BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 2434 BL集詰め 皆様方のお気に召せたら幸いです———
- 日時: 2023/09/28 19:36
- 名前: -ひよこ- (ID: B6dMFtMS)
初めて小説を書かせていただきます、天狐。と申します。(-ひよこ-から変更になりました)
ようこそ、おいでいらっしゃいました。
皆様方を喜ばせれるような作品へさせていくので、どうぞこれからよろしくお願い致します。
(少し間違えて「え」だけ入力されているのがあると思います、それは気にしないでください)
〜
ではここで頭に入れておいてほしいことをお知らせ致します。
・パクリは絶対にダメですよ。悲しむので。(私が)
・2434ライバー様方を登場させています。
●書けるcp、ユニット(グループ)
tgbt(gk × ty と ty × gk)& rfmo(大体knちゃん愛され。またはhytさん愛され)& krnw(knkz)、kgoihyr(kgym & ymkg)
●書けるか書けないか微妙なライバー様方(練習中の方など)
hptr(⚔️ 🌇 🦊🌷) この方々を書く場合は多分大体🦊 × ⚔️のcpになるか、🌇 × 🌷のcpの2つになる可能性あり。
もしくは、⚔️愛されパターンですね。
ローマ字伏字がわかりませんでしたが、🎲 🔫 🏢 🥂 🎤 ⚔️ のグループの方達です。
【他にもたくさん微妙に書けないライバー様方がいると思われますが、今のところ思いつかないので後ほど追加する場合が大です。】
●cpではなく、話の中に個人個人で出てくるかと思われるライバー様方
⚔️、🦊、🔫、🎲、🎶などですかね。絶対もっと他にもあるのですが多分書ききらないのでここまでにしときます。
● メモアプリで書いてそれをコピペしてます。そっちでは伏字を一切していないためこっちで伏字に編集をしています。
伏字の見落としがある可能性がありますので、自身が見つけるまでは少々お待ちを。見つけたら早急に編集いたします。
・数字、ローマ字伏字をしています。ごく稀に絵文字伏せ字。
(ご本人様の目にかからないようにする対策と「一応」なっているので見づらいかもしれませんが、ご了承ください。)
【上記のことについて修正】
・タイトル(題名)では伏せ字を使用いたしますが、2023/09/28から人物同士での呼び名は伏せ字に修正いたしません。
元はと言えば伏せ字ってハッシュタグとかで使うものだった気もするんで……問題があれば、どなたか教えてくださると嬉しいです。
●リクエストについて
・何故かはわかりませんが、このスレに特に誰かからのコメント?が来ないので「もし」リクエストがある場合はご自身で小説を建ててくれたら、見に行きます!(多分こちら側の設定をミスってるだけなのかなと考えてます。まぁ面倒なんでこのままでいいでしょう!!)
そこでリクエストをしてくれれば了解です!などと返事をさせていただきます。
そして小説名のどこかに「天狐。」と入れてくれたら幸いです🫶
(2434リクエスト限定でお願い致します!できたら「rfmo・tgbt(tgbtはリバでも👍)・krnw」「ymkg & kgym」であったら嬉しいです☺️)
(リクエストは来ない気はしますが、「あれば」の話です!!!!)
●ご本人様には「一切」関係ありません。これは私の完全妄想世界。ご本人様のチャンネルなどでこのようなデリケートなことを話すのはやめましょう。そういうのは厳しく取り扱われる世界なので……。
(そういう系の話になっている時はいいのかもしれません。あまり熟知していないのでわかりませんが。ですがここでボーイズラブの話書いてる人がいるよ、〇〇って人が書いてるよ、などと伝書鳩に似ていることをするのはやめましょう。ご本人様に大変な迷惑がかかります。)
〜
追記集
・「え」だけ間違って記入してしまったものは、小説カキコ様の運営様に削除依頼をしています。タイトルに「削除依頼」と入力したので、消されるまで気長に待ちます(*´꒳`*)
・今日(2023/04/22)から、実在する人物を使い、小説を続けていきます。急ですが、ご理解よろしくお願いいたします。
・伏字をして書くことに決定(登場人物同士の呼び名もローマ字伏字)(6月27日 から)
・このスレッド?スレ?の題名を大幅に編集いたしました。急ですいません。
(そして何回も追記を入れてしまっている………2023/07/31 から追記はまとめさせていただきますね!)
・今頃気づいたのですが、tgbtのgっくんがknちゃんの名前を言うときって大抵「tyさん」と言うと思ってましたが「tuyさん」で、knちゃんはgっくんのことを「gkくん」より「gっくん」の方が呼びやすいのですね……1作品のみ編集はしましたが、見落としがあるかもしれません。
他は編集するのが面倒なのでそのままにしときます()すいません!!!次回からはちゃんと伏字は「tuyさん」と「gっくん」にしときます!!
・上のことについて追記です。tyさんの方が話として書きやすい(入力しやすい)ため、tyさんと記入させていただきます。
gっくんの方はgっくんと記入させていただきます。 自分勝手かもしれませんが、すいません……!!
