複雑・ファジー小説
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- 命を賭けてまで人を愛したくない!!2
- 日時: 2019/06/17 20:21
- 名前: 通りすがり (ID: pymfwt0Q)
どうも、「命を賭けてまで人を愛したくない!!」の筆者「通りすがり」と申します。
本作は前述した作品の続編です。まずはそちらから検索し読んでください。
どうぞ、ご覧ください。
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私は坂野 純。中学生だ。
私はこの前、彼女に「誘拐」され、今では監禁された家に遊びに行く様になった。
彼女の名前は立見 由緒。私の一つ下だ。
そんな彼女と私の話である。
私は彼女の行動により、大阪を離れ長崎へと引っ越す事になった。
今日はその大阪へ、彼女と一緒に帰る。その出発日に.....
- Re: 命を賭けてまで人を愛したくない!!2 ( No.5 )
- 日時: 2019/06/28 18:14
- 名前: 通りすがり (ID: pymfwt0Q)
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どうも、通りすがりです。
投稿が大きく遅れました事、誠に申し訳ありませんでした。
テストの方が終わりましたので、続きの方を書いて行きます。
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- Re: 命を賭けてまで人を愛したくない!!2 ( No.6 )
- 日時: 2019/06/29 13:28
- 名前: 通りすがり (ID: pymfwt0Q)
私は着替えが終わるのを待っていると、突然、私のスマートフォンが振動した。
坂野
「.....!おん?電話か」
私はポッケから携帯を取りだし、応答した。
坂野
「はいもしもし。陸上自衛隊佐世保駐屯地広報部です。」
???
「もしも.....え?!自衛隊?!」
坂野
「はい。自衛隊に関するご質問等を受け付けております。何か御用でしょうか?」
私は陸上自衛隊の駐屯地と名乗っていたずらしてみた。
元より知らない番号だ。影響はないだろう。
その上に変声されている。ヘリウムガスだろうか。
???
「え、えぇ.....」
坂野
「嘘です。誰ですかね?」
???
「だよね?!.....坂野君やね」
坂野
「.....!?何故に俺の名前を知ってるんや?」
???
「大阪に来るんだって〜??学校来るんでしょ。」
坂野
「知らんで。よその人間には情報を言わんもんやからな。」
大阪に来る事や学校に出向く事。
どこから分かったのか、直ぐに分かった。
恐らく、銃剣道部の人間だろう。昨日にグループに「大阪に戻る」と言ったばかりだった。
???
「楽しみにしてるね。」
通話が切れた。
坂野
「な、なんやったんや.....。うわ、非通知や。」
- Re: 命を賭けてまで人を愛したくない!!2 ( No.7 )
- 日時: 2019/06/29 19:48
- 名前: 通りすがり (ID: pymfwt0Q)
私は困惑しながらスマホをポッケに戻し、床に腰を置いた。
坂野
「誰やねん.....あれ。」
そう考えていると、彼女は髪を乾かしながら出てきた。
坂野
「ほ?風呂上がりか」
立見
「朝風呂は毎日だよ。綺麗にしなきゃね。」
坂野
「へー.....」
私はそのまま、先程の電話の事を思い返していた。
「名前を知っている.....。大阪の事も知っている.....。部活の人か?.....」
立見
「.....ぇ!!ねぇ〜!」
坂野
「.....!?おーおうおう!!どした〜?!」
立見
「一緒に買い物行こ?明日の用意するからさ。」
私は腰を上げ、玄関へ向かった。
坂野
「何を買うねん。」
立見
「せやなぁ〜!!......」
女子だからだろうか、買い物は楽しみなのだろう。
- Re: 命を賭けてまで人を愛したくない!!2 ( No.8 )
- 日時: 2019/06/29 20:16
- 名前: 通りすがり (ID: pymfwt0Q)
私達はそのまま、近場のショッピングモールへ向かった。
まだ朝で早いのだろうか、モールは開いてなかった。
意外な事だったので、時間潰しに適当に散歩して、公園によった。
立見
「開いてなかったね〜」
彼女は少し残念そうに言った。
私も暇を余していたので、色々と困った。
坂野
「周囲には人もなし。早かったな」
坂野
「周囲には人もなし。と聞くと色々とチョメチョメな展開を聞く奴もいるで。
まさに隣の人間がせや。あん時は困ったもんやなぁ〜。」
彼女は私の呟きを聞いた途端こちらを向き、何処と無く何かを楽しみにしている。
この前も似たような展開があった、とデジャブを感じた。
坂野
「な、何や.....」
立見
「『周囲には人もなし。』だね!」
彼女は目を輝かせ、何かを期待しているようだった。
とにかく目をそらし、今の状況を打開しようと試みた。
開店時間は午前10時から。
今は午前8時半.....
- Re: 命を賭けてまで人を愛したくない!!2 ( No.9 )
- 日時: 2019/06/30 00:23
- 名前: 通りすがり (ID: pymfwt0Q)
彼女は、今も私を見つめて何かを待っている様だった。
何故か目を逸らせず、双方見つめている構造だった。
坂野
「な、何を待っているんや?.....。俺は何もせんで.....?」
立見
「周囲には誰もいないよ〜?.....なにする?なにかしよ!?」
彼女は余計、こちらに近づき目の前に迫った。
もう何も出来なくなっていた。私は冷静でなかった。
坂野
「.....!!.....!!.....!!(ど、どうすりゃええんや?!え?え?え?!)」
立見
「ね?.....ね?!.....何もしないの?」
私は引き下がらんとする構えで、何をさせたいのかを聞く事にした。
坂野
「ぎゃくに.....逆にお前はどうして欲しいんや??」
立見
「今に分かるよ.....」
坂野
「.....?!おい、あそこだよあそこ。野良猫がこっち見とるぞ?」
彼女は全く興味を示さなかった。
とうとう彼女は両手を、私の太ももに乗せてきた。
立見
「こう言うのは.....嫌い?」
坂野
「全く大歓迎や!!」
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