二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 【艦これ】くろがねの提督 〜変ワリ果テタ地上〜【名前募集中】
- 日時: 2016/04/11 20:12
- 名前: たくっちスノー ◆xai/jAXg7A (ID: FQTjFHIQ)
深海棲艦メインの艦これ小説があってもいいと思うんだ。
【注意】
※主人公は深海側の提督
艦これの設定を個人解釈
台詞が読みにくいのは仕様
前線に出て戦う提督
撃沈あるよ
たぶんキャラ崩壊あるかも(有名なキャラ以外は台詞のみで解釈して作るので・・)
深海勢の方が好きな作者
※タイトル変えました
【お知らせ】
現在、以下のキャラクターの名前を募集しております。
①第二線でキリヤにカニピラフを出した元提督のおっさん
- Re: 艦隊これくしょん〜くろがねの提督〜 ( No.8 )
- 日時: 2016/04/11 10:20
- 名前: たくっちスノー ◆xai/jAXg7A (ID: fjkP5x2w)
【G-12海域】
キリヤ「マ、マジカヨコイツ・・・」
貴理子「・・また、大ぶりな武装をつけたなキリヤ。」
キリヤ「コイツ、鎮守府ガ真後ロニアルノニ避ケヤガッタ・・・」
貴理子「それがどうかしたのか」
キリヤ「フザケンジャネェ!!テメェ、今テメェのウシロに何ガアルノカ分カッテンノカ!!」
貴理子「鎮守府。」
キリヤ「ソウダ!テメェの鎮守府ダ!キリコ!仲間ノ事ナンザ考エナイトハ分カッテイタガ、ココマデトハナ!」
貴理子「敵の心配をするなんて、珍しい奴だ。」
キリヤ「アッタリマエダロ!!オレタチダッテ好キデコンナコトヤッテルンジャナインダヨ!」
貴理子「さっきから言っている意味が分からんぞ。」
キリヤ「アーーッ!!チクショウ!!イライラスル!!」
ヲ級「ヲヲ・・」(アノ提督ガアンナニ怒ッテル・・)
キリヤ「テメェハナニガシタインダヨ!」
貴理子「・・機密情報だ。」
キリヤ「ッ!!」ギリッ
〜
龍田(あらあら・・なにやら揉めてるみたいね、急いで提督連れ戻さないとマズい雰囲気ね・・)
〜
キリヤ「ソモソモテメェハ!!」
その時携帯の着信音が鳴る、貴理子のものだ。
キリヤ「・・ハヤクデロ」
ピッ
貴理子「俺だ・・ああ、・・ああ、了解した。」
ピッ
貴理子「政府からの命令だ、報告したい事があるので直ちに撤退、とのことだ。」
キリヤ「アア!?テメェ逃ゲンノカ!?マダ話ハ」
貴理子「それと・・さっきお前はあの鎮守府がどうとか言っていたが・・」
貴理子「あれは俺の鎮守府ではない、政府の鎮守府だ。」
貴理子「それとあの光線は鎮守府とは50メートル右にズレてる、せいぜい壁が焦げた程度だろう。」
貴理子「・・撤退する。」ビューン
キリヤ「オイ!待テッ・・マジデ行キヤガッタ・・・」
ヲ級「ヲヲッ」(ドウシマス?提督・・・)
キリヤ「・・オ前達モ鎮守府ヘ帰還シロ。」
ヲ級「ヲ・・」(提督ハ・・?)
