二次創作小説(映像)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

乗り込め!審神者さん【審神者募集開始しました】
日時: 2016/12/05 16:56
名前: 柊 (ID: EYuxdBgO)

初めまして、柊と申します!
今回、刀剣乱舞と艦これで小説を投稿させていただきます!

※注意事項※
・クロスオーバー
・キャラ崩壊
・ブラック本丸
・本丸乗っ取り
・若干時事ネタあり
・キャラの出番に偏りあり(作者の本丸と鎮守府にいるメンバーしか出さないため)
・オリキャラあり
・笑えないギャグ

以上が大丈夫な方はどうぞお楽しみください!
ダメな方はそっとブラウザバック推奨です。

荒らし、中傷と思われるコメントには反応しません。また、それらのコメントに反応はしないようお願い致します。

目次ヾ(o´∀`o)ノ
オリキャラ紹介:>>1-2
1:>>3-6
2:>>7
3:>>8-11
4:>>12
5:>>13
6:>>14-19
謝罪とお知らせ>>20-21

Page:1 2 3 4 5 6



Re: 乗り込め!審神者さん ( No.17 )
日時: 2015/10/18 23:44
名前: 柊 (ID: l0i1WlFj)  

周りがざわついたのが分かる。それどころか各国の演練会場から悲鳴が聞こえて全体に歴史修正主義者が襲撃してきたのだと分かった。

『緊急事態発生、緊急事態発生。演練中の審神者、及び刀剣男士はただちに演練を中止し、待機中の審神者、刀剣男士とともに避難地点Cに避難してください。
繰り返します、緊急事態発生、緊急事態発生……』

「みんな!」

全員が紅の声に反応して出入口へ走っていく。転送装置からはすでにあの二人が戻ってきていて同じように避難を始めた。

何とか廊下に出れば、様々な国に所属する審神者とその審神者に呼び起こされた刀剣男士たちが大混雑を起こしている。早く行けと怒号を上げる者、刀剣男士の名前を呼ぶ審神者、その逆で審神者を呼ぶ刀剣男士。

「参ったねこれは……!」

この演練は練度上げにもよく使われる。そのためにまだ練度が低いだろう刀剣男士も多くいた。

そうでなくともこの混雑している時を狙われたら練度が高くとも危ないかもしれない。

「……仕方ないね。むっちゃんとししくんは誘導に回って!
おてぎー、ぱ……石切丸は敵襲に備えて待機!
乱ちゃんはぼくの側を離れないようにね!
むっちゃん、ししくんは誘導が粗方終わったらぼくの端末に連絡、出ても出なくてもおてぎーと石切丸と合流して!
では、さ……」

散、そう言おうとした紅の言葉は先ほどよりも大きい悲鳴に掻き消された。勢いよく全員がそちらを見れば、あの審神者が五虎退、博多とともに倒れている。人波によって倒れてしまったのだろう。幸か不幸か、周りに人はいなかった。

周りは自分たちが避難することに必死で、おそらく彼らに気付いていない。いや、気付いていても思うように助けに行けないのが現状だ。

彼らの背後から、赤い霊気を纏った太刀がゆらりと迫っている。それに気付いた審神者がすぐに立ち上がり五虎退と博多も立ち上がろうとして……審神者が、彼らを蹴倒した。

Re: 乗り込め!審神者さん ( No.18 )
日時: 2015/10/18 23:50
名前: 柊 (ID: U2fmuc/y)  

「えっ……」

「やっぱりあの審神者……!」

やっぱり。その言葉に乱はひどく動揺した。

あの審神者は、ブラック本丸を作り出した男だという疑惑をかけられていた。そしてその結果は黒。あんなに優しそうな男が。

だが次にはそんな動揺無くなっていて。乱はすぐに二人の元に駆けた。後ろから紅の自分を呼ぶ声がしたが気にしている暇も余裕もなかった。

人波を何とか抜けた頃には、太刀と二人の距離はもうそろそろで太刀が届く範囲だった。

「博多! 五虎退!」

「!!」

乱が駆け寄り、二人を立ち上がらせようとする。しかし腰が抜けてしまったのか二人は上手く立ち上がれないようだった。

そうしている内にも太刀はゆらり、ゆらりと近付いてきて……その刀を、振り上げた。

「あ……」

乱はその刀を見て悲鳴すら上げられない。それでも二人を守ろうと二人を抱きしめ、来るであろう激痛に耐えるためキツく目を瞑った。

その直後に聞こえたのは誰かのうめき声。それに驚いて振り向き、さらに目を見開いた。

「ぐっ、う……!」

「え、あ……」

そこにいたのは、今様だった。今様は刀を素手で掴み、太刀を逃がすまいとしている。赤い血が刀を伝って床に滴った。

「太郎っ!!」

名前だけ呼べば、今様の太郎太刀がその大きな刀を振るい、太刀を切った。太刀は呆気なく事切れ、ざらりとした粒子になって消えていく。

今様は手をそのままに立ち上がる。視線が向いているであろう先を見れば、歴史修正主義者がこちらに向かっていた。

「……ここの廊下は実に広いからな。大太刀だろうと薙刀だろうと存分に戦える」

今様の周りに、彼の刀剣男士が集う。彼らは皆抜刀している。

すぅ、と今様が息を吸う音がヤケに響く。

「全員に命ずる! 敵を根絶やしにしろ!!」

その言葉を合図に、全員が駆け出した。

Re: 乗り込め!審神者さん ( No.19 )
日時: 2015/10/19 00:44
名前: 柊 (ID: 7H/tVqhn)  

