複雑・ファジー小説

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人狼ゲーム~呪われた村~ -season2-
日時: 2021/08/09 19:47
名前: シャード・ナイト☪︎*。꙳ ◆GHap51.yps (ID: 0bK5qw/.)
参照: https://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=20217

 ↑season1へのURL

*+:。.。 。.。:+*注意事項*+:。.。 。.。:+*

この小説には以下の内容が含まれます。

・多少グダグダ、亀投稿

・流血表現やグロ表現

・語彙力ゼロ

・オリジナル小説

・パクリじゃありません

・似ている作品があるかもしれません

・オリジナル役職が登場します

・season1の続編。なので、season1を先に見ることを推薦します

・登場人物のうち一人の視点でご覧いただきます(ただし、そのキャラクターが最期まで生き残るとは限らない)


それでも良ければ、この先をご覧ください。







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 あるところに、こんな伝説がある村がありました。

 【千年ごとに、人狼が現れ、村を滅ぼすであろう】

 それを防ぐため、その村では古来から伝わる人狼ゲームを行い人狼と思わしき人を処刑することになりました。

 ある代の村人達は、人狼に負けてしまいました。
 ですが、友情が、ある一人の村人を助けました。
 これは、その者達の子孫の人狼ゲーム。
 その時から人狼ゲームの神は変わり、新たな神がやって来ます。
 さぁ、人狼ゲーム……スタートです。

Re: 人狼ゲーム~呪われた村~ -season2- ( No.3 )
日時: 2021/12/19 20:38
名前: シャード・ナイト☪︎*。꙳ ◆GHap51.yps (ID: 0bK5qw/.)

 今回はキャラクターたちの詳細を人狼ゲーム中に入れます。見にくいかもしれませんがご了承ください。
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 第三話『最初の人狼ゲーム』

~朝 レナの家~

「……」
 眠れなかった。
 いっそ眠ってしまって、それで起きたら、いつも通りの日常が待ってるとかだったら、良かったのに。
 でも、もうあの日常はきっと、戻ってこない……。
「行こう……」

~移動中~

「リリカ」
 力なくリリカの家の戸を叩くと、ゆっくり扉が開いてリリカが出てきた。
 彼も、眠れなかったのだろう。目の下にくっきりとしたクマができていた。
「レナ姉ちゃん……僕、死にたく、ないよ……」
 か細い声で、リリカはそう言った。
「! ……大丈夫よ!」
 正直、すごく怖いし、あたしだって死にたくない。
 それでも、あたしには、守る相手がいる。私の親友で……―――本当の弟のような、リリカと一緒に生き残るんだ。絶対に。
 不安そうな、か細い声で、そう言ったリリカを、今元気づけられるのは、あたししかいない……!
「あたしが絶対リリカを死なせない! 一緒に、生き残るよ!」
「……! う、うん!」
 そう言って、リリカの手を強く握った。

