二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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電気ネズミと一緒。
日時: 2012/07/26 18:08
名前: 白沢祐 ◆xoPT2KzXZY (ID: khvYzXY.)

「ぴっかっちゅう!」

なんか、奇妙な鳴き声で目が覚めた。
なんだよお前、ポ●モンかよ。ピか●ュウかよ。

「ぴかぴぃかぁ!」

目を開けて起きあがってみると、例の黄色い電気ネズミが、俺の周りをぐるりと囲んでいた。

「ひ、ひぎゃああああっ!?」

☆  ★

えー、二次板の皆様はじめまして! 白沢祐です!
簡単にこの話の説明をすると、『ポケ●ン』の世界にいつの間にかいた主人公が、ピカチ●ウ+αな仲間たちとチャンピオンリーグを目指すお話です。
●ケモンたちは、モロ人間語を話します。ただし聞こえるのは主人公のみ!

こんなんですので、合わない方は静かにお帰りくださいな!

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2話め 仲間 ( No.2 )
日時: 2012/07/27 08:15
名前: 白沢祐 ◆xoPT2KzXZY (ID: khvYzXY.)

『あ、俺の声が聞こえてるってことは、貴方は異世界の住人ってことになりますよね?』

某永遠の十歳の主人公のように、十万ボルトを浴びて生きていられる自信のないごく一般的な高校生男子の俺。
比較的がくぶるしていると、電気ネズミが首を傾げた。
つまりなんだ、ポケ●ン世界の住人はこのバッチリ喋ってる電気ネズミの声なんて、聞こえないってことか!
つまり俺=電波って方程式ができあがるわけですね、わかります。

「まぁ、そうなるね。俺は、黄色い電気ネズミがリアルにいる世界の住民ではないから」

帰りたいなぁ。
なんて思いながら笑顔で返すと、電気ネズミは急に真顔になりやがる。
まあ、どの状態を真顔っていうのかはわからんが。

「なら良かった。一緒に、チャンピオンリーグを目指してください!」

電気ネズミのこの一言に、全・俺の時が止まった。

電気ネズミとリーグ戦とか、馬鹿なの死ぬの?
だってつい最近BW2発売されて白キュレムとか黒キュレムとか、ショコタンボイスの手塚●虫に訴えられそうなデザインの馬とかでてきたじゃん!?
てかオノノクスとか、ジャローダさんが俺の手持ちだったんだよ!
俺は、レッドさんには……なれ、ない。

2話め 仲間 2 ( No.3 )
日時: 2012/07/27 13:28
名前: 白沢祐 ◆xoPT2KzXZY (ID: khvYzXY.)

『あ、こいつらが仲間です』

頭を抱えて絶望している俺を端目に、電気ネズミは話を進めていく。
そして、俺の前に現れたのは

ピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウピカチュウジグザグマピカチュウピカチュウピカチュウ

って

「ピカチュウばっかりじゃねえかよ、この野郎おぉぉぉっ!!」

俺の叫びは空しく、ピカチュウたちは首(アイツらに首があるかは怪しいが)を傾げていた。
どうやら、俺のご乱心っぷりが奇妙なのと、理由がわからないようだ。

『あ、お気に召しませんか。ピカチュウじゃ……』

電気ネズミの中の一匹、おそらくさっきまで喋っていた奴だろう、が悲しそうにうつむいた。
まあ、どんな顔が悲しそうなのかなんて知らないけど。

3話め 断れない性格 ( No.4 )
日時: 2012/08/03 20:50
名前: 白沢祐 ◆xoPT2KzXZY (ID: khvYzXY.)
参照: 主人公「久々の更新だ!」ぴかてう「忘れられてましたね」

「あ、いや別にピカチュウが嫌な訳じゃないんだぜ? たださ、な?」

わたわた。そんな効果音が付きそうなレベルで、弁解する。
いや、なんで電気ネズミごときに弁解してんだ、俺。
なんだか急に空しくなってうちひしがれていると、電気ネズミはケロッとした表情で

「じゃあ、行きましょうか」

なんて言い放った。
いや、こんなに電気ネズミいてもなぁ。さりげにジグザグマ混ざってるし。

「まてーい! 抜け駆けは許さないぞ!」

なんかもう帰りたいな、夕飯カレーだったのにな、なんて思っていると響く声。
なんだ、次はどんなザコが来るんだと待ちかまえていると、草むらが揺れた。
そこから現れたのは、なんと! なんと!



ケ ム ッ ソ だ っ た


ザコじゃねえか。

4話め 墓穴 ( No.5 )
日時: 2012/08/04 19:08
名前: 白沢祐 ◆xoPT2KzXZY (ID: khvYzXY.)

『さあ、俺と一緒にチャンピオンリーグ や ら な い か』

「だが断る! ケムシなんかと行くくらいなら、電気ネズミと行くっつうの!!」

あ、やっちまったなーと思った時にはもう遅かった。
なんか、俺もう疲れたよ。

『あ、じゃあついてくから気にすんな』

ケムッソはけろりと言ってのけ、ピカチュウはどこかからポシェットを取り出し、ジグザグマは木の実を食べ始めた。
モモンの実、うまそー……じゃなくて!

俺、終了のお知らせ\(^0^)/

なんでこうも墓穴を掘ってしまうんだろう。
いつもそうだよ。
だから彼女にもふられたんだよ。

『なんか、すげぇウジウジしてんな』
『しっ、見ちゃいけません!』


電気ネズミに殺意が沸いた。

Re: 電気ネズミと一緒。 ( No.6 )
日時: 2012/08/04 22:27
名前: 毬乃 (ID: uel54i.x)

初めまして、毬乃と申します!
ポケモン好きなので、タイトルを見て「もしや?電気ネズミとはピ・・・」と思ってやってきました←

言葉のセンスが面白くて引き込まれます!
この5話で何回笑ったことか(笑)

主人公のこれからが楽しみです!執筆頑張ってください!



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