複雑・ファジー小説
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- 胡瓜野郎の欲望
- 日時: 2025/02/02 20:14
- 名前: きゅうりむし (ID: 7Qg9ad9R)
どうも、物凄くちびちび更新させて頂いております、きゅうりむしです。
正味、モチベーションを溝に捨ててしまったので、一旦欲望まみれの誰得、自己満物語を書かせてください。
……まぁ、元々、他のヤツも誰得、自己満物語すが………んでも、今回は、何も手直しも無しで、強行突破です。
まぁ、家の風呂と一緒の約40℃の風呂と同じ温度で見守ってやってください。
……あ、そうそう、我は今までスマホで投稿してたのですが、(空き時間で出来るから、便利ネ)PCでも投稿しようと思い始めたので、IDが違う可能性がありますがきゅうりむしと名乗っていればそれは、きゅうりむしです。
……最後に、今回の話は逢えて主人公君(我が宿っております)の名前は出しません(名字は出すけど)……其こそ、誰得ですね。
まぁ、我の話を読んでくださってる方がおるのであれば、光栄です。では、
- Re: 胡瓜野郎の欲望 ( No.4 )
- 日時: 2025/03/16 14:46
- 名前: きゅうりむし (ID: 7Qg9ad9R)
さて、ウチ、マミさんが……まぁ、本名、猯黄巴が何をしているのかと言いますとね…………ん~と、
「あ、こんにちはですかね、猯黄パイセン、……あ、いや、虫ケラパイセンでしたね~?」
この、舐めた小娘……あ、いや、ウチもピッチピチの小娘だけどさ、…まぁ、良い、それで、コイツは……
「あぁ、白ちゃんじゃん、相変わらず、胸ボタンを大胆に開けてるねぇ~」
「いやぁ~ん、先輩のエッチぃ~♡」
相変わらず、気色が悪い。それがウチの素直な感想だ。男に媚びるだけしか考えてないような体と口調、そして明らかに宮ちゃんだけを狙う、悪質さ……本っ当に、
「キモい、」
「あら~虫ケラ先輩にそんな事、言って貰えるだなんて、ホンットぉ、にぃ~光~栄♡」
チッ、……コイツは、…
「あぁ、そうそう、虹宮パイセンでしたら、図書室で何でしたっけ、あの色んな男に媚売ってる奴とお嬢様、」
お前も媚売り女だろ、というコメントをグッと奥底に封印して会話を続ける。
「あぁ、成ちゃんと緑ちゃん。……が、どうしたの?」
大体察しはつくけどなぁ~……
「あ、そうそう、そいつらと話してますね」
「ふぅ~ん、そう……何で知ってるのかな?2年の教室から図書室って3年と同じ位の距離だよね?私は此処まで真っ直ぐ来たからその事実を知らないのは当たり前だけどさ、君はどうなのかな?見た所、いつも通り過ごしてる雰囲気だけど、その場合だと走る、或いは超能力かな?と、犯罪を犯してるしか方法が無いんだけど、どれかな?」
さぁて、走ったというのが1番、現実味がある……が、全然、犯罪は犯してる可能性があるのがコイツだ。まぁ、それがキモい要因でもあるけど……
「あれ、言ってませんでしたっけ?虹宮パイセンの筆箱に盗聴器仕掛けてあるんですけど、言ってありませんでしたっけ?」
あぇ~やっぱ、キモい。
「へぇ~初耳~因みに、訊くけど、今、宮ちゃんどんな感じ?」
「媚売り女にタジタジって感じですかね、別に、襲われてる訳じゃないですよ?でも、虹宮パイセンに1番、親しくなれるルート乗っかってますねぇ~何とかしなきゃじゃないですか?」
「あのさぁ、君の知能が低いのは知ってるけど、状況説明位は出来るよね?してくれないかな?」
正直、その説明だと手札がゼロに近いんだけど……
「まぁまぁ、その内分かるんで、急がないでくださいよぉ~せかせかしてると、虹宮パイセンに嫌われますよ~じゃ、」
そう言って、立ち去ってった……いつもの面子に相談かなぁ~
そして、最後に改めて、……私は、白櫛凪乍が嫌いじゃ!!
(やっぱ、虹宮パイセンにお似合いなのは私なんですよ~何もかも把握済みだし~♪)
☆白櫛 凪乍 (櫛名田比売ちゃん)
虹宮達の1個下の2年生の子でマミさん曰く、兎に角キモい奴……通称、櫛名田比売ちゃん。
虹宮の普通は知り得ない情報まで何故か所持している後輩。正直、胸元のボタンをガッツリ開けてる為、職員側は迷惑で目のやり所に困るで有名、男子生徒からは気まずいのとラッキースケベで有名、女子生徒からはキモいと媚売り女で有名、虹宮はやけに暑がりなんだな~と、馬鹿な意見を持っている、取り敢えず、一貫して思われているのは虹宮を除き、多少なりはスタイルが良いと思っている。(尚、虹宮は暑がりなんだな、という考えが刷り込まれ過ぎてそんな事は考えていない……あれ、虹宮君?貴様、健全な男子だよな?)
因みに、櫛名田比売が渾名として付いた理由としては、櫛が付いてるから、……阿保かな、…
性格はマジで人を舐めてる?……系?の?後輩。それでも、容姿が整っていてスタイルが良い為、告白は絶えないらしい。(孤立気味だってさ、……誰か1人はクラスの中心人物とかが虹宮を好きな方が良いよな、)
盗聴器の他にも色々してるらしく、訴えれば1発だが、物証は得られないと思う、それに、マミさん等々は虹宮第一なので、虹宮に怪しまれる様な行動はしない……から、訴えない。ちな、櫛名田比売ちゃんは処女です!!
