BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 巻き戻して、もう一度キスをしよう。
- 日時: 2016/05/29 09:36
- 名前: メルブー (ID: UiKxyg6G)
初めまして、メルブーです。
主に色んな短編小説を書かせていただきます。
題名は適当に付けました。すみません(笑)
二次元、三次元、どちらも書きます。
二次元だと最近ハマッてるのは、おそ松さんとかですかね…
三次元だと、気象さんとか鯨人さんとか色々…
あとオリジナルも書きます。
亀更新なので、のんびりやれればなと思ってます。
注意事項としては、
私は豆腐メンタルなので誹謗中傷などはお控えください(´・ω・`)
それでは、よろしくお願いいたします。
- Re: 巻き戻して、もう一度キスをしよう。 ( No.3 )
- 日時: 2016/05/29 10:56
- 名前: メルブー (ID: UiKxyg6G)
一旦、ここまでです。
短めって言っといてごめんなさい……
続きは出来れば明後日更新します(´・ω・`)
コメントやリクエストをいただけると、私は喜びます(笑)
- Re: 巻き戻して、もう一度キスをしよう。 ( No.4 )
- 日時: 2016/05/31 08:38
- 名前: メルブー (ID: UiKxyg6G)
お久しぶりです。メルブーです。
それでは続きです。
↓
- Re: 巻き戻して、もう一度キスをしよう。 ( No.5 )
- 日時: 2016/05/31 10:26
- 名前: メルブー (ID: UiKxyg6G)
あぁ、カミサマ、この恋を、
どうかコイツに気づかれませんように。
好きと言ってしまったら最後、カラ松を不幸にすることになる。
それは嫌だ。
だってコイツは俺と違って良いヤツだし、
いずれは可愛い女の子と付き合って、結婚して、
就職して、子供が出来て、絵に描いたような幸せな家庭を築く。
カラ松には、その将来がある。
俺の不純な気持ちで潰していい未来じゃないから。
だから今は、今だけは、コイツの歌を二人っきりの空間で聞ける瞬間は、
大好きだと、心の中で声が枯れるまで叫ばせて。
聞き終わったら、何もなかったフリをするから。
それまでは、恋人でいさせてくれ。
「………一松?」
「ん?どうした?」
「どうしたってお前…なんで、泣いているんだ?」
カラ松がびっくりした顔をして、俺を見ていた。
俺が泣いてる?
「はぁ?…なに……いってんの?」
笑えば笑うほど、涙が流れてくる。
ヤバい、抑えなきゃ、
こんな俺を見たら優しいコイツは悩みがあるのか聞いてくる。
そしたら俺は……もう、ダメだって………
抑えてたものとか、色んな感情がでちゃうから。
歯止めをかけないといけないのに、隠し通すと誓ったのに、
声が枯れてもなお心は叫び続ける。
「大丈夫か一松?何か悩みがあるなら俺に言ってくれ」
まるで、目の前のお前に、届けたいみたいじゃねぇか。
「………なんでもない」
好きと言ってしまったら最後、
「なんでもないことないだろ。ほら、言ってみろ」
世界の崩壊だけ。
「……っ!…しつけぇんだよくそがっ!!!!!」
制御しようとした頭が、カラ松に拳を振り翳す。
あ、と思ったその時。
カラ松は片手で俺の拳を受け止めた。
「…ごめんな、一松。お前がこんなに悩んでたなんて……
お前は昔から兄弟に悩みや言いたいことを抑え込む性格だったからな、
出来るだけお前の態度で気づいてあげようとしてたんだが」
何言ってんだよ、
お前はいつでも俺の気持ちを汲み取ってくれただろ。
誰よりも気づいて他の兄弟に伝えてくれた。
だから、そんなお前が、大好きで、もう愛してて、
でも、これはバレたくないから、隠すの大変だったのに、
俺の努力が、
「お前をここまで追い込んでたのは「好きなんだよ、」
水の泡になって消えた。
「昔からお前が好きで、大好きで、愛してて、
でも、こんなの、絶対にダメ、六つ子で、男で、一緒に暮らしてて、
だから、隠してたのに…………おさえられないっ……」
溢れる涙と共に、心の言葉が吐き出される。
カラ松は黙って聞いていた。
「……ごめ、やっぱなんでもない、」
カラ松の手を振りほどいて、部屋を出ようとした。
「待て、」
そう一言告げて
「誰が出てっていいと言った?」
低い声で呟かれ、腕を掴まれ阻止された。
「はなせっ、くそ………っ!!」
グンっ!!と腕を引っ張られ、無理やり振り向くと、
反論さえ呑み込んで、カラ松は俺にキスをした。
夢でしたような、甘いキス。
「お前の気持ちなんて、とっくに知ってたぞ?」
「………は?!」
「俺もお前が好きだ。それに、お前の気持ちも知っていた」
カラ松はふにゃっ、と幸せそうに微笑んだ。
「……でもダメだって、この世界が崩れる」
「世界なんて関係ない。一松だけが俺の世界だ」
…やっぱ、俺はコイツが嫌いだ。
だって、俺がずっと隠してた、何なら隠し通そうとした重大なものを
たったの一言でまぁいいやと思わせてしまう。
「……調子のんな、クソ松が」
「顔真っ赤にして言われてもな(笑)」
ウザい笑顔を浮かべるコイツに、蹴りを入れた。
いつもみたいになれたのは、なんか、スッキリしたからだし、
カラ松もそう想ってくれてたのが嬉しくて。
「素直じゃないとこも可愛いぜ、仔猫ちゃ「殺すぞ」
「………すみません」
しょぼんとしたカラ松に、ふふっと笑った。
「…ねぇ、カラ松は俺を幸せにしてくれんの?」
「……あぁ!!幸せにするぜ、マイハニー!」
パアァ…っと明るく笑うカラ松に、
「じゃあ、幸せになってあげる。だから俺のそばにいてよ、ダーリン」
そう言って、カラ松に抱き着いた。
「い、一松!////」
「本気で嫌がらねぇと、やめないよ?」
「ダメだ一松!俺の獣が…理性が………」
「いいんじゃない?別に」
すると、カラ松に押し倒された。
「……好きだ、一松」
「好き、だけじゃ、」
切迫詰まったように言うと、
ちゅっ、と軽めのキスをする。
唇から伝染する。たっぷりな愛の微糖。
「愛してるぞ、一松」
「……もう、勃ってんのかよ」
「…すまん……涙を流すハニーに興奮が………」
「死ね、変態が」
そんな俺は、ニヤニヤと笑っていた。
end
- Re: 巻き戻して、もう一度キスをしよう。 ( No.6 )
- 日時: 2016/05/31 10:30
- 名前: メルブー (ID: UiKxyg6G)
こんな感じです。
どうでしょうか?
コメントとかいただけると嬉しいです(*'ω'*)
次は何書こうかなぁ〜
また、松小説でも書きますか(笑)
私は優柔不断なので、リクなどいただけると嬉しいです。
更新はまた明後日になります
では(-ω-)/
- Re: 巻き戻して、もう一度キスをしよう。 ( No.7 )
- 日時: 2016/06/02 09:30
- 名前: メルブー (ID: UiKxyg6G)
メルブーです。
今回もBL松を書かせていただきます。
チョロカラ前提のチョロ←トドです。
↓