BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 実話を元にちょっといじったBL
- 日時: 2016/11/24 15:43
- 名前: なるちゃん (ID: caCkurzS)
私の上にいる二人の兄の実話を元に少し設定とか変えたりして小説作ろうと思いましたー!
読みやすければいいです!
- Re: 実話を元にちょっといじったBL ( No.1 )
- 日時: 2016/11/24 15:59
- 名前: なるちゃん (ID: caCkurzS)
私の名前は、成海!勿論名前も実名は使ってないからね!
私の名字は、山本から赤城に変わった。
私がこの家に来たのは、丁度小学校六年生に上がる頃だった。
私の両親は二年前に離婚して、私は母と暮らしてた。
一年前ぐらいに気になる男性がいるって話を聞いてて、半年前に同棲するかもって話もされた。
正直、嫌だった。相手がどんな男かも知らないし、高校二年生になる息子一人持ち。私は女だし。その人達と家族になるなら、兄妹になるなら、五つも離れてる。
でも、同棲することは決まって転校した。
相手の男の人に会った。見た目が若くて年齢を聞いた時はびっくりした。
兄になる人は、敦史と名乗って手を出してきた。優しい笑顔をしてた。カッコイイなって思った。
でも、警戒は忘れないことは心がけた。男の人って何するかわかんないから!うん!
結局母と相手の男の人は共にバツイチで再婚した。
- Re: 実話を元にちょっといじったBL ( No.2 )
- 日時: 2016/11/24 16:08
- 名前: なるちゃん (ID: caCkurzS)
最初の頃は、学校に行くにも迷子になった私を兄になった敦史さんが送ってくれた。
「成海ちゃんは、聞いた時やっぱり嫌だった?」
嫌な事や、図星を深く追求してくるようなドSな人だと思った。でも、表情は柔らかくて声に刺が無かったから凄く落ち着いてタメで話した。
「…ちゃん付けしないで」
「はは、ごめんごめん」
軽く笑って謝ってくれた。それ以降は聞いてくることはなくて、質問は一度しかしないんだなって思った。少し罪悪感。
学校に着く時に「じゃあ、また帰りに」って背を向けた後ろ姿に「嫌だったよ!!」って叫んだら泣きそうな私の頭を撫でて「ありがとう」って言った。
その時も柔らかい笑顔をしていた。
今思えば、すっごく貴重な笑顔だった。
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