虹宮の1番好きな所:虹宮パイセンの好きな所は~……私を性的視線で見ない事かなぁ~…あ、いや、馬鹿って言ってる訳じゃないけど、私のイメージ訊いたら、1番最初が暑がりだったんだよねぇ~……マヂ、面白いなぁ~♡
- Re: 胡瓜野郎の欲望 ( No.5 )
- 日時: 2025/03/25 20:18
- 名前: きゅうりむし (ID: 7Qg9ad9R)
「……って、訳でぇ~あの、クソビッチはキモいんだよ!!」
「猯黄巴、白櫛凪乍がキモいのは分かったから、キモいというワードを封印してくれ、」
続きまして、又々マミさんです☆
只今、ウチ率いる?な訳無いか、……まぁ、いいや、虹宮を守る会の面子にさっきの状況説明しているんですけど……元々、5人って事もありますが、蒼已先輩はもう卒業済みの為、此処には3人しか集まっておりません!!……へ?5人なら、4人の筈だろ?いや、もう1人は忙しいんで、あれだね、利害関係みたいなもん。
「それでも、まぁ、あの子がキモいのは分かる。あたしに関しては、他の念もあるけどさ?」
今、びしょ濡れの髪を拭きながら言ったのは桜吹雪……宮ちゃんからの呼ばれ方は桜ちゃん、……私は吹雪。
「はぁ~相変わらず、吹雪はいじめられっ子だね。」
「まぁね~慣れっこだけど、こう、毎度毎度お手洗いで水をかけられるのは迷惑かなぁ~……何か、赤井って幾らで雇える?」
「嫌だよ、面倒事には関わりと~無いっ、其よりも、そのまま虹宮の前に現りゃ、同情してくれるっしょ、?」
「あのねぇ、あたしの虹宮の前でのキャラ、知ってるっしょ?あれだよ?」
「宮ちゃんをゲシゲシする系のキャラだもんね(?)」
何言ってんだろ、ウチ。というか、赤井ちゃんってどういう基準で口調を切り替えてんだか、……
「まぁさぁ~…というか、今更だけど、虹宮に対して異常な愛を持っているという自覚がある人間ってどの位いる訳なん?」
「あ~蒼已紗綾を除き、此処に居る3人は完全自覚。薄々自覚してるのが複数人、蒼已紗綾を合わせ、その他は全員自覚無し。」
そ、意外な事に血を仕込んでる蒼已先輩は自覚症状無しだ。何でも、私が"今"捧げられる最高の"液体"だそうだ……突っ掛かる箇所が2箇所あるんだよな、流石先輩。
「……というか、本題入るけど、親しくなるルートって何なん?」
「そりゃ、あれっしょ、(仮)彼女……みたいな?」
「そそ、多分、御礼に体売るかな、成田橙式なら有り得る」
「……何の経験からの予想なの?それ、…」
「「勘。」」
凄いなぁ……ま、当たってるかは知らないけどさ、
「……ま、他2人に報告かなぁ~」
「あ、そうそう、私、虹宮をデートに誘いたいんだけど、土日とかって……」
「止めとけ、蒼已紗綾に殺されるぞ?」
そうそう、蒼已先輩、ウッキウキで宮ちゃんとの約束を自慢してくるんだから、多分、もう1人追加~とか、ドタキャン~とかされたら、多分、宮ちゃんを除く、原因者を殺しにかかると思う。
「あぁ、そっかぁ……そういや、あの元カノ野郎って?まだ不登校なん?」
「そうだな、まだ和歌小豆は不登校だな。」
「何で宮ちゃんに振られたか分かってないのは重症だよね……」
そう、あの和歌……つまり、宮ちゃんの唯一の元カノである。1年生の頃に和歌に告白され、適当に宮ちゃんがOKしたが、和歌小豆との交際期間は約4ヶ月。で、宮ちゃんに振られた女だ。振られたショックでずっと不登校。だが、優しい優しい宮ちゃんとは365日、24時間いつでも連絡を取っているのだ。……宮ちゃんが優しくて良かったな、人によっては絶対にブロックとかされてたと思うぞ。
「だが、虹宮も虹宮だろ。振った台詞分かるか?」
「「一旦休ませて?……」」
「っしょ?」「でしょ?」
「完璧だな、良く覚えてる。」
ぐふふ、この虹宮を守る会に1番最後に入ってきたとは言え、ちゃんと情報は仕入れているのだよ。
「そんな振り方するから、あの激重和歌小豆には分からなかったのだろうよ……だが、桜吹雪は兎も角、猯黄巴は良く覚えてたな?蒼已紗綾も入る前の話なのに、」
ちな、和歌はウチと同じく物理的には軽い。
「そっかぁ、最初、あたしと鞠埜、鶯の3人で創った会だもんね?」
え~と、吹雪の言う鶯とは、鶯火燵……春と冬の共演だね、鶯と火燵だなんて、
「あの、鶯火燵には心底驚いてるがな、虹宮に出会っただけで生徒会長に成り果てるとは……」
「愛の力ってヤツかねぇ~」
「何か、BBAみたいな、台詞だね?」
「誰が、ババアじゃ!?巴?お前をあたしのいじめっ子と一緒に一斉起訴するぞ!?」
「桜吹雪、いじめられた苦痛とババアと呼ばれるのは同じレベルなのか、?」
「まぁ、いじめは慣れてるからね、」
へへへ、という声が聞こえる……相変わらず、怖いな、
「吹雪、小学校でも卒業式の当日に発表したもんね?担任の感動の台詞の後に、」
「そ、楽しかったわぁ~……ま、今年は楽しみにしてて良いよ?卒業じゃん?……高校生活への道、潰したるよ、」
やっぱ、怖……
「桜吹雪はいじめられた苦痛よりも人を地の底へ落とす快感の方が良いのか、」
「そうそう、あの段々と変わる顔色だけで茶碗1杯はいけるなぁ~」
……1杯!?少なくね!?もうちょっと、多くて良いと思うけど、…まぁ、吹雪はそういう人間か、
「でも、そんな事したら宮ちゃんに失望されんじゃない?」
「いや、虹宮はこのエピソードを武勇伝として語ったら手を叩いてキャッキャキャッキャ嗤ってたよ?」
「諦めろ、猯黄巴。虹宮もそういう男だ。」
「だね、優しい1面もあるにはあるけど、そういう面もある男だったね。再確認出来たわ。」
あれ、宮ちゃんの周りに……
「メンタルヘルスって居たっけ?」
「メンヘラか?私の認識では2人居るが?」
「蒼已先輩と?誰?」
……あ、銀金
「ふん、忘れたのか?銀金だ、あの、直接虹宮には手を出してないが、何度か会話は交わしている。銀金が周りの奴等、全員に捨てられた場合行き着くのは恐らく、虹宮だ。印象には残らないが、謎に引っ掛かるのが虹宮だからな。
……それに、ああ見えても、中1の段階で束縛に慣れている男だ。並大抵なら耐えられてしまうし、多分、案外、依存しやすいんだよな、虹宮って。勝手な想像に過ぎないが、特定の人間を他の人間で埋めようとはしないから、メンタルヘルスではないが、何とも惨い状況にはなりやすいしな、特定の人間が喪失しても、他の人に支えてもらうと言う思考には至らなそうだからな、実際には違うかもしれないが。」
長々と、お疲れ様だな……
「はぇ~お2人は少しの会話でも取り巻きと認識するのか、……あ、そろそろ、いじめられる時間だね、ちょっと遅れる方がよろし~」
吹雪はウィンクして空き教室を出てった……あ、今更だけど、此処、空き教室です。ん?赤井ちゃんは外で昼食食ってんじゃないかって?いや、ほら、虹宮を守る会は空き教室で話すから、来てもらった。
「……だが、1番厄介で言ったら、鶯火燵か、…何せ、他よりも影響力が段違いだ、最悪、色んな人間が巻き込みそうだからな…」
「分かるなぁ、その気持ち~……まぁ、今は良いじゃん?味方だし、」
「おっす、遅くなった。」
あ、来た。鶯ちゃん。
「よぉっす、遅かったな、鶯火燵?」
「悪いな、教師が五月蝿かった。どうも、僕がスカートじゃない事にイラついててな。生徒会長として~だとか、な……それに、この手袋にも突っ掛かってきやがって………僕のスカート姿とか、手袋外した手とか見たら見たで何かを言ってくる癖にな…」
「鶯火燵、そこまでにしとけ。」
「は~い、……鞠埜お母様には従わざる終えませんもんねぇ~」
仲良いなぁ~……いっそ、このまま2人が付き合ってくれれば、良いんだけどなぁ、
「……そうだ、猯黄巴、もう1人居たな、特例の奴が、しかも共通点も見出だせた…良い機会だな。」
……?何をって、メンタルヘルスの事かな?え~と、共通点…蒼已先輩と、銀金と鶯ちゃんの共通点……あ、
「無自覚症状、」
「そう、冴えてんな。」
「?待て、僕にも分かる様に……」
「あぁ、良いぞ。鶯火燵にも分かるように説明してやろう……だが、猯黄巴?そろそろ、戻って良いぞ?」
あぁ、ウチが余計な口叩くと思ってんのかな……
「じゃ、お言葉に甘えて、」
まぁ、赤井ちゃんなら、変な心配も要らずに何とかしてくれるでしょう!
