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【セカフェリ】夏季詰め合わせ【短編集】
日時: 2019/01/01 23:12
名前: まふぃん@フェリ可愛 (ID: Pk3oxKzN)

どうも、まふぃんです。
今回も詰めていきます。何故フェリ受け増えない。今回は春の詰め合わせで書いたもの達の続編なんかも書いて行こうと思っております。
いやあ、色々言われたんですよ。友人に。
「ここのエドフェリの続きは?」とか、「保育園パロ見せろ」とかね。
ちゃんと、夏をお題にしたものもありますよ。
…というか、コメントが来ないって結構辛いですね。(*´・ω・)
まあ、今回も誤字脱字があったり、日本語が可笑しかったらすいません。
そっと突っ込んで下さい。

Re: 【セカフェリ】夏季詰め合わせ【短編集】 ( No.1 )
日時: 2018/07/26 16:56
名前: まふぃん@フェリ可愛 (ID: FHdUl2HC)

菊フェリ
「夏祭り、林檎飴、目線の先。」


菊ん家…日本は、いつも静かだ。俺の家が煩すぎるっていうのもあるかもしれないけど。
でも、菊の家はすっごく静か。それも、しーんって感じじゃ無くて、風の音とか、水音、子供達の楽しそうな声があって、穏やかになれる静かさ。っていうのかな?俺はそれが好き。皆で騒ぐのも嫌いじゃないんだけどね。
「フェリシアーノ君、お菓子と緑茶を淹れました。一緒にどうですか?」
そんな事を思っていると、菊がモナカと、アイスのリョクチャを持ってきてくれた。思わず笑顔になる。
菊の家のお菓子…ワガシ、だったかな。凄く美味しいんだよね〜
「うん、食べる〜」
よいしょ、って菊が隣に座って。縁側で、モナカとリョクチャを食べて。ちりん、と風鈴がなった。
「夏ですねえ」
「夏だねぇ、俺、菊ん家の夏好きだ〜」
「ありがとうございます」
そうやってのんびりしていると、突然、
パン!パン!
って、銃声みたいなのがなって、俺は菊の後ろに隠れた。
「うわああああ?!何、何ぃ!?き、菊逃げなきゃ…!」
でも菊は、ちょっと驚いた顔をして、俺の頭を撫でてくれた。
「大丈夫ですよ、フェリシアーノ君。これは夏祭りが始まるっていう合図ですよ。そういえば、今日でしたね…」
「夏、祭り?お祭りなの?」
「ええ、お祭りです。…行きますか?」
お祭り、そう聞いて俺はまた、笑顔になる。
「うん!行きたい!」
そう言うと菊は、微笑んで、
「そうですか、では…こちらにいらして下さい。」
って、部屋に案内してくれた。




「うわぁ〜凄い人ごみだねぇ〜」
俺は菊が用意してくれた浴衣に着替えて、うちわか扇子か選んで、準備してからお祭りに来た。
夏だから、まだ少し明るいけど、この人ごみじゃはぐれたら大変だ。
「そうですね…はぐれないように、手を繋ぎましょうか。」
そう言って菊は俺の手を取って、人ごみの中を進んでいく。その横顔が、王子様みたいで、かっこよかった。
「フェリシアーノ君、何か食べたいものはありますか?」
ある程度空いてる所に出て、菊が聞いてくれた。
「うーんとね、林檎飴とチョコバナナが美味しそうだったなぁ」
「分かりました、買って来ますね。待っていて下さい。」
そう言って菊は人ごみの中に、戻っていった。
俺の事、気遣ってくれたのかな…?あとで菊にお礼言わなきゃ。
それにしても…
いつもと違って、すっごく賑やかで、楽しそう。
菊の家は、たくさん良いところがあって、俺、凄く好きだなぁ。
「お待たせしました。どうぞ」
「あ、おかえり!菊ありがとう!」
そう言って、林檎飴をくわえる。…甘くて、美味しい。
「美味しいよ、ありがとう菊。」
「いえいえ…こちらこそ、ありがとうございます。」
「…どうして?」
「あ、いや何でもないです。それよりも、フェリシアーノ君。他の屋台も行きましょう。射的とか、ヨーヨー釣りもあるんですよ」
「うん!行こう行こう!」
俺達は、また手を繋いで、歩き出した。


