二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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逃走中 〜ファイナル・ラン2015〜
日時: 2014/10/11 07:33
名前: Troyhorse (ID: Uj9lR0Ik)
参照: Troyhorse

今回は、Troy作史上最高人数となる21作100人の逃走者たちが逃げ回る!更には史上初となる予選も導入!果たして本選に進み、最後まで逃げ切り、賞金を獲得する者は現れるのか!?


Troyhorse作最後のゲームが、今開幕する……。





逃走者


〜ゲストキャラ組〜

【あいうら】
天谷奏香
岩沢彩生
上原歩子

【ゆゆ式】
野々原ゆずこ
櫟井 唯
日向 縁

【新世界より】
渡辺早季
朝比奈覚
秋月真理亜
伊東 守
青沼 瞬

【ROBOTICS;NOTES】
八潮海翔
瀬乃宮あき穂
日高 昴
神代フラウ
大徳淳和

【のんのんびより】
宮内れんげ
一条 蛍
越谷夏海
越谷小鞠

【サーバント×サービス】
山神ルーシー(略)
長谷部豊
三好紗耶
千早 恵
一宮大志
一宮塔子

【ぷよぷよ!】
アルル
シェゾ
ルルー
サタン
アミティ
ラフィーナ
シグ
リデル
クルーク
フェーリ
レムレス
アコール

【SKET DANCE】
藤崎佑助
鬼塚一愛
笛吹和義
安形惣司郎
椿 佐介
丹生美森
浅雛菊乃
榛葉道流
安形紗綾
高橋千秋
武光振蔵
吉備津百香


〜経験者組〜

【あっちこっち】
御庭つみき②
音無伊御②

【THE IDOLM@STER】
天海春香⑤
萩原雪歩⑤
菊地 真⑤
星井美希⑤

【けいおん!】
平沢 唯⑧
田井中律④
琴吹 紬④

【らき☆すた】
泉こなた⑨
柊かがみ⑤
黒井ななこ

【VOCALOID】
初音ミク⑧
鏡音リン④
KAITO②

【日常】
相生祐子④
東雲なの④

【ゆるゆり】
赤座あかり⑤
船見結衣⑤
吉川ちなつ⑤

【涼宮ハルヒの憂鬱】
涼宮ハルヒ④
キョン④
国木田
鶴屋さん②

【バカとテストと召喚獣】
吉井明久⑧
島田美波④
坂本雄二④

【とある魔術の禁書目録】
上条当麻③
御坂美琴⑦
初春飾利③

【ハヤテのごとく!】
橘ワタル
西沢 歩

【銀魂】
近藤 勲③
山崎 退③
桂小太郎②

【作者組】
オーロラ④
雨雲太郎
トーチ②
ゆうしゃ
イグッチョ④
Ga.②
ing
翡翠煉
しら⑤
りゅーと
樹海
箪笥の角
ゆうたん③
八雲
ゆうやん③

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Re: 逃走中 〜ファイナル・ラン2015〜 ( No.15 )
日時: 2014/11/06 18:04
名前: Troyhorse (ID: KG6j5ysh)
参照: Troyhorse

???「あっ、あった!」

遂に何者かが打出の小槌を発見した。





紗綾「こんなところに小鎚あったよ!」

安形紗綾だ。


紗綾「あとは捕まらないように持っていけば。」

このままハンターに見つからずにたどり着けるか?





【ミッション終了まで4分】



ハンターTT「…。」


ハンターOF「…。」


紗綾「地図によると御殿は確かここかな。」



祐子「え〜どこなの〜?」


ラフィーナ「イライラしますわ…。」



ハンターWT「…。」


ハンターTG「…。」





【ミッション終了まで3分】



紗綾「ハァ…ハァ…」


雪歩「もう誰か見つけちゃったのかな?」


八雲「ハァ…疲れますね。」





【ミッション終了まで2分】


紗綾「ヤバい…もう足が疲れてきた。」

体力とスピードに難のある紗綾。小槌を持った状態で確保されれば、予選免除は難しくなる。



ハンターTG「…。」


ハンターOF「…。」





【ミッション終了まで1分】


紗綾「あと1分しか……? あれ
何?」

何かを発見した紗綾。


紗綾「あれって姫と……一寸法師じゃない!?」

遂に2人のいる御殿にたどり着いた。


紗綾「ハァ、ハァ、すみませ〜ん!」

姫「あなたは…。」

紗綾「ハァ…ハァ…打出の小槌…持ってきました…。」

姫「確かにこれは打出の小槌でございます。見つけていただき恩にきります。」

紗綾「じゃあ…これで私…予選免除に…なるんですよね?」

スタッフ「はい。」



(携帯の着信音)