☆桜 吹雪 (桜ちゃん)
虹宮ゲシゲシ系女子(?)……まぁ、可愛いんよ、この子も。ほら、小学校低学年男子が好きな子いじめるみたいなやつ。……あ、いや、桜ちゃんが受けてるいじめは洒落にならんけど。いや、まぁ、桜ちゃんのメンタルは砕けないから、いじめは効かない、何なら復讐してる。
でも、桜ちゃんは橙ちゃんと違って受け……特例の支配して欲しいタイプだね。そう、支配するよりも支配されたいの。この子。……例としては、束縛とかだね。何でも言う事を聞かせられてくれたり、予定を勝手に決められたりして欲しいらしい。……ここまでとは…重症だな。
虹宮の好きな所:素質、圧倒的に素質。引きがちになるのが何だけど、人を横暴に使う素質は大いにアリ。でも、自己中過ぎるって訳でもない、包容力もある……かぁ~理想だなぁ、(ア,アト,ヒトニフクシュウスルノニリカイガアルカラ!!)
☆鶯 火燵 (氷嬢)
火燵なのに、氷嬢……なんちゅうセンスじゃ、虹宮。理由としては、火燵(正確的にはひたつだけど、)なのに消極的で冷めてるからだ。だが、虹宮に関しては何に対しても燃える。さっきみたいな感じ、普通なら冷めて終わりだが、虹宮に関する話が目の前にあるので、イラついてた。……まぁ、大体まりちゃんに止められるけど。
でも、火燵ってだけあって、じんわり温めてくれるよ……虹宮はね。あ、そうそう、メンタルヘルス(メンヘラ)だよ、この子。さっき教師に指摘されたって言う手袋はリスカによる絆創膏を隠す為。一人称が僕で、制服も男子生徒用を着ている……のが、理解されずぼっちで過ごしてたが、虹宮が評価してくれた為、急に活気付き、生徒会長にまで成り果てた。やっぱ、愛の力やんね。(おっさん)
まぁ、……意識して依存させるだとかそうじゃなくて、メンヘラだから依存体質ではあるね。
虹宮の好きな所:やはり、僕を評価してくれた点だな。別段、意識していた訳では無いが、女子生徒の制服よりもよりも男子生徒が着ている制服の方が僕には似合うようだ。そこに気づいてくれたのが虹宮だな。因みに、手袋はお洒落と言ってしまっているが、普通にリスカを続けていると言った方が良いのだろうか、拒絶される可能性だって、……いや、虹宮なら………
- Re: 胡瓜野郎の欲望 ( No.6 )
- 日時: 2025/03/28 13:12
- 名前: きゅうりむし (ID: 7Qg9ad9R)
「え、え~と、……その、じゃあ、一人称我以外は、外しますね、?」
あひゃあ、……かわえぇ、…
「えと、具体的な期間としては約1ヶ月程度で……あ、ちゃんと対価は払います……」
「え?あ、いや、別に、」
べっっっつに、健全なそういう関係を味わえるだけで万々歳だし。
「いやいや、大丈夫です……えと、1時間、1000円程度………まぁ、少ないと思うので、我の体も支払いに含めます。」
………………ん、?
「待って?1時間、1000円で我とそういう体験をするんだね?」
「はい、まぁ、少し安いかもしれませんが、我は御令嬢って訳でも無いので」
「え~と、金を貰うのは何と言うか、申し訳無いけど、後で話そう……だが、体とは!?」
「そのまんまです、こんな金額だと虹宮さんも満足出来ないと思うので、我の体も虹宮さんに、あげます♡……あ、1時間辺り30分貸します。」
……そっっこじゃねぇ!!どうしたんだ!!この、橙ちゃんは!!
「いやいや、待て待て!?ん?体?」
「あ、いや、本番はしませんよ?けど、まぁ、満足はさせます」
駄目だ、……話が通じねぇ、
「もう、何か、……うむ、…でも、やっぱ金は結構だなぁ~……って、?」
「あ、じゃあ、我と(仮)彼女体験した時間だけそーいう、体験もさせてあげます」
……はぁ、?
「いや、あの、橙ちゃん?何でそういう考えに至っちゃうのかな?」
「ほら、……そ~の…ねぇ………初心な体験もしたいでしょう、」
どうやら、初心の基準が壊れている様だ。まぁ、あれか、いざいという時は強めに言えば言いか。
「あ、あぁ、じゃあ飲み込むわ。その条件。」
「ありがとうございます♪……まぁ、私の体を払う時は休日にしますので、そういう彼女ごっこは今日からで。」
「あ、うん、」
「あの、……本、落ちてる、」
その時、誰かが声かけてきた。ちょっと聞き覚えあった。
「あ、?あぁ、ありがとう。」
「うん、……気を付けてね、直ぐ失られるから、」
……むぅ、?確かに、物はよく無くなるけど、盗られてるってのは初耳ぞ?先ず先ず、何故恐らく数言しか交わしていない、或いは聞いた事無いような子に……
「私、銀金って言って、……ちょっと、霊感あるって自称してるみたいな…変な子でしょ?でも、事実。……何か、実際には…ん~……霊は実際には居ないか、でも、今この場には居ないけど、殆どは近くに居る、みたいな………だから、…よく、物、失られるから気を付けて、……
でも、良かったね。その幽霊は君が好きみたい、虹宮……君、だっけ、…がね、……あ、でも、その子は憑いてるってよりは、見守ってる、?……あ、守護霊みたいなもの、……まぁ、覚といた方が、良いよ、
……それで、私、銀金って言うのは、覚えといて、…人間観察とかは、好きだから、君にあった人間とか、紹介しとく、……だから、無理に人付き合いとか、考えない方が、良いよ、……じゃ、」
……何か、待て?凄い事、言われなかったか?
