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- 【東方】仙人様接近中?!
- 日時: 2020/09/21 10:09
- 名前: 優羽 (ID: f7aWX8AY)
お久しぶりです!
東方大好き優羽ちゃんです!
前のがボツになっちゃって…
今回はまた新しくハマッた「れいかせ」書いてくぞー!
華扇が霊夢のお姉さんなのいいよね…
(かせれい、又は華霊[カレイ]になってそうです…ww)
これもボツになってしまうかもしれませんが、それまで見て下さいなぁ!
一話 >>01
二話 >>02
三話 >>03
四話 >>04
五話 >>05 (物語が急変するので
注意!)
六話 >>06
七話 >>07
- Re: 【東方】仙人様接近中?! ( No.3 )
- 日時: 2020/08/22 15:40
- 名前: 優羽 (ID: f7aWX8AY)
「離してよっ!」
「なんで?照れてるの?」
「ふあ?!」
意味不明な言葉が漏れてしまう。
また顔を真っ赤にさせて黙った。
「…意外。照れ屋さんなのね」
「…そーですよ!それが何?!」
逆ギレ…開き直った…どれが一番合うのだろうか。
ただ、いつもの霊夢…とは言えなかった。
「馬鹿」
「それはどうかしらね」
「どいて」
「嫌」
そんな話し合い(?)をしていると霊夢も恥ずかしさを忘れていたようだ。
- Re: 【東方】仙人様接近中?! ( No.4 )
- 日時: 2020/08/26 16:16
- 名前: 優羽 (ID: f7aWX8AY)
「…ねぇ、アンタってさ…まぁ魔理沙もそうなんだけど…なんで神社に来るの?」
「う〜ん…」
恥ずかしさも何処かへ行ったころ、霊夢は華扇にそんな質問をする。
「…まぁあのときちょくちょく覗いていいか、って聞いて…日課になってたからねぇ…」
(あれ?魔理沙に続き通い妻宣言?w)
「…そう…毎日説教に?」
「目に余るものがあればね」
霊夢は「ふーん」と頷く。
「アンタが説教しない日なんてあったかしら」
「そんなに私はうるさいかしら?」
「…そうゆう意味じゃなくてさ」
「?」
華扇は多少怒って居たように見えるが、霊夢の言葉を聞いて、怒りは冷めたようだ。
「…あとさぁ、まだどかないの?」
「あ…ごめんなさい、忘れてた」
「忘れてた?!」
- Re: 【東方】仙人様接近中?! ( No.5 )
- 日時: 2020/08/29 16:37
- 名前: 優羽 (ID: f7aWX8AY)
「…え」
霊夢は自分の手を見つめる。
明らかに子供の手だ。
視界もいつもより低く感じた。
「え?え…えぇ?えええええええ?!マ…マジでぇ?!」
(もしかしたら…幼児化したかもしれない……!)
**************
「んで…こんな体に…」
「はぁ…」
「理由とか分かる?」
まぁいつもどうり魔理沙と華扇がやって来るので、二人に相談してみることにしたのだった。
「理由?…知らない…筈だけど」
「…じゃあ…」
「ちょっと色んな奴にあたってみるな!じゃ!」
ダッと魔理沙は走って神社を出た。
「あ…魔理沙?!…ったく…無責任な奴め…」
「馬鹿……」
霊夢はジイッと空を睨んだ。
すると華扇はクルリと霊夢の方を向いた。
「仕方ない…家事、やっちゃいましょうか!」
「え?手伝ってくれるの?」
「当たり前じゃない、困ってる人間をほっとく仙人が居るわけないじゃないの」
華扇は霊夢の頭を撫でた。
「わっ…んもぉ…」
「ふふっ…可愛いものね」
霊夢は華扇の手を振り払った。
「あらら」と華扇が言うと霊夢はそっぽ向いてしまった。
耳が赤かったので恥ずかしかったということはすぐ察せた。
- Re: 【東方】仙人様接近中?! ( No.6 )
- 日時: 2020/08/30 09:15
- 名前: 優羽 (ID: f7aWX8AY)
「っと…洗濯はこれで終わり?」
「うん、ありがとう」
「どういたしまして」
華扇はクスリと笑って言葉を返す。
その笑顔につられて霊夢も笑った。
「…」
「ん?どうしたの?」
霊夢はじーっと華扇の方を見つめる。
「…前々から分かってたけど…背が高いのねぇ…」
「…そうなの?」
「こっちが小さくなるとなおさらそう感じる」
「ふーん」
華扇は上やら下やらちらちらと見た。
「そうなのかなぁ…」と呟いて。
きっと身長を確認しているのだろう。
「年の離れたお姉ちゃんみたい」
「…え?」
「?そのままだけど」
「……」
急に華扇は顔を真っ赤にした。
「わわわ?!だ…大丈夫?!」
「大丈夫…だと思う」
と、霊夢は自分が言った言葉を改めて振り返る。
「ぁ…」
霊夢まで顔が真っ赤になる。
(あ"〜馬鹿!私の馬鹿!なんであんなこと言っちゃうの!)
華扇は霊夢の方をちらりと見る。
やはり顔が真っ赤なのを見て、気になってしまう。
「…よっと」
「?!」
華扇は霊夢をひょいっと持ち上げひざの上にのせた。
「え?!ちょ…何?!」
「一回こういうのやってみたかったのよね〜♪」
「はい?!」
華扇は霊夢の頭を撫でると、
「…お姉ちゃん…か…悪くないかもね…」
と呟いた。
「…アンタ頭撫でるの好きねぇ…」
「いいじゃない、いつもやらせてくれないんだし」
- Re: 【東方】仙人様接近中?! ( No.7 )
- 日時: 2020/09/05 20:43
- 名前: 優羽 (ID: f7aWX8AY)
華扇が霊夢をひざにのせて少しの時間が経った。
と、霊夢がちょこちょこ目をこすり始めた。
「どうしたの?大丈夫?」
「うぅん…多分…」
「眠い?」
「眠い」
いつの間にか霊夢は眠くなっていたようだ。
子供だから…なのだろうか。
「寝る?布団準備するけど…」
「いぃ…このままがいぃ…」
「どうして?」
「…あったかい…」
そう言うと、霊夢はすぅすぅと寝た。
「あらら……」
華扇はクスリと笑い、霊夢を撫でた。
本当に愛らしくて、可愛くて…
子供の人間と接したことのない華扇には特別な体験だった。
「…このまま…」
その後の言葉を喋ろうとした華扇ははっとして周りをきょろきょろと見た。
「な…馬鹿…なんでこんなこと思っちゃうのよ…今の霊夢は子供だし…」
華扇は頬をペシペシと叩いた。
「…この感情は封印っ…」
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