複雑・ファジー小説
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- Overcome
- 日時: 2016/09/07 20:51
- 名前: よをこめて (ID: jEJlOpHx)
─前書き─
初めてなので下手ですけど、自分なりに一生懸命がんばりたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
登場人物>>1
最新話>>14
- Re: Overcome ( No.4 )
- 日時: 2016/03/16 16:25
- 名前: よをこめて (ID: d9JZZrk4)
─理事長室
ゴソゴソゴソ…
「ちょーと待ってね〜」
希美が色々な引き出しや箱の中を探している。
「あった!
これがあなたの制服ね。」
メイに渡されたのは、白のブラウス、青でチェックの入ったスカート、紺色のブレザー。
メイは渡された服を胸の前に持った。
「じゃあ、、この部屋出るからここで着替えなさい。」
そういって希美は部屋を出て行った。
メイは希美に言われたとおり、着替えた。
メイは着替えを終えると、部屋のドアを開けた。
希美はドアの近くのイスに座って待っていたようだ。
「あ、着替え終わったのね…。似合ってるわよ。
じゃあ、ちょっとこの学校の説明するわね。」
───
「…で、私が言うことは以上かな?
時間もちょうどいいわ。そろそろ朝学活の時間ね。
えっと、あなたのクラスは3組よ。担任は…近藤先生ね…。困ったことがあったら、私でも近藤先生でも言っていいからね…?」
希美は制服を探していた時からは想像できないくらい、しっかりしているようにメイは思った。
4話>>5
──
長い間放置していて、申し訳ありません<(_ _)>
いたらない点はあると思いますが、これからも【よをこめて】をよろしくお願いします。
- Re: Overcome ( No.5 )
- 日時: 2016/03/16 16:27
- 名前: よをこめて (ID: d9JZZrk4)
ここで、男強高校の説明─
男強高校─1972年、相男 強(あいだんつよし)が創立。共学。
よく男子校だと思われる。今は男子の割合は100%だか、メイが入ることにより、約99.9%になる。
説明おわり
「……しさん?林さん?大丈夫ですか?」
メイのはいるクラスの担任の近藤哲平がメイに心配そうに声をかけた。
「あ、はい…大丈夫です…。」
メイは不安と緊張で押しつぶれそうになっている。
「…では、呼んだら中に入ってきてください。」
哲平はそう言って、教室の中にはいっていった。
「えーっと、今日このクラスに転校生がいます。」
哲平の声など届いていないように、それぞれの生徒が色々なことをしていた。ボールを投げたり、話をしていたり。
「…では、入ってください。」
哲平はあきれ気味でメイを教室の中に入れた。
メイは深く深呼吸をしてから教室に入った。
「今日からこのクラスにはいる、林メイさんです。」
哲平がそう言い、メイがおじぎをした瞬間教室は静かそになった。
メイはおじぎをしたあと、前をむかず、ずっと下を向いていた。
「女…?」
あちこちからこのような声が聞こえる。
小刻みに震えているメイの手は首もとにつけたネックレスにあった。
すると、1人の生徒がメイの前にある、机の上に乗ってメイを覗き込んだ。
メイは驚きそして、背中を後ろの壁にぶつけた。
「ハァ…ハァ……」
メイの息がだんだんと荒くなっていく。
「林さん?大丈夫ですか?」
哲平が心配そうにメイに問いかけた。
メイはそれに答えることもなく、教室を走り出た。
「あっ…ちょ…林さん!」
5話>>7
───
読んでくれた人へ
短くてすみません<(_ _)>
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【よをこめて】より
- Re: Overcome ( No.7 )
- 日時: 2016/03/16 16:29
- 名前: よをこめて (ID: d9JZZrk4)
屋上に上がる階段室の中…
「はぁはぁはぁ…」
メイが壁に手を突いて息をきらしていた。
「…あれ?ドアが開いてる…。」
階段室の外に出る、ドアのカギが開いていた。
メイは気になり、ドアノブに手をかけた。
外には誰の姿も見えなかった。
メイは外に出て、フェンスのそばまで歩いた。
「はぁー…」
メイは息をすべて吐き出し、上を向いて息を吸った。
「…よし!落ち着いた!