トーチ「あっ、鳴ってます。」

メールだ。


祐子「ミッション②結果、安形紗綾が打出の小槌を届けた事により、」

ラフィーナ「彼女の予選免除は確定となった!? あの人に先越されたの!?」

雪歩「いいなぁ…まさか紗綾ちゃんが小槌を見つけたなんて。」


紗綾「やったぁ〜 これであとはもう逃げなくていいんだね? 疲れたぁ〜…。」


安形紗綾の予選免除が決定したことにより、残る逃走者は……




宮内れんげ 渡辺早季 櫟井 唯 日高 昴
ラフィーナ 榛葉道流 萩原雪歩 KAITO
相生祐子 トーチ 八雲  残り11人


彼らは残り50分間の予選を通過できるか!?




昴「今賞金は48万円ですか。」

賞金は48万円を越えた。残り時間の予選を越えれば、108万円を手にできる。


スタッフ「自首の方は?」

昴「そんなもの考えてませんよ。自首してゲームを放棄するほど僕もずる賢い人じゃありませんからね。」



早季「だって自首したらハンター1体増えるんでしょ?そんな事私にはできないよ。」

自首に成功すればそれまでの賞金を獲得し、ゲームからリタイアとなる。但し、代償としてハンターが1体追加され、他の逃走者への裏切り行為となる。


雪歩「とりあえず、どこかに隠れようかな。」

隠れ場所を探す萩原雪歩。


雪歩「静かな場所なら、少しは落ち着けるかな。」

少しでも恐怖心を和らげるため、移動する。



ハンターTT「…。」

エリアには4体のハンターがくまなく捜索する。


ハンターWT「…。」

安全な場所など、ない。



道流「紗綾ちゃんは体力ないから、免除になっても仕方ないよね。」


トーチ「人がいっぱいいると、中にハンターがいそうですね。」



ハンターTT「…。」


雪歩「ホントはあんまり動きたくないけど、止まってたらいつかはハンター来そうだし…。」


KAITO「一度逃げ切ってるといっても、ヤッパ油断はできないよね。」



ハンターOF「…。」


祐子「どうするれんちょん? 私見張り続けようか?」

れんげ「お願いするのん!」



ハンターTT「…。」


ラフィーナ「まっ、こうなった以上は予選を越えるしかないわよね。」


八雲「せっかく出られた機会、無駄にするわけにはいきませんね。」



ハンターWT「……!!」

ハンターの視界に入ったのは、





昴「くっ!」

昴だ。


ハンターWT「(ダッダッダッダッ)」


昴「ハァ、ハァ、」

全力で走る昴。振り切れるか!?



ピーーーーーーーーーー
【TARGET HIDAKA SUBARU】


昴「ハァ、ハァ、まだ来てますね。」





ハンターTG「…!!」

逃げた先にも、別のハンター。


昴「なっ!?」



ポンッ

ゲーム残り時間46:16   [524,800円]
日高 昴確保 残り10人


昴「ハァ…ハァ…まさか挟み撃ちされるなんて…しくじってしまいましたね…。」



(携帯の着信音)


唯「確保情報、日高 昴確保。もう半分か。」

八雲「あの人ロボティクスノーツの方ですよね。ちょっと一緒に動きたかったな…。」


次回、逃走者たちに更なる試練が待ち受ける…!!

Re: 逃走中 〜ファイナル・ラン2015〜 ( No.16 )
日時: 2014/11/09 18:12
名前: Troyhorse (ID: GlabL33E)

その頃…



おじいさん「だからここにはいませんよ。」

役人「嘘をつくな!この辺りにかぐや姫がいるという情報が入ってるんだぞ!」

おばあさん「私の家にそんな人はいませんよ。」

役人「チッ、ここは一旦引き上げるが、また来させて貰うからな。」

ガラガラ…バンッ!





おじいさん「ほら、行ったよかぐや姫。」

かぐや姫(高槻やよい)「すみません、私の為にそこまでして。」

おばあさん「いいって事よ。それよりもあの人たちまた来るわよ。」

かぐや姫「今日は十五夜です。帝たちが来る前に月の世界から迎えが来るといいのですが…。」

おじいさんとおばあさんがかぐや姫をかくまっていた。



帝(笹原幸治郎)「かぐや姫はどうだ?」

役人「それが、どこにもいないんです。」

帝「何としても見つけるのだ!かぐや姫を我が后とするのだ!」

一方村では、帝がかぐや姫を手に入れようと多くの役人を使って探させていた。



役人「見事かぐや姫を見つけたものには褒美をやるぞ!」

住民「本当か? 探せ探せー!」

そして遂に住民たちがかぐや姫を探しに動き出した。





それを見た月原が新たなミッションを発動。


ピッ!





