複雑・ファジー小説
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- 私、悪役令嬢なんですけど!?
- 日時: 2020/04/21 10:35
- 名前: はな (ID: obDW75wI)
『えっ、どこなのここ』
なんか凄い部屋。高そうな物が沢山ある。私が一生働いても無理かもしれない。そんなことより、どこなんでしょう?なんか手が小さい。鏡、鏡っと。
『なんか見覚えがある、、、』
どっかで、、、あっ、思い出した。私が読んでいた小説の悪役令嬢の取り巻きじゃない?いや、私、凄くない?私じゃなきゃ見逃しちゃうね。じゃなくて、えっ、夢なの?ほっぺをつねったら痛かった。
てか、私、車に轢かれたんだよね。
「イオネ様。大丈夫ですか」
侍女がきたのか。 驚いたけど、返事した方がいいよね。
『えぇ大丈夫よ』
「そうですか。では」
あ、行っちゃった。とりあえず、これからのことを考えよう。
- Re: 私、悪役令嬢なんですけど!? ( No.6 )
- 日時: 2020/04/20 07:32
- 名前: はな (ID: obDW75wI)
ふぁ!?絡まれてる。可哀想だな。助けた方が良いのかな?
「や、やめて下さい。私、用事があるんです。」
「別にいいじゃん。」
仕方ない。助けよう。(怖い、怖い大丈夫かな?失敗したらどうしよう。)ええい、
『なにしているんですか?その子、困ってますよ?』
「うるせぇよ。俺を怒らせたな?どうなるか、」
仕方ない。氷魔法使うか。私は男の人の腕を凍らせた。
「つ、冷たい。や、ややめろ〜」
あ、逃げた。朝から大変だな。
『大丈夫でしたか?朝から大変ですね』
「いえ、ありがとうございました。」
『気をつけて下さいね。では』
最後凄くカッコよく、されたんじゃない?やったー。第一印象は大事というしね。
『痛っ』
「大丈夫ですか?」
『えぇ、そ、その失礼しました。』
何もないところでこけちゃった。恥ずかしい。多分私の顔は真っ赤だ。
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「大丈夫でしたか?」
「あっ、すみません。さっきの方が助けてくれたので」
「さっきの子、凄くカッコよかったのにこけてましたね。大丈夫でしょうか?」
こけてたのは、びっくりしましたけど、顔を真っ赤にさせて可愛らしいかったです。
「確かにカッコ良かったですね。こけてたの大丈夫でしょうか?可愛らしい方でしたね。」
「うん。そうだね。私は用事あるのですみません。」
可愛らしい方でしたね。もう一度会いたいですね。
- Re: 私、悪役令嬢なんですけど!? ( No.7 )
- 日時: 2020/04/20 08:28
- 名前: はな (ID: obDW75wI)
とりあえず、寮についた。誰と部屋が一緒なのかな?
「ごきげんよう、イリーナ伯爵のミリシです。同じ部屋なので仲良くして下さい」
おぉ、めっちゃ可愛い子だ。私も挨拶しなければ、
『私はクロース伯爵のイオネです。よろしくおねがいします。』
挨拶はしたからもういいでしょう。
「あ、あの」
えっ、ヒロインが話しかけてきた。
「さっきはありがとうございます。」
あぁ、男の人に絡まられた時のことかな?律儀な方ですね。
『いえいえ』
「私、挨拶してませんでしたね。ハナ男爵のシリナです。よろしくおねがいします。」
『私はクロース伯爵のイオネです。よろしくおねがいします。』
ちょっと、待って、ちょっと待っておn i、 ゲフンゲフン。い、今思い出した。小説では、ヒロインが困っていた所をたまたまいた殿下が助けるんだよね。ん?待って、そのイベント私が邪魔してしまったの?どうしよう?と、とりあえず、部屋に行って荷物を置きに行きましょう。
きゃあ、またこけてしまった。イオネってそんなにドジっ子なのか?いや、運が悪かっただけよね。うん、うん、そうだないやきっとそうだ(ごり押し)
「イオネ様、大丈夫でしょうか?」
『えっ、えっと大丈夫です。』
めっっっちゃ恥ずかしい。
『あ、あのミリシ様』
「どうしたんですか?後、様付けしなくて良いですよ。ミリシって呼んでください。敬語はいらないです。」
『じゃあ、私も敬語はや、やめますね。
それで、教室がわからなくて。』
「何組なの?」
『4組だよ。わかる?』
「私も4組なの。一緒に行こう。」
『本当?よかった。私知り合いあまりいなくて。』
「そうなの?まぁ、イオネが声かければ皆、教えてくれるでしょう」
『あの女の人、迷ってる。可哀想、同情的なことかな?』
「いや、違うよ。てか、ついたよ。」
『おぉ、ここが伝説の』
「いや、伝説じゃないから」
ガラガラガラ
おぉ、広い。凄い。ごめん語彙力が、、、
ん?何故か皆、私達を見てる。少し遅れたからか、ミリシが可愛いくて、私と見比べしているのかかな?