翌日のライン
菊「フェリシアーノ君とお祭りデート行って来たなう(^_^)v」(着物+暑さで火照っているフェリシアーノ写真)
ルート「なっ…いつの間に…」
アントーニョ「うっひょおおおお!天使やんなああああ!」
アーサー「おい菊、お前まさか…」
フランシス「おはようからおやすみまで全部写真に納め…」
ギルベルト「( ゜д゜)ハッ!」
アルフレッド「( ゜д゜)ハッ!」
エリザ「( ゜д゜)ハッ!」
バッシュ「┐(‾ヘ‾)┌」
イヴァン「ねえ菊君」
菊「阻止。というかレア物送ってあげたんですから勘弁して下さい。いや、しろ。」
ロヴィ「つーかフェリシアーノは何処だ!まだ帰って来てねえぞ!」
ルート「(‾□‾;)!!」
アーサー「(‾□‾;)!!」
エリザ「(‾□‾;)!!」
フランシス「(‾□‾;)!!」
ギルベルト「(‾□‾;)!!」
バッシュ「( ;゜皿゜)ノシ」
アントーニョ「(ノ`Д´)ノ彡┻━┻」
菊「フェリシアーノ君?ああ、私の隣で寝てますよ?」
ロヴィ「ちっ…チギイイイイイイ!!!!」
アルフレッド「菊、覚悟するんだぞ☆」
バッシュ「…覚悟はあるんだろうな?」
ルート「落ち着けお前ら!」


ケータイから目を離し、隣で文字通り寝ている彼に、目線を移す。
とっても幸せだと、言わんばかりの寝顔だ。
見てるこちらも、愛想笑いではない、本当の笑みを浮かべてしまう。
きっとこれで、しばらくは彼に近付けなくなってしまうだろう。
だから、その前に。
「好きです、大好きです。フェリシアーノ君。」
私はそう囁いて、彼の頬に口付けを落とした。

Re: 【セカフェリ】夏季詰め合わせ【短編集】 ( No.2 )
日時: 2018/07/26 23:19
名前: まふぃん@多趣味 (ID: FHdUl2HC)

芋サンド
「エクソシストに恋した悪魔の話」


昔、ある小さな村に、小さな教会がありました。
小さな教会には、美しいシスターがいました。シスターの名前は、フェリシアーノ・ヴァルガス。
ちなみにフェリシアーノは、シスターですが、男の子です。・・まぁそれは置いといて。
小さな教会には、大きな秘密がありました。
「なぁ、フェリシアーノちゃん〜俺達と一緒に堕ちようぜ〜」
「兄貴・・・匿って貰ってるのに、堕天を促すのはどうなんだ。せめて結婚にしておけ。」
「ギル、俺一応神職だから。結婚も出来ないよ。」
フェリシアーノは、悪魔を匿っていました。
この間、薬草を摘んでいたフェリシアーノが、戦いによってボロボロになった二人を見つけ、保護したのです。
本当は、聖騎士に連絡をするのがシスターとしての正しい行動なのですが・・・フェリシアーノは、たいへん優しいお人好しでしたので、怪我人を苦しめるような事は出来ませんでした。
そして、忌避すべき己に優しく、温かく接してくれたフェリシアーノに悪魔二人はなついた・・・いえ、恋に落ちました。
そして、フェリシアーノを手に入れようと、二人はアプローチを今日も繰り返します。
・・・二人は、知りません。
フェリシアーノがちょっと、ほんのちょっとだけ。堕ちた後の事を考えていることを。
アプローチに落ちるのも、そう遠い話ではないのかもしれません。

Re: 【セカフェリ】夏季詰め合わせ【短編集】 ( No.3 )
日時: 2018/07/27 21:48
名前: まふぃん@多趣味 (ID: FHdUl2HC)

エドフェリ
「ヘタレ性能おもち製幸せアンドロイド」
※春期の方に詰めたものの続きです。読まなくても大丈夫ですが、読んだ方が理解しやすいです。多分。



おもち界から、おもちにレタスを百個与えたお礼として、アンドロイドが贈られてきた。
「えーと、フェリシアーノ…さん?」
僕の理想の恋人像を模した(余計なお世話だけど、可愛らしいからアリ)幸せアンドロイド、フェリシアーノさんを呼ぶ。
「はい、何か用でしょうか?」
花が綻ぶような笑顔で、フェリシアーノさんが僕に近寄る。・・・本当に、アンドロイドというか機械なのだろうか?と思ってしまうが、最高時速250キロで走る上太陽光で事足りるというのだから信じる他ないだろう。…パスタが好物で、オシャレをするけど。
「説明書ってそろそろ送られてこないの?」
説明書、というのは勿論フェリシアーノさんのだ。本来なら手紙と一緒にフェリシアーノさんが持ってきてる筈なのだが、移動中に落としてしまったらしい。
おかげで僕はフェリシアーノさんが水を飲んでいた時、すっごく焦ってドイツさんの所へ泣きながら飛び込んだ・・・フェリシアーノさんは、そのことで反省したらしくおもち界に説明書の再発行を頼んでくれた。
「いえ、もう送られていてもうじき届くはずです」
そっか…と納得した所に頭の上に何かが落ちた。
「痛っ?!」
以外と重さがあったらしいそれは、床にドサッという音を立てて落ちる。
そしてそれには、こう書かれていた
「ヘタレ性能おもち製幸せアンドロイド、フェリシアーノ・ヴァルガス取り扱い説明書」、と。


続くかも


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