・gっくんが「とーやさん」と呼ぶ時は伏せ字をしておりません。検索避けのためにローマ字伏せ字を私自身はしています。なので「とーや」で検索する方はいないと思いました。勝手な考え方ですが……
あとは普通に「tーyさん」だと「何言ってるんだ…、?」と皆さんがなってしまう場合があるかもしれない、と思いました。
あれわざとあぁやって書いてるだけで、見落としてる訳ではありませんからね!!ダメでしたらどなたか言ってくださると嬉しいです。
申し訳ありません。
- 「今日くらいは素直でいさせてください」 / gktu ( No.42 )
- 日時: 2023/08/17 15:18
- 名前: 天狐。 ◆9ICskfK2Ms (ID: B6dMFtMS)
〜登場人物、設定〜
fsm・knmc(登場人物)
2人はもう付き合っている設定です。
〜注意事項〜
・今回の作品はtgbtで、cpはgktuとなっているため地雷(苦手)な方はご注意を。自衛をよろしくお願いします。
・いつも通りメモに書いて…とかなんやらかんやらして伏せ字での会話などにしています。(説明は以前からしているので省きますね)
伏せ字の落としに私が気づくまで、ご了承を。なるべく早く気づけるように最善を尽くします。
・多分いつもより少なめです。下の感謝の言葉にプラス、何か小説を投下しようと思って咄嗟に出たネタですので、優しい目で見てくださると、とても嬉しいです。
〜感謝〜
なんと閲覧数が「900」超えをしたんですね…いつの間に。ありがとうございます。
これからも応援よろしくお願い致します。次は「1000」ですねぇ。(図々しい)まぁ、ゆっくりと自分のペースで書いていきます。
そしていつも見てくださった皆様の健康と安全をこれからも願っております。
(そういえば、8/20〜9/5までテスト勉強、テスト当日 という予定が入っています。なのでその期間は投下が少なくなってしまうと思われます。お許しください。)
〜
gk said
今日は撮影もなく、tgbtの2人でゆっくり休める日ができた。
いつもtyさんはrfmoの撮影、配信、学校生活で忙しく、2人きりでまともに過ごせていなかったのだ。
そして今の状況は、
「…………まさか、膝枕を要求してくるとはねぇ……」
「……たまにはいいじゃないですか。黙ってそこでじっとしててください。」
「そんなこと言われましてもぉ……w」
そう、あの媚びないがモットーであるknmc tuyが、オレに膝枕をしてくれとお願いしてきたのだ。
なんでだ、?急に要求してくるなんていつものtyさんじゃない………本当はtyさんじゃない、とか!?
「あ、あろぉ……とーやさん……オレのこと好きっスか?」
「は、……?……友達とか、相方の好きとは違います。それだけは言っときます。」
……このツンデレ具合は完全に元二期生のknmc tuyだ。疑ったオレが悪かった。
じゃあ本題に入ろう。何故急に膝枕を要求してきたのか。
「……あと、何で急に膝枕してってお願いしてきたんスかぁ……?w 」
「…………最近、疲れちゃったから。ただ、それだけ。」
最初の間が怪しい……絶対他にも理由があるはず。
「ほんとっスかぁ?この際素直に答えなよぉ……w」
「………全然、最近一緒にいれなかったから、ッ………素直に、いたかった…から………」
「……………な、何です。正直に言っただけなんですけど。」
正直びっくりした。まさか本当に馬鹿正直に言うとは思ってなかったから。
「…………なーんだ、今日素直だな、?w」
「……ちゅーも、してください。僕に。」
「………………」
「……!?!?///」
一瞬思考停止した。え、だって……いつもtyさん、自分からそんなこと言わないから。
「…………はーやーく……ん、僕にしてくださいよ、?」
「……tyさん。今日本当にどうしたんスか、?」
「キスくらい、いつでも出来るんスよ……、?」
チュッ、と音を立てて、オレとtyさんは口づけを交わした。
「ん、ふふ…………もっと、もっとしてくださぁい…………」
「…………何で今日は、そんな可愛い笑顔で誘ってくるんスかぁ、……、w //」
「………」
「—————————」
〜end〜
(最後はタイトル回収……やってみたかっただけなんです、カッコよくて!!)
- 虚空教は幸せへの誘(いざな)い ( No.43 )
- 日時: 2023/09/19 18:30
- 名前: 天狐。 ◆9ICskfK2Ms (ID: B6dMFtMS)
〜登場人物、設定〜
tgbt(ほんっっっとに少し、gktuの匂わせ的な……cpがあると思われます)
貴方様自身が主人公的立場になっているような描写になっています。
(あとからまた違ってきているような気もしますが。)
・一人称は独り言や、心の中では「俺」ですが、knmc相手と話す場合は「私」になっています。
・虚空教、クラブ=マジェスティの表現、?が入っております。
〜その他〜
・今回もローマ字伏せ字、「」での会話。
・伏字については抜けているところもあると思われます。主自身が気づくまでは待っていてください。なるべく早く気づけるように善処します。
・今回そこまでcp要素ないです。
・虚空教。虚空に帰るという意味だと思ってますが、意味合いが少し違うように私が捉えてしまっているかもです。
申し訳ございません。
それらがいい、という方だけご覧になられてください。
〜
かの有名な「knmc tuy」という人物をご存知だろうか。
どうやらアイツは高校生であり、未成年である。だが、夜のクラブ=マジェスティという場所で働いている。
そこでは客と “ 金の賭けゲーム ” をしているらしい。
例えば、knmc tuyを指名したとする。
勝ったらknmcが賭けた金の分を手に入れることができ、1つ言うことを聞いてもらえる。
どんなことでも。何をお願いしてもやるらしい。
本人はこう言っている。
「このクラブ内では【絶対公平取引】というものを最初に約束いたします。」
「約束を破った場合は何か僕自身に罰を与えても大丈夫です。そのくらい、ルールを守ります。」
そして負けた場合だ。
負けたら賭けた金の分がknmcの手元へ行き、その場をその日は追い出される。
だが追い出される前に、何かに誘われるらしい。それは行ってみないとわからないのだが。
そんなルールを知り、様々な人がknmc tuyに挑む。だが10人が挑んだとしても、10人全て追い出されているような状態。
つまり何十回もknmc tuyは連勝しているのだった。
〜
そんな噂を俺が知ったのは俺の母と父が死んだ時だった。事故死だったらしい。途方に暮れ、人生がどうでもよくなった。
だからいっそのこと全財産アイツに賭けてしまおう。そう思い、挑んだ。
が、それはもちろん呆気なく敗北した。
その時にアイツはこう言った。あの誘い、だ。
、
「………っふふ、負けて悔しいですか?」
『……………』
「返事もくれないですか、……貴方、最近親が両方とも亡くなったでしょう?」
『っな、なんで、それをッ、……!!』
「途方に暮れて、僕に全財産を捧げたのでしょう。」
「大体そんな方が大勢僕に挑むのでわかります、勘で。」
「そんな貴方には、ココがお似合いですよ?ニコ」
『………ココ、とは………、?』
・ ・ ・
「 “ 虚空教 ” 、というものです。」
『……こ、くうきょう……。』
「実は僕、この仕事とは別にここの教祖をしていましてですね。」
「僕との対決で負けた人にだけ、この宗教を教えています。」
「と言っても、勝ったやつなんていないんで全員にお教えしてるんですけど。」
「……特別、ですよ?まぁ、自力でこの宗教を見つけて入った、という人もいなくはないですが。」
『………………』
「人間誰しも最初は「0」の状態で生まれてきています。それにどんどん幸せが重なることによって「プラス」へ変化していく。」
「ですが、人生には不幸も付き物です。貴方みたいに親が亡くなる、他にもペットが亡くなった、親友から嫌われた、とかいろいろありますよね?」
「ただ、それは生まれてきた頃に近づいているだけ。」
「つまり0に近づいていっているだけであって、決して「マイナス」になるわけではありません。」
『そう、なのです、ね…………』
「はい、実際そうなので。教徒の皆さんもそう仰っていますよ、ニコッ」
「【我々は皆、そこから来た。】」
「そこ、というのは虚空。つまり何もないところから始まったということです。どうですか?」
「虚空教は今の貴方の助けになると思いますよ。僕は。」
、
あの方のグルグルとした目。あれに取り憑かれたかのように話を聞いた。
そこで俺は興味を持ち、虚空教の教徒となった。助けられた。
虚空教のみんなは優しくて、教祖様も優しかった。暖かった。
俺はココが今でも大好きだ。
………え?可笑しい?俺が?
