二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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デジタルモンスター D:Evo
日時: 2014/02/23 21:56
名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: 0.DI8Vns)

”読者の皆様へ”

はい、どうも読者の皆様、自分はタクと申します。どこかで、見かけた事があるかもしれませんね。二次で、ポケモンとか、デュエマの小説を書いていました。
まだポケモンの小説が終わっていないにも拘らず、新スレを立てるという暴挙に至ったのは、自分がデジモンフォーチュンに嵌ってしまったこと、ということです。これでまた更新が遅れてしまうかもしれませんが、ポケモンの方のストーリーは、もう頭の中ではまとまってしまっているため、後は描いてしまうだけ、というわけです。丁度ストーリー的に一段落したところだったので。

さて今作、クロスウォーズに登場したデジモンも敵方としてリメイクし、登場させる予定です。進化レベルを勝手に追加しているかもしれませんが、デジモンでは設定がころころ変わるのは最早お約束なので・・・・・・。
ちなみに、タイトルのD:Evoはディー・エヴォと読んでいただければ幸いです。まぁ、何かの略語ということだけ認識しておいてください。
というわけで、応援よろしくお願いします!!

電脳世界と現実世界、次元を超えた究極の冒険が今此処に!!飛び込め、仮想電脳空間(デジタルワールド)へ!!

登場人物 >>8
用語解説 >>10

目次

序章(プロローグ)
>>1

ファイル1:デジタルワールド
>>2 >>3 >>4 >>5 >>6

ファイル2:デジクロス
>>7 >>12 >>13 >>14 >>15

ファイル3:見えてきた強敵

Page:1 2 3



(5) ( No.6 )
日時: 2014/02/01 18:52
名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: 0.DI8Vns)

『ドルモン、進化プログラム起動。デジコアの再構築を行います』

 ドルモンの体が崩れ始める。パズルのピースがばらばらになるように。しかし、直後。再びドルモンの体が元通りになり始めた。
 そして、‐‐‐‐‐‐そこにいたのはドルモンだった。
 何の変化も無い。何の変哲も無い。

「!?」
「ど、どうなってんだよッ! 何も起きやしねえぞ!?」

 ドルモンは自分の手を見た。しかし、何も異常はないように見られる。いや、異常が無いことが異常なのだが。

「グラオオオッ!!」

 尻尾が飛んできた。ドルモンの小さな体は吹っ飛ばされて、再びへしゃげたような音を出す。
 よろよろと立ち上がってキッとドルモンは敵を見据えた。

「馬鹿ッ、くるぞ!」

 新志は思わず声一杯に叫んだ。というのも、グレイモンの大顎がすぐそこに迫っているからだ。翼で咄嗟に羽ばたき、木の上に逃げ込んだドルモン。
 座り込んでため息をつく。しかし、次の瞬間木が一気に傾いた。
 グレイモンが尻尾で幹を薙ぎ払ってしまったのである。
 もう、本当に為すすべは無いのか。


「くそッ負けられねえんだ! ゲームオーバーすんのは、まだ早すぎるんだァー!!」


『プログラム完全起動完了。エヴォリューションエナジーのバージョンアップを行います』


 へっ、バーンジョンなんて!? と叫びかけた新志。と、瞬く暇も無く、機械に嵌めこんだエヴォリューションエナジーが輝きだす。
 まるで、進化するかのように。輝石は奇跡の進化を果たす。
 機械は音声をまくし立てるように発した。


『エヴォリューションエナジーEX起動』
「な、何が起こってるんだ!?」

 ドルモンは今にもグレイモンの大顎の餌食となりかけていた。
 しかし、そのときドルモンの体が光りだす。
 
 一気にドルモンの体が拡散した。そして、新たなる体が再構築されていく。

 右腕はあらゆるものを貫くドリルに。左腕はあらゆるものを握りつぶすパワーアームに。そして、頭部は二回りも大きくなって鋼のヘルメットをかぶる。
 そして、翼は大きく開かれた。


「超進化ッ、アームズドルモン!!」

 ”デジモンデータNo4 アームズドルモン データ種 超進化体
 ドルモンの超進化体。全身を武装した獣竜。その火力はすさまじく、右腕のドリルはダイヤモンドを打ち砕き、左腕のパワーアームはどんなものでも持ち上げることが可能。性質は荒く、一度ロックオンした敵は絶対に逃さない。得意技は、ドリルを高速回転させて相手を貫く「フルメタルパニッシャー」。必殺技は口から一兆度の溶鉄を放つ「バーニングゲイザー」。”

