二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- とんがりボウシ 〜ショコラトリップ!
- 日時: 2017/07/23 07:53
- 名前: ひーおは (ID: qBE5tMSs)
おはこんばんにちは、ひーおはです。
この小説の説明&注意↓↓↓
・前回書いていた、ショコラ魔法学校の日常をリニューアルさせた物です
・いつも通りの駄作です
・キャラ崩壊が多いと予想します。気を付けます
・二次創作なので、本家様と違う設定ありありです
・『魔法の町』で創っています
※追記
題名変えました。変える前は!NEWショコラ!という題名でしたが、諸事情により変えさせて頂きました。
以上でござす。どうぞ!
- Re: とんがりボウシ 〜ショコラトリップ! ( No.7 )
- 日時: 2017/07/23 23:29
- 名前: ひーおは (ID: qBE5tMSs)
自己紹介も全員終了し、(…つかあのダメ作者、飛ばしやがったな…今度殺ろう…)その日は自室で寝た。
翌日。
小春「じゃ、行って来まーす」
夢での2日目は、いきなり学校に行く事になった。
外には、現実ではありえない形の草がたくさん生えている。
…おっ。青緑の草だ。初見の頃はよく引っ掛かってたな〜。
クッキー「おまー、何言ってんの?初見って何だよ(哲学)」
小春「い、いやまあね…あはは」
キャンディ「ほら!ここが学校だよ!」
クッキー達とのんびり話していると、いつの間にか着いていたようだ。
鮮やかな赤い屋根の上には、とんがり帽子を被った指人形のような物が、3つ飾られている。外観はとてもメルヘンチックだった。
中は、とても厳かな雰囲気に包まれている。年代が刻まれた手すりに、力強く輝くガーゴイル像。
その立派な造りに圧倒されていると、チョコレート帽を被った少年『ビター』がやって来た。
クッキー「っ!来たか!」
ん、ビターと何かあったのか?
なんと、クッキーは杖を構えた。ビターもそれに応じて、チョコレート帽をとり、杖を構える。一体どうなるのやら…。
クッキーが何やら複雑な呪文を唱える。
クッキー「フレイミィシャンデリア!」
ビター「ならこっちもだぜ!ウィンディアリーフ!」
いや待って待って!これはとんがりっぽくないだろ!いつからマ●みたいになった!?
つか、ヤバい!クッキーの出した炎が、ビターの風と合体して広がっていっちゃってる!
小春「やめろよ!学校弁償する覚悟あんのか!?」
ビター「(学校弁償する覚悟は)ないです」
やめたらこの仕事!?(退学)
クッキー「はあああああっ!」
ビター「おらあああああっ!」
ほら、絶対これマ●じゃん!
小春「ぎゃああああ!無理!怖い!」
とっさにガーゴイル像にしがみつくと、ムースが苦笑した。
ムース「だいじょぶだいじょぶ。魔法ってのは上手く出来ててね、敵と見なした対象以外には、決して危害を加えない、または巻き込まないように作られてあるの」
ほぉ、成る程。それは中々ありがたい機能だな。
タルト「にしても、ビビりすぎでしょ。情けないわね、男の癖に」
小春「タルト、お前には一番言われたくなかった…」
がっかりと肩を落としていると、俺の背後の壁が、炎によって少し溶けかかっている事に気付いた。
…え!?
ヤバイじゃん!え、このままだと学校燃えるじゃん!
壁はどんどん侵食されて行き、俺の周りの人達も慌て始める。
いや待て、冷静に考えるんだ…。
これは、魔法によって起こされている問題。魔法と言えば、あの大魔法使い(あんまり言いたくないけど)のムースに頼むしかない!
小春「ムース!何とかしてくれ!」
ムース「はいよー」
その手には、消火器。
高圧な水を噴射して、クッキーごと炎を消していく。
…って、おいイイィィィ!!
おっ、お前!お前大魔法使いだろ!?なのに、なんで…消火器なんか使ってんだよおぉぉ!水魔法とか使えよ!