「……虹宮さん?あまり、気にしないで良いとこもいますよ。銀金って、校内でも噂……まぁ、悪い噂ですけど、の子だから。ほら、……意外にも、リスカとか、色んな男に走ってるらしいからね。」
「そう、なのかぁ~……まぁ、そろそろ昼休みも終わっちゃうし、行こっか、」
「うんうん~……あ、今日の帰りからだからね?忘れないでね?」
「いや、鶏じゃないから、我は……」
……橙ちゃんと内容も無い会話を繰り広げながら教室に戻る。……ついでに、さっきの子についても思い出してみる。髪の毛は茶髪、腰辺りまで伸ばして、あれだな、見覚えある髪だった。黄色って条件を無くせば、まんまあの第3話で喰われた先輩魔法少女。まぁ、性格は正反対そうだったけど。……あ、依存体質メンタルヘルス状態孤独ってのは当て嵌まってるかもしれない。
……けど、霊感と人間観察か、……いつか、いや、忘れない内に…明日か、に話してみよ。でも、幽霊が……憑いては無いけど、見守られてる…かぁ、……信じてはみる。だって、天使も要るんだぞ?信じない他、無いだろう。
「んふぅ、……あ、巴さん。」
「あ~成ちゃん。宮ちゃんと何してたの?……というか、宮ちゃんの約束相手、成ちゃんか。成る程、なら、私と軽く雑談もせず向かった理由が理解可能だわぁ~」
「おいぃ、?色々、誤解招きそうだがぁ、?」
マミさぁぁん、?
「あはは、……ちょっとね、」
あ、橙ちゃん、隠しとくんすか、……成る程、OK。
「そうそう、ちょっと、ラノベの紹介してた。」
「あ、そう、……そういや、虹宮君について詳しい人、知ってますかぁ~って、子が居たけど、何かした?」
「我が手を出す前提止めてくれないかなぁ~……って、その子、どんな感じの子だった?」
「何と言うか、蒼已先輩と同じで長袖で、でも髪はその子の方が長くて、ロリータコンプレックス……まぁ、ロリコンに刺さりそうな子だったね。」
あぁ、
「「銀金?」」
「さん?」「だった?」
橙ちゃんとタイミング被ったわ……あれ、橙ちゃんって金さんに嫌悪感抱いてるのかな?…あ、いや、さっき滅茶苦茶言ってたからそうか。
「あぁ、そうか、あの子が銀金か、……髪型と長さで判断できなかったな…宮ちゃん、何か言われた?」
「我の周りにや、霊が居るって。……」
「マヂ?」
超真面目何じゃよなぁ~……
「って、言うか、虹宮さん、信じてるんですか?」
「ま、まぁ、」
家に天使が住み着いてんでね!
「ふぅーん……何か、鞠埜さんが言ってた虹宮さんの異常性が分かってきた様な気がします」
お、おう、本日の橙ちゃんは情緒不安定つーか、……誠に怖いであります、…
「でしょでしょ~……って、宮ちゃん?ど~こに行っくのっ、かなぁ~?」
あ、やべ、ネクタイ引っ張られた
「ぐぅっ、」
「あ、ちょ、巴さん、虹宮さん、死にますって、」
こんな感じで、今日の休み時間は終了を迎えました。……面倒な授業等、寝て過ごしまして!
「さ、帰りましょうか、虹宮殿?」
「え、あ、うん」
あ~やっべ、殿呼びが良いなぁ、何か、……
「やっぱ何か、あったのかぁ~?お2人さん?」
「ひぎゅうっ?……マミさん、何か、…見た?聞いた?」
「うんぬんかんぬんほんてんぬん……まぁ、見た。で?何があったのかなぁ~?」
「……我が話しますね~?」
……やっべ、…我、どうしよ、
「あ、……虹宮君、…か、……ちょっと、…付き合って貰って、……良いかな、?」
「金さん?」
「いきなり……下の名前呼び…でも、……さん付けか…やっぱ、…虹宮君って、…」
「おいっ?宮ちゃん?どんだけ、人に手を出しゃ、気が済むとねん?」
お、おう、カオス……
「あ、あ~の、?」
「も~知らんっ、」「うんぬんかんぬん……」「そう……行動、…あるのみ、」
え?
拉致られた。正確的には、後ろに金さん、左に橙ちゃん、右にマミさん……
う~ん……何て言うか、…
「帰る方向とか、大丈夫?」
「え、そこ?」「まぁ、虹宮殿らしいと言えば、らしいですけど、」「優しい……だか、…何、…だか、…訳が……分からない…人ですね、」
え?我、何か変な事言った?だって、マミさんは我と真逆の方向だし、橙ちゃんも、……まぁ、2つ位前の十字路を左だし、金さんは知らないけど…
「まぁ、……我が、送り届けろって事?」
「「馬鹿ぁ?」」「はい、……馬鹿ですね、これは、」
うわ、辛辣……
「大体っ、宮ちゃんの家に宮ちゃんを送り届けて、宮ちゃんがついてくるって何!?」
「そうそう、そうですよ、」
「私は~……虹宮君…より、…ちょっと歩いた所……だから、良いです、……けど、」
はへぇ~……金さんって…ん~む、………あぇ、何か、…え~……え?
「まさか、とは、思うけど……」
「っさ!宮ちゃん、着いたぞ!入った入った!」
「そうそう、さっさと入って寝てください!」
「あ、……さよなら、」
……うぅ、うぅ…ボロアパートの目の前に押し出されて早く入れだなんてぇ~…
まぁ、渋々、ちゃんと入りましたけどね!
