複雑・ファジー小説

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薄桜鬼 千鶴 剣豪
日時: 2017/10/17 21:29
名前: しお (ID: WPUY4SKR)

みなさん見てくださってありがとう
ございます!
私は、薄桜鬼の千鶴大好きです!
だから、主人公=千鶴ちゃん!
以外考えられません、ただ、千鶴は鬼
なのにと言う不満をよく聞きますので
私が、剣豪でないものを特に(む・・・)
などを取り入れます!

これが初めてなので、誤字脱字や意味不明な所がでてきます。そこは温かい目で
見てください。あ、ちなみに全年齢対象
です。

すみません誰か、2次創作板の更新の仕方を教えてください、
!!!!!!
お願いします!!!!

Re: 薄桜鬼 千鶴 剣豪 ( No.3 )
日時: 2017/10/17 17:17
名前: しお (ID: WPUY4SKR)

「はっ!」
私は昔の幼少期のことを思い出していたみたいだ。うまく視界が見えないああ・・・
この感覚は、泣いているのかと、少し久しぶりだとおもった。薫と逃げている時ずっと泣いていた、何もできなかったのにだからそれ以降どんなに辛くても、
泣かないようにしていた。あたりを見回し
今どんな状況か思い出した。そっと涙を拭いた。
「そっか、今私、京にいるんだった」
私は壁にもたれかかっていた体を起こし、
京の町を人を見て思い出した。

数十日前に江戸から、京に行ってお昼頃に
ついたんだった。
「あれ?もう日が沈みそうそんなに寝ていたんだ・・・」
京についた時、今まで溜まっていた疲労が出て、町の屋根に飛んで見つかりにくい場所を選び、気配を消してうたた寝をしようとしたら、熟睡してしまった。

「はぁ、やっぱりすぐ飛び出すより家で
体を休めてからにすればよかった。」
やっぱり私はぁ、っと思った。

そもそものきっかけは三ヶ月前父様が、
京に仕事があるといい、行ってしまった。
お仕事のため私は子供のように駄々をこねず見送った。
「すまない、急な仕事で、暫く京にいることになってしまった。」
「え?京に?」
「本当にすまない、毎日文は必ずだそう、
あと、万が一なにか会ったら松本良順先生を訪ねるといい、あとこれを持っていなさい。」
そう言われて私の手にお守りを置いてくれた。
「わぁ、ありがとう父様大事にします!
お仕事頑張ってください父様!」
そうして、私は笑顔で見送った。
そして、約束通り、毎日文が、きた、私が返事を出す前に。急に文が途絶えて早1ヶ月何度も文を書いたが、返事は来ない。
それから数日が過ぎ、父様が、いない代わりに村での医者の仕事は私が変わって頑張って働いていたら、新たにより効果が効く
薬を作りたく、父様の部屋へ、足を踏み入れていた。普段は入っては駄目だと言われていたが、医学書など薬が欲しければ、
一緒に入って良いと言われた。
父様の部屋は、医学書や薬でいっぱいで
私は父様が研究熱心で大好きだった。
なんの、研究とは知らずにずっと・・・
「わぁ、本当にすごい部屋だな〜
父様には、駄目だと言われていたけど
さすがに掃除はしたいし、医学書とか
必要だからいいよね?」
ちょっと罪悪感は残るけど薬草の管理などは、重要だから大目に見てくれるはずっと
思っていた。
それから、何冊か医学書を取り出して、いたら・・・
「あれ?なにこれ?」
本棚の本を仕舞う場所の奥に隠し板を
見つけた。
流石に駄目だとは思ったが、好奇心が強い
千鶴は、見たくなった。
昔から、母上と父上、薫に好奇心がありすぎだと何度か怒られた事がある。
蜂の巣とは知らず、石を投げて落として
見ようとしたら刺されて。
土に穴があいていて、何かと思って手を
突っ込んで何かを掴んで出して見たら
蛇だったりとか。
他にも色々会ったなぁと昔を懐かしんでいた。
そういえば、仕事続きで、あんまり話していなかったなぁ。その、寂しさのあまりに
その、板を開けてしまった。
中には、白い紙に包まれていたもの。
おそらく、薬だと思った、他には
紅い液体の入った容器と、紙が数枚と
本があった。
新しい薬の資料かな?と思って紙を取って
見たら、思いにもよらない事が書いてあった。

