複雑・ファジー小説
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- 哀愁物語-海底に眠る秘宝を求めて-【オリキャラ募集中】
- 日時: 2016/01/24 21:23
- 名前: リザ ◆A4jsQTgi.Q (ID: UYrr3QoJ)
- 参照: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目 織、リザ、桜里
.
必ず君の所に戻ってくる。君が居る所でなら僕はどんな事だって出来る、必ず僕は戻ってくるから──
どうもっ!
駄作者放置魔夏目です!
…はい、今回は複ファで外伝書きます!
原作には関係ありませんけどね←
ただ単に、ここの話にパウロがすこーし登場するだけ。はい、たったそれだけ。
そんなことより…今回の話は主人公が海底に眠る秘宝を探す話です!
オリキャラ募集中ですのでお願いします!
【応募用紙】
Ⅰ名前(片仮名)
Ⅱ性別
Ⅲ性格
Ⅳ主人公たちとの関係
Ⅴ容姿
Ⅵ備考
Ⅶサンボイ
【注意事項】
Ⅰ荒らし、成り済まし禁止!来たら作者がとびっきりの笑顔で対応します(*^^*)
Ⅱ誤字脱字、見つけた場合は報告お願いします!
Ⅲアドバイスカモンです!ですが…お手柔らかに←
Ⅳ更新速度はこの世のどんなものよりも遅いです!←
【目次】>>001
- Re: 哀愁物語-海底に眠る秘宝を求めて-【オリキャラ募集中】 ( No.10 )
- 日時: 2015/11/30 21:47
- 名前: 深海サボテン (ID: dDPEYPay)
【応募用紙】
Ⅰ名前 ウィア
Ⅱ性別 女の子
Ⅲ性格 常にハイテンションで五月蝿い。感情の起状が激しく、熱しやすく冷めやすいを体現している。暴君で自信家。
Ⅳ主人公たちとの関係 作者様におまかせと言う名の丸投げ←
Ⅴ容姿 くるくる天然パーマの燃えるような赤髪ツインテに蜂蜜を溶かしたような色の瞳。瞳の瞳孔は特殊な星形。ピエロっぽいゴスロリ。
Ⅵ備考 『星族』と呼ばれる人間の中の特殊な種族。星形の瞳孔が特徴で異常なまでの『暗殺力』を持つことで国に滅ぼされたということになっているが、ウィアは偶然にも生き残っていた。但し本人は知らない。瞬発力、反射神経がよく、スピード型。
Ⅶサンボイ
「はあい!あたしはウィア!イアじゃなくてウィアだよ!」
「んー?あたしの目のこと?知らなあーい!不思議だよねえ!」
なんかごめんなさい…
- Re: 哀愁物語-海底に眠る秘宝を求めて-【オリキャラ募集中】 ( No.12 )
- 日時: 2015/12/21 19:34
- 名前: リザ ◆A4jsQTgi.Q (ID: zTBb/z1V)
- 参照: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目 織、リザ、桜里
第四話
それから、何時間か僕の歓迎会が続いた。
始まる前に少し経ったらまた旅に出る、と言ったのに村の人たちは盛大な会を開いてくれた。
料理も美味しいし、空気も美味しい。
夜空にも綺麗に星が光ってるし……
そういえば、星で思い出したけど……この世界には数少ないが『星族』と言われている種族が存在するらしい。
「アルス! また旅出るの?」
「ラーノ……うん、まぁね……」
エミリアが欲しがってる秘宝を探しに行くだけだし……すぐ戻ってこれると思うけどな……
「……あたしも行っていい?」
「……旅?」
「うん。エミリアの欲しがってる秘宝探しに行くんでしょ? ……本に載ってるやつ」
「うん……でも平気なの?」
持ってる剣って……レプリカだよね。
まぁ振り回すだけとかなら使えそうだけどさ……
「大丈夫だよ! あたし一回冒険してみたかったの!」
そう言うラーノの瞳は、今まで以上にキラキラと輝いていた。
「そっか……じゃあ明後日の朝────僕の家来てくれる?」
「了解! ありがとう!」
ラーノはそう言うと金髪を揺らしてエミリアのもとへ走っていった。
◇
あっという間に、明後日になった。
リュックサックに色々なものを入れて、ラッセルさんから貰った世界地図も丸めて入れる。小さな手持ちの望遠鏡もいれて……準備完了!