キリヤ「オレハキリコヲ追ウ、地上ノ事ヲ詳シク知リタイ」
ヲ級「ヲヲ・・」(オ気ヲツケテ・・)
キリヤ「アア、ソチラモナ」
〜
龍田(あらあら・・これは、伝えないといけないわね)
【第一線 END】
〜次回予告〜
キリヤ「キリコヲ追イ、遂ニ地上ヘト進出シタオレ。」
キリヤ「ソコデ人間ドモヲフルボッコニシテヤロウト思ッテイタ」
キリヤ「シカシ、オレガ見タノハ、トテモ恐ロシイ光景ダッタ・・」
キリヤ「次回!【艦隊これくしょん 〜くろがねの提督〜】」
【キリヤ・クロガネ、地上偵察作戦!】
キリヤ「ニンゲンハ、ドコマデクズナンダヨ・・・!!」
- Re: 艦隊これくしょん〜くろがねの提督〜 ( No.9 )
- 日時: 2016/04/11 11:08
- 名前: たくっちスノー ◆xai/jAXg7A (ID: fjkP5x2w)
【第二線】
【キリヤ・クロガネ、地上偵察作戦!】
キリヤは貴理子を追い、地上へとやって来た。
キリヤ「ココガニンゲンノ住ム場所カ・・」
地上は、深海棲艦の攻撃で建物が多少損傷しているが、機械だらけだった。
キリヤ「・・ア、アノ鎮守府ガ近クニアルジャネェカ。」
キリヤ「・・ステルス機能ガアルガ、肉眼デ見ラレタラマズイナ、裏カラ回ッテ行クカ」
- Re: 艦隊これくしょん〜くろがねの提督〜 ( No.10 )
- 日時: 2016/04/11 11:23
- 名前: たくっちスノー ◆xai/jAXg7A (ID: fjkP5x2w)
キリヤ「・・ッテ、待テ、コノ格好ダト間違イナクバレルナ・・ン?」
キリヤは、道端にフードをかけて倒れている骸骨を見つける。
キリヤ「・・スマナイガ、借リルゾ」
(グリュルル〜)
キリヤ「・・ヤッベェ、ソウイヤ、自分ノ飯ヲ用意シテナカッタ。」
キリヤ「マアイイ、適当二何カ食ベヨウ」
キリヤは店を見つける。
字は薄れてるが、何とか【飲食店】という文字は見えた。
キリヤ「・・・ココデイイカ」
カランカラーン
「・・・らっしゃい。」
飲食店には、年食った中年一人が厨房にいた。
キリヤ「オッサン、オススメヲクレ。」
「へへっ、オススメもなにも、ここはカニピラフしかないよ。」
キリヤ「ソレデイイ、イクラダ?」
「いや、客なんて久し振りだ、サービスしてタダでいいさ。」
キリヤ「・・イイノカ?」
「ああ、構わないさ・・よく知っているからな・・お前のことは・・」
「なぁ、深海棲艦の頂点、キリヤ・クロガネさん?」
- Re: 艦隊これくしょん〜くろがねの提督〜 ( No.11 )
- 日時: 2016/04/11 12:20
- 名前: たくっちスノー ◆xai/jAXg7A (ID: fjkP5x2w)
キリヤ「ナ!?」
「おっと、何を驚いてるんだ・・その黒い肌、明らかに人間じゃないだろ。」
「それに・・・」
中年の男は、キリヤが見覚えのある帽子を取り出した。
「俺も、提督でな。」
飲食店をよく見ると、勲章等が壁に貼られており、
恐らく艦娘の一人であろう者の絵が貼られていた
キリヤ「チッ・・オレヲドウスルキダ?政府二チクルカ?」
「・・・いや、もう俺にはそんな権限はない。」
キリヤ「・・・ドウイウコトダ?」
「まずは、これを食べてくれ、冷める前にな・・ゆっくり話をしてやるよ。」
キリヤ「・・・」
「安心しな、俺は飯には毒とかは入れないタチでな」
キリヤ「・・・アア。」
キリヤはカウンターに座る。
キリヤが座ると、中年の男はカニピラフと箸をキリヤの目の前に置く。
キリヤ「・・・・イタダクゼ、オッサン。」
・・・・
「・・・提督とは言ったものの、それは三年も昔の話だ。」
「三年モカ?」
「ああ、自慢じゃないが、俺の鎮守府は東の海では最強と言われていたからな。」
「アア、東ノ海ノ奴等ガ昔大変ダッタト愚痴ッテタガ・・アレオ前カ」
「へへっ、そちらでも中々噂になってたんだな」
「マアナ」
「俺はこれでも、15年は鎮守府に居座り続けたからな。」
「ソンナノガ15年モ居タラ愚痴リタクモナルカ・・」