~移動中~

 あたし達が広場につくと、みんなもう集まっていた。
「うん、みんなそろったね」
 そう言って、サキはニコッと笑う。
「それじゃあ、人狼ゲームを始めよう」

~美味しいパンが焼けました~

センラ」まずは、占いCOかね……まぁ、潜伏したければ構わないよ。とりあえず、妖を占う者は出ちまいな。
 ↳優しく親切で、クール系女性。男女問わずモテるタイプで、みんなから慕われている。
アミ」え? どうして?
 ↳物静かで大人しい男子。こんな暗い状況だからこそ、笑顔を絶やさず、皆を元気づけようとしている。
センラ」妖を占う者は、妖狐陣営以外には特になる役職だ。人狼もターゲットから外すだろう?
セナリア」なるほど……やっぱりセンラ姉は頭がいいですね!
 ↳働き者で人懐っこい少年。誰に対しても敬語口調。
リリカ」あの……
 ↳ビビりで臆病。虫嫌いで蜘蛛が出るとレナの家に直行する。レナと本当の姉弟のように仲がいい。リサの子孫。
ラキル」なんだっ? リリカっ!
 ↳いつもニコニコしていておてんばな女の子。
  今回のことは流石に少しへこんだが、元気でいればなんとかなると考えて今は元気。無口な兄の通訳をよくする。
リリカ」その……さ、先にパン屋の方に出てもらった方が、いいんじゃないですか?
イナバ」……いいんじゃない。
 ↳無口系女子。そんなに喋らない。怒ると物凄い饒舌になる。
レナ」じゃあ、いいかな? あたし、パン屋だよっ!
 ↳優しく正義感が強い少女。この小説の視点となっている。レンの子孫。
アミ」俺も。ほかに誰かいる?
メリッサ」……居ないみたいだね……
 ↳村長の一人娘。天然でおっとりしている。
イレア」じゃあ、しばらくはアミとレナに進行をお願いしようか。
 ↳村の副リーダーのような存在。頼れるお姉ちゃん。
レナ」えっ、あたし!? アミはともかく……あたしは……イレア姉がやった方がいいんじゃないの?
イレア」私はまだ役職が言えないし、不透明な奴に任せたくないだろう?
セライナ」でも、イレアさんあなた、白でしょう?
 ↳物静かで優しい少女。読書が好き。
イレア」えっ?
セライナ」急にごめんなさい。占いCO、イレアさん白よ。
リミ」良かった……イレア姉が白なら安心だね!
 ↳村の中ではラキルの次ぐらいにおてんばな男の子。親しみやすい性格をしている。
セナリア」じゃあ僕も出ましょうか。占いCO、ライヴァさん白です。
ライヴァ」あっ、ありがとう!
 ↳優しく、一言一言が暖かい少年。ライナの親戚の子孫。
ライル」……占いCO、クライア、白。
 ↳無口でクール系男子。……に見せかけた陰キャコミュ障。妹によく思っていることを通訳してもらう。
クライア」ありがとう。
 ↳頭がよくて少し胡散臭い笑顔をする。実際はいい奴。
センラ」大体出たな。じゃあ、占い師の三人、セライナ、セナリア、ライル。パン屋の二人、レナとアミ。
    後は占われた、イレアとライヴァ、クライアを除いた七人……ここからグレランね。
ライル」……
ラキル」お兄ちゃんが平和村がいいってよ!
セナリア」あ、じゃあ僕に投票していただけますか? もう一人いらっしゃいます?
イナバ」……アンタ、占い師だけど
セナリア」僕じゃない方に投票するはずの人が僕に投票すれば、その人は人狼陣営。違いますか?
リミ」確かに……じゃあ、もう一人は僕が買うよっ!
レナ」じゃあ、みんなを半分に分けようか。

~投票中~

セナリア    七票((リミ レナ リリカ イナバ ライル ラキル ライヴァ
リミ      七票((セナリア センラ メリッサ イレア クライア アミ セライナ

「セナリアさんとリミさんが同数となったので、本日の処刑は行われません。うまくまとまってよかったね」
 ニコッと笑うサキ。
「じゃあ、これからは自由行動だから。時間までには家に帰ってね」

~夜 レナの家~

「……ハァ……」
 明日には、高確率で人死にが出る。
 できたら狩人に成功してほしいが、そうもいかないだろう。

next____

Re: 人狼ゲーム~呪われた村~ -season2- ( No.4 )
日時: 2021/12/22 20:53
名前: シャード・ナイト☪︎*。꙳ ◆GHap51.yps (ID: 0bK5qw/.)

 第四話『実感』

~朝 レナの家~

「……ふぅぅ……」
 生きてる。ちゃんと。
「……誰も死んでないと、いい、な……」

~移動中~

「? 人が集まっ……て……」
「アミ! しっかりして!」
「ねぇクレイ! 医学詳しいならなんとかして助けて!」
「今やってる!」
 噓……アミ……が……。
 そこにあったのは、大量に出血していて、ぐったりしているアミと、彼を必死に手当てしているみんなの姿だった。
「れ、レナ姉ちゃん……アミ、アミが……」
「な、何、が……」
「……十中八九人狼でしょうね。現にここに全員揃ってるわ」
「でもっ、息は、してないけど、まだあったかい、から……―――」
「死んでるよ?」
 一斉にみんなの手が、ピタッと止まった。
 笑顔でそう言い放ったサキを、全員が見ていた。
 しかし、少し経てば皆彼を無視して、手当てを再開した。無論、あたしもだ。
「あれあれ~? 聞こえなかったのかなぁ? そいつはもう死……―――」
「黙れ!」
「……センラ、姉……」
 そう叫んで、キッとサキを睨み付けるセンラ姉。いつも優しいから、こんな表情、初めて見た気がする。
 センラ姉は手当てをメリッサに頼み、立ち上がってサキに殴りかかった。
「……ったいなぁ……なにすんの?」
「お前にはわからないだろう。一緒に暮らしてきた仲間が死ぬことの苦しみは!」
「うん、わからないよ」
 真顔でそう答えるサキ。
「……は?」
「わかったところで僕は君たちに協力できる立場じゃない。そいつはもう死んでるんだから手当てするだけ無駄だよ?」
「っ、お前、はっ!」
「やめて」
 再び腕を振りかぶったセンラ姉を、クライアが止めた。
「……悔しいけど、あいつの言う通りだ。……もう、死んでる」
「クレ、イ……」
「さ、そういうことだから。早く広場に来てよ」
 ……あぁ、そっか……。
 アミみたいに、あたし達もいつ死ぬかわからない。今は……そういう状況なんだ。
「リリカ、大丈夫?」
「……レナ、姉ちゃん……手、握って、て……」
「うん」

