複雑・ファジー小説
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- セブンスヒード〜7人の選ばれし能力者たち〜
- 日時: 2019/02/05 21:18
- 名前: ユウリ (ID: AnKpKfSC)
—選ばれし7人の魔法使い達よ—
—君達はその力を何の為に使う?—
「答えはもちろん、【皆を守る】為。」
どうも、二次創作の【クリスタルの物語】でお馴染みのユウリです!
今回は、初のオリジナル小説に挑戦しようと思います。
感想やアドバイス等がありましたら、是非書いていってください。
宜しければ見ていってください。
オリキャラ募集中です。(敵キャラのみ)
オリキャラを投稿する際には、下に書いてある募集用紙と募集用紙についての注意事項と説明を参考に書いてください。
オリキャラは、1人につき5人までです。(それ以上は超えないようにしてください。)
【小説についての注意】
・ナマケモノもびっくりの亀更新
・文才?何それ美味しいの?
・荒らし厳禁
・恋愛・バトル・シリアス・死ネタありです
・ファンタジー小説です
・この小説への誹謗中傷・関係の無いコメントは控えてください
・文章やキャラの無断転載はやめてください
登場人物
弓明梨沙 >>4
本城澪 >>6
七瀬美波 >>10
涼風瑞希 >>11
皆様からのオリキャラ
- Re: セブンスヒード ( No.6 )
- 日時: 2018/06/10 13:46
- 名前: ユウリ (ID: AnKpKfSC)
名前:本城 澪(ほんじょう みお)
性格:落ち着いており、しっかりとしている。
運動も勉強も得意。
なんだかんだいいつつも、幼馴染である梨沙の事を大切にしている。
自分の信念を貫こうとする。
性別:女
年齢:17
種族:人間
容姿:黒髪のショートヘアー。
眼は紫。
私服は中性的な物をよく着る。
能力:無し
属性:氷
魔法:アイスアロー(氷の弓矢を弾幕のように相手にぶつける)
アイスソードダンス(沢山の氷の剣が舞うように相手を攻撃する。)
スノーストーム(相手に雪のような弾幕をぶつける)
アピアー(ゴースト等、普通の人なら見えない物が見えたり触れられたりすることが出来る)
詳細:梨沙の幼馴染であり、梨沙をサポートする存在。
高校2年生の帰宅部。(剣道部から誘われていたが、魔界の者との戦いの為、断っている)
『氷』の魔法を持つ。
要同様、男口調。
梨沙以外の能力者の言動や行動に警戒している。(要や梨沙からスパイについて聞いてはいないが)
梨沙と共に剣道を習っていたため、剣術を使える。
魔界の者と人間を和解させようとする梨沙の考えに同意している。
美少女であり、さっぱりとした性格の為、男女共に人気であり、男女共に告白された事がある。
サンボイ:「本城澪だ。よろしく。」
「まだそんな事をしているのか…いい加減やめたらどうだ?」
「いざとなれば、私が梨沙を守らなくては…。」
- Re: セブンスヒード ( No.7 )
- 日時: 2018/06/14 22:38
- 名前: ユウリ (ID: AnKpKfSC)
梨沙「!」
驚いた私は、動くことが出来なかった。
ゴーストは、どんどん私の方に近づいてくる。
澪「アイスアロー!」
ゴーストが私を攻撃しようとした瞬間、氷の弓矢が次々にゴーストに刺さっていく。
澪「梨沙、大丈夫?」
梨沙「ありがとう、澪。」
今、澪が助けてくれなかったら、私は死んでいたのかもしれない。
もういつもの平和な日常は終わったんだ。