いやいや、そんなことないですよ。
「———さん。教祖様がお呼ばれっスよ。」
「毎回言ってるんスけど……くれぐれも、tyさんには触れないでくださいっス。触れたら……そのくらいの罰を与えるっスから。」
『はい、わかってますよ。承知してます。』
じゃあちょうど他の教徒さん……まぁ名前はfsm gkっていう人。この人は教祖様の、knmc tuy様の恋仲であるという噂が立っているんです。あまりこのことには触れないようにとお2人から言われているのであまり話さないでおきますが。
では呼ばれたので、教祖様直々に聞いてみますよ。着いてきてください。
、
『失礼致します。教祖様。』
「……ようこそ、来てくださりました。」
「……おや?そこにいるのは誰ですか?」
『……………実は私が虚空教に入っているのが可笑しいと、仰っていて、……』
『可笑しく、ないですよね……?』
「最初は皆さんそう思いますよ。その人の考えは合っています。」
「ですが、あなたも可笑しくありません。安心してください、ニコ」
やっぱり、教祖様の言葉は落ち着くし、信用できる。
笑顔も素敵だ。
『ありがとうございます。これからも精進して参ります。』
「えぇ、そうしてください。」
「…………実は僕も新しく教徒が欲しかったんです。なので貴方に新しい人を誘ってもらおうと思って呼ばせてもらいました。ちょうどいいので……その人、誘いましょう。」
『!?』
「その人は……会社でパワハラを受けているはずです。」
「以前もクラブ=マジェスティにいらして、そんなことを言い残して出て行きました。」
『ほ、ほう……』
「その時、全財産を僕に賭けました。そして負けた。虚空教に誘いましたが、入りたくないと仰っていたので、無理矢理には入会させませんでした。」
「ですが今現在は死にたい、早くこんな人生終わらせたい。そう思っているでしょう。」
「誘って、あの人も虚空教に入会させましょう。あの人には虚空教が必要です。」
『……わかりました。』
と、いうことなので貴方も虚空教に入りませんか?
ここでは幸せに暮らせます。どうですか?今の貴方にぴったりですよ。
なぜなら———
『【我々は皆、そこから来た。】』
からです。何かを失ったとしても「0」に近づいただけ。「マイナス」には絶対に行きません。生まれてきたところに戻るだけですから。
どうですか———?
〜end〜
- 〇〇しないと出られない部屋(R-15?)/ kn × mc ( No.44 )
- 日時: 2023/09/19 18:16
- 名前: 天狐。 ◆9ICskfK2Ms (ID: B6dMFtMS)
〜登場人物〜
knmc、kne(cpは kn × mc となっております。初cpで書くので温かい目で見てください)
〜その他〜
・部屋の話が終わったら、少しknちゃんが苦しくなってる描写があります。
地雷の方への配慮として言っときますが、ペットみたいな感じで………って感じです。リードとか首輪とか使ってるんで。
ネタバレ防止のためにここまでは言っときます。(地雷の方はご遠慮ください)
・伏せ字あり、「」での会話
(伏字については抜けているところもあると思われます。主自身が気づくまでは待っていてください。なるべく早く気づけるように善処します。)
・「///」これも文上で使われているので苦手な方はご気をつけて。
これらがいい、という方のみご覧になってください。
〜
mc said
「……ち……も……」
……何…、?誰の声、だよ……
「ん……さ………」
「mcさん、ッ!!!」
「っん、……ぇ……?」
目を開けた。目に映ったのはまさかのkneくん。昨日はゲームを一緒にして一緒に泊まった……よな、うん。
泊まったあと……
「……こ、ここどこ、です?」
………何このベッドで僕とkneくんが隣同士で寝っ転がってる絵面。
しかも絶対僕の部屋じゃない。すっごい、設備整ってそうな部屋なんだけど………
「知らないよ僕も………今さっき起きたし。mcさんなかなか起きなくてビックリしたよw」
「ぁあ、……それはすみません。とりあえず……一旦起きません、?寝てるだけじゃ何もわかんないし。」
とりあえずまずここがどこなのか、把握しないと一生出れないだろ。
僕と叶くんは一緒に起きた。そして多分目に入ったのは同じだろう。テーブルの上に何か紙が置いてあった。
その紙にはご丁寧に「knmc tuy 様 、kne 様 へ」と綺麗な字で書いてあった。
………何か、嫌な予感がする。
「………これ、何なんだろ……見てみるわ、mcさん。」
「う、うん。任せた。」
なんか見たらその手紙の内容をkneくんに伝えるために読まなくちゃいけない気がしたし、kneくんに任せることにした。
「………あぁー、そういうことね。mcさん、驚かないでね?」
「……え、なんですか驚くなって。怖いんですけど。」
「いや、別にホラーとかそういう系ではないんだよ?ないんだけど……」
どうしてか、ずっと手紙の内容を答えだけ濁してくる。
早く言ってくれないと僕も緊張してくるんだけど。
「……っいいから、早く言ってください。濁される方が怖くなってきます。」
「………どーやらこの部屋、Dキスしなくちゃいけないらしいよぉ〜。しなきゃこの部屋出れないらしい。」
「………………は、?」
……いや、いやいやいや、意味がわからない。何がDキスしなきゃ出れない部屋だよ。好都合すぎだろ。二次創作でのあるあるやめろよ。
「mcさん、それ全部口に出してるから。」
「あれ、出てましたか………」
「うん。んで試しに扉いじってみようよ。」
「それで開かなかったら本当にしなきゃいけない、ってことだよ。」
「………やってみます。」
