BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- HQ【兎赤】笑って下さい。木兎さん。
- 日時: 2017/01/04 14:24
- 名前: 零月 (ID: Vfu94PGU)
初めまして!NLよりBL推奨、零月と言います!
ハイキューの木兎×赤葦でBL小説書きます〜!
*BL苦手な方はUターンをお願いします。
あらすじ
同じバレー部として誰よりも側で見てきた。赤葦が居ねーと俺……。
おまけ
木兎「BL?」
零月「美味しいですよ〜(^o^)個人的には兎赤、黒月、月菅推してます〜♪」
木兎「まじか!美味そうーだな!今度その店紹介してくれ!」
零月「アニメ専門店で同人誌コーナーに置いてありますよ〜」
木兎「俺もBバーベキューLラブだなー!ははは☆」
零月(この人可愛い)
- Re: HQ【兎赤】笑って下さい。木兎さん。 ( No.4 )
- 日時: 2016/12/29 18:33
- 名前: 零月 (ID: Vfu94PGU)
「あかーし(モグモグ 」
「はい。」
「うまっ!!さすが未来の嫁〜!!ってあかーし This is 焼肉風味!?」
「Yes。」
「あっ、あかーし!」
「はい」
こうやって名前を呼ぶと返事が返って来る。嬉しいことなんだよな。
「次の次の週に」
「再来週ですよ」
「再来週に、花見行かねーか?」
「花見ですか。懐かしいですね。ふふ。良いですよ。でも、木兎さんの補習が終わってからですよ。」
「な!何で知ってんだよ!もー、折角抜け出そうと思ったのに」
「何でも知ってますよ」
「何でもか!?俺の身長とか体重とか夜何してんのとかも?!やべ」
「夜は分かりませんが木兎さんの考えてることとか何ていうか。分かるんですよ。木兎さんの事を誰よりも側に置いておきたいのかも知れないですね。」
木兎さん。貴方は本当の赤葦京治を知っていますか?
- Re: HQ【兎赤】笑って下さい。木兎さん。 ( No.5 )
- 日時: 2017/01/03 19:39
- 名前: 零月 (ID: Vfu94PGU)
冬休みの宿題キツイですよね、、、、、、。なんとこの私が終わらせたんですよぉぉぉぉ!!((取り乱しました、、、。
また、更新始めまーす!
- Re: HQ【兎赤】笑って下さい。木兎さん。 ( No.6 )
- 日時: 2017/01/03 19:58
- 名前: 零月 (ID: Vfu94PGU)
「あかーしゴメンな……w補習付き合わせて」
「ほら、次ですよ。これは………こうだから………木兎さん。……木兎さん?」
「あかーしの目ってずっと見てると吸い込まれるよな。何か変な感じ。」
そうですね。木兎さん。本当の赤葦がコレです。気付いてしまってはもう遅い。
貴方を幸せにする為に生まれてきたのです。
- Re: HQ【兎赤】笑って下さい。木兎さん。 ( No.7 )
- 日時: 2017/01/04 14:22
- 名前: 零月 (ID: Vfu94PGU)
幼い頃、父親と見に行ったお花見。母が病弱だった為俺は人一倍母親を大切にしてきた。
「京治。大きくなったらまたお花見するんだよ。その時は一番大好きな人と一緒に。」
「うん。今度はお母さんも連れて来ようねっ。(ニコ」
「あぁ。勿論。約束な?(ニコ」
「僕、お父さんみたいに大きくなったら大好きな人を守れるカッコ良い人になりたいな!」
「京治ならなれるよ。」
それから数日後母に異変が現れ始めた。狭い病院生活にまた戻ってしまった。俺はそんな母親の今にも倒れそうな背中を見るのが嫌だった。
父親は家族を支えようと必死で働いていた。
それからしばらくこんな生活が続いた。
- Re: HQ【兎赤】笑って下さい。木兎さん。 ( No.8 )
- 日時: 2017/01/04 14:53
- 名前: 零月 (ID: Vfu94PGU)
「お母さん治ってるといいねっ。」
「そうだね。」
母の見舞いに向かった俺たちは母の病態回復を望んでいた。
「赤葦さん……ですか?」
「はい。」
「至急、奥さんの病室までお願いします。」
「京治………。」
父親は握っていた俺の手をさらに強く握った。何も状況が把握出来ていない俺は不安になった。怖かった。大好きな母の声が蘇る。
病室に着くと医者と看護師。そして酸素マスクを付け呼吸を荒げている母がいた。
「赤葦様でしょうか。先ほどから奥様の病態があまり良くなっていなくて。今は意識の無い状態です。このままだと………」
「如何にか……如何にか出来るでしょうっ!医者だろあんたは……。見てることしか出来ねーのかよ。医者だったら医者らしく最後まで助けて下さいよ……。」
「赤葦さん。落ち着いてください」
「落ち着ける訳がないでしょう………。妻を置き去りなんか出来ませんよ………。」
「お父さん。お母さん死んじゃうの………?」
「京治…。大丈夫。」
父親は俺に笑って見せたが何処か冷たい寂しい感じがした。
「お母さん……。お母さんっ。あのね、この前お父さんとお花見行ったんだ。その時に次は必ず大好きな人と行くって約束したんだ。僕、好きな人出来るのかな。今はお母さんが一番好き………。ねぇ………起きてよ。起きてよっ。」
肩を揺すると母親の体温が心地よかった。
「先生。今日はお母さんと寝させてください。」
そう言ってイスを持ってきて母親の腕にくっ付いて寝た。
「京治…京治!」
父親の声で俺は起きた。
「そろそろ帰ろう。お母さんも戦ってるんだよ。」
意識の無い母親に手を振り病院を後にした。
一週間後の夜、俺は家で一人学校の宿題をやっていた。
「け……京治!!」
「お……お父さん……そんな慌ててどうしたの?」
「お母さんの病態が回復した………」
父親は目に涙を溜め一生懸命に喋った。
「お母さんが……治った……」
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