「変若水を飲むと、圧倒的な力と回復力を得られるものとなるそれが羅刹・・・」
変若水、羅刹この言葉が何度も脳内に
横切っていた。知りたくない言葉が、
「なんで、父様の部屋にこんなものが?」
私の手や体がわなわなと震えていていた、
羅刹や変若水は私は知っていた、いや
教えてくれた、父様に・・・
里が滅ぼされ、懸命に走っていた私に手を
差し伸べてくれたのが、父様、綱道だった
綱道は、雪村の武家であり、ゆういつ医学に慣れており、里のみんなを救ってくれた。勿論私もその一人、風邪をこじらせ
治してくれたのが、綱道だった。父上も
母上もみんなそんな彼をたたえていた。
暗闇の中綱道が、助けてくれ、暖かい
言葉で抱いてもらった。
「千鶴様大丈夫ですか?すぐに、安全な場所え避難しますから!」
その、暖かさでさっきまで泣いていた私は
泣き疲れて寝てしまった。
目がさめると、周りが明るかった多分朝なんだろうと周りを見た、自分の家ではない
何故だろうと思い出したら、昨日のことが
蘇った。そして、思い出した。
「お兄ちゃん?かおるお兄ちゃん?
どこ、千鶴はここだよ?」
扉が開く音がして、かおるお兄ちゃんだと
思ったら綱道が、温かく美味しそうな食事をもっていた。
「千鶴様、お目覚めでしたか、どうですか?お加減は・・・」
「大丈夫です。ありがとうございます
あの、かおるお兄ちゃんは?」
・・・沈黙が流れるそれで私は悟った
「・・・申し訳御座いません。
薫様は見つかりませんでした。」
「・・・いえ、ありがとうございました。
本当に助けていただいて!」
すると、顔をしたに向けていた綱道は
顔を上げて、びっくりした顔をしていた。
「いえ、そんな滅相も御座いません。
こちらこそありがとうございます。」
と、綱道は、土下座をし出した。
そして、
「よろしけば、こちらを召し上がってください。」
っと食事を出された。確かにお腹が減っていたので食べて見た。
「・・・おいしい。おいしいです!」
本当に美味しかった、私の反応を見たからかとっても笑っていた
「本当ですか?ありがとうございます!お口に
合っていて光栄です!」
とても美味しかったから、すぐ平らげてしまった。
「あの、つかぬ事をお聞きしますが・・・」
なんですか?っと聞こうと思ったら聞けなかった、顔が、今までで見たことがない顔だったから。
「どうして千鶴様が、頭領の小太刀を?」
「こだち?」
こちらです。と見せてくれたのは昨夜父上が私に私たち短い刀だった。
「それから、何故あの様な事に?私は
人間のいる町におり、里に帰ったところに
さけび声と、千鶴様を見つけました。
何が、起こったのですか?」
私は、泣かない様に必死に伝えた、
人間達が里に入り火をつけ、父上、母上を
殺し、里のみんなを殺し、薫と逃げていたらはぐれてしまいそこで綱道と会い助けてもらった。
話終わったら何故か綱道に抱き締められていた
「すみません、千鶴様辛かったでしょう」
私は嫌じゃなかった、だから暫くこのままでいた。すると、
「多分、雪村の 生き残りは私たち二人だけでしょう。」
その言葉に私は顔を失せた、
「これも、何かの運命、私は千鶴様を
立派な大人に育てて見せます。
千鶴様もしも、よろしければ、私たちは
父と娘となりましょう。」
「え?」
「本来ならば、私の今の言動は失礼でしかありません、ですが、生きていくためには
大人に頼るしかありません。どうですか?」
綱道さんが、私の父上になるの?
でも、私の父上は父上しかいない、
綱道の顔を見ると温かくけど悲しい顔を
していた、その顔を見て
私は、この人が好き、新しい父上がいい
っと思った。
「はい!とーさま」
「!!!」
「どうしたの?とーさま?」
「いえ、こちらこそよろしくね千鶴」
そう言って私の頭をポンポンと撫でてくれた。あの時の父上みたいに。
そして、
「じゃあ、食器を片付けてくるからお利口にしているんだよ千鶴」
「はい!とーさま」
私は、約束どうり、お利口に待っていた。
台所に行く綱道の顔を知らずに・・・

Re: 薄桜鬼 千鶴 剣豪 ( No.4 )
日時: 2017/10/17 20:10
名前: しお (ID: WPUY4SKR)