「……おい、堕天使?」
「んあっ?」
何か、人のベッドでジャストフィットで寝てる羊みたいなコスチューム?コスプレ?的な、格好の子が無防備に寝てますけど……これは、先程申し上げた天使ですね。はい、翼と天使の輪っかあるんで、ガチ天使っすね。
「なぁ~に?」
「昨日も寝たん?」
「うん、ヤる事ヤって~昼?かな、?に帰ってきた~」
それでも、天使か、ちきしょう。……あ、この子、毎晩の様に県外飛び出して、合コン行ってお持ち帰りされてる(てか、させてる)子なんです…悪魔だろ、……
「はぁ、……君が演技派ってのは忘れられないかもしれない、…」
「うんぬんかんぬんほんてんぬん、……」
マミさんと同じ誤魔化し方してる……あ、この子、酒飲んでるんすけど、強いんですよ、でも、酔ったフリしてんで、
「はぁ~、虹宮が変な事言うから黒夜、泣いちゃ~う、」
そう、この、腹部黒夜……というか、天使、…毎日の様に男遊びと、天使とは思えん位、マズローの欲求の階層……特に、生理欲求の性欲、睡眠欲はずば抜けて、ね……あ、食べなくても生きてはいけるらしいから、…暇ありゃ、2つの意味で寝る。
「堕天使呼びされているという、自覚と理由を分かって欲しいなぁ、」
「はぁ~う……というか、虹宮って、まだどーてーっしょぉ~?黒夜が奪っ……」
床に落ちてた、アイマスク……アイマスク?何故、ある?……まぁ、いいや、で、口を塞ぐ。毎日、堕天使はそれを訊いてくるのだ。
「ぐほへ、……酷いなぁ、」
「あのなぁ、……君に好意は無いからな、」
「え~酷……私は…」
……まぁ、何も聞かない事にしよう、ロクな事、言ってなさそうだしな、
「というか、何で我の所何かに来た?」
「何回言えば気が済むのさぁ~……だから、異常な人数に殺意を向けられて刺される可能性あるかららしい、約99%の確率で……あ、正確的には、98.783%だけど、」
意外と、細かい、
「だが、その割には職務を全うしてないってか、」
「今は大丈夫って事、……ってか、そんな事より、私の心配しよ~?例えばさ、こんなロリッぽい見た目で、アルコール入って変な事されないか~とか、」
「いや、最初の頃は多少は心配してたが、今では全然酔わないから心配要らんなって、」
「ゆぅ~ん……というか、今日は一緒に寝て良い~?」
「どっちの意味だ?」
「ん~……どっちもかも、しんない、我慢できなかったら襲うけど…大丈夫かなぁ~……襲われたくなったら、言ってね~」
言うかい!この、堕天使は……
「てか、何で?」
「えっとねぇ~……いつもの、合コンスポットが全部休みだった…から、……かな?ほら、他の所、外れしか居なくてぇ~」
経験者は語る……
「まぁ、良いけど……文句言わないでな?」
「数年前から何だから、今更だよ~死ぬ程、狭いのは知ってる」
うぬぬぅ……
(全く、全然私の話聞かないんだからぁ……今日も、好きって言ってあげたんだけどなぁ、…)
☆銀 金 (金さん)
虹宮とあまり親交の無かった子。年中無休のメンタルヘルス状態で色んな男を渡り歩いている。ロリコンみたいな見た目してる。虹宮は言っていた、先輩魔法少女みたいな髪型してるなと、……あれ、マジでどうやってんだか、……頭部に髪飾り?みたいな?のはあったけどさぁ…分からんわ、……ファッションとか髪型とか疎過ぎるからな…まぁ、リアルきゅうりむし、男なのに髪長いもんで結んでるけど。(それに狐のお面被ってるって言うね)
さ、話を戻して、この子、霊感アリの不思議っ娘っすね。まぁ、勿論依存体質メンタルヘルス状態孤独ではあるな……魔法少女先輩と違っていじめられっ子では無いけど。で、この作品で唯一の渾名無し。金さんだぞ?金さん。
虹宮の好きな所:私が……興味、…示した……と、…こ?
☆腹部 黒夜(堕天使)
ふわふわの羊っぽい衣装に、猫っぽい性格、見た目ロリで、天使……情報量多過ぎて死にそう。もう、透明にすら見えるレベル(?)の翼に、良くある天使の輪っかでほぼ毎日、県外の繁華街行って合コンスポット(?)行って、お持ち帰りさせてる子。やっぱ、堕天使やんな……(でも、天使です。はい。)
ちっちゃい。ロリなだけあってちっちゃい……けど、普通に成人って事になってるんで。(戸籍登録とかちゃんとしてるし、……てか、虹宮の義姉って事になってんの何なん?え?……あ、23歳です、虹宮と会った時は20歳☆)
さっきも述べました、この子、マズローの欲求の階層……って、言う(簡単に言うと人間の三大欲求を難しく言った、みたいな)あれで、生理欲求の性欲と睡眠欲が強いんす。
あ、で、人間嫌いですね、……まぁ、良くある(?)ファッションとかには興味あるけど人間嫌いな天使(?)……みたいな、?…まぁ、この子、虹宮以外、仕事した事無いんで……堕天使では、無いんすけど、あれですよね、……反抗期?
虹宮の好きな所:え、好きだから……逆に、虹宮嫌いな生物って居るんです?いや、居るとしたら、要らないですね、消しましょ。
- Re: 胡瓜野郎の欲望 ( No.7 )
- 日時: 2025/03/30 09:54
- 名前: きゅうりむし (ID: 7Qg9ad9R)
ちょっと、時を戻し。
「つまり、虹宮に寄り付くのは精神異常者か異常な愛……つまり、異常者しか寄ってこないんだ。」
「成る程ね~……え、それ、僕も含まれてる?」
「はぁ、……」
私、赤井鞠埜は心底、虹宮に近付く女の異常性と鶯火燵という無自覚異常者について理解できた。
大体、この鶯火燵という女は……
「本題からズレてる様だが、今は君が持っている虹宮に対する気持ちを確認する時間では無い……と、何度言えば分かる、その、鶯火燵が自覚していない感覚諸々な。」
と、今日何度か目の台詞を口する。
「でもぉ~」
「はいはい、……」
適当に対処しよう、そう思った時に、
「あの、……虹宮君に、…詳しい………人が、居るって……聞きまして、」
「銀金?」
「あ、何、虹宮?他の男なら紹介するけどなぁ……」
銀金。思った以上に動きが早いようだ。想定の、2倍以上は早かった。
「鶯火燵?虹宮はあくまで、お前の彼氏ではない。だから、訊かれた事を答える義務はあるだろ。」
「は~い……」
「まぁ、銀金。適当に座ってくれ。」
「あ、………はい、…」
何と言うか、……メンタルヘ…いや、同じ意味だが、尽くす者が居ないメンヘラってこんな感じなのだろうか…何と言うか、……蒼已紗綾を基準としてメンヘラを考えると歯車が狂いそうだな。先ず先ず、蒼已紗綾もどちらかと言えば、こちらの領域だが、……異常なリストカット、それに虹宮以外の異性に対する嫌悪感、自己肯定感の低さ…銀金は、2つ当て嵌まってるな。他の男には嫌悪感と言うよりは、現実逃避……というか、自分を望んでくれているような感覚がする優越感に浸る道具みたいなものだろう。……虹宮に対しての感覚としては、利用できそうな道具の情報収集的な感じで来たのだろうか、?それとも、過去に虹宮に何かを指摘されて、何かがキッカケで思い出した?