「艦娘達にも信頼されてたよ、俺がいるから安心して俺の飯が食えるってな」
「コウヤッテ店ヲ経営シテルカラナ」
「まあな、伊達に15年も地上守ってない」
「ン?ッテコトハ優秀ダッタンダロ?」
「ナンデ三年前辞メタンダ?」
「辞めさせられたんだ。」
「ホウ、ソリャマタドウシテ?」
「お前はケッコンカッコカリって知っているか?」
「ケッコンカッコカリ?」
「ああ、昔、提督と艦娘が駆け落ちした事件があってな、そうならない為に政府が決めた処置、それがケッコンカッコカリだ。」
「カッコカリッテ事ハ結婚ハシナインダナ?」
「ああ、あくまで結婚の【つもり】だ。」
「・・デ、ソレガドウカシタノカ?」
「俺も、ケッコンカッコカリしてたのさ。」
「いまでも、忘れねぇよ、あいつの事は・・・」
「ソノ、飾ッテアル艦娘カ?」
「ああ・・かれこれ八年の付き合いだからな」
「フーン・・・」
「デ、ナンデ辞メサセラレタ?」
「知らん。」
「ハ?」
「突然なんだよ、政府に解雇通告を告げられたのは」
「マジカヨ・・・」
「それがマジなんだよ、だからこうやって細々と飲食店やってるんだよ。」
「俺もよく知らんがなんかやらかしたみたいで、この飲食店に来るのはお前みたいな物好きさ。」
「ソウカ・・」
「つーわけで、たとえ敵である深海棲艦のトップだとしても今は俺の大事なお客さまだ、政府にチクったりしねぇよ。」
「そろそろ店を出た方が良いぞ、政府にバレないうちにな、さっきも言ったが金はいらん、元々趣味でやってるものだしな。」
「アア。」
キリヤは席を立つと、机に紙幣を数枚置いた。
「・・おい、さっきの話聞いてたのか?別に金は・・」
キリヤ「・・勘違イスンナ、オッサンノカニピラフ二、金ヲ払ウ価値ガアッタ、ソレダケダ。」
キリヤ「・・アバヨ。」
カランカラーン
「・・・・」
「面白い男だ。」
・・・
人気のない路地で、キリヤは深海へ電話する。
キリヤ「オウ、ホッポ、チャント留守番シテルカ?」
キリヤ「ソウカ、偉イナホッポ。」
キリヤ「・・ナァ、コレハ命令ジャナイガ・・」
キリヤ「地上二行ッテミナイカ?」
キリヤ「エ?ドウシテカッテ?」
キリヤ「地上の裏ッカワ二旨イ飲食店ガアルンダヨ、カニピラフシカネェガ、中々旨インダゼ!」
キリヤ「ワリィ!ソンダケダ!ジャアナ!」ピッ
キリヤ「・・サテ。」
・・突然なんだよ、俺に解雇通告を告げられたのは。
俺も知らんがなんかやらかしたみたいで・・・
キリヤ「オッサンガ言ッテイタ事モ気ニナルシ・・・マダマダ偵察、続ケルカ。」
- Re: 艦隊これくしょん〜くろがねの提督〜 ( No.12 )
- 日時: 2016/04/11 20:36
- 名前: たくっちスノー ◆xai/jAXg7A (ID: FQTjFHIQ)
飲食店を抜けた先にも、ホームレスや飢え死にした者で溢れていた
キリヤ(・・・裏通リダモンナ、表へ出レバマァマシナ光景ガ見ラレルダロ)
キリヤ(今度ハチャント、体ヲ全部隠シテ・・・)
キリヤが大通りを出ると・・・
キリヤ「・・商店街、カ。」
大通りには、どこにでもある普通の商店街、だが・・
キリヤ(ナンカ、活気ガネェナ)
キリヤ(マアイイ、ホッポニ、オ菓子デモ買ッテヤルカ)
【駄菓子屋】
キリヤ「コレイクラダ?」
「ああ、5000円になるよ。」
キリヤ(・・・ン?ヤケニ高イナ、高級ナノ買ッタ覚エ無イゾ?)
「ごめんなお客さん、最近インフレでね。」
キリヤ「ナンダインフレカ、ナラ仕方ネェナ」
・・・
キリヤ「クソッ、金ガモウナクナリソウダ、ヤッパアノオッサン二金払ウンジャナカッタゼ」
トゥルル〜
キリヤ「アア、オレダ。」
レ級「ネェ提督、アタシ今日ノ晩御飯刺身ガイイ!」
キリヤ「・・ハ?」
レ級「ソレモマグロノネ!ジャアオ願イネ提督!」ピッ
キリヤ「・・・アノ野郎、アイツノ大根ダケワサビ醤油ヲ浸ケテヤル!!」
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