 アームズドルモンは咆哮を上げる。一方のグレイモンは相も変わらず、唸り声を上げて威嚇していた。
 それは、グレイモンが自身こそ頂点と思い込んでいるからだった。そして、今までこれ以上に強い敵と出会ったことの無い無知さからでもあった。


「これがッ、超進化!?」
「一体……進化は出来ないんじゃなかったのか!?」
「オイラにも分かんねえ!」

 だけど、一つだけいえることがあった。

 それは、ここで目の前のクソ恐竜をぶちのめすことが出来るということだ。

 ‐‐‐‐‐‐迎撃プログラム「ヘッドストライク」!!

 突進してくるグレイモン。しかし、アームズドルモンはそれを避けなかった。

 否、避ける必要すらなかった。


「弾け飛べえええ!!」


 ‐‐‐‐‐‐必殺プログラム「フルメタルパニッシャー」!!


 刹那、グレイモンは自分の首辺りに違和感を覚えた。そして、それは痛みに変わる。

 

「グギャオオオオオオオ」

 むなしく、咆哮が響いた。

 ギュイイイインと、肉をこじ開ける音が響く。どんどん、ドットの破片がグレイモンから飛び散っていく。
 風圧で、さらにドリルに直接当たっていない部分も吹き飛んでいく。

「らああああ!!」

 とうとう、デジコアに到達した。ギリギリと手ごたえを感じるが、それでもなお突き進む。

「ギャアアアア」

 絶叫を上げた。

 グレイモンの体のパーツが言葉通り木っ端微塵に吹き飛んだのが分かった。 



 ***

「馬鹿なッ……!」

 ダンッと机を叩く音が響いた。
 少年は悔しそうに唇を噛む。

「おかしいッ! この程度で、俺のガオスモン軍団が負けるはずが!」
「種族としての能力の恩恵に頼りすぎたんじゃないの? 一番の要因は奴らの戦闘経験不足だったんじゃない?」

 少女は冷めた様子で言う。
 血の味が唇からした。

「もういいッ!! 奴を全力で捕らえる! 今度は俺も同行する!」

「落ち着けよ、信条君……」

 女性の声が聞こえた。
 厚く、包み込むような優しい声が。
 ふと見れば、そこには見覚えのある風貌の女性。白衣を黒いシャツの上から袖を通さずに羽織っており、糸目に淵なし眼鏡といった容姿だが、なかなか顔は整っている。

「ちょ、長官! すみません、ですがデジタルワールドにハッカーが侵入しまして!」
「知ってるよ、そんなこと。でも、さっきのバトル見させて貰ったけど、なかなか興味深いねェ」
「の、のんきな! そんなことよか、とっとと奴を捕らえ」
「うるさいねッ! あたしが興味あるっていってるんだ! 少し泳がせておこうじゃないかぁ……」

 自分に酔っているかのような顔で長官と呼ばれた女性はすごい形相で信条を怒鳴りつけた後、笑みを再三浮かべる。

「泳がせておく?」
「そう。今のところ、何かをしでかす様子はないみたいだし。」
「何より、あのエヴォリューションエナジーEXのことですか?」
「さすがだよ、ティコ君。あの”超進化”とかいう現象。過去のデータに記録があってね。」

 長官が手をパッと広げると、ホログラムのようなパネルが浮き出てきた。その画面を慣れた手つきで滑らせると、タッチした。

「これだ。丁度今から15年前。2012年、エイジオブ【ハンターズ】」
「デジクォーツが発生した年ですね」
「そうだ。何より、この時代にも成熟期から完全体に進化するのとは別の、【超進化】が発生してるんだよ。そして、今から10年前に”アイツ”によって進化ツリーを壊されたデジモンたちの子孫は、エヴォリューションエナジーを使うことで進化できるようになった」

「だけど‐‐‐‐」長官は声をくぐもらせて続けた。

「あのエヴォリューションエナジーEX程異端の存在は見たことが無い。本来、エヴォリューションエナジーの役割は、デジモンの進化ツリーを再構築するためのものだから、ある意味これが生まれるのは必然だったんじゃないかな」