「はい、………その、…過去、……に、虹宮君に、…指摘、されまして、……」
見ると、鶯火燵と銀金が会話していた。
「成る程ねぇ~僕と一緒かぁ~……虹宮、デリカシー無いからなぁ~」
「言えてるな、あれに紳士的要素は無いし。」
察した。過去に虹宮は鶯火燵にリストカットの手首やらなんやらの傷や絆創膏を指摘したからな。……駄目だな、この調子だと虹宮に取り付くメンタルヘルス状態の奴が増えるだけだ。いっそ、製造機として作家目指せば良いレベルだな。
というか、以下の情報を踏まえて考えると蒼已紗綾はメンタルヘルス状態では無いかもしれない。どちらかと言うと、リストカットで精神安定状態するだけでそれ以外はこちら側だな。先ず先ず、自己肯定感の低さは気のせいだな。そんな話は聞いた事無いし、虹宮の出会いが蒼已紗綾から話し掛けたのだからな。自己肯定感が低い奴は自ら声は掛けられないからな。(本当にそうだよ、クラスメイトから小6の時にもっと自己肯定感上げろって言われた。)
まぁ、虹宮以外の男への嫌悪感は有るかもしれない。
「っでさぁ、虹宮が私にねぇ~」
「はいはい、えぇえぇ、……そう、………成る程、」
何だこれ……精神異常者虹宮について語る会?そんで、銀金はメモ取るなよ、そんな大事じゃないだろ。彼氏の愚痴駄弁るレベルで話してる鶯火燵の話を。いや、鶯火燵が虹宮の彼女になる事は無いであろうけど。
まぁ、いっか。鶯火燵に銀金は適当に話させといて……昔話でも、思い返すか。
大体、虹宮の出会いはまぁ~詳しく話すと長くなるから要約して……母親と虹宮の母親に頼まれてしょうがなく、一緒に登校してやった。……まぁ、今でこそ、私の時間に合わせるように調教したがな。まぁ、何と言うか、……段々と、誠実さって言うさ(例えば、態々首元の誰も見ないボタンまで留めて、自分で取れないから誰かに取って貰うみたいな……何か、可愛いな)、雄っぽさって言うかさぁ…そういうのがある、虹宮の方が悪かったって言うか………惹かれたんだよなぁ……何と言うか、…人にも性格にも恵まれなかった、唯一恵まれたゴミの価値しかない勉強とか、要らないと思っていたから何にも恵まれてなかった私が、虹宮に恵まれたっていうかなぁ~……虹宮に会っちゃうのが悪かったか、私的には良かった……というかな、…虹宮にしかもう埋めれない感情ってのが芽生えちゃったってのは自覚してんだよなぁ……まぁ、その位、私は虹宮が……
「まぁ、それでも好きなんだよねぇ~……確かに、デリカリーも気遣いも無いけどさ、そのデリカシーの無ささに救われたってのもあるし、気遣いも1周回って出来てる。それに、何と言うか、……別に、大人っぽいとか、無邪気とかそういうのじゃないんだよ。完全なる、異性みたいな、?そんなんのが、好きなんだよなぁ、……」
鶯火燵がそう〆た。
「成る程………そうでしたか、…ありが………ました、」
小声過ぎる……鶯火燵に圧されてる…
「は~……そろそろ、鞠埜も…」
チャイムが鳴った。
「そろそろ、お開きだな。まぁ、銀金。何か、あったらまた来てくれ。私は、いつも中庭で朝食を摂ってるし」
「僕は委員長室~」
「あ、……そ、そう、…です………か、…えと、…ありがとう……ございました…」
お、おう、鶯火燵に圧され切ったな……
銀金は退室して行った。
「……なぁ、そろそろ戻らないとじゃないか?」
「委員長舐めんな、影響力舐めんな、僕のカリスマ性を認めろ。満場一致で僕は悪くなくなるし、担任も強く言えん。」
改めて、化け物。鶯火燵は。
「だが……すっかり、彼氏の愚痴言ってるみたいなトーンで虹宮を語るのはやめろ。」
「ある意味、決まった未来やし?良いじゃないすかぁ~」
「鶯火燵は和歌小豆を忘れたんだか……」
改めて、鶯火燵の異常さ、影響力、強引さを知った。
- Re: 胡瓜野郎の欲望 ( No.8 )
- 日時: 2025/04/07 09:20
- 名前: きゅうりむし (ID: 7Qg9ad9R)
……やっぱ、外せねぇ!何だ、この全然取れない、首元の1番上のボタン。
「……なぁ、堕天使、…これ、外してくれないか?」
「またかぁ~……私、居ない時、どうしてるってレベルだよねぇ~」
まりちゃんの家に行って外してもらってます……代わりに、頼まれた事、何でもするけどね(流石に、寂しいからって理由で添い寝か風呂入るっていう二択はビビった。理性壊さんように頑張ったど……)
「さて、我は近所の銭湯に……」
あ、着信音……
「……虹宮、元カノさん」
……小豆ぇ、…
「……すまない、堕天使、頼んだわ…」
「おっけ、おっけぇ~用件、聞いとくわぁ~」
あざす、堕天使。
「……何かな?虹宮の元カノ」
「あぁ、腹黒。虹宮は?」
「銭湯。君より大切だってさぁ~」
「虹宮が?はは、馬鹿みたい。」
「まぁ、信じるかは君次第だけどさ……用件は?」
「あぁ、明日から学校行くから付き添ってってだけ。」
「そりゃまた急に……それに、虹宮がまるで付き添ってくれるのが確定しているような口振り。嫌いじゃないよ。」
「腹黒には関係無いでしょ。じゃ、虹宮に頼んどいて。」
「ちょい待ち~……私も君も虹宮には手を出しにくい立場だからこそ言うけどさ、………さっさと、肉体関係にでもなっといた方が有利だとは思うよ。ただでさえ虹宮から振られた側の元カノって立場なんだしさぁ、」
「はは、誰が元カノだって?ただの休暇だっつーの。じゃ、」
「現実逃避元カノ」
(和歌だって、本当の事は分かってるもん……振られた女だってのは)
「櫛名田比売ちゃ~ん、本日も参りましたよ~」
「流石、虹宮先輩。いつも通りの時間ですね~」
櫛名田比売ちゃん、この……我が一年中通ってる銭湯の経営者の孫であり、我が通ってる中学校の後輩でもある……偉いなぁ~銭湯の前に立ってるだけで客寄せ出来るもんなぁ~
「にしても、制服なんだね」
「それ、いっつも言ってますけど記憶力疑いますよ……だから、色々試してみてもこれが1番客寄せになるんです~男共はコスプレとか好きですからね~……ほら、私って中2に見えないでしょう?……だからです、…」
「成る程………いや、…一応、言うけど我は櫛名田比売ちゃん目的じゃないからね!?安心してね!?」
「分かってますよ~大体、虹宮先輩、胸元開けてても見ないじゃないですか~」
「そら、暑いのかな~って、思ってるからね、まぁ、目の保養にはなるけどさ、」
うん、目の保養にはなる……これに変な意図は無い………筈、
「ほぬ~ん、……何か、…虹宮先輩って馬鹿何すか?」
「失礼だな……どこが?」
「何と言うか、……胸元開けてる理由を暑いから、で片付ける人、居ます!?今、春ですよ?暑くないです……さて、何だと思いますか?」
…………考えた事無いな…
「むぅ~悩む要素ありますか?」
「いや、だって、」
「相変わらず、弟君は鈍感だねぇぇ~」
「あ、腹黒」
「その呼び方やめいっ!」
はは、……みんな、腹黒呼びなのか…というか、まりちゃんと同じ様に鈍感って……そんな、空気読めてないかな?我、
「まぁまぁ、弟君はさっさと風呂入ってこーい……黒夜は女子会するっ!」
知らん、好きなだけ櫛名田比売ちゃんと話してろ。無言で立ち去る。
「……で?腹黒?何用?」
「虹宮の姉として言おう……」
「腹黒、義姉ですよね~?」
「五月蝿い、……でもぉ、黒夜、虹宮の事はぜーんぶ分かるしぃ?」
「以下同文ですよ……」
「ふふーん、なら、虹宮の性癖から!」
「良いでしょう!虹宮先輩は……」
ん~……にしても、…ご厚意、(ほぼ櫛名田比売ちゃんのお陰)でタダになってるから、自治体?というか、……地元だから、1回200円で365……つまり、7万3000円は1年で浮くんだよなぁ…ありがてぇ……
潰れないのかなぁ、此処……あんま、客見ねぇけど…何かで生計立ててんのかな?……まぁ、櫛名田比売ちゃん狙いの人が来るって言うので良いかもなぁ、……我は狙ってないけどねぇ~ファンとかに殺されちゃう♪
さて、上がるか、逆上せるわ……
ん~……なんて言うかさぁ、………コインランドリー使うと、まりちゃんに叱られる何だろうなぁ…洗剤と、匂いで分かるってバレるしさぁ……まぁ、節約って言うか、金はかからないから良いんだけど…気まずくね?