~広場~

~美味しいパンが焼けました~

センラ」……うん、レナはパン屋確定かな。
クライア」ぽいね。
セライナ」えっと、占い結果かしら?
レナ」そうだね。
セナリア」一応の保険だったんですけど、レナさん白です。
ライル」……ラキル、白……。占った理由……は、兄妹だから?
ラキル」そこは自信もっていってほしかったよぉアタシは。
セライナ」被っちゃたわ。ラキルちゃん白。占った理由は……まぁ、ランダムよ。
クライア」んー、大分絞られてきたね。たった五人だけ。何か言うことあるかな?
イナバ」……私、妖を占う者……昨日COしなかったのは……まだ潜伏してたかった、から……。
メリッサ」え、えっと、わ……私、は……ごめん、なさい……まだ言えない、んです……。
リミ」疑われるかもだけど、僕、占い師。メリッサ占って白だったよ。昨日はレナちゃん白。
レナ」……て、いうこと、は……今グレーなのは……。
センラ」……アタシとリリカだけってことだね。
セナリア」センラ姉が、人狼なはず……。
ラキル」でも、今はみんながみんな怪しい。
センラ」……仕方ないね。もう少し潜伏したかったんだけど。狩人だよ。
リミ」えっ……それって……
 狩人は、高確率で人狼に狙われる。
 今COしててもしてなくても、センラ姉は―――
センラ」今朝は、アタシらしくない姿を見せちまったね……。狩人なのに守れなかったのが、悔しかったのさ。
 あぁ、そっか……。
 センラ姉はもう、とっくに覚悟してるんだ。狩人っていう、生存率の低い役職に就いた時から。
クライア」じゃあ後は……リリカ。何か言うことある?
リリカ」ぼ、僕は……。
レナ」リリカは人狼じゃない! あたしが保証する!
メリッサ」言い切れるんですか!?
リリカ」……僕は、妖を占う者です。占い結果はまだ伏せさせてください。
イレア」分かった。……仕方がない。今日はグレランにするよ。ここから話し合っても埒が明かない。
ライル」……。

~投票中~

メリッサ 六票((ラキル センラ レナ クライア リリカ イレア

リリカ  四票((メリッサ リミ セナリア ライル

レナ   三票((ライヴァ イナバ セライナ


「……え?」
 驚きと、恐怖が感じ取れる声。
「メリッサさんに多数の票が入ったため、メリッサさんを処刑します♪」
「……あの、一つ……聞かせてください。どうして、私に投票したんですか?」
 震えながらそう聞くメリッサ。
 どこか、罪悪感が湧いてきた。
「役職が、不透明だから」
「ごめんね、メリッサ……」
 申し訳なさそうにそう言うイレア。
「……そう、ですか……今まで、ありがとうございました」
 涙を浮かべながら、そう言うメリッサ。
「お話は終わりかなぁ?」
 そう言って、メリッサの頭に黒い物を突きつけるサキ。
「……あ……」
「さようなら」
 その直後、大きな音が響き、メリッサは倒れた。
「……っ……ぅ……」
「リリカ? リリカッ!?」
 口を押えて、リリカは座り込んでしまった。
「……大丈夫だよ。あたしがついてる……」
「……紙袋持って来る」

~一時間後~

「……センラ姉、何してるの?」
「……調べてみようと思って。人狼ゲームについて」
「え?」

next____

Re: 人狼ゲーム~呪われた村~ -season2- ( No.5 )
日時: 2021/12/29 20:11
名前: シャード・ナイト☪︎*。꙳ ◆GHap51.yps (ID: 0bK5qw/.)