目の前にある現実を見よう。
…怖いけど、立ち向かわなくては。
その為の『魔法』じゃないか。
ゴースト「いってぇ…!俺が見えるわ攻撃できるわ……お前らなにもんだ!?」
澪「魔王から聞いてないのか?『能力者』について。」
ゴースト「…あぁ、てめぇらか。今期の能力者って奴は。…お前ら殺したら、魔王様からどんな報酬もらえるかなぁ。」
ゴーストは、私達をジロジロと見つめてくる。
ゴースト「…能力者と言えど、たかが女2人。ぱっぱと殺して魔王様のとこに首持ってってやるよ!」
そう言うと、ゴーストは私達に襲い掛かってきた。
…大丈夫。
今日も朝から特訓してきたじゃない。
今、その成果を見せるとき。
私は、両手に力を込めた。
梨沙「レイ!」
そう言うと、私の両手から光線が放たれ、ゴーストの方に向かって攻撃していく。
澪「アイスソードダンス!」
続けて、澪が氷の剣を沢山出し、その剣をゴーストの方に放っていく。
ゴースト「いでぇ…!くっそ、こいつらごときにこの俺様がぁ!」
ゴーストはどうやらそこまで強い相手だった訳でも無く、もう弱っている。
澪「…梨沙。」
梨沙「分かってる。」
私は、両手を広げる。
梨沙「リターン!」
私がそう言った途端、ゴーストの周りを光が包み込んでおり、ゴーストは光と共に消えていった。
これは、『強制帰還』の魔法だから、多分魔界に帰ったんだろう。
そして、『リターン』で魔界に帰った者は、周りを包み込んでいた光が無意識のうちに相手の体の中に入っていて、私がその光を消してあげない限り、魔界から出ることが出来ない。
梨沙「……澪。」
私は、地面に座り込んでいた。
澪「お疲れ様。怖かったでしょ。」
梨沙「うん…。」
正直、何の前触れも無く来るとは思っていなかった。
それに、初めて死と隣り合わせの戦いを経験したからか、剣道の試合よりもよっぽど緊張し、冷や汗をかいた。
澪「今回は、比較的弱い奴で良かったけど、今後どうなるかな……。その時の事も踏まえて、魔力をどんどん上げて、どんどん新しい魔法を覚えていかないとな。」
梨沙「うん。」
実際、私はそんなに危機感を持っていなかった。
内心、『来るはずが無い』と思っていたんだろう。
でも今日で思い知った。
私は『世界を救わなければならない』んだと。
今日帰ったら、いつも以上に特訓しよう。
そう心に決めて、私は澪と一緒に家に帰った。
——
?1「あれが能力者ねぇ〜…。あのチンピラ雑魚ゴーストのグレルを倒したって事は、あいつらは雑魚ってレベルでは無いって事ね。ていうか、なんであいつを選んだわけ!?人選ミスにも程がある!」
?2「今回は、能力者を殺すのが目的では無く、能力者を見つける事が目的だからよ。」
?1「一般人ごと能力者を殺せば、能力者に警戒されなかったじゃない。何でわざわざ…」
?2「能力者の中に『白雪様』がいたらどうするの。」
?1「…あぁ、そういうことね。」
?2「とりあえず、2人は確認出来た。今日はここで終わりにして、帰りましょう。」
?1「ok。」
- Re: セブンスヒード ( No.8 )
- 日時: 2018/06/16 22:33
- 名前: ユウリ (ID: AnKpKfSC)
次の日
梨沙「澪おはよ〜!」
澪「おはよう梨沙。」
私達は、家が近い事から、登下校は一緒。
梨沙「あれ、澪なんか疲れてる?」
澪「昨日の事で、いつもより魔法の特訓をしたからな…。そういうあんたは元気だな…。」
梨沙「昨日帰ってから魔法の特訓したんだけど、寝たら疲れも吹っ飛んだ!」
私はニコッと笑ってみせる。
