二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- [ボカロ]白ノ娘[小説集]
- 日時: 2012/01/21 11:12
- 名前: 雪姫 (ID: MXjP8emX)
クリックありがとうございます(^_-)-☆
どうも、知っている人は知っている雪姫です。
知らない人は初めまして!これからどうぞ宜しくお願いします<(_ _)>
今回は、私の大好きなボカロ曲を小説にしようと思います。
私の好きな曲なので、片寄ってると思います・・・(-_-;)
書くのに慣れてきたら、リクとかの受付を開始しようと思います。
あっ、友達&コメ&感想は年中無休で受付けてます(笑
紙ほかで、「[トリコ]神と人間[小説集]」
「FAIRY TAIL—命の砂時計—」
「鋼の錬金術師 貴方を守りたい——12人の巫女と1人の神——」
という小説も書いているので良かったらそちらもどうぞ^^
あと、これだけ掛け持ちしているので亀更です。
♪メニュー♪
悪ノ娘…>>3
歌[鏡音 リン]
(始まり)>>5 >>11 >>12 >>18 >>22(完結)
悪ノ召使…>>23
歌[鏡音 レン]
(始まり)>>25 >>28 >>33 >>34(完結)
白ノ娘…
歌[弱音 ハク]
(始まり)
☆お客様☆
夏蜜柑様…初コメを下さりました!
- Re: [ボカロ]悪ノ娘[小説集] ( No.22 )
- 日時: 2012/01/19 10:48
- 名前: 雪姫 (ID: MXjP8emX)
王女「…………」
かつて王女だった彼女はは真っ暗で冷たい牢獄の中にある小さな窓から見える月を静かに見ていた。
処刑の時間は午後の三時。教会の鐘が鳴る時間。そして王女様のおやつの時間。
かつて王女と呼ばれた彼女は、一人牢獄に閉じ込められて何を思って居るのだろう。
夜が明け女剣士が彼女を迎えに来た。
女剣士「さぁ、来い!!」
女剣士に連れられ、彼女はかつて自分の命で沢山切り殺させた町の広場にあるギロチンにセットされる。
ロープを持つはもちろん女剣士が持つ。
見物人「………………」
あの悪の王女が処刑されると聞いて世界中から沢山の見物人が集まった。
皆、彼女の首が斬り落とされるのを今か今かと待っている。
王女「……………」
彼女は相変わらず何も話さずに下を向いている。
何を考えているのかは誰にもわからない。分かるとしたら彼女自身だけだろう……。
そしてついにその時はやってきて、終わりを告げる教会の鐘が鳴る。
『ゴーン、ゴーン』
民衆どもには目もくれず、彼女はこういった——
王女「あら、おやつの時間だわ。」
『バサッ』
彼女がそう言ってすぐ赤い女剣士は手からロープを放した。
そして彼女の首は斬り落とされ、沢山の真っ赤な血が流れた。
見物人達は悲しむわけもなく、彼女の死を心から喜んだ。
小さな子供からお年寄り、そして動物や彼女の愛馬ジョセフィーヌまでもが——
悪の華 可憐に散る——
鮮やかな彩りで——
のちに人々は彼女の事をこう語った——
嗚呼、彼女はまさに悪ノ娘だったと——
*END*
- Re: [ボカロ]悪ノ召使[小説集] ( No.23 )
- 日時: 2012/01/19 10:59
- 名前: 雪姫 (ID: MXjP8emX)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=NwJS73wYieU&feature=related
↑クリック↑
この小説の原曲を参照に貼って置きます。
この曲を聞いたら涙が止まりません(T_T)
- Re: [ボカロ]悪ノ召使[小説集] ( No.24 )
- 日時: 2012/01/19 11:10
- 名前: 夏蜜柑 (ID: T5S7Ieb7)
でしょでしょ?
よかったn((
わーい!
悪ノ召使大好き←
更新楽しみやっほーいw
- Re: [ボカロ]悪ノ召使[小説集] ( No.25 )
- 日時: 2012/01/19 11:32
- 名前: 雪姫 (ID: MXjP8emX)
君は王女 僕は召使
これは運命が分かつ哀れな双子の物語——
期待される中僕らは生まれた。祝福してくれるのは教会の鐘。
だけど、大人達は祝福なんてしてくれなかった。
女の子「ねぇねぇ、見てみて!!
お花の冠!貴方にあげる♪」
男の子「いいの?ありがとう///」
僕達はいつものように城の敷地内にある大きな庭で遊ぶ。
僕達の遊び場はここしかない。僕達の居場所はここにしか……。
爺や「坊ちゃま、お嬢様。」
女の子「爺!」
お庭で遊んでいると僕達の教育係でもある爺やが声をかけてきた。
君は無邪気に爺に抱き着いて笑っている。僕は君の笑顔を見るだけで幸せな気分になれるよ……。
爺や「陛下がお呼びですよ。さぁ、私について来てください。」
女の子&男の子「はーい♪」
陛下と言うのは僕達のお父さんの事。
仲良く手をつないで、ニコニコと爺やに付いて行った。
***
爺や「陛下、坊ちゃまとお嬢様を連れてきましたよ。」
国王「うむ。」
僕達はお父さんの前に並ばされた。そして………
国王「レン。今日からお前は、リン専属の召使だ。」
男の子「え?」
衝撃の言葉だった。凄すぎて上手くまだ飲み込めない。
そんな僕の代わりに君が言ってくれた。
女の子「どうして、レンは召使なの?!!
私達は双子なのに!!」
国王「ええい、うるさい、うるさい!!!
お前達リンを部屋に閉じ込めておけ!!!」
兵士達「ハッ!」
兵士達が君を連れて行こうとする。僕は手を伸ばすだけどっ!
爺や「坊ちゃんなりませぬ!!」
爺やが僕を君の元に行かせてくれない。
女の子「レンンンンンンン!!!!」
男の子「リンンンンンンン!!!!」
僕らの未来は勝手な大人達のかってな都合で二つに裂けた——
確かそれからだったよね、君が悪の娘と呼ばれ始めたのは——
でも安心して、たとえ世界のすべてが君の敵になろうとも僕が君を守るから、君はそこで笑ってて——
君は王女 僕は召使——
運命が分かつ哀れな双子——
君を守るそのためならば——
僕は悪にだってなってやる——
- Re: [ボカロ]悪ノ召使[小説集] ( No.26 )
- 日時: 2012/01/19 11:34
- 名前: 雪姫 (ID: MXjP8emX)
夏蜜柑へ
今、更新したよー(^o^)
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