こうして、千鶴と綱道は娘と父となった。
それから、数日が過ぎたが、まだ親子とゆうより、少しぎこちなかったが、
だんだん新しい生活に慣れて行った。

私は父様に話をしたいが、なかなか言い出せなかったが、少し落ち着きがない千鶴を
見て言った
「千鶴どうしたんだい?」
「っは、えっと」
「何かあったのかい?もしかして
気分でもわ「とーさまあの、わたしも
とーさまみたいにおいしゃさんになりたいの!」」
突然の言葉に驚いたが、
「そうか、千鶴は医者になりたいのか?」
「うん!」
迷いの無い言葉に嬉しく
「そうか、だが医者とゆうのは人の命を預かる事なんだよ。まだ、子供の千鶴には預けられないなあ」
「うー」
綱道の言葉に落ち込んだのか、なんだか
可愛そいになって、
「だが、千鶴には家の手伝いをしてもらいたいのだが、良いかな?」
「ほんと?ありがとう千鶴がんばる!」
「千鶴が、もう少し大きくなったら
薬の作り方など教えてあげるよ。」
「もう少しってどれくらい?」
「そうだね、背が今より高くなって、
字の読み書きができて、家の手伝いが
ほとんどできて、強くなったら
教えてあげるよ。」
「じゃあ、千鶴がんばる!とーさま
色々教えて!千鶴すぐにお医者さんに
なるもん!」
そう言って、千鶴は綱道に抱きついた、
いつもは決してしない甘えにどうすれば
良いのか、戸惑って始まったが、千鶴を
抱き締めて、頭を撫でてやった。
少し、胸が痛んだ。

それから、綱道に家事の仕方を教えてもらい、綱道の仕事の合間に字を教えてもらっていた。
その生活が一年と少しがたった。

「千鶴は、すごいねまだ、7つになったばかりなのに!」
この頃になると、難しい漢字の読み書きが
でき、家事もかなりできてきて、村では、
大人たちには、有名人となっていた。
だが、この頃になると村の子供たちも知識などを得て、千鶴との関係が崩れて行く。
それは、鬼特有の回復力だ。
前、千鶴は子供達とかけっこをしていたら転んでしまい、すぐに治る傷を見て千鶴に
石などをぶつけたりなど化け物だと罵って言った。
所詮は人間と鬼、鬼を人間だと、接していて鬼だと知ったら人間は軽蔑の眼差しで
見てくる。
鬼の何がいけないのか、先に手を出してきたのは人間達なのに、人間に対しての憎悪
がより強く深くなった。
(やはり、鬼を化け物だと言うのであれば
鬼から見ても、化け物を作ればいい、
そうして、失われた里にを「と・・・さま
父様?」っは・・・千鶴おかえり」
「どうしたの父様、顔色が悪いけど
大丈夫なの?」
悲しそうな顔をして千鶴が、顔を覗き込む
「あ、ああ大丈夫だよ。少し仕事の事を
考えて、・・・それより千鶴は大丈夫なのか?」
「大丈夫だよ!だってもう塞がったから」
ほらっと、血のついた袖をたくし上げて
見してくれた、確かに傷は塞がっては
いるが、心の傷は開いたままだろう。
「それじゃ、わたしは着替えてから
お昼の支度をするね!」
「あ、ああ」
逃げる用に走って言ったが、その走り方は
おかしい、左腕を気にしながら走っているもしやと思い千鶴の部屋に行ったら千鶴のうめき声が聞こえた。
「っう・・・痛い痛いよ」
「千鶴!?」
そこには血まみれの、手ぬぐいと左腕に
何かで切られたような大きな傷が、残っており、まだ血が出ていた。
「!?千鶴何故、こんなにもなって言わないのだ!」
「だって、父様は仕事で忙しいから・・・
っう・・・」
「!?そんな事より千鶴が大事だよ!
・・・千鶴何故泣かないのだ?痛ければ
泣いていいのだよ?」
千鶴が、怪我をした時、緊急措置をしたのだろう、血がもう止まっていた。
あとは、傷口を綺麗に洗い包帯を巻けば
すぐに治る状態だった。
怪我の状態を見ている間に落ち着いたのか
「だって薫兄様と逃げる時にもう泣かないって千鶴は決めたから」
この頑固さは頭領の奥方に似たのだろうか、頭領を慕っている綱道はよく会いに行っていたが、何度か言い合っているを見たことがあり、結局は頭領が根負けをしていた。やはり本当の親子は違うのだなと思った。
「・・・そうか、だがな千鶴泣きたい時は泣いてもいいのだよ、たとえ、大人になっても、子供や赤子のように泣いてもいいのだよ」
そう、言ったら落ち着いたのか、何か
考えている。
そして、慣れた手つきで傷口を綺麗に洗い包帯を巻いていった。
そして、道具を片付け布団を敷き始めた。
「よし。千鶴今日はもう寝なさい。」
「え?でも・・・」
「千鶴。」
「・・・はい。ありがとう父様
おやすみなさい」
「ああおやすみ千鶴」
千鶴は素直に布団に入っていった。この
素直さも、奥方に似たのだろう。
せめてもの、千鶴の左手を握りながら、
頭を撫でてやった、ずっと眠るまで。