澪「…そう。まぁ、元気なのはいいことだ。私も、休み時間に少し寝て疲れを飛ばすとしよう。」
梨沙「そうしな!」
話をしているうちに、私達は何事も無く学校に着いた。
——
澪と一緒に教室に入る。
澪と私は同じクラスなんだ。
?「あ、澪っち梨沙っちおっはよー!」
その瞬間、明るい声が教室中に響く。
梨沙「お、美波おっはよー!」
澪「おはよう美波。」
その声の持ち主は、七瀬美波。
この高校に入ってから仲良くなった子だ。
可愛くてオシャレで気さくだから、男子に人気がある。
美波「あれ澪っち、何か疲れてない?」
澪「朝ランニングをしてきてな…。」
美波には魔法の事を話していない。
美波が能力者かは分からないけど、能力者だっていう確証が無い限り、話さないようにしている。
美波「へー!珍しー!」
澪「体を動かしたい気分だったからな…。」
美波「ふーん…。あ、ねえねえ聞いた!?『無差別殺人事件』の事なんだけどさー。いつもは1日に最低3人ぐらい殺されてるはずなのに、昨日は1人だけなんだってー。熊も疲れちゃったのかな?」
梨沙・澪「「へ、へーそうなんだ…。」」
美波「え、何その微妙な反応。」
梨沙・澪「「いや、別に…。」」
その事件の真実を知っている私と澪は、その話を聞いて少し戸惑ってしまった。
それと共に、被害が大きくなるのを防げた事実に安心した。
美波「まぁいいけど。あ、もうちょいでHRじゃん!また後で話そー!」
梨沙「うん!」
澪「あぁ。」
そうして、私達はそれぞれの席につく。
——
?「…さてと、どうやって殺そうかな♪」
- Re: セブンスヒード ( No.9 )
- 日時: 2018/06/24 15:56
- 名前: ユウリ (ID: AnKpKfSC)
放課後…
梨沙「澪、よく寝れた?」
澪「それはそれはぐっすりと。」
6時間目が自習だったから、その間澪は眠っていたみたい。
澪「おかげで疲れも取れたし、いつ魔界の者達が襲ってきても大丈夫だ。」
梨沙「さすがに今日は来ないんじゃない?」
澪「そうとは限らないぞ。いつどこで襲ってくるか分かったもんじゃない。」
まぁ、確かにそうだけど…。
連続で来るんかなぁ…。
そう思っていた時。
女性1「死ね!死ね!」
男性1「殺す…殺す…!」
女性2「落ち着いてよ!」
町中で、騒ぎが起こっていた。
ある人達が町の人達を殺そうとしているのだ。
梨沙「な、なにこれ…!?」
澪「何だこのバイ○ハザ○ドみたいな現象は…!?」
夢でも見てるのかな…
こんなの、あり得るわけが…
…
梨沙「澪、これもしかして…。」
澪「恐らく、魔界の者の仕業だろうな。」
やっぱり…。
きっと、『魔法大全』に書いていた、『魔界の者はそれぞれ魔法とは別に能力を持っている』ってこれの事なのかもしれない。
そして、人ごみの中央にただ1人。
異様な気配をまとった人物がいた。
梨沙「あの人、もしかして魔界の者じゃ…。」
澪「どこだ!?」
梨沙「あそこ!」
私が、その人物を指差した。
澪「…あぁ、そうかもしれないな。でもどうすればいいんだ?こんな大勢の人がいる中で魔法なんか使ったら…!」
確かに。
魔法が人に当たって大怪我をしてしまう可能性があるし、それ以前に私達の事もバレてしまう。
どうしたら…。
?「ちょ、早く逃げてください!」
美波「あんたが早く逃げなさいよ!」
ふと、男の子の声と美波の声が聞こえた気がした。
その声は、魔界の者の近くから聞こえていた。
美波と……誰だ?
とりあえず、うちの制服を着ているから、同じ学校の男の子だというのは分かる。
それにしても、あの2人は何してるの?