「席、後ろにしよう。後ろでいい?」
『うん、大丈夫だよ。』
- Re: 私、悪役令嬢なんですけど!? ( No.8 )
- 日時: 2020/04/21 10:20
- 名前: はな (ID: obDW75wI)
ふと、思った。このクラスにどんな人がいるのかなと。
『ねぇ、ミリシ。4組に誰がいるの?』
「えっと、ハナ男爵のシリナ様と、第一王子のレイファード殿下や、ミリシ公爵家のクロア様がいるみたいよ。」
大集合やんけ、、、まぁ、小説通り。バグはおきていないから良かった。
『勢揃いだね。』
「まぁ、なんか凄いもの。気持ちはわかるわ。しかも、ほら。」
『うわぁ。すごい女子がいる。あれは、あれで見つけるには簡単そうだね。なんで婚約者作らないのか不思議。』
「あー。皆、王妃のこととかばかりなのよ。その上、天才でカッコいいから狙ってるのね。殿下は、それが嫌みたいね。」
『確かに。カッコいいからね。なるほど。』
「あ、あの。隣の席、座ってもいいでしょうか?」
私はミリシに目で大丈夫か伝える。すると、ミリシは首を縦に振った。
『どうぞ。』
「あの、ミリシ様。イオネ様。ありがとうございます。」
「いいよ。私達、かたぐるしいのは苦手なの。ミリシと呼んで頂戴。」
『私も、イオネって呼んで頂戴。』
「でも、、、」
『駄目かしら、、、』
私は、少し落ち込んだ。
「ええっと、イオネ達がよろしければ。」
おぉ、かわいい。流石ヒロイン凄いかわいい。
「イオネ、さっきのはあまり人に見せたらいけないわよ。、、、貴方はかわいいんだから」
うん?最後の方は周りがざわざわしてて聞こえなかった。私は首を傾げた。
『うん。わかった。気をつけるね。』
「ミリシ、イオネは絶対わかってませんね。」
「絶対そうね。」
ふと、私は周りを見た。皆、鼻を抑えていた。どうしたのかしら?
- Re: 私、悪役令嬢なんですけど!? ( No.9 )
- 日時: 2020/04/22 11:38
- 名前: はな (ID: obDW75wI)
何故、皆鼻を抑えているの?そんな事を考えていると、
「はい、静かに。このクラスの担任のヴェス・サクーミアだ。よろしく。」
至る所から、カッコいいという声がすごい聞こえる。
『皆、カッコいいって言ってるね。』
「確かに、カッコいいと思うけど」
実は、あの小説、漫画も出ているからモブキャラの顔も覚えているのだ。ヴェス先生は少し人気なんだよね。
「では、まず魔法の適性を見よう。わからない人もいるからな。
じゃあ、アヒサス・ガレートから、火みたいだな。次、ミリシ・イリーナ。風だな。次はシリナ・ハナは光と土だ。」
『シリナは光属性なんだ。凄いね』
「うん。そうだよ」
「はい、次。イオネ・クロースは水と風だな。しかも水属性は氷が使えるみたいだな。次は、クロア・ファンシーは火と風、土だな。」
おぉ,凄いな。
「ふふん。」
えっ、何故か私の近くを通りかかった時に鼻で笑ってきた。何故だろうか?
「じゃあ、最後は殿下だ。殿下は,火、水、風、土だ。」
えぇ、凄い。チートじゃないか?
そういえば、属性測る前は某有名な◯めはめはーみたいな感じにするかと思ったけど、違かったみたいだ。
- Re: 私、悪役令嬢なんですけど!? ( No.10 )
- 日時: 2020/05/24 14:19
- 名前: はな (ID: obDW75wI)
『今日は疲れたよ。』
「確かに私も疲れた。」
『あ、そういえば明日は、魔法の実技だったよね?』
「そうですね。明日は実技ですね。私、楽しみです!」
『シリナは、部屋ここら辺だっけ?』
「はい。送ってくれてありがとうございます。」
『じゃあ、また、明日。」
「ばいばい。」
『ミリシおやすみ。』
シリナを送った後は、部屋に戻って消灯時間までお風呂入ったりしてた。
「おやすみ。」
明日の実技楽しみだな。
ん?明日は小説で実技のこと書いてた。なんか、クラスの子の魔法がシリナの方に向かってきた時に殿下が結界魔法で助けるって書いてた。
シリナ大丈夫なのかな?まぁ私が助けたらいいんだ。
じゃおやすみ。
「イオネ起きて」
『ん。もうケーキこんなに食べれないよ。」
「起きろー!」
『!?えっ、おはよう。どうしたの?』
「準備しないといけないでしょ」
『今、何時?』
「えっと、6時半くらい」
『えっ、じゃあまだ寝てていい?』
「駄目。私イオネに化粧してみたかったんだ。やらせてよ」
『いいけど、、、」
「じゃ早く起きて」
すごく、眠い。まだ、寝てたいけど寝たらミリシから竜巻が起きそうなくらい怒られそう。ミリシの眼がマジだ。
顔洗って、歯磨いて着替えてっと。
「じゃあ、化粧させてね。」
化粧されてる時って、くすぐったい。待ってる時ってつまらないんだよね。
「出来たよ。眼開けて」
私は、眼を開ける。
『どう?ちょっと鏡見せて」
「えっ、すごく可愛く出来たけど、これ男の人に見せたら全員が好きになりそう。それは、駄目だ。」
『どうしたの?』
ミリシが挙動不審だ。
「いや、少し失敗したからやり直させて。」
『?わかった。』
「よし。出来たよ。」
『ありがとう。』
「私は準備終わったし、あと少しで時間だから行こ。」
『わかった。』
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前回の投稿からかなり、投稿してなくてすみません。
まぁ楽しみにしている人、いないかも知れないですけど。
遅れたのは、他の小説を投稿してたり、作ってました。すみません。
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