複雑・ファジー小説

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メモリー【絶賛アドバイス募集中】
日時: 2011/07/27 09:54
名前: 美空 (ID: N7wiLUDJ)

どうも、初めまして。美空です(^o^)
アニメとラノベとボカロをこよなく愛する、14歳女子です(聞いてねーよ

小説書くのはこれが初めてなもので、ほんの未熟者ですが、よろしければ見て行って下さい^^
ついでに、コメントなんかくれたら嬉しいです。泣きます。うれし泣き。

カオスな文章も多々あるとは思われますが、どうか暖かい眼差しで見守ってやってください←

ではでは、ごゆるりと。


※なお、古くなったコメントは削除させていただきます。ご了承下さい。

※ ( No.9 )
日時: 2011/07/25 11:44
名前: 美空 (ID: 7PvwHkUC)

to.中桜 椿さま
コメントありがとうございます!
嬉しいです><

^悠馬 8/1 pm6:42 ( No.10 )
日時: 2011/07/25 12:14
名前: 美空 (ID: 7PvwHkUC)

亜美が部屋から出て行く姿を見送るって、俺は拓馬に言った。
「拓馬。亜美に、亜美の両親のこととかは一切話さないでおこう」
「え…なんで?」
拓馬は、不思議そうにそう尋ねてきた。
「亜美は今、記憶を失っているんだ。それは、頭を打ったからとかじゃくて、精神的なものだろう。だけど時間がたてば、いずれ記憶も戻るはずだ。だから、せめて今だけでも————」


この時俺は、誰に向かって話していたんだろう。

拓馬にか?それとも…


——————自分にか?


「————幸せで、居てほしいだろ?」



「うん、そうだね」
拓馬は納得したようだ。優しく微笑んでいた。
「悠馬にぃはさすがだね、頭いいね。僕だったら全部話しちゃってたよ」
そう言って、ニカッと笑った。

拓馬は、いい子だ。物わかりがよくて、しちゃいけないことは絶対にしない。それになにより、思いやりがある優しい子だ。学校でも友達と上手くやっていけているようだ。

でも、だからこそ。時々思う。

拓馬は、言いたいことを沢山沢山我慢しているんじゃないかって。俺達の両親は共働きだから、まだ小学生の拓馬はきっと寂しい思いをしているはずだ。拓馬の気持ちは痛い程に分かる。俺も小学生の頃は、そうだったから。だけど俺だって、両親にはそれなりに甘えていた。仕事に行かないでよと泣き喚いた日だってあった。なのに拓馬は、そんなこと絶対に言わない。いや、言えないのだ。思いやりがありすぎるが故に。俺は、そんな拓馬をひそかに心配していた。

…なんて。今はそんなこと考えている場合じゃない。拓馬のことも心配だが、今一番大きな問題を抱えているのは亜美なのだから。一番年上の俺がしっかりしなくてどうするんだ。


「さ、じゃあ、飯の準備するか!」
俺は、なるべく明るい声でそう言った。

^亜美 8/1 pm6:42 ( No.11 )
日時: 2011/07/25 13:31
名前: 美空 (ID: 7PvwHkUC)

悠馬くんの言うとおり、廊下を突き進むと洗面所はあった。鏡の前の椅子の上には、タオルと着替えがおいてあった。ここにあたしの着替えがあるということは、あたしたちは兄妹なのかもしれない。あれ?でも、おかしいな。拓馬くんはさっき、悠馬君のことは「悠馬にぃ」と呼んでいたけど、あたしのことは「亜美ちゃん」と呼んでいたはずだ。

「ま、あとでゆっくり話聞けばいっか」

あたしは、鏡の中のあたしをじっくりと見つめる。年は…14、5歳くらいだと思う。そこに写っているのは確かにあたしなのに、それをあたしだとは思えない。なんだか変な感じだ。自分で言うのもなんだが、鏡に写っているあたしはなかなかに可愛かった。世間一般でも「美少女」と呼べる部類なのではないだろうか?もっとも、それが自分の顔だと分かっているから可愛く見えてしまうのかもしれないけど。さっきまでねていたせいで、髪こそぼさぼさなものの、ほっそりとした輪郭に、ぱっちりとした黒目がちの目。程良く高い鼻に、ぷっくりとした桜色の唇。胸だって大きいほうじゃないだろうか。