大丈夫、大丈夫…」
また、軽く息をはき、階段室の方をむいた。
すると、その上に何か膝を曲げた足のような物があった。メイが歩き出そうとしたとき、階段室の中から声が聞こえた。
「…くんー?本条くんー?」
その声がどんどん近付いてくる。
それと同時に階段室の上の物が動いた。
足のような物は見えなくなり、今度はそれがあった場所とは逆のほうから人の上半身が見えた。
その人は髪をぐしゃぐしゃにして下に降りてきた。
「本条くん!」
上がって来たのは、メイの担任の哲平だった。
「はいはい…」
呼ばれたその人はあくびをしながら哲平のところへいく。
その途中でメイと目があうが、その人はクラスの時とは違う表情をした。
驚いているような、気まずいような、そんな表情だった。
「あ、林さん。行きましょうか」
哲平はメイに気づいてニコッと笑った。
「あ、はい。」
メイは2人の少し後ろをついていった。
6話>>8
────
メール、コメント、あったら
してください。
お願いします。アドバイス生かしていきたいので…。
これからも俺なりに頑張りますので、よろしくお願いします。
よをこめてより
- Re: Overcome ( No.8 )
- 日時: 2016/03/16 16:29
- 名前: よをこめて (ID: d9JZZrk4)
男強高校(だんきょうこうこう)説明補足
男強高校は全寮制の高校です。
───
『また、あの教室に戻るのか…』
メイは教室の事を思い出した。
あの雰囲気。メイをみる目。すべてがメイの恐怖に値する。
思い出しただけで、気分が悪くなる。
メイがフラッと壁に寄りかかった。
「林さん大丈夫ですか?」
と哲平がメイがついてきていない事に気がついて、振り向いた。
「あ…大丈夫です!ちょっとめまいがしただけなので…」
「無理はしないでくださいね。保健室で休んでいてもいいですからね?」
メイが言うと哲平は心配そうに、優しくメイに言った。
メイは、はい。と返事をした。
哲平はニコッと笑って前を向いてまた、歩きだした。
雅は哲平を置いて先にいっていた。
「ちょっと!本条くん!教室そっちじゃないですよ!?
どこ行くんですか!?」
哲平が雅を追いかける。
「保健室。」
雅は追いかけてくる哲平を無視して、どんどん進んで行く。
「あ、林さんは先に教室に戻っていて下さい。」
そう言って哲平はメイをおいて、雅を走って追っていった。
7話>>9
───
読んでくれた方へ
更新、遅くなってしまってすみません。(土下座)
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【よをこめて】より
更新、遅くなってしまってすみません。(土下座)
- Re: Overcome ( No.9 )
- 日時: 2016/03/16 16:31
- 名前: よをこめて (ID: d9JZZrk4)
「先に戻っててっていわれたけど…
ここ、どこなの?」
メイは哲平が雅を追いかけていき、はぐれた場所からどっちに行っていいかもわからず、立ち往生していた。誰もいない廊下…。かすかに聞こえる生徒の声を辿りにようやく進み出したそのとき、廊下に白衣をきた人が歩いていた。その人は髪が長く、パーマがかかっていた。
「すみません。」
メイはその人に声をかけた。すると、その人は振り返った。
「あら、女の子?
やだぁ〜かわいー」
その人はメイのそばに駆け寄ってきた。
メイは感覚的に一歩さがった。
「ちょっと!なんでさがるのよ!
まあ、いいわ。
私の名前は園田晶(そのだあきら)よ。よろしくね。」
晶は右手を前に出した。メイは右手を前に出そうとしたそのとき、
「林さーん!」
哲平がメイの後ろの方からメイと晶のもとへ走ってくる。メイは晶に隠れるように後ろに行った。
「あら、哲平じゃない
なに?この子あなたのクラスなの?」
「晶〜!学校ではその格好するなって言ってるだろ?」
「いいじゃない!この格好が落ち着くんだから!」
「あ、林さん、何もされませんでしたか?」
哲平がメイに問いかけた。
「…えっ…あ…はい。」
メイは戸惑いながら答えた。
「っていうか、何で哲平がここにいるのよ」
晶が哲平に聞いた。
「本条君が保健室でサボろうとしてたので、追いかけて行ったら、保健室が開いてなかったので、教室に連れて行ったとき、林さんの姿が見えなかったので、迷っているのではないかと…」
哲平が長々と話している間に、晶は自分の髪の毛を左手で掴み、取った。ウィッグだった。ウィッグを取った晶の髪は短髪だった。メイはそれを見て、晶の後ろから2歩ほどさがった。
「じゃあ、感謝しろよ。わざと鍵閉めといたんだから」
晶の口調が変わった。
「はいはい。」
哲平は驚く素振りも見せずに、相づちをうった。
「それでは、林さん教室戻りましょうか。」
哲平は晶の2歩後ろでうつむいているメイに言った。
「…あ、はい…」
メイは我にかえったように返事をした。
哲平は後ろを向いて歩き出した。メイは晶に一礼をしてから、哲平についていった。
「あ、そうでした、晶はね一応男ですよ。保険医なので、保健室にいつもいます。僕に言いにくい事があれば、晶に行ってくださいね。以外に真面目なヤツですから。」
哲平は自慢げに晶のことを話した。
「はい。」
メイが返事をすると、哲平は少し恥ずかしそな顔をした。
8話>>10
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