きくなったなぁ、もう10年近く会ってないからなぁ、、、」
のび太「久下さんこそ、随分と歳取りましたねぇ!」
久下「バカ!俺はいつまでも若いつもりだ!変なこと言うんじゃねぇ!」
聖奈「クスクス!」
ジャイアン「〜〜〜〜〜〜っ!!!!」声にでいない笑い
久下「ったく、、これだからガキっていうのわよぉ〜、、、」
???「何の話をしているのだ久下?」
久下「あっ!丁度いいところに来ました!」
???「そこの子達わっ、、、えぇ!?」
のび太「あなたは!!」
???「確か、、、野比のび太だったか?」
のび太「レオン・S・ケネディさん?」
レオン「にしてもまた厄介なことになったな、まさかバイオテロがまた起こるなんて、、、」
のび太「そうですよね、、、」
レオン「また、1から叩き直しってか、面倒くさいことになったものだな、のび太の後ろに居るのは確か、、、」
ジャイアン「剛田武です!」
聖奈「緑川聖奈です、お久しぶりです!」
レオン「こちらこそ」
久しぶりの再会に喜びあっていたのもつかの間だった。
ピーピーピー!!
レオン「無線だ、何かあったのか?」カチッ!
無線『こちら小学校裏山登山口付近防衛部隊より!只今感染者の奇襲により我が部隊は壊滅寸前の状態であります!至急援軍を頼みます!』ピピッ!
レオン「くそッ!ことごとく壊滅する部隊が増えてきやがる」
久下「とりあえず、陸上自衛隊第37普通科連隊と日本駐在米軍歩兵だい21師団と戦車10両、甲装車両20両を向かわせました!」
レオン「それでも時間稼ぎに過ぎない!久下、のび太、武、聖奈!俺についてこい!小学校に移動するぞ!」
レオン除く一同「了解です!」
続く
- Re: のびハザID その後 ( No.8 )
- 日時: 2015/10/12 01:06
- 名前: ゲイリー (ID: YrQV5zvB)
午後5時32分、裏山のとある小さな小屋に潜伏している出木杉・静香・スネ夫・健治一向は布団を敷き始めていた。
スネ夫「今日から1週間、ここでの生活が始まるのか、、、」
静香「とりあえずお風呂沸かしてくるわ、今日は出木杉さんが外の警備お願いね」
出木杉「うん、武器はこのライフルでいいよ」レミントンM24
健治「それじゃこれも渡しておくぜ」7.62ミリNATO弾
スネ夫「懐中電灯と双眼鏡忘れんなよ」
出木杉「わかってるよ、でもありがとう」
スネ夫「気にすんなよ!」
出木杉「それじゃあ僕は奥の部屋で弾を装填しておくからみんなは食事とお風呂を済ましてくれないかな?僕は後ででいいから」
静香「わかったわ!」
スネ夫「っていうかそれしかやることないし」
健治「シャンプーとボディソープは俺のを使え、風呂場に置いとくからよ」
静香「助かったわ!ありがとう健治さん!」笑顔
健治「っ!、、っ、んなことねぇえよ!」赤面
スネ夫「〜〜っ!」声にできない笑い
健治「とりあえず俺先入るぞ!今晩はシャワーだけで充分だし、風呂沸かしとくからよ」
静香「ありがとう健治さん、私はみんなの着替えをまとめておきます!」
スネ夫「僕は食事の準備をしておくからね?」
静香「それじゃあスネ夫さん、よろしく頼むわ!」
スネ夫「うん!任しといて!」
ガチャン!
出木杉「それじゃあ、これから夜の警備に行ってくるよ」
スネ夫「気をつけろよ〜〜」
静香「気をつけてね、出木杉さん」
健治「死ぬんじゃねぇぞ?」
出木杉「大丈夫、必ず生きて戻ってくるから」
そう言い残すと、出木杉は小屋を後にした。
健治「それじゃ先、入るぞ」
静香「はーい」
スネ夫「火はこれ位でいいかなぁ?」カチカチ
出木杉にて
出木杉(今は月の位置からして午後7時20分前後、夜の裏山は予想以上に暗いし寒い、夏だというのになんで気温差だ!)
1人懐中電灯を照らしながら調査を続ける出木杉、夜の山道は危険が一杯潜んでいて、一歩間違えると命を落としかねない場所もあるからだ。
出木杉「うぅ寒い!ってんん?なんだこの匂い?」
変な匂いだった、生臭いというか鉄くさいというか、、、
出木杉「この匂いもしかして!?」
と同時に
グシャ!グシャ!っと、生肉を食べる音がしてきた。
出木杉「い、行くしかない!例え勝ち目がなくても、行くしかない!」
果たして、出木杉の運命は!?
のび太たちは無事なのだろうか!?
続く
- Re: のびハザID その後 ( No.9 )
- 日時: 2015/10/24 00:51
- 名前: ゲイリー (ID: YrQV5zvB)
出木杉「(焦っちゃ駄目だ!とりあえず音と気配を殺して徐々に徐々に間合いを詰めていこう)」
グシャ!!グシャ!!バギバギ!!