僕は意を決してドアノブに手をかけ、ガチャガチャと音をたてた。だけど、ドアノブはまずびくともしない。
ってか回せない。
もしかしたら押したり引いたりする扉かと思い、動かそうとしたがこれもびくともしない。
「開きません、ね。」
「だよねぇ〜w」
いやいや、なんで笑ってられる。僕とキスをしたいとでも言うのか?そうじゃないと笑ってられないって。
「んま、mcさんとキスするチャンスだし、僕にとっては好都合なんだけどね。」
本当にそうだった。正気じゃないぞ、コイツ………
「何言ってんの?いや、やめて?僕kneくんと付き合ってもないのにキスされるなんて一生人生の中で後悔すると思うんだ、うん。」
「ってことは、付き合えばキスされることは後悔しないってことだよね?」
「………そういうことじゃないんですけど。」
「だって考えてみてよ。例えば僕と付き合うことでデメリットってあるの?」
付き合うこと、で?………いや別にないけど。普通にkneくんはいい人だし、僕のことも大事にしてくれている。
付き合うことでデメリットはない、はっきり言って。
「………いや、ないですけど……」
「じゃあいいじゃんっ!!!mcさん、僕と付き合ってください。」
………急展開すぎだろ!!!!!!何このいかにもこうなるような展開。
どっかのBL小説か。何、僕が受けってこと?無理無理。急にkn×mc?の小説始めんな勝手に。
「……断ったらどうなりますか。」
「断ったらぁ……とりあえず無理矢理にでもキスする。何回でもするよ。逃がさないし。」
「……いいよ、って言ったらどうなりますか。」
「喜んでからベッド押し倒してドロッドロに溶かす。mcさんを。」
「……エグいってぇッ…………」
完全に逃げる道がない。ヤバいぞ、これは。
……でも一回だけキスすればいいだけ。ただそれだけだ。
そのために、キスするだけのために「一瞬付き合えばいい」だけ。
ほら男だろ!!いいって言え!!knmc tuy!!!
「……まぁ、いいですよ。一瞬だけ付き合いましょう。キスだけしたら別れr((「別れるなんて酷いんだけど。mcさんはそんなこと言わないよね……、?」
……ねぇ、言うタイミング見失ったんだけど。どうすればいいと思う?knmc B。
『しらねぇよ!!』うーん、知らないかぁ、じゃあしょうがない……っじゃねぇんだよ!!一人芝居しても何も意味ねぇから僕!!!
あぁッ、断れない状況下に今僕はいる……もういいよ、って言うしかねぇかぁ……腹を括れ、knmc tuy。いくんだ、knmc tuy。
「………っぁ“あっもう!!わかりましたよッ!!付き合いましょうkneくん、ッ!!!!」
こうなったらヤケクソだ。僕の人生の中でまさか男と付き合うことになると思わなかった。
いいのか、これで………
「えへっ、やった……☺️」
「よし、カップル成立ね、これで。」
「んじゃぁ、ッ………」
そう言ってkneくんは僕の両肩を優しく掴んでベットへ倒した。
「…………ぇ、は、?」
「え、ちょ、まだ心の準備ってもんがッ………」
「そんなの待ってられないんだけど。僕従順な犬じゃあるまいし。喜んでからベッド押し倒してドロッドロに溶かすって言ったじゃんしかも。」
「だから……ね、?」
kneくんはハートが語尾についていそうな甘い声を出した後にキスをしてきた。
「っん、ッ………//」
僕の声とは思わない、んっと女性のような可愛らしい声を出してしまう。
そして油断したのも束の間。上の歯や口の中をkneくんの舌でぐちゃぐちゃにされる。
「ん“、ぅッ……っぁ、なぇく、ッ“……///」
呼吸の仕方がわからない。何これ、何も考えられないんだけど。
苦しくなったからkneくんの肩を叩いた。
kn said
「ップハッ……mcさん、呼吸は鼻ですんの。わかる?」
「っんなの考えられないってばッ………頭の中、グルグルして、無理なんだもん……」
「(は、?何それ、可愛すぎ。僕の彼女やっぱ好きだわ。この部屋に閉じ込めてくれた人に感謝しなくちゃ。どっか手紙に誰からきたのか、とか書いてないのかな……)」
そんなこんなしていたら少し先にある扉の方面からガチャリと音が聞こえた。
mc said
「……っね、ねぇ、開いたからさ。もうここ出よ、?別の場所でさ、過ごせばいいじゃん。」
「……ん、そうだね。ちょっと先行ってて〜僕ちょっと気になることあってさ。すぐ行くから!!」
……なんだそれ、気になることって。って思ったけど、しつこく聞くのは僕もやられて嫌だからやめた。潔く部屋から出て、待つことにした。
「っえ、?あ、あぁ、うん。わかった。先出てるね。」
「部屋の向こうで待ってるから。」
kn said
「うん、ありがと!」
「…………さて、手紙再確認っと……」
ちなみに手紙読んであげるね。
kne様とknmc様へ。
今頃、この手紙があった部屋に閉じ込められているでしょう。
この部屋は「ディープキスをしなくちゃ出られない部屋」になっています。
kne様はさほど嬉しいことでしょう。knmc様は……わかりませんが。まぁ、頑張ってください。
kneさんのための企画です、ちなみに。
———エニカラスタッフ総勢より。
って感じよ。スタッフさん、ありがとう。感謝の言葉しか出ないんだが。
よし、送り先がわかったしもう出るか。
そう足を踏み出し、扉から出た瞬間白い光が広がった———
〜
「………あ、帰って来れた。」
「ほ、んとだ………」
「……っmcさん。まさか僕らが付き合ってること忘れてないよね?」
もし、今までのが夢だとしたら、僕とmcさんは全く恋人としての関係性はないことになる。
そんなの最悪すぎる。
「…………え、?何のことです、?」
………忘れてる。なんで。今までのは全部夢オチだったってこと、?!