ゲーム残り45分


(携帯の着信音)


道流「ミッション③、エリアの住民たちがかぐや姫を探しに動き出した。」


トーチ「彼らは逃走者を見つけるとかぐや姫の居場所を知ってる者とみなし、」


唯「大声で騒いでハンターを呼び寄せる!? 」


雪歩「阻止するには竹藪の中に隠されている月のパネルを1枚ずつ集め、」


れんげ「4人で集まって空に掲げなくてはならない。月のパネルを集めるのん?」



Mission③ 住民からの通報を阻止せよ!


これより住民たちがかぐや姫を探しに捜索を始めた。彼らは逃走者を見つけるとかぐや姫の居場所を知ってる者とみなし、大声で騒いでハンターを呼び寄せる。阻止するには竹藪の中に隠されている月のパネルを1枚ずつ集め、4人で集まって空に掲げなくてはならない。



早季「え? え? ここにいる住民たちが私たちを探すの!?」


祐子「ヤバいミッション来ちゃったね。村の人たちに見つかっちゃいけないんだよ?」


KAITO「あの人たちがハンターに通報するのか?」



住民「かぐや姫はどこだー?」

住民たちに見つかれば大声で騒がれ、それに反応したハンターが確保に向かう。逃走者にとって一気に危険度が高まった。



ラフィーナ「もう〜竹藪へ行こうにも住民がいては動きようがありませんわ!」


雪歩「うぅ…見つかって騒がれたら怖いから…ここは任せようかな?」


八雲「まだ回復できてないんで、任せましょう。」

ラフィーナ、雪歩、八雲はリスクを考え、動かないようだ。



早季「行くよ。他の人と協力すればたぶん大丈夫かも。」


道流「ちょっと危なそうだけど、ずっと通報されるのはたまらないな。」


トーチ「まずは竹藪へ行かないとな。」

一方、ミッションに向かうのは早季と道流とトーチに加え、



唯「人数が減ってきたから、私もそろそろ動かないとな。」


KAITO「そういえば俺まだミッションやってないんだっけ?」

櫟井 唯とKAITOも初めて挑むようだ。



ハンターTG「…。」

動けば4体のハンターと、



住民「探せー!かぐや姫を見つけるんだー!」

多くの住民たちが逃走者を捜す。もし見つかれば、逃げ切るのはほぼ不可能となる。



トーチ「これで何回目かな、通報ミッションは。」

リスクを冒しつつ、ミッションに動くトーチ。


トーチ「この前はなんとか切り抜けたけど、ここで通報はやだな。」

慎重に竹藪を目指す。



祐子「わっ、村人たちがいたよ。」

れんげ「えっ、どこどこ?」

いち早く住民たちを見つけた祐子とれんげ。


祐子「逃げよう!あの人たちに見つかったらハンター来ちゃうから。」

れんげ「分かったのん!」

気付かれないうちに距離を取る。



道流「確かにかぐや姫って竹藪から生まれたんだよね。」

竹藪へ向かう道流の近くに…





ハンターOF「…。」

ハンター。



道流「うわっ、ハンターいるな。」

思うように動けない。



唯「これって特に時間制限はないのかな?」

初めてのミッションに挑む櫟井 唯。


唯「じゃあゆっくりでも行けるかな?」



住民「ん? おいお前!」

唯「うわっ、まずい!」

住民「ちょっと待て!かぐや姫はどこだ!?」

住民たちに見つかった…。


住民「お前、なにか知ってるのか?」

唯「し、知らないよ〜!」



ハンターWT「…!!」

騒ぎを聞き付けたハンターが、すぐさま確保に動き出す。


唯「ちょっと…みんなうるさいよ!」

果たして、通報された唯の運命は!?