危ないのに…。
?「いいから逃げてください!ここにいたら危険ですよ!」
美波「あんたこそ逃げなよ!私はやることがあるから!」
?「やることって何ですか!?」
美波「……す、スマホを落としちゃったのよ!だから…」
?「そんなの後でいいじゃないですか!」
美波「はぁ!?」
何口論してるんだろ、あの2人…。
こんな非常事態だっていうのに…。
澪「あの2人…まさか。」
梨沙「澪、どうしたの?」
澪「梨沙、2人のとこに行くぞ。」
梨沙「え、ちょ!?」
私は、澪に引っ張られてあの2人に近づいていく。
澪「ちょっと失礼。」
美波「み、澪っち!?こんなとこで何してんの!?早く逃げないと!」
?「そうですよ本城さん!あと、弓明さんも!」
澪「もちろんそうするつもりだが……どうせならあんた達と一緒に逃げようと思ってな。」
?・美波「え!?」
み、澪!?
何言ってんの!?
美波「わ、私は後から逃げるからいいよ!」
?「僕もです!本城さん達は逃げてください!」
澪「何で?ここでやることでもあるのか?美波、涼風。」
あ、この人涼風って言うんだ。
美波「わ、私はスマホを落としたから…。」
澪「こんな時に探すか普通?」
美波「い、いいでしょ!」
涼風「ぼ、僕もスマホを…」
美波「は!?あんたさっき『そんなの後でいい』って言ってたじゃない!」
確かに…
どういう事だろう…?
澪「……もしかしてお前達、このマークに見覚えは無いか?」
そう言って、澪はバッグからマークの描かれた紙を取り出した。
その紙には、『魔法大全』の表紙にでかでかと載っていたマークが描かれていた。
美波・涼風「「…!」」
その紙を見ると、2人は明らかに動揺する。
…そういうことね。
涼風「何でそのマークを…」
梨沙「このマークがついたある物を私達は持っているから。」
美波「ってことはもしかして梨沙っちと澪っちって能力者!?」
涼風「何だって!?…あれ、それが分かるって事は七瀬さんも…。」
美波「え、あんたも!?」
一気に2人も能力者を見つけてしまった。
- Re: セブンスヒード ( No.10 )
- 日時: 2018/06/24 16:35
- 名前: ユウリ (ID: AnKpKfSC)
名前:七瀬 美波(ななせ みなみ)
性格:明るく、活発。
オシャレに気を使っている。
頭は良くないが、運動神経はいい。
気が強い。
基本的にテンション高め。
感情が豊かで非常に素直。(それゆえに、苦手な人と話すときは顔が引きつっている。)
性別:女
年齢:17
種族:人間
容姿:ミルクティーベージュのツインテール。(ピンクのリボンで髪を結っている)
眼は水色。
制服をよく着崩しており、スカートを膝上10cmに折り、上2つのボタンを外し、腰に茶色のカーディガンを巻いている。
私服は今時の流行に合わせた物を着ている。
能力:無し
属性:風
魔法:スコール(相手に強い風を吹かせ、飛ばす)
トルネード(相手を中心に強い風を起こし、その風が相手に当たるごとに傷を負わせる)
ウィンド・スクラッチ(小さな風を何個も作り、かまいたちのように相手に攻撃する)
ウィンド・ストーム(強い風を吹きあらし、相手を攻撃する)
詳細:高校2年生の帰宅部。
梨沙と澪とは、高校1年生の時に知り合い、友達となる。
仲のいい人は必ず「〜っち」と呼んでいる。
小学生まで空手をやっており、護身術は身に着けている。
オシャレ女子で、いつどこでもオシャレを欠かさない。
容姿が優れている為、男子にはモテるが、一部の女子から妬まれている。
運動神経はいいが、体育は見学する事が多い。(見学しないとしても制服。本人曰く、体操服がダサいから)
サンボイ:「やっほー!七瀬美波でーす!」
「梨沙っち今度どっか行こー!」
「あぁ…はい、そうですか。」←苦手な人の前