二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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無題
日時: 2018/08/19 14:52
名前: 小鳥遊 (ID: fFbaoH4S)

皆様初めまして。小鳥遊と申します。

この度はこの小説を覗いて頂き、
ありがとうございます。


〜内容について〜

書き方はゲームのストーリーに
沿っていきますが、アニメの話も
真似て入れていきます。

トライポカロンなどです。

作者が忘れてゲーム内のストーリーを
すっ飛ばす可能性があります。

その時はあたたかい目で
見ていただけると嬉しいです。

台詞については、
全てオリジナルです。

恋愛入ります。(主カルです)

オリキャラ出ます。

キャラが多いため台詞は
名前の頭文字「」で表示します。

これから頑張りますので、
よろしくお願いします。

感想・コメント大歓迎です。


〜お知らせ〜

追記:4/20、更新再開。


〜主人公〜
名前:リア

詳細:気弱な所があり、天然

   ポケモンにも人にも優しい

   普段は女の子らしい服装
 
   トライポカロンに憧れている
 
   ポケモンの知識はそこそこ

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Re: ポケットモンスターXY 不死の破壊神と精霊の生命 ( No.38 )
日時: 2017/04/22 13:13
名前: 小鳥遊 (ID: cYeSCNTQ)


第2話 目覚め

少し遠くからピルル、
と鳥の鳴き声が聞こえた。

ーーーーーガスッ!


リ「痛っ!」


額に鋭い痛みが走る。

私、リアはただいま
最悪な目覚めを迎えました。

重たい身体をゆっくり起こすと、
乱れた髪の毛がダラっと顔にかかる。

手でよけて視界を広くする。

目の前にはママのポケモンの
「ヤヤコマ」がいた。

また、頭をつつかれて起きたのだ。


ピ「ピルル」

リ「ヤヤコマ、
力加減してもらえないかな」


ヤヤコマは首を傾げると、
私の部屋から出ていった。

部屋が静まる。

私はベッドから立ち上がり、
窓の元へ行った。

カーテンと窓を開けると、まぶしい
太陽の光が部屋へ差し込んだ。


リ「今日はなにがあるかな…」


まぁ、いつも通り過ごすんだろうけど。

私は窓から離れ着替えると、
リビングへ向かった。

Re: ポケットモンスターXY 不死の破壊神と精霊の生命 ( No.39 )
日時: 2017/09/25 15:49
名前: 小鳥遊 (ID: eiOwwwRL)

第3話 ママ

ママ「おはよう、リア!
引っ越しの疲れは取れた?」


リビングへ行くとママは朝ごはんを
作りながら私にそう言った。


リ「おはよう、ママ。

…もう、ヤヤコマに起こすの
頼まないでって言ったのに…」


椅子に座りながらママに言う。


ママ「ごめんごめん。
さ、朝ごはん食べちゃいなさい」


ママは私の元へ朝ごはんを
持ってくると、正面に座った。


ママ「そうそう。
食べたらお隣さんに挨拶してきたら?

これからお世話になるんだし」

リ「…うん、わかった」

ママ「ふふ、何かあるかしらね♪」


ママは笑顔でそう言った。

いつも明るくて楽しいことが
好きなママの笑顔が、私は好きなんだ。

Re: ポケットモンスターXY 不死の破壊神と精霊の生命 ( No.40 )
日時: 2017/07/23 22:54
名前: 小鳥遊 (ID: n1vjaiXi)


第4話 風の誘い

リ「じゃあ、行ってくるね!」

ママ「行ってらっしゃい!」


ママにそう言いながら、
私は玄関の方へ向かった。

ふと玄関の前で立ち止まった。

お隣さんは、どういう人だろう。

優しい人だったらいいな。

カロスの人と仲良く出来たらいいな。

少し不安もあるけど、楽しみでもある。

それに、夢のことも気になるし…。


ママ「リア」


ママは私を見つめてきた。

そしてニコッと笑った。

深呼吸をする。

ドキドキしながら玄関を出た。

同時に、ビュオッと
音を立て強風が吹いてきて、
思わず目を瞑った。


?「はじめまして!」


声のした方向を見ると、
そこには女の子と男の子が立っていた。

Re: ポケットモンスターXY 不死の破壊神と精霊の生命 ( No.41 )
日時: 2017/09/25 15:50
名前: 小鳥遊 (ID: eiOwwwRL)

第5話 初めての友達1

リ「え、えーっと…」


とりあえず、相づち?をうつ。


?「ほら、サナがいきなり声かけるから
びっくりして固まってるじゃないか」

?「へへ、ごめーん」


『サナ』と呼ばれたツインテールの
女の子はニコッと笑ってきた。

よかった、なんかいい人そう。


?「じゃあ、改めて。はじめまして!
私は『サナ』、よろしくね♪」

?「俺は『カルム』。
君の家のお隣さんだよ、よろしく」


サナちゃんと対照的に、カルムくんは
クールで大人しい感じだった。

私が今まで関わってきた男友達の中では
あまり接したことないタイプかもしれない。

いけない、私も自分の名前言わないと…


リ「私は『リア』、よろしくね」

サ「よろしく♪
サナ達ね、あなたのこと迎えに来たの!」


迎えに来た……?


