BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 実話を元にちょっといじったBL
- 日時: 2016/11/24 15:43
- 名前: なるちゃん (ID: caCkurzS)
私の上にいる二人の兄の実話を元に少し設定とか変えたりして小説作ろうと思いましたー!
読みやすければいいです!
- Re: 実話を元にちょっといじったBL ( No.3 )
- 日時: 2016/11/24 16:31
- 名前: なるちゃん (ID: caCkurzS)
それから、三ヶ月して色んなことを知った。
敦史兄は、聞けば何でも答えてくれて、完璧で頭が良くて自慢できるような人だった。
でも、新しい父の弘樹さんは顔に似合わず浮気性っぽくてチャラかった。顔は誠実さ重視?(まあ爽やか)なのに、話す距離は近いし、未だに私にちゃん付けだし、とにかく気に食わなくて嫌いだった。
「成海、友達は出来たか?」
「うん!できたよ!今度家に呼んでいい?!」
「うーん、綾香さんが許可だしたらな」
そういって薄く笑う。あ、綾香は私の母の名前。お母さんって呼ばれたりしてるの聞きたくなかったから、今もその呼び方で呼んでくれる敦史兄が好きでどんどん懐いた。
半年が経って、友達から初めての単語を聞いた。
「なるちゃんは、BLって知ってる?腐女子って、知ってる?」
「BL?腐女子?なにそれ?」
「あぁ〜、じゃあ、お家帰ったら調べてみて!絶対ハマるから!チョーイイから!誰にも見られないように見た方がいいよ」
よくわからなかったけど、話してる子は幸せそうで楽しそうで、気持ちを共有したかったから、家に帰って1人で調べて見た。
それが、私の腐女子になるキッカケだった。
- Re: 実話を元にちょっといじったBL ( No.4 )
- 日時: 2016/11/24 16:54
- 名前: なるちゃん (ID: caCkurzS)
初めは引いた。
うわ、なにこれ、無理。って。
けど、なんか見たくなって、見てハマって、二次元へ。
三ヶ月したら二次元からニ・五次元へ。そして、私がこの家に来て1年が経つ頃には三次元も平気で観れたし、クラスの男子とかでも妄想しまくった。
そんな時に大きな試練が降ってきた。
中学受験。私は勉強に手がつかなくなっていて、成績が落ちたから当時パソコンで観てたけど、パソコンを没収され勉学に励むように言われた。
受験日まで、必死に耐えた。
受験日二日前、あまり会話をすることもなくなった敦史兄に頼み込んだら簡単に承諾してくれた。やっぱり優しさは変わらなくて嬉しかった。温かみを感じた。
敦史兄は同じテーブルで、自分の提出課題を解きながら時折私の方を見て解けていないところをわかりやすく教えてくれた。敦史兄が自分のを解いてる時にわざと聞いても普通に教えてくれた。完璧な人だと改めて思った。
前髪が長い黒髪。邪魔そうだけど、邪魔そうにしてないから、邪魔じゃないのかも。
肌が少し白くて、ラインがしっかりしてるから大人な色気のある男性って感じで、首筋とか身体のどこかしらにキスマークとか付いてたら萌えるなぁ〜。
受けも攻めもこなせるリバって感じ!
ああ、カッコイイなぁ。
少し陰キャライメージされやすいけど、クールなだけ。
「おい、ぼーっとしてるとペナルティーでパシるからな」
見蕩れてたらシャーペンの持ち手の方で軽く頭を叩かれた。全然痛くないけど痛いって言う(笑)
敦史兄のペナルティーは寒い日に遠くまで買い物行かせたり暑い日に部屋のエアコン1日禁止とかとにかく容赦ないからほんとSだよね!