千鶴が、寝たのを確認をして、自室に戻っていった、そして考えた
(千鶴には、辛いと思うが、何があったのか聞いてみよう。)
そしてまた、別の事を考えた、さっきの続きで、鬼から見ても化け物のことを。

Re: 薄桜鬼 千鶴 剣豪 ( No.5 )
日時: 2017/10/17 20:27
名前: 作物 ◆kAxzoB0n6A (ID: ztRQ3dmt)


初めまして、薄桜鬼の二次創作にあたるものでしょうから、こちらの板ではなくて二次創作板での更新お願いします。

Re: 薄桜鬼 千鶴 剣豪 ( No.6 )
日時: 2017/10/17 21:00
名前: しお (ID: WPUY4SKR)

日がくれた頃とがゆっくり開いた。
「千鶴もう大丈夫なのかな?」
「うん!もう平気、それよりお腹が減って目が覚めたのだけど・・・」
「!すまないもうこんな時間か、今すぐ
夕飯を作ってあげ「あ!父様大丈夫私が
作るから」」
「いや、千鶴は」
「大丈夫それに、今日の献立は決まってるしすぐできるから休んでいて!」
ありがとうと言い前にささっと行ってしまった千鶴の背中を見るしかなかった。
それから、フッと思った、最初は千鶴を
助けただけだか、一族が滅んだのを聞いて
千鶴を大事な道具だと思っていたが、
今は、本当に千鶴が心配だ・・・この気持ちはあの子の性格が出ているのだろう。
きっと、私の荒れ果てた心を癒すためにあの場所で出会って今があるのだろう。
そう、私は思った。
外の風が強く戸を叩いているように聞こえるまるで、今思っていたことを否定するような、風が吹いていた。

しばらくすると、千鶴がご飯ができたと呼びに来てくれた、其処にはいつもと同じように食欲をそそる、栄養を考えられた、
食事だった。いつもより、直ぐに食べ終わってしまった。それも、そのはず話せる話がないから、話しても直ぐに切れてしまう
続かない状態だった。
私は、意を決して
「千鶴あの怪我は一体誰にやられたのだ?」
お茶を飲んでいた、湯呑みを置き言いづらしそうに答えてくれた。
「男の大人の人たちに」
「!?大人にやられたのか?しかも達とは
一人ではなかったのか?」
まさか、大人とは綱道の心に軽蔑の火が
燃え始めた。
「帰り道に3人の男の人たちが、道で騒いでいて、関わったら面倒になると思ったから遠回りをしようとしたら見つかって、
それで、私に今日は金目を盗もうとしたら
見つかって逃げたとか、私に愚痴を言って来てそしたらお前雪村の娘だろ、あの親ばかの、だから金を貰ってこいって言ってきて私は、盗むほうがわるいです!それに
父様のお金は、働いて稼いだもの、あなた達もお金が欲しいのなら、働いてください!そう言って逃げようとしたら
蹴られたり、殴ってきたりして、3人のうちの一人が、お前傷が直ぐ治るんだろ?
だったら痛くないよな?化け物が、あと、
あの蘭方医も化け物だよな?だったら
退治しないかないとなって、3人で笑ったから私は、私の事はなんとでも言っても
良いですけど父様をそんな風に何も知らないのに言わないでください!私は、父様を
化け物だと言った男に掴みかかったら左腕を切られたの、そうして、怖くなって
買ってきた材料が入った風呂敷を慌てて
拾って、走って逃げたの。その人達は付いてこなくて助かったけどだけど、怖くて
家まで走ってきたの。」
・・・沈黙が続くそして
「すまない千鶴怖かったね。ごめんね」
その声は震えていたもしかして泣いているのかと顔を見たかったが、顔を上げてはくれなかった。
「すまない千鶴私は部屋にいるから
千鶴は、風呂に入って休みなさい。」
顔を見れなかったが、父様は悲しんでるから何か言わないとっと思い口に出した。
「父様ありがとう、私が寂しくないようにずっと、手を握ってくれたり頭を撫でてくれたり」
「ああ」
綱道はそっと顔を上げてくれた、だが、
その目は何も映していないような、目をしていて、多分今の私の声も届いていないのだろう。
私は食器を運び、洗い終わったら風呂に
入って寝ようとは思ったが、昼間はかなり寝たから、眠れないだろう、字を書いたり
して、眠気が来るまで待とうとおもった。