「ごめんなさい」

乱が頭を下げた相手は目を丸くしていた。

あの騒動は無事、今様の刀剣男士と紅の獅子王、陸奥守によって敵は一人残らず全滅し、片付いた。(なお、報告に行っていた長谷部はそれを聞いて切腹しそうだった)

騒動の後にあの審神者は捕まり、審神者の資格を剥奪、追放されたという。あの審神者は演練の度に連れていく面々にだけ手入れをして口封じの術をかけていた、と紅に聞いた。

そして乱は今様の姿を見て勝手に悪人だと判断したことを恥じ、反省して黙っていれば分からないのに謝罪している。

もちろん、まったく分からない今様は?マークを飛ばすばかり。乱は正直にそのことを話した。

「まあ、仕方ねえことだ。
オレはこんな顔だからそういうことは慣れている。
気にするな」

「で、でもっ」

「お前は自分たちの仕事をしようとしていただけだ。
ならむしろ疑ってかかるのは当然だろう。悪人面を疑ってばかりもあれだが、さっき話したような場面に遭遇して疑わないならとんだ平和ボケだ」

「……」

「ならオレが怒ったところでどうにもならない。ま、次からは資料見せてもらえ。
あのバカ、多分お前が心配で見せなかったんだろうからな」

「バカは酷いよ、いっちゃん」

聞き慣れた優しい声。その声の持ち主は乱の後ろからすっと乱の隣へ立った。いっちゃん、と呼ばれた今様は不機嫌になることもなくバカはバカだろ、と答えた。

「いいか、幼い見た目でもこいつらはオレたちよりずっと歳上だ。それを理解しろ。
だったら資料見せて手伝ってもらえばより正しい判断ができるはずだ」

「いっちゃんはいつも岩さんに手伝ってもらってるもんね」

「うちの岩融を岩さんと呼ぶな」

「羨ましいからレシピ教えろくださーい」

「薙刀レシピ。以上」

「やっても出なーい」

「知らん」

ごく普通な会話になり、さっきとは違う緩やかな空気が流れる。そんな二人を見て乱はくすりと笑った。

この今様という男が、紅と同じ役目を担った審神者だと知るのは本丸に帰ったあとの話である。
6:乱、頑張る。-END-
コメントおkです。

Re: 乗り込め!審神者さん ( No.20 )
日時: 2016/11/06 23:45
名前: 柊 (ID: ucWXZRi/)

こちらではずいぶんとお久しぶりになります、柊です。

まずは謝罪させてください。
一年も更新せずに放置して、大変申し訳ございませんでした。
理由としては三つあります。
まずは他の小説、「cross×world」にかかりきりになってしまったためです。あちらばかり更新してしまい、こちらの更新が疎かになっていました。
二つ目は、ネタ切れです。そこまで書いてもいないのにネタが切れてしまって書けないという状態も長い間続き、とうとう一年が経ってしまいました。
そして最後に、刀剣乱舞の「ブラック本丸」に関して書き続けていくことに不安を覚えたからです。
私自身、キャラクターへのヘイト、最強審神者による制裁等がないように書いていたつもりではあるけれど、もしも不快な思いをする人がいたら?
そう考えるとネタが思い付いても書くのを躊躇してしまって今に至ります。

ですが、とある作者さんからの言葉でようやくその不安が吹っ切れました。

この小説を、再開させていただきます。
再開するにあたり、これからの小説の書き方について説明させていただきます。

続きます。

Re: 乗り込め!審神者さん ( No.21 )
日時: 2016/11/07 00:30
名前: 柊 (ID: ucWXZRi/)

まずは、一年放置していた間に私の本丸、鎮守府に来てくれた刀剣男士、艦娘はオリキャラの本丸、鎮守府に出すことにしています。これは以前と特に変わりはありません。刀剣男士、艦娘一覧は以前書いていますが改めて別に書きたいと思います。

また、それ以外のオリキャラの本丸、鎮守府にはいない刀剣男士、艦娘も出す予定です。こちらもまた以前と特に変わりはありません。

次に、この「二次小説(映像)」のデータがいっぱいになってしまった、とのことで他に移るかどうか、です。
移るのは決めているのですが、いくつか小説を投稿してからにしようと思っています。理由としてはまだこちらで書いていらっしゃる方もいますので、だんだん少なくなってきてから、なんて考えてます…。
本当なら話が少ない内に移るのがいいのですが←

その移動時に記事も少し編集しようと思います。

それから、こちらはまだ不確定なのですが…

実は審神者を募集して小説を書いてみたいな、なんて考えてます。
ちょっと素敵なタグを見つけまして…そのタグに関して少しばかり不明な点があるので作った方に確認などが完了次第、募集をかけたいと思っています。
詳しいことはその時に。

では、今回はここまでです。
次回から、またよろしくお願いいたします!


Page:1 2 3 4 5 6



この掲示板は過去ログ化されています。