ムース「煩いなぁ。これを使ってるのはねえ、少しでも魔力を節約するためなの」
キャンディ「違うよ。ムースはね、自分では大魔法使いとか言ってるけど、本当は魔法を使うのが面倒く…」
ムース「キャンディ、黙れ!そんな事言ったら私の名誉が汚れちゃうでしょ!」
こんな状況でもナルシスト発動するのか…。
キャンディ「ゴメンナサーイ。…にしても、あの二人まだ戦ってる」
ほんとだ。ビターとクッキーの間には、一体何が…。
クッキー「わしはなぁー!テメェみたいな“人気者”は嫌いなんだよ!とんがりボウシ好きの女子は大抵『ビター好き(ハート)』とか言うだろ!それがたまらなくずる…」
すると、校長室の扉が開いた。
校長「授業受けずに何やってるんですか!もう学校終わってますよ!!そこにいる全員、図書室で補習をしなさい!先生は教えませんよ!皆で呑みに行くのでね!」
ほ、補習…まあ、それくらいの罰は受けないとな…。
*図書室
アンズ「ほんとなんなの。私関係ないじゃん。帰りたい」
この子がアンズだ。今回の騒動に巻き込まれた、可哀想な子。
ビター「マジごめん…」
謝ってるけど、目は全然謝ってない。
ハニー「はあ…教科書どこ開けばいいかわかんないよぉ。バニラ教えて〜」
ハニー。こいつは凄まじいぶりっ子。裏ではかなり嫉妬深く、色々な事を根に持つタイプだ。
バニラ「62ページ。そこはまだやってないから」
バニラ。思考回路は常人レベルだが、コミュニケーションが上手くとれない。緊張しやすいタイプの子。
すると、爽やかモテ系イキってる男子・メープルが、こちらをニヤニヤしながら見てきて、言った。
メープル「でも、小春は1ページからだよな〜」
そうだな。まあ最初からとはいえ、どの魔法も簡単でかわいいものばかりだ。すぐに追い付いてみせる。
と思って、教科書を開けてみると。
なんだこれ。
魔法語とか、凄い書くのムズいじゃん。ほら、アラビア語みたいな感じ。
しかも魔法には、『疾風魔法』『獄炎魔法』など、いかにもそれっぽい魔法ばかり。
小春「無理…」
と言ってみると、学校一のお嬢様・マドレーヌが笑顔で、
マドレーヌ「勉強はしんどいので、今日はちょっとショッピングモールへお出掛けしましょう?気分が良くなりますわよ」
ああ…やっぱ、女子のこういう所が好きだ!
と言うわけで、ショッピングモールに着いた。買い物が楽しみだ…!
-----------------続く----------------
- Re: とんがりボウシ !NEWショコラ! ( No.8 )
- 日時: 2015/06/03 19:22
- 名前: メロンパン (ID: e1D/tu7D)
始めまして。メロンパンです。とんがりボウシ書いてます。とっても楽しいので、頑張ってください。ちなみに私の作品は「とんがりボウシ放ってかれキャラの365にち」です。駄作ですが、見てください
- Re: とんがりボウシ 〜ショコラトリップ! ( No.9 )
- 日時: 2017/07/23 23:32
- 名前: ひーおは (ID: qBE5tMSs)
うおおおおお!
コメントありがとうございますね!今から見に行きますね!
- Re: とんがりボウシ 〜ショコラトリップ! ( No.10 )
- 日時: 2017/07/23 23:35
- 名前: ひーおは (ID: qBE5tMSs)
第2話『悪の砦』
クッキー「あがあああ天国…」
俺達が入ったショッピングモールの中は、寒いほど冷房が効いていた。それなのに何故だろう、キャンディの周りには炎がゴーゴーと燃えている。これもまた魔法に関係有るのだろうか?
少し進んで、キャンディが嬉しそうに口を開く。
キャンディ「ほら!あそこ!」
キャンディが指を指した所は、英語で『レインボー・ブティック』と書かれた看板が掛かっている、カラフルな服屋だった。ショーウインドウを見ると、小・中学生くらいの女の子向けの洋服を取り扱っている事が分かる。
バニラ「あっ、あれ…キャンディのお店…」
ん?待てよ、確かキャンディのマイスターランクは5つ星だった。プレイヤーの中でも一番金持ちだったのはキャンディ。
俺が初めてこの世界に来た時、キャンディは目を輝かせて「お金頂戴!」と言っていた。
推測、できる。やはりそうだったのか…キャンディは、俺達に大量の品物を売りつける気なんだ…。
キャンディ「じゃ、入ろっか♪」
俺達は恐る恐る『レインボー・ブティック』(とにかく無理に品物を売りつけられる、地獄と言っても過言ではない場所)に入って行く。
店の中は外観と同じく、ポップでガーリーなインテリアで、目に悪い色ばかりが視界に飛び込んでくる。その店内の中心をさらにドギツい色の洋服が占拠している。
そんな中俺は、心の中でガッツポーズをとっていた。
何故かって?そりゃあ…、
男物の服が置かれていない。これは酷く好都合だ。思わずニヤけそうになったが、キャンディにばれたらまずいので、慌てて口を押さえた。申し訳無いが、女子軍に俺の分まで頑張って貰おう。
キャンディ「小春〜どうしたの?」
瞬間、俺は硬直する。
いつの間にか隣にいたキャンディは、黒い笑みを浮かべた。そして何かを思い付いたかのように答える。
キャンディ「あっそう言う事か!安心してね〜ちゃんと2階に男物の服もあるから!」
あああああ!!!なんて俺の考えは甘いんだ!
