複雑・ファジー小説

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空を翔ける少年【キャラ募集だぜyeah!】
日時: 2014/06/06 17:39
名前: ブラックホール (ID: gOBbXtG8)

 空を辿るのは楽しいよ。
 俺は何度も下から同じ空を見てきたけど、俺の目にはどこか違うように映るんだ。
 こればかりは、何故かやめられないね。お前も、俺と一緒に空の旅でもしようぜ。
 飛行機なんていらんいらん。金がかかるだけだっつーの。その足で共に、世界の空を翔け回ろうじゃんか。


  ◇ ◇ ◇


 皆様どもどもー。
 ブラックホールという者です。去年あたりに投稿した小説を立て直すことにしました。
 未だ文才は拙いですが、何卒よろしくお願いします。

 現在、キャラクターを募集しています。テンプレートはこちら>>2


 〜目次〜

 零話〜目覚めたエアウォーク〜>>1
 一話〜精神不安定の少女〜>>5 >>10

Re: 空を翔ける少年【立て直しだぜyeah!】 ( No.1 )
日時: 2014/06/01 08:30
名前: ブラックホール (ID: gOBbXtG8)

 いつの頃だったか。
 俺〈天城浩輔〉は昔——といっても3年前くらい——に自殺しようと思って、ビルの屋上から身投げしたことがあったんだよな。
 だけどよ、俺は落ちなかった。何でかは知らねぇけど、そン時俺は空中に浮いてたんだよ。
 正確に言えばまあ、空気を足場にして立っていたって言う方が正しいかもな。とても信じられる話じゃないだろうが、事実だぜ。

 何にせよ俺はその日以来、空中を歩くという妙な特技を身につけちまったらしい。
 しかもその、何か厨二くせぇ力みたいなのは日々進化してやがる。それもかなり常識はずれな方向へと。
 過程は色々あったが——俺は今のところ"標高による空気の薄さを気にせずに"空を翔け回る事が出来るようになった。
 つまりは空気が薄かろうが気温が低かろうが悪天候だろうが、それらを気にせずに空中飛行さえも出来るようになったわけだ。

 その他は、雲を床にして寝たり立ったり出来る事、空中飛行または空中歩行の速度が飛行機並みに速くなったことくらいだ。
 くらいだっていう言い回しが出来るようなほど、この力は常識的なことじゃねぇけどな。
 因みに、俺はその力を"エアウォーク"と名付けた。
 折角これだけの大きな力を神様が恵んでくださったんだ。名前ぐらい付けないとバチが当たるってもんよ。

 そして最近になって俺は、学校の放課後や夏休みとかに空を翔け回るようになった。
 特に夏休みとか、暇な時間が長いときは外国へ赴いたりして、世界を直接この目で見てきたぜ。
 よく考えたら、エアウォークってなかなか美味しい力なんだよな。だって、飛行機代なしで外国へ行けるんだから。
 ちょっとご当地の料理を食べて帰るもよし、何か面白いものを買うのもよしだ。
 あぁ、恵まれてるなぁ俺。


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