二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ボカロ学園-新入生募集中-【リク,オリキャラ募集中】
- 日時: 2013/03/11 17:10
- 名前: はるく ◆2bvow6Zq4g (ID: JIUk.xR2)
はるくです!
基本どんな小説でも書きますので気軽にリクお願いしますb
私のもう一つのボカロ小説に入れてくださったオリキャラも登場するので(逆に此方で募集したキャラを向こうで使うことも)ご了承願いますゞ
誤字脱字がかなり多いので、修正をよくする駄目作者です。
更新はネタが浮かびしだいしますb
放置は絶対ありえないです←
それでは、楽しんで読んでいただけることを願います!
†+目次+†
*本編
ボカロ学園(再開)>>9
*参照100突破祭
サンドリヨン(第一章完結)>>26
*参照200突破作詞
サンドリヨン【RUIver】>>41
サイバーサンダーサイダー【RUIver】>>42
*参照300突破作詞
千本桜【学園メドレーver】>>57
*参照400突破祭
ボーカロイド『RUI』の誕生【視点66】>>62-63
*参照500突破祭
サンドリヨン(第二章一旦中断)>>26
*参照600突破祭
とある替え歌>>127
*参照700突破祭
とある替え歌>>152
*参照800突破祭【準備中】
*参照900突破祭【準備中】
*参照1000突破祭【準備中】
*参照1100突破祭【準備中】
†+募集しているもの+†
*曲や会話、話などのリクエストお待ちしております!
*もちろんコメ..コメントを((殴
*オリキャラ募集です! 募集用紙>>1
(オリキャラ募集用紙【例】>>2)
【noeru作】巡音ミカ>>5
【キャンディ作】角音ミズポ>>59
【シグレさん作】初音ミル>>108
【スイレンさん作】雲音ソラ>>148
【スイレンさん作】天音ライ>>148
【和葉作】VY2勇馬 コードネーム31>>157
*歌詞募集!詳しくは>>40
noeru作、カゲロウデイズ(ミカver.)>>48
noeru作、如月アテンション>>55
リィs作、ダブルラリアット>>74
リィs作、悪ノ召使>>78
リィs作、千本桜>>84
リィs作、カーニバル>>87
リィs作、パンダヒーロー>>93
リィs作、天ノ弱>>113
シグレs作、からくり卍ばーすと>>146
*挿絵募集!気軽に載せてってくださいな♪
†+出来事リスト+†
2012年
*9/9 スレッド作成
*9/16 参照100突破!>>25
*10/2 月森和葉様作、RUI!>>38
*10/5 参照200突破!>>40
*10/13 参照300突破!>>54
*10/29 参照400突破!>>61
*11/25 参照500突破!>>69
*12/1 参照600突破!>>102
*12/21 参照700突破!>>110
*12/27 参照800突破!>>127
2013年
*1/9 参照900突破!>>138
*2/22 参照1000突破!>>148
*2/24 参照1100突破!>>150
*2/28 参照1200突破!>>159
お客様
*noeru様
*姫娘様
*F様
*凜々様
*キャンディ様
*ショコラ・リィ・サイエンリル様
*シグレ様
*スイレン様
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- ボーカロイド『RUI』の誕生 ( No.12 )
- 日時: 2012/09/10 22:00
- 名前: はるく ◆2bvow6Zq4g (ID: xMxTbxuA)
「あ、あの…えっと……?」
情けないとは思うが、自分の口から咄嗟に出た言葉はそれだった。
「だから、もう終わろうじゃないか。全部、もう止めてしまえばいい。」
嫌な予感がした。
寒気がした。
でも、予感が外れることはなく、想像通りの言葉が返ってくる。
「歌うの、あんたには無理だ。」
歌エナイ………?
言われることを覚悟してはいたが、やっぱり本当に言われると傷つくものだ。
「で、でもマスタ………ワタ…私は歌いたい…です…」
「あんたの意見を聞いてるんじゃない。」
それからマスターは、「此方の意見だ」とつけたした。
「歌うのも、話すのも、歩くことも、全部、やめればいい。あんたなんて、所詮何もできないガラクタだ。そんなもの、俺には必要ない。」
- ボーカロイド『RUI』の誕生 ( No.13 )
- 日時: 2012/09/10 22:07
- 名前: はるく ◆2bvow6Zq4g (ID: xMxTbxuA)
「や……嫌…マス…ター……?」
胸の奥に大きな鉛のようなものがのっかって、苦しい、もどかしい…
ここで私は一つ言っておく。
「歌うことも話すことも歩くこともすべてやめる」、それがどういう意味か?