 画面を見据えた長官の顔は、微笑んでいた。未知への期待に胸を膨らませて。

(1) ( No.7 )
日時: 2014/02/01 18:29
名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: 0.DI8Vns)

「ようこそ、プロトコル大陸【半永久機関(エターナルシティ)】へ!」

 広大なる都市。聳え立つビルの数々。正直、いまだに此処が電脳空間とは思えないほどに。
 ブランの話によれば、この町には多くのデジモンが住んでおり、ウイルスとワクチンの垣根を越えて平和に暮らしているんだとか。

「ウイルス種全てが悪と言う訳ではないのです。人間にも良い人と悪い人がいるのとの同じでね」
「どーでもいいよ、んなことは」

 気だるげに新志は呟いた。

「俺を此処に連れてきた理由を好い加減、教えてくんない?」
「嗚呼、それですか。さっきは言いそびれてしまいましたからね。確か、オメガモンのところでしたか。オメガモンは長らく戦い続けた邪悪なデジモンとの戦いで、体が汚染されて黒い破壊の悪魔”オメガモンズワルト”となってしまったんです」
「オメガモンズワルト!?」
「はい、そうです。彼こそが十年前に起こった【電脳大感染】の元凶」

 オメガモンズワルトの放ったウイルスは世界中のネットワークを汚染し、停止に追い込んだ。
 背中に嫌な虫が這って行く。
 拳を新志は握り締めた。


「へっ、武者震いがすらァ。名前を聞いただけで、言霊から伝わってくる、どんだけそいつが強えってことがな!」

 浮かべた笑みには闘志が篭っていた。

「俺は親父の仇のウイルスを討つために、そのソフトを開発することを夢見てきたんだ。だけど、今黒幕が明らかになった。つまり、そいつをぶっ潰せば俺の仇討ちは達成されるわけだな!!」
「は、はぁ」
「つーわけで、俺はそいつぶっ飛ばしてくる! じゃあな!」
「どっち行くのか分かってるんですか」
「……」

 駆け出そうとした瞬間、立ち止まった。
 当分、こいつとは付き合うことになりそうである。さもなくば、この電脳空間を延々さ迷うことになるだろう。
 御堂新志という少年の弱点は一人で突っ走りがちになることだ。

「……よろしくな」
「分かったならよろしいです。そういえば、ドルモンはどうしたんですか?」
「ああ。あの戦いの後、デジヴァイスの中に戻っちまった」

 そういうと、デジヴァイスを見た。タブレット型で、スマホにも似ていた。

「あれ、でもこれをこうして……」
「使い方分かるんですか?」
「分からん、でも何となくだけど使える気がする」

 ピッピッと音がすると、光が飛び出してドルモンが飛び出してきた。

「おうアラシ! もう元気一杯だぜ!」
「そうか。なら良かった」

 安心する新志。あの戦いの後、ボロボロになってぶっ倒れたのはどこへやら。

「やっぱり、フツーの進化はダメだったよ新志」
「ん、どれどれ?」

 新志はデジヴァイスを色々いじくり”進化ツリー”という欄を見つけてタッチした。

「進化ツリー?」
「デジモンの進化表のことです」
「何か、すげぇ壊れてるんだけど」

 崩壊していた。進化ツリーは、ドルモンのマークの上からは”データなし”とあり、確認できなかった。

「これも、【大感染】の所為ってかよ」
「そうです。オメガモンズワルトのウイルスの影響を強く受けたデジモンは進化ツリーを破壊されて進化できなくなりました。しかも、子孫にまでそれは受け継がれました。成長期以上からは進化できなくなったんです」
「あれ……待てよブラン」

 画面が切り替わる。すると、壊れたツリーの上から新たなるツリーが表示された。

「やはり、超進化の所為ですね。私が貴方を選んだ理由。それは、貴方がエヴォリューションエナジーの所持者だったからです。貴方にこの世界を救ってもらうため」
「だけど、何故なんだ? 親父のペンダントにコレが?」
「そこまでは分かりません」
「それによォ、そもそもエヴォリューションエナジーってなんだ?」
「何か、は分からないんですがね。突然現れ始めた物体で、現実世界に現れていることが多いんです。役割としては、エヴォリューションエナジーというのは、進化ツリーを復元するためのものです。Ver1から3まであり、それぞれ復元できる段階が違います」
「でも、このEXは復元は愚か新規に上書きしちまったわけだな」
「私も分からないんです。何故、貴方のエヴォリューションエナジーが変化したのか。あるいは、元から変化するように仕掛けられていたのか」

