複雑・ファジー小説
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- 吸血鬼street【コメ・キャラ募集中!!】
- 日時: 2011/08/18 17:49
- 名前: 郷里 (ID: GFJOMwUG)
はじめまして!!の人が多いと思いますが,
郷里です。
今日から小説を書きたいとおもいます!!
駄作だと思いますがよろしくお願いします!!
プロローグ >>1
第1章
第一話・シンの敵?? >>2
第二話・招かざる客(前編)>>5
(後編)>>6
第三話・屡羽緋の秘密 >>8
第四話・忍の行方 >>12
第五話・止まらぬこの思い(前編)>>15
キャラ自己紹介
駆魅亜和佳奈 >>18
駆魅亜シン >>19
秦條忍 >>20
- Re: 吸血鬼street ( No.1 )
- 日時: 2011/03/09 18:20
- 名前: 郷里 (ID: fttqsiS/)
吸血鬼Street
〜プロローグ〜
ここは、ロンドンの真ん中あたり。場所は・・・教えられない。そこには、街がある。見た目は普通だが、そこに住んでる者は全員、【吸血鬼】。街のスーパーなどには、【人工の血】が、売っている。【吸血鬼】達には、人間達には聞こえない、超音波が聞こえ、それが狂わない限り、【吸血鬼】達は、人間をおそわない。だけど、【吸血鬼】の中でも、【レベル=S】は、超音波が狂っても、正常でいられる。なぜなら、もし、超音波が狂ったとき、【吸血鬼】達を止めるのは彼ら、【レベル=S】しかいないのだから。
この物語の【吸血鬼】達を止められるのは、あなた自身です。
短いっすよね・・・
- Re: 吸血鬼street ( No.2 )
- 日時: 2011/05/03 22:15
- 名前: 郷里 (ID: 8Sk6sKy2)
第一章 〜第1話・シンの敵??〜
「もうすぐ,夜だね・・・」
「あぁ,もうすぐだ。」
そう答えたのは,駆魅亜和佳奈(くみあ・わかな)もう一人の方が,兄の駆魅亜シン(くみあ・しん)。二人は,仲の良い兄妹だ。
この二人は,代々受け継がれる,駆魅亜家の者だった。駆魅亜家とは,代々【レベル=S】の血を受け継ぐ者の家系だ。
妹の和佳奈は,吸血鬼だと言うことをまったく意識していないのか,いつも,陽の光の下で小動物達と遊んでいる。そのせいか,和佳奈の身体は少しずつ,弱っていったのであった。時々性格が変わるのが、少しアレだが・・・。
兄のシンは,和佳奈と違い,直駆魅亜家当主としての自覚があるのか,無口で外面だけはよい。
そんな二人の仕事は朝・昼・晩と超音波が狂っていないか,確認しに行くことだった。
今夜も同じように,確認しに行った。場所は,この街のはずれにある洞窟の中。ここが一番,超音波を聞き取りやすい場所なのだ。
「いつも,ご苦労な事ですねぇ。」
そう言って,現れたのは,同じ,【レベル=S】,秦條忍(しんじょう・しのぶ)だ。こいつもシン同じ,直,秦條家当主・・・こいつは,シンとは,正反対で,当主などには,ならないと言い,いつしか,どこか知らない街へ行き,幸せに暮らすのだと,無謀な夢を持っている。
「何のようだ。ここへは,駆魅亜家の者しか 入らない規則だが。」
「まぁまぁ,そんな恐ろしい顔でお堅いこと 言わないでください。」
忍が,ふざけ半分で言う。
「シュル。」
そんな,忍の態度に怒ったのか,シンは特殊能力の一つで,長くなった爪を忍の喉に突き立てていた。
シンは今日,お爺様にかれこれ言われて,けっこう,ご気分斜めだったのだ。そんなシンの所へ忍がやってきたから,もう大変!おかげで,シンのご気分,MAX!!!!(いろんな意味で)忍,大ピーーーーーーーーンチ!!!!!