「……なーんて。そんなわけないじゃないですかw 覚えてますよ、ましてやあんなキスまでしたんですから……」
「………」
嘘ついたんだ。可愛い嘘を。僕という相手にそんな嘘を……はは、お仕置きじゃん。そんなの。
一瞬絶望に叩きつけられたんだから。
「……覚えててくれてたんだね。mcさん。」ニコニコ
少しムカついた。mcさん、貴方が自分から煽るようなことするからだよ。
「……え、なんか笑顔怖いんですけど。kneくん。」
僕はいつの間にかmcさんをベットへ押し倒していた。まぁ、少し乱暴にだが。
あの部屋でいた時の状況と全く同じだ。
「っは、ぇッ………、?ちょ、っと……何してんですか………」
「さっき、僕のこと騙したじゃないですか。忘れたって。」
「自分から僕のこと煽りに来るなんて…やるんじゃないの?w」
「あ、煽ってませんけど。あれは……ただの遊びで嘘ついただけです。マジにならないでください。」
……生意気な高校生だな。ちょっと黙っててもらいたい。
僕はmcさんにこう声をかけた。
「……mcさん、ちょっとここで待ってて。僕とってくるものある。」
「……は、はぁ……わかりました。」
こういうところは素直なのになぁ……まぁ、生意気なのも好きだけど。
んで僕がとってくる、ってものは…とりあえず首輪と、リード、……かなぁ。
僕から見たら可愛い子猫なんだよなぁ。ほんっとに……今すぐ取ってこよ。
、
「mcさーん。帰ったよ〜」
「あ、はい。おかえり、なさい。」
「何を取りにいったんですか……、?」
「やっぱ気になるかぁw えっとねぇ……これ、だよ。」
僕は首輪をmcさんに見せた。
その時のmcさんの表情。可愛い……あの絶望したような顔。
付けてもいいか、なんて了承は聞かずに僕は首輪をmcさんに付けた。
「っ“、………」
「ッ、あの、これっ……苦しいんですけど……」
「ん〜?そうなんだぁ……」ニコニコ
「……いや、だからこれ外してくださいってば。」
「だーかーら。お仕置きって言ったよね、僕。」
「これもつけてあげるから。」
そう言って僕はリードもつけてあげた。可愛いッ、………あぁ、僕の彼女になったんだ、本当に。
興味本位で僕はリードを引っ張り、もちさんと距離を縮めた。
「っぐ、ッ“………っか、ぁぇく、ッ………」
冗談でここまでやらないからなぁ、僕。
mcさん、覚悟しててね。
〜end〜
- お題に沿って書いてみた / tgbt(少しRかも?) ( No.45 )
- 日時: 2023/09/21 19:07
- 名前: 天狐。 ◆9ICskfK2Ms (ID: B6dMFtMS)
お久しぶりの投稿ですね〜 いつの間にか閲覧数が1000を超えていて吃驚してます。皆さんありがとうございます,これからもよろしくお願いいたします。
そして今回は以前,BLお題ルーレット的なのをやったらこのような結果になりました。
「今日のBLお題は『理科室準備室で声を抑えながら拘束された状態で愛撫している(されている)剣持刀也を書き(描き)ましょう!」
理科室準備室って変な気がしたので,ご勝手ながら理科準備室とさせていただきます。
ってことで注意事項です(下記から)
・なんか少しRっぽいかもしれません。苦手な方はご覧になるのをやめた方がいいと思います。
・cpはgktyです。
・「///」(スラッシュ表記),本当に少しだけ「♡」表記あります。
・伏せ字等の見落としあるかもしれません。自分が見つけるまでご了承ください。申し訳ありません。
・愛撫する、という言葉の意味がいまいちわかっていません。多分深く愛する的な意味合いだと思って書いてます。
それらがいいよ〜 って方のみどぞ〜
〜
「サワサワッ、……(どこをとは言わないが触る)」
「っん“、ッ………//」
なんでこんなことになってんだよぉぉぉおおお………!!