そんなの答えは一つしかない。
『死ぬ』ということだ。
つまり、マスターは私に『死ね』と言ってるわけなのだ。
それがどれだけ苦しいか、貴方には分かるだろうか…
今までずっと育ててくれて、側にいてくれて、何より必要としていた人…
そんな人に『死ね』と言われる気持ちが…貴方には分かるだろうか?
私は今まさにその状態にあたる。
誰よりも大切な存在だったマスターが、私に言うのだ。
出会ったときと同じ、声で、『死ね』と。
- ボーカロイド『RUI』の誕生 ( No.14 )
- 日時: 2012/09/11 17:43
- 名前: はるく ◆2bvow6Zq4g (ID: WzE/lQPv)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs/data/img/4.jpg
「い…嫌です!!マスター…!私、頑張るから、だから、待ってください!!捨てないでくだ…さい…っ…!!」
私は必死にドアノブをとり、ドアを開けて、今にも去りそうなマスターを追おうとした。
正直、こんな暗い部屋でそんな残酷なことを告げられると、怖くて逃げだしたいというのもあったことだが。
でも 開かない。
「マスター…!!マスター!!ごめんなさい!!ごめんなさい、本当にごめんなさい!!だ、だから…お願いします…っ!!」
開かない、開かない開かない開かない開かない開かない開かない開かない…!!
いくら捻っても、押しても、引いても、何をしても、ドアは開かない。
鍵を……かけられたのか……
「…や、やだ……何で、どうしてマスタあああああっ…!!!」
怒りと悲しみと苦しみが色々混ざりあって、孤独となって私に返ってくる。
痛い、苦しい、苦しいよ……
出たい、ここから出たい…
そんな思いは思うより先に体が動いて、ドアはガタガタと煩い音をたてた。
見るとドアはもう傷だらけだ。
「マスタ、マスタ…っ、マスタあああああああっ…!!!!」
ギリギリと音をたててドアに何本もの白い先が刻まれた。
それと同時に私の体は倒れ混むように、崩れるようにして、座り込んだ。
もう爪は何本か剥がれ落ちてきている。
傷ついた指からは赤い液が垂れて、その部分が鋭く痛む。
それでも私は止めなかった。
「マスター!!最後、これで最後ですから…!!お願いです!!!歌わせ………」
ついに力つきた私の体は、真っ黒の床に倒れ混んだ。
私が最期に聞いたマスターの言葉は、「最期はそこで終えることだな、」の一言だった。
- ボーカロイド『RUI』の誕生 ( No.15 )
- 日時: 2012/09/10 22:30
- 名前: はるく ◆2bvow6Zq4g (ID: xMxTbxuA)
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そう、そうだった、『私』はマスターに部屋に閉じ込められたんだ。
最期を迎えるまで、マスターは此処に『私』を閉じ込めるつもりだったのだろう。
ふと、自分の指先に目を向ける。
早急の傷なんて一つも残っていなかった。
ただ、あたしの爪は傷口から溢れた血と同じように、真っ赤に染まっている。
- ボーカロイド『RUI』の誕生 ( No.16 )
- 日時: 2012/10/11 00:46
- 名前: はるく ◆2bvow6Zq4g (ID: Z6QTFmvl)
でも、考えればそうだ。
あたしの髪は今までの悲しみ全てを出しきったような水色。
瞳は今までこらえていた怒り、苦しみ、痛み、全部混ぜ合わせたような赤。
青中心の着物。
肩に書かれた『61』の文字…
もうあたしは『私』じゃない。
「あたしは誰…?」
自分の脳内に直接問いかけるようにして自分自身に訪ねる。
「そう、あたしはRUI。」
今のあたしなら何でも出来る気がする。
壊したい、壊したい、壊したい、壊したい、壊したい、全て。
今まで『私』を苦しめた全て。
愛す者。
ひとかけらの希望だって…
壊したい、壊したい、全てを壊したい……
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