複雑・ファジー小説
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- 無題
- 日時: 2018/05/01 19:03
- 名前: もっち〜 (ID: ce3pEUuw)
これからちょこちょこ書いていきます!!
是非見て行って下さい!
誤字、脱字、アドバイス等があれば、気軽にコメントしてくださいね
- Re: 中学校生活 ( No.10 )
- 日時: 2018/04/22 16:20
- 名前: もっち〜 (ID: jwT.QVpL)
「はぁ、これからはちゃんと大きな声で言うのよ」
きっと、気に入らなかったのだろう。
心の中でため息を吐いてから、自分の席を探した。
女子の中では、出席番号が最初なので、一番前の一番右の席だ。
隣の席ををちらりと見ると、「阿倍 涼」という名前が書いてあった。
知らない名前だ。きっと、違う小学校から来たのだろう。
- Re: 中学校生活 ( No.11 )
- 日時: 2018/04/24 19:38
- 名前: もっち〜 (ID: F2lwV46U)
今日は特に持ってくるものがなかったので、リュックをロッカーにしまった。
そして席に座った時。
「おっはようございまーす!」
女子3人組が教室に入ってきた。
こちらも知らない人だ。
私は、気にせず前を向き座っていた。
- Re: 中学校生活 ( No.12 )
- 日時: 2018/04/25 20:26
- 名前: もっち〜 (ID: VKAqsu.7)
女子3人組のうちのショートカットの子が、私のほうを見て
「あの子、友達いないのかな?」
と言った。嫌味なのか何なのかわからないが、聞いてないふりをして前髪をいじった。
「わかんない。話しかけてみる?」
と、ツインテールの子。
「よし、いこう!」
と、ロングヘアの子。
正直いって、迷惑だ。
私は人と話すのが苦手で、話しかけられるとキョドッてしまうのだ。
緊張して、心臓がバクバクしている。
きっと、あと15秒後に話しかけられるだろう。
1,2,3...と数えていると、6秒の時に、
「ねえねえ!」
「ひゃあ!?」
予想よりも早く話しかけられたので、驚いて変な声が出てしまった。
- Re: 中学校生活 ( No.13 )
- 日時: 2018/04/26 17:14
- 名前: もっち〜 (ID: uzwOA3TN)
「あ、びっくりしちゃった?ゴメンね?」
思ったよりも、優しいみたいだ。友達になりたい、そう思った。
「あ、大丈夫だよ」
精一杯の返事をして、精一杯笑った。
「ねぇ、明日から一緒に学校行こ?」
と、ショートカットの子。
- Re: 無題 ( No.14 )
- 日時: 2018/05/18 20:50
- 名前: もっち〜 (ID: u0Qz.mqu)
「え、いいの?」
出会ったばかりなのにこんな約束をするのはどうかしている。そう思ったが、心のどこかでは「嬉しい」と思ったのだろう。そう返事をしてしまった。
「やったぁ。じゃあ、明日から迎えに行くね。家ってどこ?」
と、ツインテールの子が言った。
言葉で説明すると時間がかかるので、スマートフォンの地図アプリで場所を教えた。
「おっけ〜!じゃ、朝7時30分に迎えに行く!」
と、ショートカットの子。
正直言って、その時間にはまだ朝ご飯を食べている。いつもより30分早く起きよう、そう心に決めた。