 憶測を語っていても仕方が無い。取り敢えずは、街に入らなければ。
 だが、やはり都市と言えば都市だ。もっとも、テレビでしか見たこと無い東京・渋谷にも余裕で勝てるほどの大都市だが。
 そもそも現実と電脳を比べてはいけないのかもしれない。

「んじゃあ、そろそろ街に入ろうか。この様子だと、まだ当分帰らせてもらえそうにねえな、ハハッ」
「あったりまえです! 貴方には、英雄の力を秘めたデジモン、ドルモンを使って奴に立ち向かってもらわなければ!」
「わぁーたよ」

 だが、新志は思っていた。案外、勉強とかしなくても良いんならこの世界も悪くないのではないか、と。
 だが、いずれは帰らなくてはならないことも承知していた。
 だからこそ、今のうちにエンジョイしたかったのだ。
 この、未知の空間を。


 ***


「ねぇ〜、つぅ〜かぁ〜さぁ〜」
「何だ」

 つかさと呼ばれた少年は少女に向き直った。パソコンにキーボードを置き、空っぽになった育成ケースを見つめていたのは目に見て分かった。
 彼は機嫌がものすごく悪かった。先日、自らが育成に手をかけていたガオスモン六匹を抹殺されてしまったのだ。
 何故だ? 育成方法が悪かったのか?
 とあれこれ回想しているうちに、腹が立ってきた。全ては、あの少年のせいだ、と。

 天才ハッカー、信条司は非常にムカ付いていた。

 全てを語るならば、これ以上に良い言葉は無いだろう。

「あたしほしいな〜、あのエヴォリューションエナジーver.EX。」
「馬鹿、長官に手を出すなと言われているだろう、ティコ」
「デジモン持ってないあんたが、あたしに刃向かうの?」

 茜色の髪をなびかせて、意地悪な笑みを浮かべて。まるで、自分が優位に立ったと言わんばかりにティコと呼ばれた少女は司の顎に手をやった。

「ほしいな? 貴方も。あのエヴォリューションエナジーも、全部」
「悪いが、俺はお前に落とされるつもりはさらさらない。腑抜けた奴ならば、今のお前の態度でイチコロだろうがな」
「ダ〜メ。あんたはあたしだけのものなんだよ? それが嫌なら、あたしのパートナーで調教するまで」

 そういうと、デジヴァイスと思われる機器を手に持った。光が幾つも現れる。

「リロード!」

 ティコのデジヴァイスからは茨を全身から生やした植物型デジモンが現れた。中央には巨大な花が咲いており、雌しべの部分は顔面となっている奇妙なデジモンだった。

「悪いが、貴様に調教されるつもりなどさらさらない!リロード!」

 現れたのは、巨大な紅い恐竜のようなデジモン。それも、ティラノサウルスがお似合いだろうか。

「……ちぇー」

 ティコは残念そうな顔を浮かべると、そのままデジモンをデジヴァイスに戻してしまった。

「とにかく、近いうちにゲットしてあげるんだから! 貴方も、エヴォリューションエナジーも!」

キャラクター紹介 ( No.8 )
日時: 2014/02/03 23:35
名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: 0.DI8Vns)

登場人物

御堂 新志(みどう・あらし) 男 14歳
好奇心が強く、どんなことにも突っ走っていく中学二年生。しかし、それが災いして痛い目を見ることも。苦手なものは、ゴーストとファントム、そして女。(後者は慣れれば大分OKらしい)ボケと突っ込みの両方をこなす万能キャラである。

ドルモン 成長期 獣竜型
英雄の力を受け継ぐというデジモン。しかし、オメガモンズワルトの放ったウイルスの影響で通常の進化が出来なくなってしまった。しかし、新たなる超進化によって力を手に入れる。生意気な性格で一人で突っ走ってしまいがち。