(…って、いくらなんでもいいすぎかな。)
手前味噌だ。

顔を洗い終えたあたしは、勝手にブラシをつかっていいものか悩み、結局水で濡らした手でさっと手櫛をして髪を整えた。さっきよりは幾分マシになったんじゃないだろうか。

用意しておいて貰った服————ピンクの生地に黒いロゴ入りのロングTシャツと、デニム生地のショートパンツに着替えたあたしは、洗面所をあとにしてキッチンへと向かった。キッチンは、洗面所のすぐ隣にあったのですぐに分かった。

「着替えとタオル、ありがとうございましたー」
「おう。あと20分くらいしたらできるから、そこでちょっと待っててな」
「はーい」

「亜美ちゃん亜美ちゃん。こっち来てー」
ソファ座っていた拓馬くんに声をかけられた。
「あ、はい、ありがとうございます」

^拓馬 8/1 pm6:55 ( No.12 )
日時: 2011/07/25 15:03
名前: 美空 (ID: 7PvwHkUC)

どうしよう。

ソファに亜美ちゃんを呼んではみたものの、どんな話をすればいいのか分からない。亜美ちゃんもぼくと同じことを考えているようで、気まずそうだ。悠馬にぃがそんなぼく達を心配そうに見つめている。亜美ちゃんの角度からは見えないのだけど、ぼくからはそんな悠馬にぃがはっきりと見えた。しかし悠馬にぃは、決して言葉を発しない。悠馬にぃなら亜美ちゃんがリラックスできるような会話だってできるはずなのに。

ぼくは、そんなことをずっとぐるぐると考えていた。亜美ちゃんをソファに呼んでから、かれこれ5分はたってしまったんじゃないだろうか。
一回気まずくなるとこの後も話しづらくなるし…。
ええい、こうなったらその場のノリで何とかするぞ!

「…亜美ちゃんっ」
「は、はいっ」

亜美ちゃんがビクッと肩をふるわせた。

「亜美ちゃんさ、えっとその…」
「はいっ」
「け、敬語使うのやめなよっ」
「…え?」
「だってほら、僕の方が年下なんだし…ね?」
記憶が無くなる前も敬語なんて使ってなかったんだから、と言いかけて慌ててやめた。記憶に関してはぼくからは話さない方がいいだろう。さっき悠馬にぃと約束したし。まぁ、敬語をつかってたかどうかぐらいは話してもいいんだろうけど、何かボロが出てからじゃ遅い。念には念を入れることが大切だって、担任の岡部先生も言っていた。
「そ、そっか…。うん、分かった。なんか、ゴメンね」
「いや、謝ることじゃないよ」

良かった。気まずい雰囲気はきえた。ぼくは、ホッと胸をなでおろした。

「あのさっ」
今度は亜美ちゃんから話しかけてきた。
「うん?」
「あたしたちって、兄弟なの…?」

…どうしよう!なんて答えればいいんだ?「そうだよ」なんて答えてあとでばれたら説明できないし、「違うよ、幼馴染なんだよ」なんて本当のことを答えるのも駄目だ!
悠馬にぃに助けを求めようと、目線を動かす。しかし、悠馬にぃはこんな時に限ってカレーの入った鍋につきっきりだ。

えっと…えっと…。

「そのことについては、その…。ご飯食べたあとで、3人でゆっくり話そう!」
「そ、そうだねっ。ゴメンねこんなタイミングで。あたしってば、早まっちゃって…」
「ううん、記憶がないんだもん。無理ないよ」

ちょうどその時、悠馬にぃが言った。

「飯、できたぞー!」

Re: メモリー ( No.13 )
日時: 2011/07/25 15:35
名前: ZAKI (ID: 0LEStScZ)

こんにちはー!って記憶喪失!?いきなり大変なことになってる…
\(゜ロ\)(/ロ゜)/\(゜ロ\)(/ロ゜)/\(゜ロ\)(/ロ゜)/
っじゃなくて、私の小説読んで下さった美空さんですか?
いや、違ったらごめんなさいですけど、小説面白いですね!
世界が広がるなぁ〜


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