出木杉「(骨の砕ける音だ!だいたい間合いは5メートル!みんなには黙ってたけど暗視ゴーグル持ってたんだ、、、!試しに見てみよう)」
暗視ゴーグルの視線の先には三匹のゾンビ犬が米兵を貪り食べていた光景が広がっていた。
喉は噛み切られ、首から上がない、見る影もない姿だった。
出木杉「(っ!?危うく声が出てしまうところだったよ、、、、にしても気持ち悪っ!!グロ過ぎじゃね!?、、、、おっと、危うく本性を晒すところだったよ、、、、、)」
ケルベロス「っ〜〜!」
ケルベロス2号「」クンカクンカ
ケルベロス親玉「バウワウ!!ワン!ワワン!!」
出木杉「(ヤバイ!ばれたか!?ゾンビになったとは言え嗅覚は猟犬と殆ど変わらないんだった!)」
すた、、、すた、、、、
出木杉「(こっちに近づいてくる!?僕は死ぬのか!?でもここで撃たなければ死は免れない!やるしかない!)」
ガーーン!!
発砲音と同時に二体のケルベロスに命中し、恐らく親分的な奴以外は的確に頭をぶち抜いたのだろう、二列になって歩いてきたケルベロスを1発の弾で撃退するのは並大抵の技ではないのだ。
だが、、、
ケルベロス親玉「バウワウ!!!」ドォ!!
出木杉「ぬァアアアア!!!」
飛びかかってきたケルベロスに出木杉は抑え込まれ、絶体絶命の大ピンチに陥った。
出木杉「何をする離せ!!離せよ!!離れやがれ!!!離れろっつてんだろこのアホ犬!!!!」バタバタ!
ケルベロス親玉「バウワウ!!バウワウ!!」
出木杉「(このままではパワーの差で僕が負けて、首を噛み切られてしまう!こうなれば!)喰らえ死に損ない!!」バギィゴギィ!!!
ケルベロス親玉「キャヒン!!」
出木杉の右フックがケルベロスの親玉の顎に命中し、巻き添えに頭ごと吹っ飛んでいった。
出木杉「た、助かった、、、はぁ、、、はぁ、、、はぁ、、、、」完全にエネルギー切れ
出木杉「なんとか助かった、、、命からがらの一撃だったよ、、、、あっ、あの兵隊さんの死体の中から食料と武器と弾を持っていこう、、、」
ガサゴソガサゴソ、、、!
出木杉「、、、、これで全部か、、、帰ろう、これで今日はおしまいだ」
一方小屋の人たちは
ザバァーーン!!
健治「疲れたぜーまいったぜーベイベー」意識がない状態
リビングにて
スネ夫「のび太たちをここでどのくらい待たなきゃいけねぇんだ?」
静香「そうねぇ、、、その草内くるわよ!元気出してスネ夫さん!」
マジィ!ミシィ!!ミシイッ!!
スネ夫「!?」
静香「どうしたのs」
スネ夫「今喋ったら駄目だ!でないと殺されるよ!」
静香「どうしたのいきなり?」
スネ夫「ァアアもう!!」プンスカプンスカ
続く
- Re: のびハザID その後 ( No.10 )
- 日時: 2015/11/06 22:25
- 名前: ゲイリー (ID: YrQV5zvB)
スネ夫「、、、、、、静香ちゃん、クローゼットに隠れてて、、」
そう言うとスネ夫は9mm拳銃のセーフティーレバーのロックを解除した。
静香「わ、訳がわからないはスネ夫さん!」
スネ夫「しーっ!ボリュームさげて、、」ヒソヒソ
静香「なっ!?」
スネ夫「上見て」ヒソヒソ
静香「上?」
静香ちゃんが目線を上にやるとそこには、、、、、
静香「っ!?」
スネ夫「くっ!」
そこには2mはゆうにある巨大な蜘蛛がいた。
スネ夫「ここからじゃ上手く脳髄を狙えないよ」ヒソヒソ
静香「なら私が」ヒソヒソ
スネ夫「えっ?」
静香はそう言うと89式小銃を両手に持ち、外へ出た。
静香「ここなら狙えるわ、でもこれじゃ正確には当たらないわ、、、どうしたら、、、」
出木杉「斜め上、距離5m、狙えるね」
静香「で、出木杉さん?いつの間に?」
出木杉「今戻った所だよ、それよりあの蜘蛛を始末するのが、先じゃない?」
赤い目が徐々に出木杉と静香に迫っていた。
出木杉「静香くん、君は引きつけを頼むよ、イイね?」
静香「分かったわ!」
スチャっ!
静香「えい!」ドドドドーーーン!!!
バシュバシュン!!
蜘蛛「?」ギロ
静香「餌はコッチよ!」ドドドド!!
蜘蛛「、、、、」ザシュザシュ!
静香「(撃ってもキリがないわ!出木杉さん!早く!)」
出木杉「(距離7m!頭部がガラ空きだよ蜘蛛さんよ!!)」ズドン!!
ジュドォ!!
蜘蛛「ギリガリィ!」バタンっ!
出木杉「殺ったか?」
静香「仕留めれたようね、、、、」
出木杉「あと数分遅れてたら、、、、、静香くん達は今頃あの蜘蛛のお腹の中だっただろうね」
静香「っ!考えただけでもゾッとするぅ!」ブルブル
出木杉「と、とりあえず中に入ろう!?ね?静香くん!?」
静香「そうね」
ガチャ
スネ夫「誰だ!?」カチャン!
静香・出木杉「!!」
スネ夫「、、、、、、なんだ、、、生きてたんだね」
静香「スネ夫さん汗すごいわよ?」
出木杉「冷や汗かい?」
スネ夫「そ、そんなわけないじゃん!あ、あー暑い暑いーー!」棒
静香「その顔は図星ね?」
出木杉「隠すことないさ!だって僕もさっき狂犬に殺されかけたわけだし、ね?」
スネ夫「ハァー、、、、、」
一方健治は
健治「の、のぼせちまった、、、あ、揚がろう、、!」フラフラ
のぼせたようです。
続く
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