超進化:ドルモン⇒アームズドルモン

シスタモン・ブラン 成長期 パペット型
元はパケット島という島に住んでいたが、例のウイルスの脅威を感じてプロトコル大陸に渡ってきた。しっかりとした性格で、暴走しがちな新志のストッパー。


信条 司(しんじょう・つかさ) 男
少年天才ハッカー。デジタルワールドにやってきた新志達を敵のハッカーと勘違いして攻撃する。プライドが高く、気難しい。デジモンを多く所持している模様。

ガオスモン 成長期 爬虫類型
司が育てていたデジモン。凶暴で野蛮で獰猛な手の付けようの無い暴れん坊。しかし、新志とドルモン、そしてブランの活躍によって全滅。

進化:ガオスモン⇒グレイモン(クロスウォーズ版)

ティレス・コルタンス 女
司と組んでいると思われる少女。彼に好意を持っている節があるが、鉄壁の彼にスルーされている。可愛い顔とは裏腹に、独占欲が強く、我侭。戦闘狂(バトルマニア)。

ツカイモン 成長期 哺乳類型
愛くるしい容姿のデジモンだが、悪戯好き。また、極度のドSで、縛り上げるという言葉を平気で使う。また、実行する。進化後は、オバケのような姿になるが、小心者で驚かす側が驚かされることも。

進化:ツカイモン→ソウルモン

ブロッサモン 完全体 植物型
奇妙な容姿の植物型デジモン。命令どおりに物事を運ぶ。

デジクロス:+ツカイモン=ジャックランタモン

Re: デジタルモンスター D:Evo ( No.9 )
日時: 2014/02/01 22:36
名前: 白黒 ◆QpSaO9ekaY (ID: SMalQrAD)

 こちらでは初めまして、どちらの名前で出てくるべきか迷いましたが、とりあえず白黒として来ました。

 デジモンは白黒も好きです。ゲームはサンバースト、ムーンライト、ロストエボリューション、ついでにチャンピオンシップとリ・デジタイズもやってました。
 アニメはテイマーズまでしか、まともに観てませんね……一番好きなのは02です。フロンティアはデジモンと融合するという設定が受け入れられず、セイバーズも出来がいまいちで、クロスウォーズに至っては今までとの設定の差異がありすぎた上に、02のジョグレス進化の二番煎じな感じが許容できませんでした。その後の作品はもうまったく分からない状態です。
 古参の白黒は、成長期、成熟期、完全体といった進化の流れじゃないと受け入れられないみたいです……

 さて、遂に本編について触れますが、とりあえずどこからコメントしましょう……真っ先に思ったのは、主人公の名前は「た」では始まらないんですね。いや、その設定はアニメのものなので、関係ないんですけど。
 とりあえず、今作の主人公は新志(最初シンジって呼んでました、すいません)で、そのパートナーデジモンがドルモンですか。ドルモン系統は嫌いじゃないです。特に完全体が好きですね。
 しかし、この作品では02初期のように、通常の進化ができないんですね。原因は進化ツリーの破壊……これはロストエボリューションとなにかしらリンクしている、ということでしょうか? 深読みしすぎですかね?
 そして超進化と聞いて、「え? いきなり完全体が出るの?」などと思ってしまいましたが、作中でも述べられているように、その超進化とは別なんですね。超進化体ですか……これも、アーマー体やハイブリット体みたいな、成熟期や完全体とは違う、独立した進化形態、という認識でいいのでしょうか?

 なんかあまり本編に触れている気がしませんが……そういえば、この作品でのグレイモンはクロスウォーズ版なんですね。最初にグレイモンと聞いた時、そうとは思わなくて驚きました。まさか味方サイドだったデジモンが最初の敵になるとは……まあ、後のデジモンアナライザー(で、いいんですかね?)でウイルス種と出た時には気付きましたが。

 エヴォリューションエナジーやらオメガモンズワルトやらと、まだまだ謎は多いですが……まずはこの文化、というか世代の違いになれるところから始めないといけませんね。

用語解説 ( No.10 )
日時: 2014/02/02 08:09
名前: タク ◆K8cyYJxmSM (ID: 0.DI8Vns)

デジタルワールド:通称、【仮想電脳空間】。現実世界をモデルに何者かが作った。現実世界に近い作りになっている一方で、現代とはかけ離れた都市や逆に村などが確認できる。
永遠に拡張し続ける空間で、