Re: 逃走中 〜ファイナル・ラン2015〜 ( No.17 )
日時: 2014/11/12 20:59
名前: Troyhorse (ID: xV3zxjLd)

住民「お前、なにか知ってるのか?」

唯「し、知らないよ〜!」

住民たちに騒がれた櫟井 唯。





ハンターWT「…!!」

声を聞き付けたハンターが唯の確保に動き出す。


唯「ちょっと…みんなうるさいよ!」



ハンターWT「(ダッダッダッダッ)」





ピーーーーー…ピピッ!
【TARGET ICHII YUI】


ハンターWT「!!」

唯「来たぁ!」

ハンターにも見つかった。


ハンターWT「(ダッダッダッダッ)」

唯「ハァ、ハァ、来るなよ!」

必死に逃げるがあっという間にハンターとの差が無くなっていく。



ピーーーーーーーーーー
【TARGET ICHII YUI】


唯「ハァ、ハァ、うわっ!」



ポンッ

ゲーム残り時間41:45   [579,000円]
櫟井 唯確保 残り9人


唯「ハァ…ハァ…捕まった〜! ゆずこと縁に追われるぐらい怖いよ…。」



(携帯の着信音)


八雲「確保情報、住民の通報により櫟井 唯確保だって。」


雪歩「いきなり見つかっちゃったんだ…。」


KAITO「人数的にちょっとヤバくなってきたね。」



現在、エリアには村の住民たちが逃走者を捜索。見つけ次第大声で騒ぎだし、ハンターを呼び寄せる。

それを止めるには竹藪の中から月のパネルを4枚探しだし、4人で集まって空に掲げなければならない。



祐子「こっから竹藪行けるかな〜?」

れんげ「月を作るのん!」

先ほど住民から逃れた2人は竹藪へと動き出す。



ラフィーナ「うぅ…あっちに人が来てますわ。」

近づいてくる住民を発見したラフィーナ。



住民「ここはどうなんだ?」


ラフィーナ「来ないで…。」

やり過ごせるか?





住民「いない、他を探すぞ。」


ラフィーナ「ホッ…危なかったですわ。」



道流「よし、行ったね。」

ハンターが通り過ぎたのを見計らい、再び動く道流。



KAITO「ここが竹藪みたいだね。」

最初に竹藪に到着したKAITO。この中から月のパネルを見つけなければならない。


KAITO「思ったよりも広いな。見つかるかな?」



ハンターTT「…。」


ハンターTG「…。」



トーチ「あっ、渡辺さん!」

早季と合流したトーチ。


早季「トーチさん、ミッションするんですか?」

トーチ「今竹藪へ行ってるとこなんだけど。」

早季「私もやりますので行きましょ!」

トーチ「分かった。」

複数人で動けば、その分ハンターと住民に見つかる可能性も高まる。



雪歩「ここから竹藪じゃ、遠いから見つかっちゃうかも…。」


八雲「ミッション出てるのにやってない、このもどかしさはいったい何だ…?」



れんげ「ハンターに見つからないようにするのん!」

祐子「あと村人たちにもね。」

れんげと祐子も2人で行動する。



住民「かぐや姫はいたか?」

住民「いや、いないよ。」



早季「気付かれないようにしないとですね。」

トーチ「そうだね。」



住民「あっちを探すぞ。」


住民「かぐや姫を見つけるんだ!」



祐子「なるべく早く行った方がいいよね。」

れんげ「行った方がいいのん!」



住民「見つけたら俺たちも有名になれるぞ!」

住民「そうだそうだ!」



早季「竹藪まであとどのくらいですか?」

トーチ「あとちょっとだと思うよ。」





住民「ん? あれは!」

住民に見つかったのは…誰だ!?

Re: 逃走中 〜ファイナル・ラン2015〜 ( No.18 )
日時: 2014/11/15 21:05
名前: Troyhorse (ID: RnkmdEze)

住民「ん?あれは!」

住民に見つかったのは…





住民「お前ら、何か知ってるんじゃないか?」

早季「ウソっ、見つかった!」

トーチ「最悪だよ!」

早季とトーチだ。



住民「おい、逃げるな!」

住民「かぐや姫はどこなんだ?」

トーチ「知らない知らない!」

早季「ちょっと、やめて!」



ハンターWT「…!!」

住民たちの騒ぎを聞き付けたハンターが、すぐさま確保に向かい始める。



トーチ「ヤバい、一回分かれよう!」

早季「その方がいいですね。」

二手に分かれて逃げる逃走者たち。



ハンターWT「(ダッダッダッダッ)」


トーチ「かぐや姫の居場所なんてマジで知らないって!」


早季「うまく逃げられるといいけど。」



ハンターWT「…!!」

ハンターが見つけたのは…





トーチ「クッソ、ハンターかよ!」

トーチだ。


ハンターWT「(ダッダッダッダッ)」


トーチ「ハァ、ハァ、」

懸命に走るがハンターは確実にトーチに追い付いていく。



ハンターWT「(ダッダッダッダッ)」


トーチ「ハァ、ハァ、あぁ〜〜〜!」



ポンッ

ゲーム残り時間36:19   [644,200円]
トーチ確保 残り8人


トーチ「あぁ〜…ここで終わりかよ…。ごめん渡辺さん…。」

ミッションは常に危険と隣り合わせだ…。



(携帯の着信音)