ー 回想 –
僕とgっくんはクラスが同じで次の授業が理科だった。
そして僕とgっくんは理解の授業で使うものなどを準備する係になっていた。
「(持ってくる量多すぎだろ………)」
と思い、僕らは理科担当教師に「遅れるかもしれない」と言ったら意外と優しくてゆっくり来い、ということだった。
というかお前ら成績いいし、サボっても別にいいと言われた。
他のやつもその方が楽しいだろうし。とも言っていた。
校長先生とかにバレたらバレたで俺がなんとかする、ということだった。
「(そんな権力あるのか、……?)」
と思いながら、少し理科室とは離れている「理解準備室」に行くことにした。
「gっくーん、行くよ?」
「りょーかいっス!!」
〜
「えーっと…………ぁ、あった。」
「(これで僕が持ってく物は終わりかな?)」
「gっくんまだ〜?」
「ん?あ、あぁ、ちょっと遅くなりそうだから、物とかは机の上に置いといて待っててくれないか?」
「はいよ〜」
、
「よし……tyさん、ただいまっス!!」
「……いや遅すぎじゃね。」
「いやぁー、ちょっとやりたいことがあってな、……?w」
「な、なに?」
「一回後ろ向いてくんない?」
「お、おぉ……わかった。」
「シュルッ、……(自分のネクタイを外す) 」
「ギュッ、……!!(knmcの手首を縛る)
「っな、何すんのgっくん、!?」
「……っガ、ガチのホモ営業みたいなの、やめろよ……ww」
「………オレは本気っスよ。」
「っは、……?」
「あ、そうだ。tyさんのネクタイも貸してくんね?」
「嫌に決まってんだろ。ネクタイ使って手縛られてるんだから。」
「嫌な予感しかしませんよ。」
「イッヒヒwじゃあ強制的にもらいまーすw 」
「どうせ手動かせないんだから取れちゃうぜ?w」
「シュルッ、……(knmcのネクタイを取る)」
「っ、……最悪、………でも何に使うってんだよ。もう縛るところねぇだろ。」
「……ココ、っスよ、?♡」
「スッ、…… (knmcの口を指差す)」
「……は、?口?お前何しようとしてんだよ。」
「冗談じゃねぇって……」
「(可愛い……生意気なところもオレ好きだし、逆に自分から煽って痛い目合うなんてわかってないんだなぁ……w)」
「わかってないんスか?」
「……じゃあやればわかるっスね。tyさんネクタイ咥えて?」
「くわえッ、…!?…………っわか、った。」
「ガブ、……」
「ん、いい子いい子ぉ〜……ギュッ、ギュッ……(ネクタイを頭の後ろで縛る)」
「(tyさん珍しく従順……よかった。)」
「んじゃ、いくよ?」
「ん、…?」
「いいよって言うまで、外しちゃダメっスからね?」
〜
となって、今の状況に至る。
コイツは何をしているのだろうか。
「サワサワサワッ、……」
「ん“、っ……っふ、ぁ”ッ、………////」
「あ、っく、ん……ふぉれ、はず、してッ、……」
「(っぁあっ”もうッ、喋りづれぇんだよっ……)
「んー、……もうちょっと、楽しみたいなぁ?」
「楽しみたい、っじゃ、ねぇんだよ!!」
僕はどうにか抵抗、というか暴れてネクタイを口から外した。
そして、あのことを忘れていた。
「あ、……外しちゃった。」
「………いいって言うまで、外しちゃダメって言ったスよね?」
「………あー、そんなこと言ってたっけ?」
忘れたフリをした。gっくんはそんなこと気づかないような、鈍感なやつだしどうせバレない。
「………じゃあもう終わり!」
ほらな。これは想定通りだったけど……
「(あれ。もっとgっくんなら「惚けないでっスよ!!」とか言うのに……)」
そう。このことが疑問に思った。
「続きはぁー………家、帰ったらやろうな?ニコニコ」
「っ、……う、うん。」
………どうやら、僕はコイツからは逃れられないようだ。
〜end〜
- rfmoとgk(結局tgbt) / 無題 ( No.46 )
- 日時: 2023/09/26 20:11
- 名前: 天狐。 ◆9ICskfK2Ms (ID: B6dMFtMS)
今回題名思いつかなったんで無題になってます
〜登場人物〜
・rfmoメンバー
・fsm gk
〜cp〜
・tgbt(gk×kn)
※rfmoメンバー(knを除く)同士ではcpないです。ってかイチャついてない。(つまりtgbtしかcpがないってわけ)
〜注意事項(その他)〜
・いつもの理由の通りに伏せ字ありです。伏せ字抜けてる箇所もあるかもしれませんがご了承ください。見つけ次第編集いたします。
・木10rfmo塾の収録日、知らないので勝手に月曜という設定でいきます。
・kidくんとfwくんの口調、全く掴めてないため勘で書いてます……すみません。
上記の文を見た上で、見れるという方は見ていってくださ〜い
〜
kgm said
「………knmcさん、来るの遅いですね……」
今日は地獄の連続収録のある木10の収録日。私とfwさんとkidさんは来ているのだが、knmcさんだけまだ来ていない。
あの人なら収録日なんか間違えず、遅刻もせずに来るはず。配信では遅刻をしているが。だけど今回は全く来る音沙汰がない。
少し、心配になってきた。
「んな〜、どしたんやろ。」
「連絡してみる?僕しときますよ〜」
「あ、kidさんよろしくお願いします。」
「…連絡は、してすぐ既読はついたけど……」
「…………明らかにこれは…mcさん自身の文脈じゃない気が……」
「………ん、?どういうこと?kid。」
「いやアニキと社長見てみてくださいよ!!これ!!」
「mcさん自身が打ったとしてたら、文章としておかしいと思うんだよ!!!」
そう言い、私たちにスマホ画面を見せて来た。
送られた文章は『うわ、マジっすか!?今すぐそっちに向かわせるから待っててくれよな』という文章。
うん、これは……fsmさんの文脈に非常に似ている。何々っすか、とかの語尾はfsmさんそっくり……
というか向かわせるってことは別の人がいるってことでしょ。fsmさん確定でしょ。
多分これはfwさんとも共感し合えている気がする。
「………絶対mcさんじゃねぇなぁ。これgっくんじゃないのか?w」
「僕もそうだと思うわ……」
やはりそう思っていた、2人も。
「私も、ですね。泊まったってことですかねこれ。」
「僕はそうだと思います。tgbt仲良いからな……」
「そうだなぁ〜、ってか絶対そうだって。」
……何なんですか、いつもfsmさんと一緒にいれてるんじゃないですか。それだけで成長ですよ。
実は私kgm、ずっとknmcさんから相談を受けていたのです。
knmcさんはfsmさんのことが恋愛的に、好きになってしまったらしい。だけど、引かれてしまうだろうと思ってまだ告白も何も思いを伝えていないのだという。
fsmさんもknmcさんのこと好きなのではと思いますけどね。
「ちょっと聞いてみるかぁ、mcさん寝てたんかなぁw」
「にゃははw そうなんじゃないか?w」
「じゃあ私、スタッフさんに伝えて来ます。遅れる、と。」
「なのでfsmさんたちはゆっくり気をつけて来てください、とお伝えください!!」
「了解しました社長!!!」
全く………思い伝えたって、確実に付き合えると思うんですけどね。
まず嫌いならホモ営業なんかしないだろうし、泊めもしないでしょ。
、
fsm said
ユサユサとtyさんを揺らす。こうでもしないと起きなさそうだから。
「……とーやさん、そろそろ起きて。」
一昨日から実はお泊まりをtyさんはしていた。本人が言うには気分らしい。チャイムが鳴って、開けたら扉の前にはもうキャリーケースを持っていて、泊まらせてください、って言われた。急に泊まるとか言うのもどうかと思うけど、やっぱりtyさんだから許してしまう。
甘いっスかねぇ?w
「っ……ん、ぇ………ぁ、gっくんおはよぉございます……!!ニコニコ」
……可愛いんスけど。え?あ、そうか。まだトマトジュース飲んでないからこんなにふわふわしてるのか。
なんてたわいもないこと思ってたらtyさんのスマホから通知音がなった。
「ちょっと僕、トイレ行って来ますね……っふわぁッ……眠ッ………」
「オッケーっス!眠いのは頑張ってくれ。」
「ん、……はーい……」
……tyさんのスマホのパスワードなんか簡単にわかっちゃうんスからねぇ。というか単純なんスからw
オレは「105243」と入力した。……ほら、開けた。オレの誕生日と名前にしてるとか可愛くない!?!?オレのこと大好きじゃん。
凄い自意識過剰だけど、好きじゃなかったらパスワードなんかオレに関係することにしないだろうし。
んで……LINEは……kidくんから…?珍しく気がするな。
そしてオレの目に映った文章はこれだった。
『mcさーん、今日木10収録日だよ?起きてる〜?w』
………はぇ!?今日tyさん収録日だったの!?!?知ってたら起こしてたのに………!!