仕方ない…ここはアレをやるしかない!
俺はこう呟く。
小春「…クラウディアスパークライン」
さっきチラッと教科書で見て覚えた、雷魔法。
ビリビリと言う音と共に、灰色の雲と小さな稲妻が巻き起こる。
これならキャンディが「わっびっくり!」とか言うだろう。その間に俺は逃げ出す。
…筈だった。
何故か俺は、冷たい水に包まれ、全身がビリビリと感電した。痛さのあまり、動く事ができない。
なんか、いや〜な予感が…。
ふとキャンディの方を見ると…、
キャンディ「なぁに逃げ出そうとしてんのかなぁ?」
…あ、終わった☆
体が動かない俺は、キャンディにズリズリと引きずられ、両手に大量の服を持たされた。
危機的状況だ。必死にもがいたが、何にせよ立てる気力も無い。
俺は死にそうになりながら、無理矢理レジへ向かわされた。
死を、覚悟した。
*
はあぁぁ…。
あの痛みは死ぬまで忘れる事は無いだろう。
そう…財布が空になり、いくら振っても出てこない、あの痛み。
あれ以上に痛い事などあるものか。
『レインボー・ブティック』は、おぞましく凄まじい精神破壊力を持つ、悪の砦だったのだ。
- Re: とんがりボウシ 〜ショコラトリップ! ( No.11 )
- 日時: 2017/09/18 01:30
- 名前: ひーおは (ID: qBE5tMSs)
第3話『命をかけたホウキ乗り』
クッキー「そういや!」
小春「なんだよ?」
クッキー「おめぇ、まだホウキ乗れてなかったよな!」
…そうだった。確かに、ホウキに乗れないとこの魔法世界を楽しめないもんな!
クッキー「と、いう訳で、このわしが貴様にホウキ乗りを教えてやろう!」
すると、ガチャリ。緑色の扉が開いた。
ムース「えっ、なになに?ホウキ乗り?」
あちゃー、こういうとこででしゃばるムースが来てしまった。
クッキー「ムース…お主は確かに魔法以外にもホウキ乗りが上手だ。しかし、ここはひとつ、わしに教えさせてくれんかね?」
ムース「あら、珍しいね。いつも面倒臭がって動かないくせに。まあでもそこまで言うんだったらやらせてあげてもいいよ?ホントはこの天才ムース様が教えるべきだったんだけどね…フフ」
はぁ…またムースのナルシスト性が出た…ウザいんだよな、これ。
ムース「何か言った?」
小春「い、いえ、何でもありませんんん」
*
クッキー「よしっ!んーと、何から教えたらいいんかな?」
いつもより生き生きとしている。クッキーらしくないな…。
メープル「おっ、クッキーに小春!何してんだ?」
げげっ、メープル!?
実は俺、メープルが少々苦手だ。
こう言うポジティブでモテそうな奴って、俺と対照的な感じだからなぁ…何か心に引っ掛かるものがあるんだよな。
クッキー「うるせぇ!どうせジェラシーだろ、ジェラシー!そんな事でガタガタぬかすな童貞!」
童貞…どうてい…ドウテイ…。
その言葉は永遠と俺の魂に宿りつづけるだろう。そして未来エイゴウ、俺の心をずたずたに引き裂くに違いない。
メープル「というか、ホウキ乗りすんのか?中々楽しそうじゃねぇか!俺も仲間に入れてくれよ〜(マジキチスマイル)」
クッキー「だが断る」
その瞬間、メープルは消し炭のように吹っ飛んでいった。
クッキー「…ふぅ、邪魔者はいなくなったな。それじゃ小春、とりあえずわしのホウキ貸したるからまたがってみい」
クッキーが差し出したのは、いかにも魔法使い!というイメージの『おそうじホウキ』。俺はそれにまたがると、童心に帰った気分になった。
クッキー「ブフォww幼稚園児かよwww」
小春「うるせーよ!ちょっとくらい童心に帰ったっていいだろ!」
クッキー「ヒヒッ、フハハハハ…っと!じゃあ、指先からホウキに魔力を流し込んでごらん」
小春「魔力?」
俺は聞き返した。
クッキー「うーん、魔力ってのはな、魔法使いの体内に宿るエネルギーみたいなもんよ!んで、出すときは、ゲロ吐く時の感覚をそのまんま指先に移すって感じ。分かる?」
小春「すみません、ちょっと何言ってるか分かんないです」
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