複雑・ファジー小説
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- 京都未来活動
- 日時： 2023/11/06 00:18
- 名前： 京条ハル （ID: /p7kMAYY）
この小説は私、京条ハルの完全オリジナルストーリーです。
近未来をテーマにしたものですが、約束された未来を予知するものではありません。
ユーチューブとか始めたらキャラクターを絵に描き起こすかもしれません。
ゲーム作る説浮上
- Re: 京都未来活動 ( No.5 )
- 日時： 2023/11/06 01:12
- 名前： 京条ハル （ID: /p7kMAYY）
追加設定資料
・御神村ミラ
オカルト研究会会長。
通販が下手。
お姉さんポジ
- 京都未来活動 第4話 白狐の住む都 ( No.6 )
- 日時： 2023/11/06 17:05
- 名前： 京条ハル （ID: /p7kMAYY）
「昨日は居残り辛かったね〜。」
「ほんとほんと。」
そう話すのはオカルト研究会の二年生、ひな乃と未里亜。
ふといつもの通学路に見慣れない路地を見つけた。
「こんなところ、あったっけ。」
「入ってみる？」
「だめだよ、遅れちゃうし。」
「やっちゃだめはやれの合図。全力で行くよっ」バサッ
「もう、しょうがないな。」
路地を進むと、意外にも日本建築の通りに繋がった。
さらに奥へ奥へ。
「！？」
そこには苔むした大きな鳥居がいくつも連なっていた。
まるで時代に取り残され、忘れ去られたかのように。
鳥居の道を進んでいく。錆びたものもあれば根本から崩れた物、斜めに突き刺さった物もあった。
前を見ると白い狐が二匹こちらを見ている。
「追いかけるわよ。」
「え〜？」
二人は奥へ奥へと進んでいく。
「あれ？こんなところにこんなに大きな神社はあった？」
「分からない。空間が歪んでるのかも。」
奥へ行くと突然目の前が真っ青になった。
「崖！？」
空中を落ちていく中でも目の前に狐が見えた。
手をのばすと、狐は金色の炎に包まれて消えた。
と同時に目の前が真っ白になる。
気がつくと、元いた通学路に立っていた。
違うところといえば一つ。路地が消えていた。
- 京都未来活動 第5話 旅立ち ( No.7 )
- 日時： 2023/11/06 17:27
- 名前： 京条ハル （ID: /p7kMAYY）
「で？君たち、今日はどんな理由で説教食らってたんだ？」
「じつは、、、、」
「ほう、その神社なら知ってるよ。」
「先輩、ホントですか？」
「なに、私を誰だと思っている。会長だぞ。」
「それは「裏の伏見稲荷」だ。」
「裏？」
先輩の話では、かつて稲荷の総本山は京都に２つあった。だが互いの進行に対する考え方の違いによる勢力争いが絶えなかった。そこで伏見稲荷は妖術で妖怪を呼び寄せ、もう一つの京稲荷は神力を操ったが、京稲荷への信仰心が弱く神力が妖術に劣り、最後は空間を切り離し人の心の中を行き来するようになった。目撃情報はあるが、どの証言でも伏見稲荷という言葉が使われたため「裏の伏見稲荷」と呼ばれるようになったそう。
「へえ、あと狐を見ました。」
ガッ（会長が乗り出す）
「それは白い狐？金色の炎をまとった？」
「はい。白狐で、金色の炎に包まれて消えました。」
「私はあと２日で卒業。君たちにこの事を話しておいたほうがいいだろう。」
「え〜！？」
先輩の衝撃の話とは、その狐たちは神社に千体以上暮らしていて、その狐は人々にその人物にふさわしい能力を与えるという。先輩も一度会った事があり、それ以来不思議な能力が花開いた。
それは「未来の一部を見る能力」。目をつぶり、日時を思い浮かべると断片的に未来が所々見えるという。
「君たちも能力が備わったかもしれない。これで私は卒業だ。京都の未来を解き明かせ。」
「はい！！」
先輩は背中越しに手を振り、校舎から旅立っていった。
- 京都未来活動 第6話 京都怪奇倶楽部 ( No.8 )
- 日時： 2023/11/06 21:32
- 名前： 京条ハル （ID: /p7kMAYY）
先輩が卒業してから一年が経ち、わたしたちもあと二週間で卒業だ。
この一週間でオカルト研究会を退会し、あらたな”サークル”を設立した。
「京都怪奇倶楽部」。後は同士を一人、募るだけだ。
まあ、その同士もすぐに見つかった。
「私、風斬ツバサと言いますっ！よろしくお願いします！！」
「気合は充分ね。」
「前向きな所もプラス面だわ。」
「別に敬語使わなくてもいいのよ？私達、同じ学年だし同士でしょ？」
「私は船坂ひな乃。ひな乃って呼んで？」
「私は来世未里亜。まあ、好きに呼んで。」
「ひな乃、ミア！これからよろしく！」
「ミア？」
「未里亜じゃ言いにくいからミア！！」
「まあ、好きに呼んでって言ったのは私だから別に構わないわ。」
- Re: 京都未来活動 ( No.9 )
- 日時： 2023/11/06 21:40
- 名前： 京条ハル （ID: /p7kMAYY）
設定資料
・船坂ひな乃
狐に「未来に少しだけ干渉する能力」を授けられた。
八方美人として名高い。
茶髪をポニーテールにしている。
・來世未里亜
狐に「本質を見通す能力」を授けられた。
眼鏡っ娘。
真っ黒な黒髪をショートヘアにしている。
・風斬ツバサ
幼い頃、「裏の伏見稲荷」に迷い込み、狐に「異世界に干渉する能力」を授けられた。
茶髪ショートヘア。
誰に対しても明るい。
嫌いなものは数学と差別。
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