オレは急いで返事をした。『うわ、マジっすか!?今すぐそっちに向かわせるから待っててくれよな』と。
tyさんに言っとかないと……。
ピコンッ♪
また…、?何なんスかね……
『社長がスタッフさんに遅れるって言っとくから、gk先輩たちはゆっくり来い、だって〜』
うわぁ、hytさん仕事が早い………
『ありがと!!』と送っといた。そしてスマホを机の上に置き、tyさんを待っていた。そしてきっと顔を拭いたであろうタオルを持って帰ってきた。
「……っあ、が、gっくん。今日何曜日ですか。」
「あ、帰ってきた。今日は月曜日っスよ?」
「……ッスゥー…やばい、今日収録日。終わった。」
「あ、それなら連絡来てたっスよ〜勝手に見させてもらったっスけど、hytさんが遅れるってスタッフさん達に伝えといてくれてたらしいっス!」
「だからゆっくり来てください、だって〜」
「あ、そうなんですね……って、勝手にパスワード開けてスマホ見んなよ!!!」
「そしてなんでパスワード知ってんだお前は!!!!」
「だってtyさん単純なんスもんw もっと凝ったパスワードの方が安全っスよ?w」
「あとkidくんがそうやって連絡くれてたっスよ〜ちょっと返信くらいはしといたけどなw」
「っはぁー………ま、元はと言えば遅れてる僕が悪いし、いいや。」
「んで、kidくんか。今返信しとかなくちゃ……」
「kidく、ん……れ、ん、ら、く、……ありがとう、ございます。」
「寝坊、しちゃいました。あと勝手に、gっくんに、スマホ、取られてました。」
文打つ時、わざわざ口に出してやるんスね……
小さい子供みたいじゃないっスかw
「おい小さいとか言うんじゃねぇ。聞こえってから。」
「はて?聞こえてたっスか……」
ピコンッ♪
「知ってました。………口調で気づかれてんじゃねぇ“かよ、fsm gkぅぅううう!!!!」
「別に気づかれても良いだろw」
「……まぁそうかもだけどさぁ”……」
「……あ、あと少しgっくんにお願いなんですけど…いいですか、?」
「オレに?全然いいっスよ?」
「…お願いというか、引かないで欲しいんです。」
なんか真剣な話……?オレなんかしちゃったか!?!?
「引く……?何を言おうと引かないっスから安心してくれよな。」
「……実は、僕。gっくんのことが…相方とか、友達とかそういう好きじゃない意味で好きなんです。」
「上手く言えないんですけど、ッ………」
「……え、オレ告白されてる!?!?」
「おい空気ぶち壊しなんだが?告白してるんです、こっちは真剣に。」
「ご、ごめんってぇ……あと断る理由がないっスねぇ。まず。」
「というかtyさんがオレのこと好きだったってこと感じ取れてたっスから。」
「……は、?感じ取れてた、?」
「え、うん。だって嫌いだったらまずホモ営業なんてしないじゃないっスか。家に泊めもしないっスし。」
「あと嫌いだったらスマホのパスワード、オレの誕生日と名前にしないだろ?」
「全部、正論……」
「……まぁ、つまり告白するのを待っていたと。」
「イヒヒ、そうっスよぉ?w」
「…んで、オレからもお願いします、付き合ってください。」
「……もちろんです。これで断るとか意味わかんないし。」
「………っというか今までの僕の苦労を返してください。」
「怖かったんですからね、離れていっちゃうんじゃないかって。」
「離れるわけないでしょ?だってあのtgbtっスよ?」
「……んははっww そうですよね、tgbtですもんねw」
「そうっスよぉ〜w んで、収録大丈夫そうっスか?w」
「……だ、ダメです。浮かれてちゃダメですね。」
「イーヒヒヒww 車で送ろっか?」
「………くれぐれも犯罪とか事故は起こさないようにお願いします。」
「起こさねぇわっ“!!!w」
〜
knmc said
勢いで告白したら何とか付き合えた。今は多様性の時代だし、付き合っても肯定してくれる人が大半な気がする。それでも否定する人もそれなりにいるだろう。
でも別に他の奴らに僕らの人生にとやかく口出しされる意味あるのか?別になくないか。
とか思ってたら収録場所に着いたらしい。
「………あ、ありがとうございます。gっくん。」
「全然いいっスよw 安全運転だっただろ?」
「え、まぁ……はい。怖かったけどな。」
「えぇ……あ、オレも一緒について行っていいっスか?暇だし!!」
「暇で収録場所行くとか言うバカ狐か。別にいいけど。」
「狐じゃないし関係ないけど、いいんだなw」
、
一応寝坊という理由で遅刻をしてしまったのは事実。そこら辺は流石に申し訳ないと思い、謝罪をして部屋に入った。
「すいません……遅れました……」
「お、mcさん寝坊か〜?」
「寝坊だ…本当にごめんなさい……」
「全然大丈夫ですよ〜まだ一つ目の収録ですし。」
そうじゃん。今日何個収録あるんだ………??
