複雑・ファジー小説
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- 短篇集
- 日時: 2020/10/16 21:13
- 名前: 佐渡 林檎 (ID: zWHuaqmK)
親愛なる妹に捧げる
- Re: 林檎短篇集 ( No.53 )
- 日時: 2016/09/17 12:20
- 名前: 亜咲 りん ◆1zvsspphqY (ID: JDkUYYgc)
「こちらの林檎は、かの有名な佐渡ブランドでございます」
甘い林檎の香りにつられて。やってきた次第です。
Twitterでいつもお世話になっております、亜咲です。あんなつまらないツイートにふぁぼしてくださる佐渡さんは、女神さまですね(断定)。
さて。随分と遅くなってしまいましたが、感想を書かせていただきます。本当は、全てのお話にコメントをつけたかったのですが、その場合、字数がものすごいことになりそうでしたので、一部ピックアップ、という形にさせていただきます。すみません(土下座)。
【独白エレジー】
これは、世界観が大好きすぎて。繊細かつ美しい文章で、思わず目を閉じて風景を思い浮かべてしまいました。
世界は青い蒼い碧い、海になっていた。
↑青の意味を表す漢字がたくさんあるからこその表現ですね。透き通った青をイメージすることができました。
【巻き戻して、メアリー】
題名がとても目に付きました。他のお話もそうですが、佐渡さんの書かれるお話は、どれも題名が素敵です。私は題名をつけるのが苦手なので、大変羨ましい限りです。ください(爆)。
設定もしっかりとしていて、非常に私好みでした。あ、でも、少し読みにくかったかな? と思います。「うそ」の意味がよくわからなかった感じです。読解力が無くてすいません(土下寝)。
【延命治療室】
こちらも、雰囲気が非常に好きでした。私は暗くて繊細なお話が好みだったりするので、女の子が死んでしまったところが暗くてよかったなぁ、と思います。多分、あれがハッピーエンドで終わっていたら、私はむずむずとしていました笑
ラムネ。ほんと、綺麗ですよね。実は私はあまり好きではないので、眺める専門です。集めると、透明でしゃららん、と音がしそうでいいな。
綺麗、嫌い、綺麗、嫌い。
↑お気に入りの表現です。綺麗で大好きなんかじゃない。嫌いだけど、綺麗なんだ。
【不条理世界の住人に注ぐ愛を】
あれ? なんだか感想を書く順番がごっちゃごちゃですね。すみません(jumping土下座)。
語り手と主人公、交互に描写されていますが、それぞれが対応し合っていて、次第に私の中で溶けて、混ざり合いました。素敵。
『、』で終わらせるのも一つの手ですよね。続きが気になる、というか。日本の歌とかって、続きがありそうな独特な終わり方をするので、それと同じでとても美しい味わいがしました。
私が気になった作品はこんな感じです。他にもありますが、それはまた。
あとがきも非常に面白くって、特に、水筒のやつは笑いました笑 飲んでなくて良かったですね。まあ、飲む前に鰹節の香りでわかるか。
随分長いことカキコにいらっしゃるんですね。古参さんだ……
正直、非常に美しい文章でしたので、すごく嫉妬しております。良い作品を見ると創作意欲が湧いてくるっていうのは本当ですね。なんか書きたくなってきました。
突然訪れて突然感想を置いて突然お暇しますが、ご無礼をお許しください(?)
これからも引き続き、読ませていただきます。
- Re: 林檎短篇集 ( No.54 )
- 日時: 2016/09/17 13:59
- 名前: 夏月 (ID: 0XWLmi6C)
初めまして。
短編集、という言葉につられて覗いてみたところ、物語の世界観に一瞬で引き込まれました。
衝動で全部読み、その勢いでコメントを書いています。
小説は書いていないので完全に初心者なのですが、世界観と読んだ後の後味がすごく好みです。あと、あとがきも結構好きだったりします。
どれも素敵なお話でした。個人的には【巻き戻して、メアリー】【吾輩は弄り屋である。名前は今までもこれからも無い】【延命治療室】の三つがお気に入りです。
これからも頑張ってください。応援してます。
- Re: 林檎短篇集 ( No.58 )
- 日時: 2016/09/19 12:55
- 名前: 鏡杏 (ID: HKLnqVHP)
初めまして。鏡杏と申すものです。
勉強の合間にちょっと読もう、と思った程度なのですが…面白すぎて全部読んでしまいました。
個人的には一番最初に読んだ【あの甘ったるい花の匂いがして。】がお気に入りです!