祐子「確保情報、住民からの通報によりトーチさんも捕まったよ!」


雪歩「トーチさん…逃げられなかったんですね。」


八雲「これで作者さんは俺だけになりましたね。」



早季「ハァ、ハァ、あれは!」

早季が逃げた先に、竹藪だ。



早季「あっ、誰かいる。」

KAITO「早季ちゃん、君も来たんだ。」

早季「私も一緒にいいかな?」

KAITO「もちろんだよ。」

KAITOと共に月のパネルを探し出す。このミッションをクリアするには4人の逃走者たちの協力が必要となる。



ハンターTT「…。」


ハンターOF「…。」


道流「着いたね。」

道流も竹藪にたどり着いた。


道流「KAITOさんと早季ちゃんもいるんだ。」

早季「榛葉さんも手伝ってくれますか?」

道流「もちろん手伝うよ。でもあと1人来てくれればクリアできるんだけどね。」



ハンターWT「…。」


ハンターTG「…。」



れんげ「あれ、竹藪なのん!」

祐子「ホントだ!」

遂にれんげと祐子も到着し、これで竹藪に5人が集まった。



祐子「私たちもやるよ〜!」

KAITO「また2人来た。」

道流「助かるよ。」

早季「早く見つけてクリアさせよう!」

れんげ「やるのん!」

(ちなみに竹藪までは住民は来ません。)



八雲「あと33分ですね。」


雪歩「あと8人…これ以上捕まってほしくないよ…。」


ラフィーナ「全く、いつになったら通報がなくなるのよ?」

月のパネルを4枚集めない限り、住民による通報はなくならない。



住民「なかなかいないな。」


住民「たぶん相当すごい人なんだよ。」



れんげ「あったのん!」

最初のパネルを発見したれんげ。


祐子「おっ、れんちょん早速見つけたんだ!」

早季「早く全部集めないと。」

道流「まぁ、焦らずに探そうよ。」





ハンターTT「…。」


ハンターTG「…。」



KAITO「あっ、あった!」


道流「俺も見つけたよ。」

KAITOと道流も月のパネルを見つけた。


早季「あと1枚ね。」

れんげ「ゆっこ、ハンターいる?」

祐子「今は見えないみたい。」



住民「まだいないのか?」

住民「疲れてきたのじゃ。」

住民「本当にいるのか、かぐや姫は?」





れんげ「ないのん。」

祐子「見つからないな〜」


早季「あっ、これかな?」

何かを見つけた早季。



KAITO「あっ、月のパネルだ!」

れんげ「これで4枚だのん!」

道流「さぁ、1枚ずつ持って集まって。」

これで全ての月のパネルが揃った。


KAITO「空に向けて掲げろって書いてあったね。」

早季「こんな感じでいいかな?」

パアァァァァァ……





住民「うわっ、何だ!?」

住民「ま…眩しい。」


帝「くっ!皆のもの、弓矢を放つのだ!」

役人「む、無理です。力が入りません…。」


突如、夜空にまばゆい光が村を覆い……



おじいさん「あ…あれは…。」

おばあさん「あれが…かぐや姫の正体なのかい?」

月から天人たちがかぐや姫を迎えにやって来たのだ。


かぐや姫「おじいさん、おばあさん、今までありがとうございました。私はここにいるべき者ではありません。でもこれから月を見ては、私の事を思い出してください。さようなら……。」

そして、かぐや姫は元の世界へと昇っていったのだった……。





ミッションクリア


(携帯の着信音)


飾利「ミッション③結果、宮内れんげ、渡辺早季、榛葉道流、KAITOの活躍により住民からの通報はなくなりました!」

牢獄の逃走者「おぉ〜〜〜〜〜!」

かがみ「今回初めての人たちが大活躍よね。」

明久「確かにみんなスゴいな。」

奏香「これで村人たちにビクビクしなくていいんだよね。」

伊御「あと8人か、誰が予選を越えるのかな。」


残る逃走者は……





宮内れんげ 渡辺早季 ラフィーナ 榛葉道流 萩原雪歩
相生祐子 KAITO 八雲   残り8人


果たして本選に進むのは…誰だ?

