BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- そんなの、どうでもいいのに【BL】【オリキャラ】
- 日時: 2016/09/01 19:43
- 名前: 49猫 (ID: tY8TK.KA)
どうも!そろそろ一さくでもおわらせたい青らりこと49猫
です…(焦)
今回は、若干ケンカップルに仕上げたいです…
登場人物
平間 優太
普段はちょっとふざけた感じだが、プライドは高く、
キレる事もある。可愛い所もある、犬&やんちゃ系男子。
(身長が低い)
黒崎 奨
プライドは優太と同じくらい高く、身長も高い。
普段は猫系だが、感情がむき出しになることも…!?
- Re: そんなの、どうでもいいのに【BL】【オリキャラ】 ( No.9 )
- 日時: 2016/09/05 20:29
- 名前: 49猫 (ID: tY8TK.KA)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel5/index.cgi?mode
奨side
え…?俺は、今、意味がわからない。まず、優太が、とても苦しそうなのにわざわざ起き上がったこと。そして、もうひとつは…優太が俺の額に手を当ててること。少しの沈黙が走る、そして、優太がくしゃみをする。その時、俺はすべてをさとって、体が火照ってしまう。そして、俺がさっきまで押さえていた何かが、溢れだしてしまった。俺は、ベッドに座った状態の優太を押し倒してしまった。
優太「な!何するんだ!は、はなせ!!」
優太は必死にもがこうとしているが、熱が39度もあるんだ。もがけるわけもなく、俺が簡単に優太の唇を奪う。
優太「ふぁ…んっ///あぁ…っ//」
優太が可愛らしい奇声をあげる。それがまた俺の何かを更に破壊する。唇を奪ったまま、更に舌を入れる、これには更に驚いたようだった。
奨「……ふぁっ」
優太「あぁっ!?し、しょ、あッ!」
勿論、そんな嘆きは聞こえないふりだ。
- Re: そんなの、どうでもいいのに【BL】【オリキャラ】 ( No.10 )
- 日時: 2016/09/10 08:51
- 名前: 49猫 (ID: tY8TK.KA)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel5/index.cgi?mode
優太side
僕は今、どうなってる?自分でも分からないほど、感覚が麻痺してしまっている。ただ、今僕の中にあるのは、恥なのか怒りなのかも分からないほど狂った感覚。そして、何故か自分でもよく分からない、
……喜び。だった。
どうしてなのか、こんな風にして奨が僕を感じたがっていること、嬉しかった、んだ。でも、それより戸惑っているのも薄々わかる。そして、一度奨が舌を抜く。その時、僕の中の疑問、感覚。全てが溢れ出す。
奨「ん…っ」
優太「はぁっ!んっ、奨っ!お前何やってんだ!今、お前は僕に!」
そこまでいいかけたとき、言いたくなくなる。急に怖くなった。奨が、僕にあんなことしたこと、今それをいってしまえば、それをみとめることになる。それが怖い。どうすればいいのかわからず、僕は目をつぶってうつむくはめになった。
- Re: そんなの、どうでもいいのに【BL】【オリキャラ】 ( No.11 )
- 日時: 2016/09/11 19:06
- 名前: 49猫 (ID: tY8TK.KA)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel5/index.cgi?mode
奨side
優太がうつむいたまま動かなくなってしまった。ただ、それさえも愛しくなる。優太の瞳から、涙が溢れてくる。それさえ、舐めて拭き取ってあげたい、でも、それをすればとうとう優太を壊してしまうだろう。頭を撫でてあげる。そして、優太の耳元で
「すまねぇ」
と小さく呟く。優太は、うつむいたままだ。俺をどれだけ壊す気なんだこいつは…。そして、軽く抱き締めてやる。ベッドのうえで…。すると、優太は驚いたように俺の方を向いて、少しの声をあげて泣き出す。本当にすまないことをした。と、少し思った。その日から俺は、こいつと今までとは違う特別な関係になったのだ。
- Re: そんなの、どうでもいいのに【BL】【オリキャラ】 ( No.12 )
- 日時: 2016/09/20 19:11
- 名前: 49猫〜台本形式直し中〜 (ID: tY8TK.KA)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel5/index.cgi?mode
優太side
「…た…ん、ゆ…たくん、ゆう…くん!ゆうたくん!」
その声で、僕は目を覚ました。というか、僕は寝てしまったのか…?でも、僕が目を覚ました時、そこは確かに保健室だったが、奨がどこにも見えなかった。その声の主はどうやら先生のようで、奨じゃなかったし、アイツの気配みたいなのもどこにも感じられない。後々聞いてわかったんだが、奨は僕が眠っていた間に、熱を出して帰ってしまったらしい。早退させてしまったのだ。悪いことをしたな。と思った。僕は熱も下がり、放課後になっていたので、歩いて帰ることにした。
- Re: そんなの、どうでもいいのに【BL】【オリキャラ】 ( No.13 )
- 日時: 2016/09/21 17:40
- 名前: 49猫〜台本形式直し中〜 (ID: tY8TK.KA)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel5/index.cgi?mode
優太side
帰宅しながら、僕はいろんな事が頭にあった。今日、僕は奨と…。
それをまた思い出すだけで体が火照ってしまう。多分、普段ならあいつに関することなら、「けっ、知らねェよ」とかっていって、頭から消せるのに、今回はどうにも頭から消えてくれない。どうにかなってしまったのか、僕は。はぁ、とひとつため息をついて落ち着こうとするが、どうにも頭が追いつかない。こんなの、初めてだ…、