複雑・ファジー小説

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メモリー【絶賛アドバイス募集中】
日時: 2011/07/27 09:54
名前: 美空 (ID: N7wiLUDJ)

どうも、初めまして。美空です(^o^)
アニメとラノベとボカロをこよなく愛する、14歳女子です(聞いてねーよ

小説書くのはこれが初めてなもので、ほんの未熟者ですが、よろしければ見て行って下さい^^
ついでに、コメントなんかくれたら嬉しいです。泣きます。うれし泣き。

カオスな文章も多々あるとは思われますが、どうか暖かい眼差しで見守ってやってください←

ではでは、ごゆるりと。


※なお、古くなったコメントは削除させていただきます。ご了承下さい。

^少女 ?? ( No.1 )
日時: 2011/07/21 16:05
名前: 美空 (ID: 5.T/ANl0)

そして、少女は目を覚ました——————。





「ここは…?」
どうやらあたしは、布団の上に寝かされているようだ。目に映るのは、白い天井と黄色い光を放つ電気。
むくり、と、あたしは起き上がる。すると、くらりと目まいがして、再び布団の上にしゃがみこんでしまった。それほど長時間寝かされていたのだろうか。
「なんで、あたしはここに————」
思い出せない。
まるで、頭にぽっかりと穴があいたかのように、何も思い出せない————。
ここはどこなのか。どうしてあたしはここにいるのか。


いや。そもそも。


あたしは、誰なんだ————?

^亜美 8/1 pm6:30 ( No.2 )
日時: 2011/07/25 16:26
名前: 美空 (ID: 7PvwHkUC)

どれほどの間、そうしていたのだろう。
たったの5分なのかもしれないし、あるいは、1時間なのかもしれない。

「…亜美……!?」

しゃがみこんで頭を抱えてたあたしに、頭上から声がかかる。
亜美。それは、あたしの名前…?
あたしは顔をあげた。その人は、嬉しそうで泣きそうな顔をしていた。スラリと背が高く、メガネをかけている。知的そうで、しかしそれでいて、温厚で優しそうだ。年は、16〜17歳といったところだろうか。

「拓馬!拓馬!亜美が目を覚ましたぞ!」
その人が叫ぶと、物凄い勢いでもう一人、少年が部屋へと走ってきた。
小学生だろうか?身長が低く、幼い。クリクリとしている目には、涙が浮かんでいる。
「亜美ちゃん!体はもう大丈夫なの!?」
体?あたし、体調が悪かったから寝かされていたの?
何も答えず、ただただ虚ろな目で宙を見つめるあたしに、違和感を感じたのだろうか。メガネをかけている方の彼は、言った。
「亜美?どうした?大丈夫?」

「…あなたは」
「うん?」

あたしは、今にも消え入りそうな、か細い声で言う。


「あなたは、誰…?」

^亜美 8/1 pm6:35 ( No.3 )
日時: 2011/07/21 16:21
名前: 美空 (ID: 5.T/ANl0)

「え…?亜美、何言って…」
「分からない…。ここがどこなのかも、あたしが誰なのかも…」

驚愕。驚愕の表情が、2人に浮かんだ。
「亜美ちゃん…もしかして…」



数秒の間。



「記憶喪失なの?」




そうか。

そうなのか。

あたしは。

記憶喪失なのか——————



なぜか。

あたしは。

そう思うことで。

凄く、凄くホッとした——————






「悠馬にぃ。あってる…よね?」
「…」
悠馬にぃと呼ばれたメガネの彼は、真剣そうな表情でこめかみを押さえていた。何かを考えているようだ。
「そう、だな。うん、きっとそうだ。記憶喪失なんだ」

それはまるで、自分に言い聞かせているようで————

「じゃあ、亜美。お前のことや俺達のことについては後でゆっくり説明するから、とりあえずは飯にしないか?お腹、空いているだろう?」
…確かに。さっきまでそんなこと考えてられなかったけれど、あたしは今物凄く空腹だ。
「は、はい。分かりましたっ」
「よし!じゃあ亜美、ご飯できるまでに洗顔と着替え済ませろよ。」
「家の中は、僕が案内するよ!」

拓馬君がそういうと。悠馬君は。

「いや、いい。お前は俺の手伝いだ。いいか、亜美。洗面所はこの廊下をまっすぐ行くとあるから。着替えもそこにおいてある。」
「えー、でも悠馬にぃ。亜美ちゃんは今起きたばっかなんだよ?誰かが付いていかないと…」
「洗面所はすぐそこだ。大丈夫だろう。」
「えっと、じゃあ、行って…きますね?」
「おう。」

悠馬くんの態度に何か引っかかるものを感じながらも、あたしは彼の言うとおり、廊下をまっすぐ歩く。
(悠馬くんって、見た目としゃべり方にずいぶんギャップあるなー。)
そんな、どうでもいいことを考えられる程に。あたしは、元気になっていた。


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