複雑・ファジー小説
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- 目の色の違う義兄弟
- 日時: 2015/06/30 19:56
- 名前: 黒兎 (ID: AZnUimHw)
目の色が違う10人の義兄弟の物語を書きます。
目の色は、確かに違いますが・・・日本人?です・・・
複雑・ファジーは、初めてなので・・・ちょっと緊張しています・・
とりあえずがんばります・・・^^
目次
プロローグ №1
人物紹介 №2
第一話 『目覚まし時計の気持ち』 №3-№7
第二話 『お弁当箱と出会い』№8-
- Re: 目の色の違う義兄弟 ( No.7 )
- 日時: 2015/06/30 17:29
- 名前: 黒兎 (ID: AZnUimHw)
つづき・・・
波達の笑い声も聞こえなくなって・・・とりあえずダイニングに戻ろうとしたが・・・聞き覚えのある声に呼び戻された
「おーいっ暁助っ今日も学校いかねーの?」
ちょっとのんびりしたような声・・・学校遅刻決定の俺の友達
伊上 直の声・・・
寝ぼけ面でこっちを見ている・・・イケメン野郎・・・
「ああ・・・行かねぇよ・・・」
(別に行きたくねぇし・・・)
もうすぐで・・・学校HRだっていうのに・・・直は、ゆっくり歩いている。
「勉強しないと・・課題おいつかないぞっ」
そんなん言えるんだったらさっさと学校いけっ
「ああ・・・お前は、さっさと歩け・・・遅刻だぞ・・・」
俺は、そう言って、私服のポケットに手をいれた・・・
「うん・・・分かってる・・・お前もそろそろ学校いけよっ」
そう言って緑目のあいつは、学校にのろのろとあるきだした・・・
それをまた見送り、俺はダイニングへ、戻った。
第一話 終
- Re: 目の色の違う義兄弟 ( No.8 )
- 日時: 2015/06/30 19:54
- 名前: 黒兎 (ID: AZnUimHw)
第二話 『お弁当箱と出会い』
さーて・・・皿洗いでもするか・・・←(意外に働き者)
俺は、机に並べられた食べた後の皿を流しへ持って行き、皿洗いをする事にした・・・(←やっぱり暇人)
そこに、可愛い柄?の風呂敷?につつまれた・・・弁当箱が置いてあった。
(んっ・・・まず、外見からして女物だな・・・)
「まてよ・・・まてよ・・・これって・・波の?」
そして、風呂敷を広げた・・弁当箱には、長谷川 波とかかれていて・・弁当には、俺手作りの中身が入っていた・・・
っつーことは・・・もっもしかして・・・忘れ物?
「これって届けなきゃいけねーっ・・」
そこまで言いかけた言葉が止まった・・・
(はっ?ウソだろ・・・家から一歩もでてねーっつう俺が・・外を出るだって?)
思わず身震いをした。
本当に、俺は、ここ数ヶ月家から一歩もでていない・・・
(わざわざ・・・届けにいかなくても・・・いいよな?)
しかし、脳内スクリーンには、妹が弁当を持っていかず泣く様が鮮明にうつしだされている・・・
「しっしかたねぇ・・・届けてやるか・・・」
結局その弁当箱を風呂敷で包みなおし・・・保冷バックに入れ・・・
私服のうえに、パーカーを着て・・・外にでた・・・
(ったく・・・なにわすれてやがんだ・・・妹野郎)
「よし・・・とどけるか・・・」
俺は、そうつぶやくと玄関に置いた・・・保冷バックを持ち・・改めて外へ・・・
何ヶ月かの・・・外はなんか思ってたよりも気持ちよくて・・・
俺の黒髪からちらちら見える太陽がちょっとまぶしかった。
部屋においてあるテレビでみるような外の世界と違い・・・なんか懐かしく感じる・・・
でも・・・やっぱり人には慣れないので・・・パーカーのフードを深くかぶった・・・
つづく・・・
- Re: 目の色の違う義兄弟 ( No.9 )
- 日時: 2015/06/30 21:19
- 名前: rose (ID: JYUE09Me)
うわぉ!Σ(・□・;)
つ、ついに暁助が外に出たーー!
天才アッコ様!
更新頑張ってください!
- Re: 目の色の違う義兄弟 ( No.10 )
- 日時: 2015/07/02 18:29
- 名前: 黒兎 (ID: AZnUimHw)
はいっなんとか頑張りますっ^^
- Re: 目の色の違う義兄弟 ( No.11 )
- 日時: 2015/07/02 18:47
- 名前: 黒兎 (ID: AZnUimHw)
つづき・・・
俺は、しばらく歩いた。
妹の学校は、(俺の母校)町の中心部分っていっても・・・東京だから人が多い・・・
だから、もちろん通う人間は、千人は、軽く超えている。
そんな慣れないような学校に行くのだ・・・
めまぐるしく、電車が通り・・・電光掲示板があちこちに・・・高いビルや、マンションが立ち並ぶ。
信号の色が変わり・・・車が動く・・・そしてまた、信号が変わり・・・今度は、横断歩道を人が渡る。
ここは、素晴らしく進んでいる世界・・・そして日本の首都・・・俺にとっては素晴らしくもなんともない・・・人が大勢いる・・・ただの居場所・・・
そう考えながら俺は、大勢の人間と共に横断歩道を渡った。
(よし・・・届けたらすぐ帰るぞ・・・)
つづく・・・