二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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電気ネズミと一緒。
日時: 2012/07/26 18:08
名前: 白沢祐 ◆xoPT2KzXZY (ID: khvYzXY.)

「ぴっかっちゅう!」

なんか、奇妙な鳴き声で目が覚めた。
なんだよお前、ポ●モンかよ。ピか●ュウかよ。

「ぴかぴぃかぁ!」

目を開けて起きあがってみると、例の黄色い電気ネズミが、俺の周りをぐるりと囲んでいた。

「ひ、ひぎゃああああっ!?」

☆  ★

えー、二次板の皆様はじめまして! 白沢祐です!
簡単にこの話の説明をすると、『ポケ●ン』の世界にいつの間にかいた主人公が、ピカチ●ウ+αな仲間たちとチャンピオンリーグを目指すお話です。
●ケモンたちは、モロ人間語を話します。ただし聞こえるのは主人公のみ!

こんなんですので、合わない方は静かにお帰りくださいな!

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1話め 出会い ( No.1 )
日時: 2012/07/26 18:20
名前: 白沢祐 ◆xoPT2KzXZY (ID: khvYzXY.)

「……」

ごしごしと目を擦ってみるが、目の前にちょこんと鎮座する大量の電気ネズミは消えない。
なぜか、風景が森な気がしなくもないけれど、この際それはスルーだ。
今はとりあえず、こいつらとの意志疎通を……はかりたく、ないな……。

『あのぉ、そんなに目を擦ったところで、瞼が腫れるだけだと思いますよ?』

夢なら早く覚めてくれと、猛スピードで目を擦っていると、どこからか声が聞こえた。
誰だろうかと辺りを見回すが、いるのは半パニックな俺とそれを哀れんだ目で見つめている電気ネズミだけだ。

いや、待てよ。電気ネズミ?

「んな、バカな」
『まぁ、喋ってますがね』
「ですよねー。……って、うぇぇええぇぇっ!? ピカチュウが、喋ったあ!?」
『いや、普通に喋りますって』

驚く俺をあざ笑うかのように、電気ネズミどもはひそひそと話し始める。
なんてこった、電気ネズミごときがヒトサマの言語を発するなんて……。

『今、ものすごく失礼なことを考えませんでしたか?』
「いえ、何も」

思わず気を付けをする。
だ、だって! だってあの赤いほっぺみたいなとこ、パチパチってするんだもん!


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