複雑・ファジー小説

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うつせみ。※風呂ネタ更新
日時: 2012/12/20 21:53
名前: ぺどにゃん ◆KZUykuyj2A (ID: CFE7lDA5)

初めまして(^0^)
ぺどにゃんといいます←
初心者なりに長く続くよう頑張ります!
よろしくお願いします★



◎受験生なので更新ものすんごく遅いです。ものすんごk((ry
 (※大事なことなので2回言いました)

◎誤字や脱字あればご指摘お願いします すぐに訂正しますorz

◎一般的に『荒らし』と呼ばれる方、
 最低限のルールが守れない方、
 二次創作が嫌いな方はお引き取りくださいませm(_ _)m
 
◎どうでもいいんですがタイトルは枕詞の『空蝉の』からつけました!
 意味は『命、世、人、身』っていうらしいです(←wiki様より)
 基本自分で考えません。そういう人間なんです。そんなもんです←

◎お友達募集中です(*^ω^*)
 来てくださった方の小説には100%コメ返いたします!



かなり前置き長くなっちゃってすいませんorz
ここまで読んでくださってありがとうございました!(´・ω・`*)



*登場人物⇒>>0009
*プロローグ⇒>>0001

>>0004 最悪の目覚め
>>0005 何事も早まるもんじゃない
>>0008 どうも、杉浦くりくりです 
>>0010 お風呂は順番を守りましょう



⇒2012.11.30

Re: うつせみ。 ( No.1 )
日時: 2012/11/30 14:57
名前: ぺどにゃん ◆KZUykuyj2A (ID: CFE7lDA5)

———何モ、聞コエナイ。


車の騒音、近所ではしゃぐ子供たちの声が消えたこの場所で、
私・杉浦陸里(スギウラ リクリ)は一人天を仰いでいた。

…いや、仰いでいたというよりは地面に寝転がっているという表現のほうが正しいかもしれないけど。

土まみれの身体をゆっくりと起こし、髪の毛にまとわりついた落ち葉を払う。
鏡こそ無いが、一般的な都会の女子高生にはあるまじき姿だろう。
ふぅ、と思わずため息がこぼれる。

(わたし…どうしたんだっけ)

先程までのことを思い出そうとすると体が拒否反応を示しているのか、
視界がぐにゃりと歪んで、激しい頭痛に襲われた。
再び引き寄せられるようにして地面に倒れこむ。大丈夫。意識はある。

(でもここ東京…ではないよね!?違うよね絶対違うよね)

だって車どころか人力車が走ってるし
ほら今わたしの顔を覗き込んでる人たちだって皆和服だし刀持ってるし……




「—————…ってええええええええええええ!!??」

刀ァ!?



思わず飛び起きたせいで、誰かにおでこをぶつけてしまったようだ。
ゴッという鈍い音に続いて『いてっ!』という小さな悲鳴が聞こえた。
それとほぼ同時に、だんだん遠のいていく意識。

「———っ、おい!……い……」


待って、途切れないで、もう少しで思い出せそうなのに。
私、確か———————————……





『…大丈夫か?』


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