カ「隣町でポケモンが貰えるんだ。
君もだよ、お隣さん」


なんと、私の心の声がわかってるみたい…。

ポケモンが貰える?

この地方に来たばかりだから知り合いは
いないし、人違いでは…


サ「ね、行こ!」


なさそうだ。


サ「道わからないよね。
サナ達先に行くからついてきて!」


サナちゃんはそう言うと走っていった。


カ「全く……お隣さんも早く来なよ」


カルムくんは体の向きを変え、
歩いていった。

本当に正反対の子たちだなぁ…。

とりあえず、私も歩き出した。

けど、この時はまだ分かっていなかった。

歩き出したこの一歩が、このあと
私の人生にどんなに影響を与えたかを。

Re: ポケットモンスターXY 不死の破壊神と精霊の生命 ( No.42 )
日時: 2017/09/26 16:26
名前: 小鳥遊 (ID: OypUyKao)

第6話 初めての友達2

アサメタウンの門を通り抜ける。

木々の木洩れ日が気持ち良い
小道を抜けると、別の街が見えた、

看板を見ると
『メイスイタウン』と書かれていた。


サ「リアちゃーん!こっちこっちー!!」


見ると、サナちゃんが手を振っていた。

サナちゃんの元へ駆け寄ると、
カルムくんを含め男の子が3人いた。

あとの2人はまだ知らない子だった。


サ「ここ、待ち合わせ場所だよ!」

?「へー!サナの言った通りだね!」


サナちゃん、何言ったの。

すごく気になる。


カ「お隣さん、座りなよ」


カルムくんが自分の隣の椅子を
ポンポンとしたので、座った。

横目で見ると、とても顔が整っていて、
これが『イケメン』なのだろう、と思った。


カ「??」


視線に気付いたようで頭に??を
浮かばせながら見つめてきた。

思わず、なんでもないと言うように
首を振った。


サ「紹介するね!

こちらはダンスがすごく上手な
『ティエルノ』」


ティエルノと紹介された男の子は
体の大きな男の子だった。


テ「オーライ!よろしく!」

サ「隣にいるのが、テストはいつも満点!
でも少しひかえめな『トロバ』だよ」

テ「よ、よろしくお願いします…!」


トロバと言われた男の子は髪がオレンジ色で、
ティエルノくんと対照的に小柄の男の子だった。


リ「みんな、よろしくね」

テ「うんうん、あのさ!

仲良くなりたいから渾名で
呼び合いたいんだけど!」

リ「渾名?」


渾名で呼ばれるなんて初めてかもしれない。

少しドキドキした。

今まではそんなことなかったから…


カ「あの、お隣さん。
あの騒ぎ止めなくていいの?」

リ「へ?」


カルムくんが指差す方を見ると、
サナちゃん、ティエルノくん、トロバくんが
私の渾名を巡って話していた。

話しかけようにも出来ず、
オロオロしてしまう。

どうしよう、本題はこれじゃないよね。

えっと…


カ「みんな、呼ばれるのはお隣さんだし、
本人に決めさせてあげたら?」

リ「え」


まさかの本人に振りますか。

バッとカルムくんを見た。

ちょっとニヤニヤしてますよね。

むしろ、笑い堪えてますよね。


サ「何て呼ばれたい?」

リ「え、えっと…」


考えろ、リア。

何かいい渾名は……


リ「『リア』!!」

4人「え」


あ、これ…ただの名前…。


サ「呼び捨てってこと?」

リ「うん!そう!!」


咄嗟に答える。


リ「呼び捨てだともっと仲良くなれると思って。

渾名も仲がいいって証拠になるけど、
呼び捨てだと信頼できるというか。

私、もっとみんなと仲良くなりたいから!」


焦ってめっちゃくちゃ喋ってしまった。

けど、間違ったことは言ってないはず。

みんなと仲良くなりたい。

本当に。

これまで友達と言える友達が
あまりいなかったから。

仲のいい子は引っ越したりして、
よく1人で家にいたこともあったから。

だから、私、みんなと仲良くなりたい。


サ「リア!」


えっ、という感じでサナを見る。


サ「サナこと、『サナ』って呼んでね!」

テ「僕のことも『ティエルノ』だよ!」

ト「ト、『トロバ』で…」


みんな、私にそう言ってくれる。

カルムくんは発さないだけで、
優しい視線を向けてくれる。


リ「うん!」


私、この4人と友達になれてよかった。

カロス地方初めての友達が、
この4人でよかった。


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