「って言うか、虹宮先輩は馬鹿なんですよ、何であそこまで分かんないかって言うレベルです」
「分かる、……分かるよ、…黒夜も大分、馬鹿だと思う、」
……あれれぇ、男湯上がったらいつの間にか女子会から我の愚痴大会に発展してるぞぉ~?
「あ、虹宮先輩……どですか~私の格好♡」
よく見ると、櫛名田比売ちゃんは堕天使の服を着ていた……堕天使の服を着ていた!?
「おーい、弟君よ、意識飛びかけてるぞ」
そして、こちらは櫛名田比売ちゃんの制服を着ていた……ブッカブカ!
「………我、幻覚見えてる?」
「ぜーんぜん?正常ですよ~……で、どうなんですか?」
……可愛いとは思うよ?けど、パッツパツだし、腹見えてるし、何処見ても気まずいよぉ!?
「むふふぅ~可愛いだろ~?この、凪乍ちゃんさぁ~これでも、着痩せしてる方だったし……他にも、…んぐっ、……」
あ、櫛名田比売ちゃん、赤面して堕天使の口塞いだ……何を言いかけたんだか、
「まぁ、可愛いと思うぞ?何と言うか、斬新だしさ、ある意味、そっちの方が客寄せ出来そうだし、」
「いやいや、流石に貸せないぜ~」
「そろそろ、この服、破るぞ、堕天使」
「ヒヒィ……」
はは、賑やか……
「さて、風呂も入ったし……帰るか堕天使、…って、着替えなきゃか……外で待っとくわ」
「うんうん、りょーかい、……弟君よ、この凪乍ちゃんの胸囲を訊い…」
「腹黒~こっちこいっ、」
あ、堕天使、死んだな
「いやぁ、散々な目に合ったぜ……」
「自業自得だな、」
本当に自業自得だな……
「むぅ、天使様が褒めてやったってのに、」
「まぁ、お前は小さっ………」
「るせぇ、謝れ~?ほら、黒夜お姉ちゃんに?」
「ご゛~め゛~ん゛~な゛~ざ゛~い゛~」
全く、これだから力加減の知らない天使は……
あ、そうそう、
「小豆、なんだって?」
「ん~?明日から、学校行くって、」
「おっ!遂にかぁ~よし、迎え行かなきゃだから、早めに寝るかぁ~」
「ふーむ、……虹宮ってほんと、お人好し過ぎっ、」
お、怒られた?のか?
「と言うか、……飯買ってきて良い?」
「紗綾ちゃんの所は?」
「朝、断ってきちゃった☆」
あ~、悔やまれるぅ、……
「……ねね、…避妊買って良い?」
……はい?
「はい?」
そのまま出たわ、言葉……
「いやぁ~もしかしたら、虹宮が黒夜を抱いてくれるかもじゃん?」
「阿保か、……買っては良いけど、使わないからな?」
堕天使は本当狂ってんなぁ……
「わぁ~ケチでは無いけど、こんな可愛い子を抱くチャンス逃してて可哀想~」
……褒めてんのか、貶してんのか、チキンだと言われているのか、将又、自己アピールか…
「まぁ、いいや、」
諦め、コンビニで飯と避妊具を買う。
店員さん、滅茶苦茶赤面やったぞ……
「……あ、そういや、小豆はなんだって?」
「…明日から、また学校行くってさ~」
「あらら、独学受験は流石にキツいか、」
小豆は独学で受験しようってらしい……流石にな?無理よなぁ……あ、迎えに行くか、明日から。
「ふーん?……本当に、そうだか…」
意味深過ぎなぁ……
「どういう事だ?堕天使?」
「いやぁ、……別に?」
この堕天使も変に濁すな……
「というか、このミルクティーもう要らないから、虹宮にあげる♡」
人の飲み掛け喜ぶ人間に見えるのだろうか……
「……はぁ、…うん、分かった分かった…」
そう言って飲み干した……何か、妙に甘ったるしいな………
「どう?私の唾液は……正確的には、唇だけど」
「ぶふくっ、」
……この、堕天使…
「やりやがったな……」
「別に~?天使の唾液は人間より甘いってのを教えてあげただけじゃ~ん♪」
あ~変に意識しちゃうのと、口内が甘い。そして、喉に絡まる……ココア?いや、色的に無いだろ…
「虹宮~?そんな、気難しい顔しないで、この天使様と間接キス出来た事に浸りなさい!」
「他の男の成分が入ってるから、大人数の男+堕天使の味だな、……口に香水ぶっかけて飲んでる?」
「何言ってるんですか……?」
うわ、堕天使が引き攣った顔で敬語使った……この世の終わりかな?
「ふぅ~とーちゃーくー」
コンビニで軽く晩飯と避妊具、いつの間にかのミルクティー(堕天使の唾液入り)を飲まされたりされた帰り道だった。
「……虹宮~?虹宮のスマホが爆発寸前レベルまで通知来てるよ~?」
「へ?」
よく見たら、99+だった……正確的には、247件ですがね?
「………やっべ、堕天使、今何時?」
「6時半過ぎ~」
「……あ~…10時までには帰るわ、」
「ありゃりゃ、大変やねぇ~虹宮は~」
と、堕天使の了承も得たので、向かいました、猯黄巴及び、マミさん宅~(こっちのマミさんは両親と仲良しで暮らしております。)
「やぁやぁ、宮ちゃんよ、……いつも通り、白櫛夫妻と白ちゃんの銭湯で絡んできたのか知らないけど、……流石に、遅くないかな?蒼已先輩も宮ちゃん、今日は出向いてないって言ってたし…何してたのかな?」
あ、キレてますね……声のトーンが、2トーン低いですよ…?