「はい、すいません!やります!」
本気でやった。
見事希望した中学に受かった。
そしてまた、私には大きな試練がきた。
- Re: 実話を元にちょっといじったBL ( No.5 )
- 日時: 2016/11/24 18:53
- 名前: なるちゃん (ID: caCkurzS)
「成海ちゃん…弘樹さん、バツイチって知ってるよね?」
「うん、それがなに?」
四人で食事中、斜め向かいの席に座っている弘樹さんが話しかけてきた。
なるべく話したくなかったから短く返したら、苦笑いして言った。
「実はね、俺と前の奥さんの間には敦史と、もう一人いるんだ」
「…え?……うん」
耳を疑った。目の前に向かい合って座る敦史兄は何も言わずに無表情で食事を進めている。
取り敢えず、話の続きを聞こうと相槌を打つと、続けた。
「聡志って名前でね。敦史とは全然違うと思うんだけど、そいつとも、どうか仲良くしてくれないかな?」
「……」
そんなこと言われてもまだ会ってないから応えよう無いし。
「成海ちゃんの中学入学祝いに明日来るから」
「えぇ!?明日って、早くない?!」
「ごめんねー、なかなか言い出せなくて」
えへっと笑った弘樹さんの顔を殴りたくなったのは内緒。
- Re: 実話を元にちょっといじったBL ( No.6 )
- 日時: 2016/12/07 21:52
- 名前: なるちゃん (ID: 1QppuERs)
ごめんなさい。長々打つ気力なくしちゃいましたorz
結果、もう一人の兄、聡志に会ったら、そっちもイケメンだった。つい、鼻血が出ちゃったし(笑)
もうさ、これは神様が私に妄想しなさいって言ってるようなものだと思っちゃって、その日から聡志と敦史兄をセットで見ちゃって気分上がってる。
今は、二人共別々に一人暮らししてて、敦史兄には嫉妬深い彼女が居て、聡志はバカだし女好きだからか、フリーでほっつき歩いて働いてるんだってさ。
二人共、実家に帰って来ないから会いに行く。
大体、敦史兄の家に聡志が居るから、観察してるって感じかな。
閲覧者のみんなが聞きたいことならなんでも話すよ!そういうの強力的になるのが私だから!(*^^*)
因みに、これからは日記みたいな感じで載せてくね。
- Re: 実話を元にちょっといじったBL ( No.7 )
- 日時: 2016/12/07 22:37
- 名前: なるちゃん (ID: 1QppuERs)
敦史兄の家
聡志「腹減ったー。敦史、何か作って?」
敦史「人に作ってやる気は無い」
聡志「んな他人事言うなってー。敦史飯上手いんだからさぁー」
敦史「お前自炊してないのか?…してそうに見えねぇけど」
聡志「してねぇーし。ダルイじゃん。そーゆーのは可愛くて料理の上手い彼女が作ってくれるから俺がやる必要ねぇーもん?」
敦史「そういうことは彼女作ってから言え」
言いながら敦史兄はキッチンへ。
聡志「敦史の料理は旨いからな。敦史が居るなら敦史以上の彼女作らねーと俺、生活できねぇーわ」
聡志ケラケラ笑う。敦史はそれにため息。
敦史「生活できないぐらい金なくなってから俺の家来るなら、今度から出禁にするからな」
聡志「はぁ!?そんなん俺、どこに泊まれっつーんだよ!俺イケメンだから路地で寝転がってたら襲われちゃうよ?!いいの!?実の弟が!そんなんなったら!」
敦史「金使ったお前が悪いだろ。自業自得だ。勝手に襲われてろ。ほら、適当に作ったから食え。文句言うなら帰れ」
敦史のおつまみ程度の手料理を聡志の前に皿に盛り付けて置く。
それを箸で食う聡志。
聡志「…うん、旨い。やっぱ流石だな敦史」
ーーーーー
なんだこれ!なんだこれ!惚気か!私は惚気を見せられているの!?
ハァハァが止まんないよ!!いや、空気と同化させて貰えて嬉しかった!
実は私もそこに居て、ゲームやってたんだけどね!?そっちの会話が気になって、耳傾けてたら、ゲームオーバーなってたし!笑
でも、いいもの聞けた!(*^^*)
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