Re: 薄桜鬼 千鶴 剣豪 ( No.7 )
日時: 2017/10/17 21:03
名前: しお (ID: WPUY4SKR)

日がくれた頃とがゆっくり開いた。
「千鶴もう大丈夫なのかな?」
「うん!もう平気、それよりお腹が減って目が覚めたのだけど・・・」
「!すまないもうこんな時間か、今すぐ
夕飯を作ってあげ「あ!父様大丈夫私が
作るから」」
「いや、千鶴は」
「大丈夫それに、今日の献立は決まってるしすぐできるから休んでいて!」
ありがとうと言い前にささっと行ってしまった千鶴の背中を見るしかなかった。
それから、フッと思った、最初は千鶴を
助けただけだか、一族が滅んだのを聞いて
千鶴を大事な道具だと思っていたが、
今は、本当に千鶴が心配だ・・・この気持ちはあの子の性格が出ているのだろう。
きっと、私の荒れ果てた心を癒すためにあの場所で出会って今があるのだろう。
そう、私は思った。
外の風が強く戸を叩いているように聞こえるまるで、今思っていたことを否定するような、風が吹いていた。

しばらくすると、千鶴がご飯ができたと呼びに来てくれた、其処にはいつもと同じように食欲をそそる、栄養を考えられた、
食事だった。いつもより、直ぐに食べ終わってしまった。それも、そのはず話せる話がないから、話しても直ぐに切れてしまう
続かない状態だった。
私は、意を決して
「千鶴あの怪我は一体誰にやられたのだ?」
お茶を飲んでいた、湯呑みを置き言いづらしそうに答えてくれた。
「男の大人の人たちに」
「!?大人にやられたのか?しかも達とは
一人ではなかったのか?」
まさか、大人とは綱道の心に軽蔑の火が
燃え始めた。
「帰り道に3人の男の人たちが、道で騒いでいて、関わったら面倒になると思ったから遠回りをしようとしたら見つかって、
それで、私に今日は金目を盗もうとしたら
見つかって逃げたとか、私に愚痴を言って来てそしたらお前雪村の娘だろ、あの親ばかの、だから金を貰ってこいって言ってきて私は、盗むほうがわるいです!それに
父様のお金は、働いて稼いだもの、あなた達もお金が欲しいのなら、働いてください!そう言って逃げようとしたら
蹴られたり、殴ってきたりして、3人のうちの一人が、お前傷が直ぐ治るんだろ?
だったら痛くないよな?化け物が、あと、
あの蘭方医も化け物だよな?だったら
退治しないかないとなって、3人で笑ったから私は、私の事はなんとでも言っても
良いですけど父様をそんな風に何も知らないのに言わないでください!私は、父様を
化け物だと言った男に掴みかかったら左腕を切られたの、そうして、怖くなって
買ってきた材料が入った風呂敷を慌てて
拾って、走って逃げたの。その人達は付いてこなくて助かったけどだけど、怖くて
家まで走ってきたの。」
・・・沈黙が続くそして
「すまない千鶴怖かったね。ごめんね」
その声は震えていたもしかして泣いているのかと顔を見たかったが、顔を上げてはくれなかった。
「すまない千鶴私は部屋にいるから
千鶴は、風呂に入って休みなさい。」
顔を見れなかったが、父様は悲しんでるから何か言わないとっと思い口に出した。
「父様ありがとう、私が寂しくないようにずっと、手を握ってくれたり頭を撫でてくれたり」
「ああ」
綱道はそっと顔を上げてくれた、だが、
その目は何も映していないような、目をしていて、多分今の私の声も届いていないのだろう。
私は食器を運び、洗い終わったら風呂に
入って寝ようとは思ったが、昼間はかなり寝たから、眠れないだろう、字を書いたり
して、眠気が来るまで待とうと思った。



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