Re: 逃走中 〜ファイナル・ラン2015〜 ( No.19 )
日時: 2014/11/18 18:08
名前: Troyhorse (ID: 9yNBfouf)

雪歩「あと…30分切ってる。」

予選終了まで30分を切った。残る逃走者は8人。



KAITO「じゃ、ここは一回別行動にしようか。」

早季「その方がいいですね。」

道流「まとめて見つかったらヤバいから。」

祐子「れんちょん、一緒に来る?」

れんげ「来るのん。」

ミッションを終え、それぞれ別行動をとり始める逃走者たち。



ラフィーナ「ここまで1時間も逃げれてますわね。」

ここまで1度もハンターに追われていないラフィーナ。


ラフィーナ「このままいけば…予選突破は頂けますわね。」

余裕がこぼれる。



八雲「体力回復しました。これで次のミッション動けますよ。」

先ほどのミッションを休み、持ち直した八雲。


八雲「ingさんやトーチさんの分まで俺がしっかりしないとですね。」

このエリアでただ1人の作者となった彼は、2人のかたきを取れるのか?



ハンターTT「…。」


ハンターWT「…。」

予選通過を阻むのは、4体のハンター。



ハンターTG「…。」


ハンターTT「…。」

捕まれば、即ゲームから失格となる。



ハンターTT「…。」


早季「自首はしないわ。ここまで来たら予選を越えたいと思ってるよ。」

ミッションで活躍した4人のいずれかに、



ハンターOF「…。」


祐子「れんちょん、怖くない?」

れんげ「ゆっこと一緒なら怖くないのん。」

ハンターが接近。



ハンターWT「…。」


道流「もう75万か。でもここで自首するのも何かもったいない気がするよね。」



ハンターTG「…。」


KAITO「今ハンターは4体だよね。どこからでも来そうだよな。」



ハンターTG「……? !!」

見つかったのは…





道流「ハンターいた!」

道流だ。


ハンターTG「(ダッダッダッダッ)」

道流「ハァ、ハァ、」

懸命に逃げるが直線であるせいか徐々に距離が詰められていく。



ピーーーーーーーーーー
【TARGET SHINBA MICHIRU】


道流「ハァ、ハァ、うわ速い! 速い!」



ポンッ

ゲーム残り時間26:44   [759,200円]
榛葉道流確保 残り7人


道流「ハァ…ハァ…ここで終わりか〜…。本選でもカッコいいとこ見せたかったな…。」

生徒会のナルシスト執務、予選通過ならず…。



(携帯の着信音)


飾利「確保情報、榛葉道流さん確保!」

牢獄の逃走者「うわぁ〜〜〜…。」

ing「榛葉さん捕まりましたか…。」

奏香「結構イケメンだったのにあの人。」

かがみ「そう言えば音無さんと日高さんもモテそうじゃない?」

唯「私もそう思うな。」

シェゾ「俺はどうなんだ?」

明久「僕もだよ。」

塔子「あんたらはただ変態で冴えないだけよ!」

シェゾ&明久「(ず〜ん…。)」





最初の予選もいよいよ大詰めとなり、ゲームマスター月原が新たなミッションを発動。



ピッ!

エリアに4組のかご屋が出現した。





ゲーム残り20分


(携帯の着信音)


ラフィーナ「も〜、うるさいですわね。」

メールだ。


れんげ「ミッション④、エリアに鶴・亀・竜・虎の画が書かれたかご屋が出現した。」

KAITO「ゲーム終了までにかご屋に乗り込めばその時点で予選通過となる。」

早季「但し乗れるかごは1台につき1人までであり、」

祐子「乗れなかった逃走者は予選落ちとなる。」



Mission④ 予選を通過せよ!


エリアに鶴・亀・竜・虎の画が書かれたかご屋が出現した。ゲーム終了までに乗り込めばその時点で予選通過となる。但し乗れるかごは1台1人までで、乗れなかった逃走者は予選落ちとなる。



雪歩「じゃあ、4人しか予選越えられないって事?」

八雲「今7人ですから、3人が落ちるって事ですね。」

KAITO「かご屋を探さないと予選越えられないって事か?」


祐子「もちろん早めに見つけた方がいいよね。」

れんげ「そうなのん!」

残る逃走者7人に対し、かご屋に乗れるのは4人まで。果たして誰が予選通過の切符を勝ち取るのか!?


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