「いくらお前が,秦條家の当主だからって, 駆魅亜家の者には敵わないんだぞ。」
「そんなこと分かっていますよ。ただ今日は 良いことを,お教えに上がったまでです。」
「良いことだと?」
シンが機嫌が悪そうに言う。
「えぇ。超音波のことで。わたくしの特殊能 力で調べた結果,
近々, 超音波が狂うと言うことが分かりましたので,一応,ご報告 までと。」
忍が,なめらかに淡々とした口調で言う。
ちなみに,忍の特殊能力は,先のことが分かる予知能力と土や,植物・動物・主に自然を思うがままに,操れることだ。
駆魅亜家の者の特殊能力はまだ,未知数だ。
「なんだと!それは本当か!?」
「はい。細かくは分かりませんが,多分明後 日ぐらいだと思われま す。」
「お前,たまには,役に立つなぁ!」
「わたくしには,もったいないお言葉です。 シン様。」
「このことを早く父上に!和佳奈!」
「はい!」
こうして三人は,一端,駆魅亜家の屋敷に帰ることにした。
コメント待ってます!!
- Re: 吸血鬼street ( No.3 )
- 日時: 2011/03/09 21:43
- 名前: 亜夜音 (ID: QKK1E4WD)
森の向こうを書いている亜夜音です。 コメントいれました!! 吸血鬼・・・・か。
特殊能力とか、かっこいー☆
シン君も、性格かっこいいですね!!
更新頑張って下さい!!
- Re: 吸血鬼street ( No.4 )
- 日時: 2011/03/09 22:33
- 名前: 郷里 (ID: fttqsiS/)
ありがとう御座います!!
頑張ります!!
- Re: 吸血鬼street ( No.5 )
- 日時: 2011/05/03 22:19
- 名前: 郷里 (ID: 8Sk6sKy2)
〜第二話・招かざる客〜 前編
「何だと!それは真実か!!」
「はい,父上。忍の予知能力によればですけど。」
「お前の特殊能力,信用しても良いか?」
「なんなら,ここで首の一つでも落としますが?」
「ふむ。では,シンと和佳奈は吸血鬼達を止める準備を!忍,お前は館華・裡黄・樺那家,その他五家へ行き,このことを伝えよ!」
「は!」
それぞれ与えられた仕事をし,駆魅亜家の屋敷には,十家の者達が集められた。
「近々,超音波が狂うとは真実でございます か!?」
「ふむ。秦條家の忍の話によればだ。」
「まぁ。何て事でしょう!」
「三千年前の惨劇がまた行われるのか・・ ・」
みんなが不安そうに,言っている間に,忍が口を開いた。
「でも,その騒ぎに紛れて,普通に吸血鬼の血や人間の血を吸っている者もいよね。」
シーン。
不安の声で一杯だった,屋敷の中が静まりかえった。
「まぁ,僕もその一人なんだけどね。」
再び,屋敷の中が,静まりかえった。
だれしもが,それに反論することは,できなかった。なぜなら,自分たちもそうやって,三千年前,吸血鬼の血を吸っていたからである。
「いい加減にしてください!」
さっきまで,うつむいていた和佳奈が口を開いた。
「確かに,私達も三千年前,騒ぎに紛れて, 吸血鬼の血をや人間の血を吸っていました。 だけど今度は,その過ちを二度と起こさな いようにする事が,私達,【レベル=S】の役目なんじゃないんですか!?」
「・・・・・・」
「和佳奈の言うとおりだ。私達はいつから【レベル=S】としての誇りを失ってしま ったのだ。」
少し経ってから,静かに拍手が起こった。
「・・・・」
「それと,忍。よけいな言論は述べるな。分かったな。」
「はい。申し訳ありませんでした。」
「では,話を戻そう。まず,どうやって吸血鬼達を元に戻すかを考えよう。」
「三千年前の記録は残っていませんでした。」
「情報なし・・・か」
しばらくこの部屋は,沈黙に包まれた。