 第五話『私達の村の過去』(短い)

~昼過ぎ 図書館~

「調べるって……」
「過去の歴史をあたりゃあ、少しは出るかもだろう? あ、ちょっと手伝ってくれるかい?」
「う、うん」
 センラ姉が大量に抱えていた本を受け取ると、センラ姉は他の本を取り始めた。
 人狼ゲームについて、調べる。センラ姉のその言葉にどういう意図があるのか分からないけど、協力する価値はあるかと思った。
「さて、見てみようか」
 図書館の真ん中……ラグがしかれていて、クッションや丸椅子がある場所だ。そこで大量の本を広げて、読み始めた。
「……一番最初……人狼ゲーム……いつから……」
 すごい集中力……。
 ……意図は、よく分からない。
 だけど、やってみる価値はある。そう思った。

next____

Re: 人狼ゲーム~呪われた村~ -season2- ( No.6 )
日時: 2022/01/01 18:22
名前: 暁の冬 (ID: b2YT8yya)

面白いです。頑張ってください。

Re: 人狼ゲーム~呪われた村~ -season2- ( No.7 )
日時: 2022/02/05 09:13
名前: シャード・ナイト☪︎*。꙳ ◆GHap51.yps (ID: NdcMw1Hu)

第六話『人狼の呪い』

「……!」
「? センラ姉、どうしたの?」
 しばらく本を読み漁ると、センラ姉が反応した。
「出た……一番最初の、人狼ゲーム……!」

~その日の夜~

「……」

 「アタシは、明日には生きていないかもしれない。だからアンタが、この情報を持って行ってくれ」

「……センラ、姉……」
 あたしだって、死ぬかもしれない。
 パン屋のアミが、殺された。確実に人間と、わかっているところからなら……。
 けど、知らせないと。
 もしかしたら……―――これ以上犠牲を出さずに、人狼ゲームを終わらせることができるかもしれない!

~翌日、朝~

「……ハァッ……」
 生きている。
 朝だ。ちゃんと、息をしている。

~移動中~

 センラ姉の家に、人が集まっている。
 あぁ、やっぱり、センラ姉……―――
「何でアタシじゃないんだい!」
 緊迫した、焦ったような、上ずった声。
 間違いなく、センラ姉の声だった。
「どうして、どうしてっ……―――ラキルがアタシの家で死んでるんだい!?」
 ……え? どういうこと?
 今日死んだのは、センラ姉じゃなくて、ラキル……?
 それで、ラキルはセンラ姉の家で死んでいて……え?
「お、落ち着いてください、センラ姉……! 今ここで焦っても、仕方がないです……!」
「ハァッ、ハァッ……どうして……いっそのこと、アタシが身代わりになれたら……!」
 ラキルの死体は、昨日のアミのように暖かくはなく、もう、冷たかった。
 ただ、顔が……微笑んでいた。

~広場~

「おはよう、皆。あれれ? 今日は元気がないねぇ! 特にそこの、今日死んだ子とそっくりな子!」
「ッ、おい!」
 リミが怒ると、ライルがそれを止めた。
「大丈夫……」
「そうそう、その子もそう言ってるじゃん! じゃ、早速人狼ゲームを始めよう♪」

~美味しいパンが焼けました~

クライア」とりあえず、整理しようか。まず、今日死んだのはラキル。
     死んでいたのはラキルの家ではなく、センラ姉の家。
センラ」あぁ、間違いないよ。
ライル」……この場合、三つ……ラキルを殺してから、人狼が運んだか、
    ラキルが傷を負ってから、自力で走ったか。
    ……センラが、自分の家まで連れてきて殺したか。
センラ」……な……! そんな訳がないだろう? そんな、自分が人狼だというような……!
セライナ」あら、図星をつかれたんじゃないの? センラ。
センラ」……え?
セライナ」私の昨夜の占い結果は、あなたが黒であるという結果よ。
 その言葉に、センラ姉以上に動揺していたのは、セナリアだった。
セナリア」そ、そんな……センラ姉が、人狼な訳……!
セライナ」あら、じゃああなたはセンラを占ったの?
セナリア」占って、はない、けど……
ライヴァ」センラ姉は、狩人ですよ。現に、他に誰もCOがない。
セライナ」センラが狩人だと言い切れる?
     まだ出ていないとか、ほかの役職に潜伏しているとか……。
     もう既に死んだ、アミやメリッサが狩人の可能性もあるじゃない。
     昨日、センラもメリッサに投票した。
     メリッサが「言えない」と言ったから、狩人だと思ったんじゃないの?
ライル」……。
セライナ」そうだ。あなたの占い結果は? ライル。
ライル」……無い。
レナ」……え?
ライル」……俺は、占い師じゃない。

next____


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