デジタルモンスター(デジモン):デジタルワールドに存在する、デジタル生命体の総称。現実の世界と酷似したデジタルワールドに「唯一」生息する生命体である。さまざまな種類のデジタルモンスターが生息しており、現在公式に確認されている種類は約800種類以上、未確認の種類や新たに発生するものを含めると、デジタルワールドの拡大とともに年々増加を続けている。
特徴として、以下のものが挙げられる。

・タマゴ----通称デジタマから生まれる
・オス、メスなどの性別は無い
・デジタルワールド上の食物を食べてエネルギー源としている
・病気、怪我などの外的要因や寿命によって死ぬ
・性別が無いため、生殖活動は行わない
・死亡時にタマゴに転生することで世代交代する
・「進化」という生態変化を行うことで成長を行う
・野性の本能によって、闘争心が強い

進化:デジモンが一定の年齢、または強さに達した際に発生する現象。年月がたつことによって、多くは進化するが、エヴォリューションエナジーの力と人間の心を借りることで一時的であるが進化を実現できる。
進化レベルは以下の通りである。

幼年期Ⅰ⇒幼年期Ⅱ⇒成長期⇒成熟期⇒完全体⇒究極体

幼年期Ⅰ・Ⅱ:デジモンがタマゴから生まれたばかりの赤ん坊の状態が、これ。主にスライムのような形状をしたものが多い。

成長期:まともに戦えるようになる形態。まだまだ小さく、成熟期には敵わないが、一番多くの可能性を秘めているのも成長期である。

成熟期:姿形が一気に成長し、たのもしくなる。強力な技を持ち、既にこの時点で完全体に匹敵するものも存在する。

完全体:デジモンの成長の一つの終着点。強大な力を持つものが多く、多くのテイマーの憧れ。

究極体:限界を迎えても尚成長し続けようとするデジモンのみが成れるといわれている伝説の形態。

アーマー体:ブイモンなどの古代種がデジメンタルと呼ばれるマテリアルの力を借りて擬似進化する形態。これは、古代種デジモンが短命で、成熟期まで進化できるものが少なかったからである。強さは主に成熟期クラス。ただし、ロイヤルナイツ・マグナモンのように例外あり。

超進化体:アニメ・クロスウォーズなどでシャウトモンがオメガシャウトモン、ガムドラモンがアレスタードラモンに進化したような現象のこと。そのデジモンの未来の姿を創り出す現象らしい。
ここでは、弁机上超進化体と記す。
今作では異端のエヴォリューションエナジーVer.EXによって発動。今までの進化ツリーを上書きして新たなる進化系統を創り出す。
その力は、長くこそ持たないがとても高く、完全体・究極体クラスらしい。

ジョグレス進化:同じレベルのデジモン2体が融合する現象。それによって、1ランク上のレベルに進化できる。

デジモンクロス:通称、デジクロス。ジョグレス進化とは違い、進化レベルの違う複数体が合体する。様々なバリエーションが存在する。

クロス体:デジモン同士の合体、デジクロスによって進化できるレベル。

デジコア:デジモンの核(コア)。姿形や性質の情報が、0と1の配列(コード)で表される。これが破壊されると、デジモンは活動を停止してしまう。

テイマー:デジモンを育てて戦わせる人間。現在、テイマーの所持するデジモンに限りは無い。規約によって、最初のデジモン以外はタマゴから育てることが義務付けられている。

エヴォリューションエナジー:デジモンの進化ツリーを再構築するもの。本来ならば、グレイモンに進化できないガオスモンをグレイモンに進化できるようにする、といったように元通りにするためのものだが、新志の持つエヴォリューションエナジーVer.EXは、壊れた進化ツリーを開拓し、新たな進化形を創り出してしまった。近作のキーワードとなる用語。

ズワルトウイルス:オメガモンズワルトが放ったウイルス。デジモンの進化ツリーを破壊し、成長期までにしか進化できなくさせる。そのため、ファイル島、フォルダ大陸、パケット島のデジモン達は影響を恐れて新天地、プロトコル大陸に逃げてきた。

プロトコル大陸:今作の舞台。新たにデジタルワールドが「拡張」された際に作られた島。島に元から住んでいるデジモンも居れば、移住してきてエターナルシティに住んでいるデジモンも居る。


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