BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- そんなの、どうでもいいのに【BL】【オリキャラ】
- 日時: 2016/09/01 19:43
- 名前: 49猫 (ID: tY8TK.KA)
どうも!そろそろ一さくでもおわらせたい青らりこと49猫
です…(焦)
今回は、若干ケンカップルに仕上げたいです…
登場人物
平間 優太
普段はちょっとふざけた感じだが、プライドは高く、
キレる事もある。可愛い所もある、犬&やんちゃ系男子。
(身長が低い)
黒崎 奨
プライドは優太と同じくらい高く、身長も高い。
普段は猫系だが、感情がむき出しになることも…!?
- Re: そんなの、どうでもいいのに【BL】【オリキャラ】 ( No.4 )
- 日時: 2016/09/01 20:18
- 名前: 49猫 (ID: tY8TK.KA)
奨side
奨「…な!?」
奨は困惑していた。
目の前で優太が倒れたからだ。
洗い息。感じ取れそうな熱。優太は相当辛そうだった。凄く。ただ、…とてつもなく誘われた。今の彼は、とてつもなく弱そうで…襲うことなど簡単そうだった。
奨「ぁ…///」
- Re: そんなの、どうでもいいのに【BL】【オリキャラ】 ( No.5 )
- 日時: 2016/09/02 17:19
- 名前: 49猫 (ID: tY8TK.KA)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel5/index.cgi?mode
もう、目を奪われて、おかしくなりそうだったその時に、はっとして我にかえる。人が倒れたと言うのに、何をしているんだ俺は。掃除中だったために回りに誰もいなく、自分一人で何とかしなくてはならない。とりあえず優太の額に手を当ててみる。すると、
優太「ん…っ///」
なんて声を出すから、こっちがくらっとしてしまう。でも、当てた手はとても熱く、とても歩ける状態ではなさそうだ。仕方がなく、奨は、優太を保健室へ連れていこうとした…が、どうやって?実は、習い事の野球のせいで、腰の辺りが痛かった。…と、なると…
お、お姫様…だっこ…?
そんな考えが出てきたとたん、自分でも驚くほど体が火照った。で、でも、そうするしかない…
苦しそうにもがく優太を持ち上げてみる。身長のせいもあってか軽く、問題はなさそうだ。ただ、こうも近いと、普段の自分ではいられない。赤面しながら、何とか頭を働かせる。すると、そこに先生が通りかかった。ほっとした俺は、とにかく先生に訳を説明する。…
- Re: そんなの、どうでもいいのに【BL】【オリキャラ】 ( No.6 )
- 日時: 2016/09/02 17:33
- 名前: 49猫 (ID: tY8TK.KA)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel5/index.cgi?mode
優太side
んっ…
僕は、気を失っていたのか?自分でも分からない程、気が遠い…。目を軽く開けてみる。それだけでダルい。すると、目に入ったのは…
優太「し、奨…っ!?」
すこし大声を出してしまう。そのせいもあるか、すこし咳き込む。そんな僕を見て、奨はどう思ってるのだろう?笑うのだろう…そう思ったのだが。
奨「おい、大声出すなよ、調子悪くなるぞ」
すこし不機嫌そうにそういった。…ん?と、いうか…
優太「お前、なんでここにいんだよ…」ゴホッ
こっちも不機嫌そうに言う。布団にすこし潜ってみる。何だか寒い。…すると、
奨「〜っ!?////」
と、奨が真っ赤になって裏声をあげる。ふと、それを可愛いと思ったのは、僕の間違いか。
- Re: そんなの、どうでもいいのに【BL】【オリキャラ】 ( No.7 )
- 日時: 2016/09/02 22:15
- 名前: 49猫 (ID: tY8TK.KA)
奨目線
あれから保健室に彼をつれてきた。そのあと、先生は会議があるといい、優太を任されたのだが、俺は困惑した。なんか、今日の俺はおかしい。なに、こいつがすこし病んでるだけなのに、こんなにドキドキするとか…。裏声まで出して本当俺、きもっ…優太のことなんて直視できるわけなく、目を背ける。でも、どうしても息遣いは聞こえてしまい、きゅん死しそうだ。と、その時、
がぁぁぁん、がぁぁぁん
時計が1じをしらせる。確か、冷えピタを変えてやれといわれた…
奨「冷えピタ、熱くなったろ…」
俺がそっけなく言ってみせたが、あいつは、
優太「う、うん…か、かえ、」
そう途中まで言うと、俺の手からあたらしい冷えピタを取った。かなり震えた手で。そして、なんとかとり替える。
奨「……」
それから、ずっと黙っていた。俺も優太も。とはいえ、もう、ほぼ俺は限界だった。何か、狼になりそうだった。もうだめだ…。
- Re: そんなの、どうでもいいのに【BL】【オリキャラ】 ( No.8 )
- 日時: 2016/09/05 20:15
- 名前: 49猫 (ID: tY8TK.KA)
- プロフ: http://www.kakiko.cc/novel/novel5/index.cgi?mode
優太side
冷えピタを取り替えたが、すぐに熱くなってしまって、だるくなる。自分でも、すこし息があらい気がした。それに、さっきから奨の様子が変だ。息も荒いし、少し顔が赤い。震えてもいるし、もしかして、風邪がうつったかもしれない。僕は、少し心配になってしまい、頑張っておき上がる。奨にまでうつすとさすがに悪いと思うから、さっき彼が僕にやったように、奨の額に手を当ててみた…。