複雑・ファジー小説
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- world この世界の為に
- 日時: 2016/12/20 18:23
- 名前: クエン酸Na (ID: sFi8OMZI)
——この世界の為に この世界を壊そう。
———この世界には名前は無い。 じゃあ「名も無き世界」と呼ぼう。
——全ては必然、運命なんてない。
——二人は出会う。 全ては必然。
<作者のメッセージ?>
こんにちは、はじめまして!
クエン酸Naです。
初めての投稿で緊張しています。
長編になることはもうわかったようなものです・・・。
これは私がノートに書いていた物を修正しつつUPしているものなので・・。
先は長い!!
頑張ります!!
<注意>
・更新不定期。
・登場人物は多くなる予定。(初めは少ないかも)
・荒らし禁止!!!
・オリジナルですが他作品と似た部分は多少あると思います。
ご了承ください。
*追記:小説家になろうのサイトに移動しました。
ユーザー名は『榛名白兎』はるなはくと、です。
◆登場人物
ザード:主人公。赤い目、髪。本名=ザード・フ・レ・イクシス。
ハルツ:ヒロイン。黒目、金髪。本名=エリュ・シー・ハルツ・セイン。
<Contents>
第一章 【森】
1−1 「出会い」.>>001
1−2 「夢を見た朝」.>>002
1−3 「不思議な少女」.>>004
1−4 「誘い」.>>005
1−5 「一面」.>>006
1−6 「道しるべ」.>>008
1−7 「狼眼の女」.>>009
- スミマセンm( _ )m ( No.7 )
- 日時: 2015/06/07 17:32
- 名前: クエン酸Na (ID: AwgGnLCM)
どうも、クエン酸Naです!
久しぶりの投稿です!!
遅くなって、すみません…。
見てくださる方、ありがとうございます。
遅い投稿ですが、これからも見ていただけると有難いです・・。
もう一話更新します!!
時間があいた分、面白い内容をお届けできたら・・・と思っております。
意見・感想待ってます^^
↓では、また逢いましょう↓
- Re: world この世界の為に (1−6) 道しるべ ( No.8 )
- 日時: 2015/06/07 18:21
- 名前: クエン酸Na (ID: AwgGnLCM)
ハルツが背負うリュック・・その色を辿って、ザードは森を進む。
「・・・・ッテェ!!」
注意力が足りていなかった。
腕を見ると、刺の生えた植物で切ってしまっていた。
声を聞いたからか、ハルツが振り返った。
……そして、腕の、本当に小さな傷を見て青ざめた。
「あ、あ…すまない…・・。ザードは、ここは初めてなのだったのだな…。」
初めてがどうした、と思った。
———こんな小さい傷、最初は痛いだろうが別に……。
「…何で青ざめてんの?
こんな傷、舐めときゃ治るぜ??」
「わからない。…たまに、怖くなるんだ。血の、紅が。」
ハルツは答えながらも笑った。ぎこちない笑みだった。
ザードが返答に困って固まっていると、ハルツの口から美しい旋律が流れた。
『道を示せ、空の香りよ。道を示せ、影の足跡———』
歌うように、精霊に語りかける。
—これが、この世界の魔法。
だが、驚くべきはその術の位だった。
———最上位の、道しるべの魔術・・・?
そう。ハルツが唱えた、使った魔術は道しるべの中で最も高位な足跡を出現させるものだったのだ。
「一番安全な道です。そして、アパトギアまで一番近い・・・。」
ハルツは一度振り返ると地面から数センチ浮いた所にあり目立つ、足跡をたどっていった。
ザードはますます気になった。この少女の正体が。笑顔の中で何を思っているのかが。
複雑に獣道を進んでいくと、二人はすぐに街・・・アパトギアに着いた。
・・・二度と出られないはずの魔の森、迷路の森をわずか七分で切り抜けたのだった。
街に入ろうとしたザードは、ハルツに止められた。
「止まって。」
何事かと振り返るとハルツはフードをかぶっていた。
よくよく考えれば、ハルツのように黒く澄み切った瞳は今まで見たことがなかった。
珍しいと、子供でも人攫いの標的になる。
だから隠しているのだろう。
・・・と思ったら。
ハルツは慣れた手つきで透明の魔法を使った。
———せっかくフードかぶったのにぃ!?
ハルツとザードは透明になり、ほかの人に見えなくなった。
———こいつ、これじゃあずっと一人だったんじゃねえか・・・?
助けも、求めることができない・・・
少し悲しい気持ちになりながら、ザードは自分にしか見ることのできない少女を追う…。
続く。
- Re: world この世界の為に (1−7) 狼眼の女 ( No.9 )
- 日時: 2015/06/11 20:15
- 名前: クエン酸Na (ID: sjVsaouH)
ハルツが進んだのは裏道だった。
裏道では、ちろちろと妖魔が蠢きチンピラやヤクザが徘徊していたが、二人はそれを気にもとめずに商店街を目指した。
「・・・ハルツ、どう思う?」
「は?」
二人は透明の魔法を使っているため、他人には見えないはず。
———後ろから視線を感じるゼ?
ハルツは気付いていないようだが、明らかに見られてる。
…そして、ついて来ている。
女だ。
包帯で全身ぐるぐる巻きの、女だ。
———いい体してんな・・・
ザードは不覚にもそう思ってしまった。
そしてその女というと、なんとも目が美しかった。
黄金。高貴な輝きを秘める、狼の瞳。
ハルツに負けず劣らずの稀有な瞳。
———なんつーか、この女、かなりの手練だな。
ザードがその瞳の輝きから感じたことは、それだけだったようだが。
「ハルツ、ちょっとこっち来い、…ってぇな!?」
近寄ると叩かれた。
「この期に及んでロリコンは貫き通すのか!!
少しは恥を知れこのロリコン!!!!!!!!」
「ざけんなっ!お、れ、は!巨乳でボンキュッボンな色っぺー女が好みなんだよ!!!」
「ならば!!今の行動は何なんだ!!!」
「それは・・・!!」
また、二人は言い合いになってしまった。
だが、女はそれを終わるまでずっと見続けていたのだった。
———ロリコンじゃなくて女好きだよッ!
・・・・・・ん??
最初に話が逸れていることに気づいたのはザードだった。
そして、ザードはすぐに説明をしてそれから喚くハルツを抱えて走り始めた。
迷路のような街を利用して、ずっと付いて来ていた女を撒くために。
「お!!いなくなったゼ。」
結局、目的地の商店街に着くまでに撒くことができて二人は魔法を解き、買い出しに向かったのだった。
続く。
- Re: 申し訳ありません ( No.10 )
- 日時: 2016/01/05 15:58
- 名前: クエン酸Na (ID: gF4d7gY7)
突然ですが、この小説は打ち切り…とさせていただきます。
理由は、
時間がなくなり、投稿できなくなったこと。
そして
別サイトにてシロウサギとして活動を始めるということ、です。
この話を読んでいる方は少ないかと思いますが、
見てくださった方には本当に感謝しております。
もしかしたらまた書くかもしれませんが、一応、お別れです。
また逢ったときにはよろしくお願いいたします。
では、とりあえずsee you!
- Re: world この世界の為に ( No.11 )
- 日時: 2016/12/20 18:21
- 名前: クエン酸Na (ID: sFi8OMZI)
この度、この作品をちょっと内容を変えて『小説家になろう』に移行することに決定いたしました。
ユーザー名は『榛名白兎』(はるなはくと)と読みます。
別の小説もそちらで書かせていただいており、現在は新作メインで投稿しています。
よろしければ、榛名白兎の方もよろしくお願いします。