「まま、こんな所で立ち話も何だしね~ウチの部屋でいつも通りね~?」
「ア,ハイ…」
……いや、広いなぁ、猯黄家は…我の所が狭いだけかもだけど、
「で、ウチのお母さんとお父さんはいつも通り、10時頃までは帰らないからさ~」
「相変わらずだな……」
「そして、いつも通り、鶯ちゃん、鎮座してるからね?頑張って~」
他人事だと思いよって……
あ、そうそう、状況説明。まずまず、前提として、我は無理矢理マミさんと氷嬢の甘やかし相手をしなきゃらしい……りっふじーん☆…慣れって凄いよなぁ、
「お邪魔しま……」
「虹宮ぁ!?僕を待たせるとは、何様じゃ!」
お、おう、またお出座しですか、猫様が……
「ま、まぁ、氷嬢?一応、今年で貴女、生徒会長をやめるんですから、そこまで詰め込む必要は……」
「ふんっ、おっきい爪痕残して、居なくなるんだい!」
相変わらず、破天荒……
「まぁまぁ、鶯ちゃんもそこまで虹宮を責めないの~」
「別に、虹宮が悪いとは思っていないが……待たせるのは、酷い、」
矛盾矛盾、大いに矛盾しているぞ。
「ま、まぁ、……さっさと、やれ、色々詰め込み過ぎて溜まってんだから…」
「はいはい、……」
気怠そうに返事して、氷嬢の頭を撫でる
「はぅぁ…////」
これを、週2でやってると言ったら羨ましいかもしれないが……理性保つの、大変だからな?
大体、氷嬢、僕っ子のクセに眼鏡してるし、胸もたわわ何だよ?分かる?……僕っ子はコンタクトツルペタ年下だろ!?
「宮ちゃ~ん?鶯ちゃんばっか構うの、やめようかぁ~?」
あ、こちらもキレてる様子で……
「分かった、分かったから……」
両手使って2人の頭を撫でる……凄い、絵面だ。毎回思うよ、
「~~~~////」
こうなったマミさんは無言で浸るからなぁ…
因みに、ちゃんと話すと頭撫でるってのは前菜。1時間、只管に愛でたり愛でられたりするのを3セット。休憩なしだ。
だから……理性が、悲鳴を…
「虹宮ぁ~……顎ぉ~//」
「はいはい…」
相変わらず、猫だな……まぁ、可愛いと言えば、可愛い…
「よしっ、次!//」
え~と、……これから、交互に抱擁します、…はい、……更に生き地獄ですね…それで、逆にそこから撫でるのに10分、抱擁に10分、残り40分は我が受けに……これを、3セットだぜ?…理性ぃ……
えっちらおっちら頑張りまして、……マミさんと氷嬢が全裸で我が半裸な状態から服を着て、帰るとなった時に言われたのは、
「虹宮、銀金の旧姓って知ってるか?」
「?そりゃまた急に、……知らないけど、?」
「鶯ちゃん、……その件に関しては、虹宮もその内分かるんじゃない?」
「あ、そう、……じゃあ、良いか、良し、虹宮、帰れ~」
「???」
何だったんだ……
というか、さらっと金さんが姓変わってるという旨の発言をされましたね……訊いてみようかなぁ~…あぁ、またまりちゃんにデリカシー無いって言われちゃうかぁ~…大変だなぁ、
「帰ったどぉ~」
結局、帰宅時間は10時半過ぎ……しゃーないやんけ…
「あぁ、随分黒夜を待たせたね、虹宮」
あ、こちらもキレとります……キレ性でっせね~みんなぁ~
「まぁまぁ、後、2時間以内には寝てや……」
「ほぉ~……いい度胸してるねぇ、?」
あ、やべ、ただでさえ狭いんだから、……ベッドに一緒に寝ようって言われても、避けようとしたのに、
「……あの、堕天使?我、疲れてるからさ、直ぐ寝たいって言うかさ……」
「嘘吐きだね~2時間以内って言ってたから今すぐ寝る気はなかったよねぇ、……」
くっそ、誤魔化せなかった……
「あのさ、虹宮~……黒夜もさぁ、一途なんだよ?」
「それは、ない。」
うんうん、毎晩合コンで男漁ってる奴が一途とは思えぬ、
「まぁ、そりゃそうか……じゃ、これからは本格的に天使として役目を果たす、それで毎晩の合コンも止める……けど、1つだけ、黒夜とセフレになってくれないかな?」
……脳内処理が出来ぬ…へ?今まで、今は大丈夫ってのは嘘だった?我、大分危なかった系?おまけに、黒夜が合コンを止める代わりに、我とセフレになれと?……セフレ?SEXFRIEND?……Watts?
「……質問ターイム…良いかな?」
「良いよぉ~」
「今まで、堕天使は天使としての役目はやってこなかったのかな?」
………あ、バレたみたいな顔してますね…やっぱ、堕天使じゃねぇか……
「へへへ、……まぁ、サボってたかなぁ~?」
あ、サボり何か……何故ぇ、…
「じゃあ、もう1つ、何故、我とセフレに……?」
「ほら、やっぱ距離が1番近い男だから?これからさ、天使としての役目を果たすとなると、忙しくなるのよ~……だから、…ね?
あ、まぁ、本番とかはシ無くても良いよ?……でも、ハグとか、キスはして欲しいなって…」
マジかよ、この天使……というか、デジャヴが…
ま、いっか、抱擁とか口付けは慣れてるし、(ほぼ、無理矢理だけど……)
「まぁ、その程度なら良いぞ」
「言質取ったど~……じゃ、キスしよっか、?」
「まぁ、良いけど……」
そこからは、あれですね、はい……呼吸困難手前レベルまで口付けされた後、気を失って終わりました☆
☆和歌 小豆 (小豆)
虹宮の唯一の彼女(元)。家庭環境からコロコロ姓が変わるが、虹宮と付き合ってる段階では和歌。現在は銀。因みに、金さんの旧姓も和歌。わーお、……(一人称は和歌、……どうやら、虹宮は当初、和歌さんと呼んでいた為、和歌さん→和歌→小豆の為、1番時期の長かった和歌を一人称にしたのかと、)
別れた原因は過度な浮気性。この子自体は一途でメンヘラの良い子なんですけど、親(主に母親)の遊び癖によって歪みに歪ませられました。親の影響で性に関しては直ぐ様ヤるものだと思っていたが、流石になぁ……虹宮はそういう器じゃねぇ!そして、まだ虹宮は童貞じゃボケェ!
まぁ、別れた原因は束縛もありますね、……あ、それで、虹宮に振られてから不登校です。はい、ずっと、学校来てません。けど、要領は良い為、学力は虹宮より全然あるレベルです、……まぁ、虹宮も小豆の家庭環境は分かってるから強くは言えずに、……って、感じかな、
虹宮の好きな所:好きに理由なんて、要らないでしょう?普通に、虹宮は和歌の王子様やし~
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