「アールースー!」
終わった瞬間、ちょうどドアの向こうからラーノの明るい声が聞こえた。
リュックサックを背負ってドアを開ける。
「おはよ! ……最初はどこ行くの?」
「最初は────アスカレン王国に行こうと思ってるんだけど……」
ランミールの少し向こう、アスカレン。
旅人たちが集まるので情報がたくさん行き来してるらしい。
「オッケー! じゃ、行こ!」
「うん……」
広場で一度止まり、村を見渡してみる。
折角帰ってきたのに……また旅に出るのか……
悲しいけど────エミリアが喜ぶならそれでいっか。
- Re: 哀愁物語-海底に眠る秘宝を求めて-【オリキャラ募集中】 ( No.13 )
- 日時: 2015/12/21 19:35
- 名前: リザ ◆A4jsQTgi.Q (ID: zTBb/z1V)
- 参照: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目 織、リザ、桜里
第五話
「アルス! ラーノ!」
村を出ようとすると、広場の方からラッセルさんの声が聞こえた。
広場を見ると、ラッセルさんはとても慌てた様子で僕らの方に走ってきた。
息を切らして僕らの前で止まり、一段落つくと、
「……エミリア見なかったかい?」
そう聞いてきた。
……こんな早くからエミリアは何処かに出掛けたの?
でも……見てないや。
「見てませんが……」
「そっか……行ってらっしゃい……」
ラッセルさんは少し残念そうな顔をしてそう言う。
…………エミリア、行方不明?
いや、きっと違うよね。
「……行ってきます」
小さくそう言い、ラーノと村を出るが…………気になる。
すごく気になる。
でもさ……秘宝を探すのはエミリアとの約束だから。
それまで戻ってこれないけど……きっとすぐ帰ってくるよ。
エミリアのことだ、村の人たちを困らせるようなことは絶対にしない。
━━━━━━━━このとき安心してなければ良かったんだよね。
- 哀愁物語-海底に眠る秘宝を求めて-【オリキャラ募集中】 ( No.14 )
- 日時: 2015/12/03 19:52
- 名前: 麦茶 (ID: y7oLAcgH)
Ⅰ名前:ゼロ
Ⅱ性別:男
Ⅲ性格:普段はクールだが時々熱くなったりしてわかんない奴
Ⅳ主人公たちとの関係:リザさんに丸投げごめんなさいm(_ _)m
Ⅴ容姿:白い髪の2ブロックに白いジャケット、瞳は謎の模様がある。
Ⅵ備考:運が異常に強い、キレるとめっちゃ怖い
Ⅶサンボイ
「俺はゼロ、白が好きだ。」
「貴様ああああああ!」
- Re: 哀愁物語-海底に眠る秘宝を求めて-【オリキャラ募集中】 ( No.16 )
- 日時: 2015/12/21 19:39
- 名前: リザ ◆A4jsQTgi.Q (ID: zTBb/z1V)
- 参照: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目 織、リザ、桜里
第六話
村から出て少し歩いていくと、僕らは四方を海に囲まれてその真ん中に大きなお城が有る島を見つけた。
陸地からその島に行くために使えるのは丈夫そうな橋一本。
でも島と陸地は其ほど離れていると言う訳ではない。
それにしても……此処にこんなお城有ったっけ。
チラリと横に目を向けるとラーノも首を傾げている様子だった。
「アルス! 地図!」
右手を出してそう言うのでリュックから世界地図を取りだしラーノの手に渡す。
ラーノは地図を砂浜に置き、此所の地方を指でたどりお城が有る島を探す……が、案の定、此所の地方に大きな島など一つもない。
あったとしても、ただの小さい島ばかり。
だからこのお城は━━━━━━━━地図に載っていない、幻のお城。
……中に人は居るのかな。
普通に居る?
それとも……誰もいない?
見たところお城の回りに兵士さんらしき人はいない。
普通に入って……いいのかな。
と、その時。
「ここかなー? 幻のお城・エクライナって……」
何処からか高い声が聞こえた。
辺りを見回すと、くるくる天然パーマで燃えるような赤い髪色でピエロのような服装の少女が双眼鏡を片手にそう発している姿を発見。
「あっ! そこの人たちー!」
僕らに気づいたのか、彼女は双眼鏡を目から話すと手を大きく振りながらこっちに向かって走ってくる。
「ねぇねぇ! 城入るなら一緒に入らない??」
かなり近い距離で、彼女はそう聞いてくる。
これは……入った方がいいのかな?
「良かった! あたしたちも入るところだったの! あたしはラーノ。貴女は?」
「本当に!? やったぁ〜! あ、あたしはウィア! イアじゃなくてウィアだよ!ラーノ、宜しく! 所で……君は?」
うわっ。二人ともハイテンション。
何て思ってたら……ウィアに話を降られた。
「僕はアルス。宜しく、ウィア。……このお城……エクライナって言うの?」
一言いい、ウィアがさっき言ってたことについて質問する。
するとウィアは少し考えた後、双眼鏡でお城を一度見ると、
「うん! 多分! あの紋章は……幻の紋章とも呼ばれてるから……間違えないよ!」
多分、なのか。
間違えない、なのか。
いったいどっちが正しいのか分からないが……きっと間違えない方だよね。
なーんてことを一人で考えているとラーノを連れてウィアは先に橋の方に歩いてしまった……って……!
何気に置いていこうとしてたよね……?