物語に引き込まれるそんな感じがします。 【あの甘ったるい花の匂いがして。】読んだ瞬間に虜になってしまいました。
またちょくちょく読ませていただきますね。
- Re: 林檎短篇集 ( No.66 )
- 日時: 2016/11/06 23:13
- 名前: 三森電池 ◆IvIoGk3xD6 (ID: cTS7JEeA)
こんばんは。なんだか非常識な時間に失礼します。感想を書きに来た、三森電池という者です。
このたびは、拙作「失墜」の二次創作をしていただき、ありがとうございました……! 沢渡さんの素敵な文章で、私のキャラが動いているのが信じられなくて、何度も何度も読み返しては、感動に浸りました。笑
あとがきというか、紹介文も、嬉しい言葉ばっかりで、画面の向こうでにやけてました。ちなみにその時美容院に居たので、さぞかし不気味だったことでしょう。
矢桐は、私が書いていてもなかなか、難しいキャラなんですよ。
というのも、瀬戸と青山でまるっきり態度が違うから、そんな書き分けだったり、「なんで大人に相談しないの?わざわざ犯罪者になりにいくとか馬鹿なの?」みたいなよく考えると当たり前の問題が常について回り、たぶん自分の手だけで青山に鉄槌を下したいというある種の中二病なんでしょうけど、すごく難しいんです。ほんとに。あんなにぽこぽこ更新してるけど、一レスにつき四時間くらいかかってます。ウケますね。
沢渡さんの書かれる矢桐は、瀬戸への恋心の描写も、青山との関係も、すごく繊細で、それでいて、本編矢桐の全然攻撃的じゃない攻撃性も兼ね備えていて、私のイメージ通り且つ、予想を超えて素晴らしく、感動に尽きます。最高です。
小南のラブドール設定、中学生の頃からのふたりの関係、矢桐の数学苦手設定、出てくる飲み物は炭酸、瀬戸とは「両想いじゃなくても良いや」って言っちゃうところ、バイオハザードが好きな矢桐、ところどころの小ネタに、原作者が言うのもあれなんですけど、すごく愛を感じました。ありがとうございます。ツイッターでつぶやいたしょうもないネタも、本編の誰も気づかないであろうところも、たくさん拾っていただき、もう重ね重ね申し上げますが、最高です。
雨の中で会話する瀬戸と矢桐の場面が一番好きです。あんなにきれいな描写は私にはできないので、描写されている、とても可愛い瀬戸さんの仕草を想像して、本編にはないけれどこんなやりとりをしてるのかな、と思うと、幸せな気持ちになりました。
多分、沢渡さんの短編集の読者さんがこの短編を読んだらほぼ100%の確率で失墜が読みたくなるはずと、私は確信しています。私がそれに見合ったものを書いているかは別として!とにかく、こんなに素敵に書いていただけて、感謝の言葉をいくら述べても足りません。
失墜はもう少しだけ続きます。よろしければ、あいつらの末路を見届けてやってくれれば、嬉しいです)^o^(
ちなみにですね、更新されるたびに読んでいたんですけど、他の短編は「真っ青だブルーハワイ」が好きです。というか私は夏がすごく好きなので、タイトルを見た瞬間に、ああ好きな奴だなこれ、と思いました。
神社の描写も、二人が食べている食べ物も服装も、ちりばめられた要素すべてに夏を感じました。ストーリーも、リアルでありそうな話なのがまたいいですね、親友と、好きな人の間で揺れるのって。私はそういう話ばかり書いているので、この三人の中学時代の話も知りたくなりました。高校に上がってもことを思い続けている優人くんが凄い。はっちゃんと一緒に帰ったりするのも、あわよくば、はっちゃんと仲良くしていたらことに繋がるかも知れないって思ってたとしたら、はっちゃんが不憫で仕方ない。夏ってたまにこういうことありますよね。すごくどんよりした話なのに、夏、お祭りと言うイベントのせいか、後味はかなりよかったです。私はイチゴ味にたっぷり練乳をかけて食べるのが好きです!
ほんとうに、長々と失礼いたしました。これからも応援しております!
- Re: 林檎短篇集 ( No.73 )
- 日時: 2017/08/20 12:40
- 名前: 流沢藍蓮 (ID: GfAStKpr)
素晴らしい作品集に出会えた♪
はじめまして、藍蓮と申します。
ダーク・ファンタジー板に生息してますが、たまに他の板にも遊びに来ます。
何か面白い作品ないかなーと思い、複雑・ファジー板をのぞいてみたら、「短編集」という言葉に惹かれ、ついつい読んでしまいました。長編ばかり書いてしまう私にとって、短編書ける人は一種のあこがれです(笑)
なんか、宝石箱みたいな短編集ですね! シリアスだったり夏祭りだったり、書かれているジャンルは多種多様! それで、内容も一つ一つが宝石のように輝いていて、いいなー、と思いました。素晴らしい短編集ですね!
最後にある「あとがき」が面白おかしくてお気に入りです。
個々の作品のタイトルも、工夫してあっていいですねぇ。
これからも頑張ってくださいね!