いや、やめよう。自らハードなことをこれから何回やるかなんて考える必要性がない。
「随分gk先輩と仲良いんだな、mcさん。泊まるなんて…」
「しかもどーせ2泊くらいしたんじゃないですか?w」
……何でわかってんのこの人たち。僕教えてないよね??
「何で知ってるんだ、お前ら。」
ただ単の、単純な疑問で聞いた。いや気になるだろ。
「甲斐田がもちさんに連絡した時、gk先輩の文脈に似てるなぁって思ってスマホ見せたんだよな〜」
「んで、もしかしたら泊まってるんじゃ…とか予想してた。」
「察しいいんですね、思ってたより。」
「あ、あと送ってきてくれたお礼、ってことで収録場に、gっくんを連れてきました。」
「あ、こんにちはっス!!tyさんに着いてきたっスよ〜w」
そう言ったあと、少し急いでいたためか喉が異常に乾いてたからお茶を口に入れていた。
「……ほんっっとに付き合ってんじゃないのかってレベルで仲良いなぁw gっくんとmcさんw」
「え?付き合ったけど、?」
「「「……………は?」」」
「んぐッ“ッ……!!ッゲホ、ごほッ………!!」
変な気管にお茶が……何を突然言うんだこいつは。やっぱりバカ狐がよ。
「え、ちょtyさん!?お茶吹き出さないでよ!?これタオル。」
「っゔ、ぇッ………ケホッ、……す、すみません。ありがとうございます。」
「んで、gっくんそういうのは内緒でいいんだってば!!!//」
「はて?その方が良かったっスか?」
「いや、だって今多様性の時代ですけど、まだ、わかんないじゃないですか……」
あとから少しずつ、やっぱりこの3人に引かれてしまうのではないかと不安になり声も僕らしくないほど、小さくなっていった。
信用していないわけではない。だけど、もしかしたらの場合があるから。
「い、今言ってたことは忘れてください。今すぐに。忘れなきゃ殺すから。」
ネタとしてやらないと。うん、そうしよう。
「いや怖いんですけど……っというか内緒でいいってことは事実ってことになるんですけど大丈夫ですか、knmcさん。」
「五月蝿いです。黙ってて、ねむねむにゃんこは。」
「それは関係ないでしょ!?!?」
「と、とにかく収録しましょう。今すぐに。」
「いーや、まだだね。mcさん話そうぜ。」
「は?なんで?」
「事情聴取、ってことでw」
「………何も犯罪犯してないんですけど。」
「まぁまぁとやさん、おとなしく話そうぜw」
「お前が原因じゃぁ“、fsmぃぃいいいい!!」
「そんな怒ることないだろtyさんw」
「っはぁー………ま、早急に話済ましてください。収録これ以上遅らせるわけにはいかないんで。」
「……んじゃ、率直に聞くけど、mcさんとgっくんは付き合ってんの?」
「これ正直に答えてよ?嘘ついたらmcさんは…媚びさせる。無理矢理にでも。gっくんは苦手なもの食べさせるからね?」
…ふわっちってこんなに怖かったっけ。いやビビってるわけではないけど、こんなにグイグイくる人だったっけ。
「……口挟むの悪いんだけどアニキ、収録するの嫌だからってこれで時間稼ぎするとかタチ悪いって。」
「言い方の問題だよそれ。がっくんとmcさんの関係性を探るために時間をわざと使ってる、とか言ってくれへん?」
「えぇ………」
「んで、どうなん!?」
アニコブのちょっとしたコントを見せられた挙句、早く言えと言わんばかりに社長の目線がものすごくきた。
やめてよ社長、僕がこれ悪いの??
「仕方がないし、答えるか……」
「どんだけ答えるの嫌なんだよ、tyさんw」
「嫌、というか……まぁ何でもないです。」
「……はい、お二人とも。せーの。」
「今日付き合い始めたっスよ?」/「今さっき付き合いました。」
「……おめでとうございます。後で何かプレゼントでも贈りますね。」
「hytさんやっさし〜wありがとうございますぅぅ…」
「……ありがとうございます。」
「え、どっちから告ったん??」
「…僕ですよ。僕。」
「え、knmcさんからなんですか!?!?」
「なんか珍しいw」
「gっくんからかと思ってたわ……」
「オレはずっと待ってたんスよ〜w tyさんが告白してくれることを、ね。」
「何で待ってたかだけ教えてくれてもよくないですか?gっくん。」
「何で待ってたか?えぇ、……何で、だろ……」
「……自分でもわかってないと。」
「っあぁー……まぁ、そういうことっス、ね……w」
「何なんだよもぉ“ッ!!僕の反応楽しみたかったってことか!?」
「あー、まぁそうかもしれないっスねww」
「そうなのかよ……」
ただの意地悪、ってやつか?gっくんにしてはやるな……
「………まぁとりあえず、あとでrfmoから記念日として何かあげますね。私は個人的にもあげますが。」
「僕付き合い記念日とかであげるものとかわかんないんだけど〜」
「じゃあkid後で一緒に買いに行くか?」
「流石アニキ。ホストだからそういうのわかるのか。お願いしますw」
「……も、もういいですか。この尋問。また後で教えますから一旦収録しちゃいません??」
「お、言いましたね。knmcさん。」
「また後で教える、と……w」
「え、なんか言っちゃダメだったの?」
「言ったらまた質問責めされるってことじゃないんスか?w」
「……っあー……まぁ、その時はその時ですよ。とにかく収録しましょう。」
今回は収録が逃げ道。早急に終わらせよう。
〜
「んじゃ、gっくん行きますよ。」
「は〜い、お疲れ様でしたろふまおメンバー!!w」
「rfmoってすげぇな…」
「あ、gっくんとmcさん待って。まだ終わってないよ?」
「………もうやめてください、ふわっち……」
また尋問をされることになった僕であった。
…こうなった原因はgっくんだ。
だからgっくんを一生恨むことを決めました。
〜end〜